世の中「詐欺」と呼ばれる悪事がはびこっています。
最近ではオレオレ詐欺ならぬ振り込め詐欺なんかがクローズアップされていますが、ネット上でも詐欺は溢れていますね。
私の場合は、最近Amazonをかたる詐欺メールが何回か届いているので、注意喚起の意味でこの記事を書きたいと思います。
最近は文面もかなり手が込んで来ていて、パッと見では「あれ?公式からのメールかな?」と思えてしまう物も多いです。
Amazonなど有名なサイトを詐称する詐欺は多いので気を付けたいものです。
悪い事を思いついて実行しちゃう人が一番悪いのは確実だが、それに騙されてしまう人がいる事も詐欺師を助長させてしまうのだ。
今回はそういった詐欺メールに焦点を当てて、詐欺と見抜くための術をお伝えしようと思います。
フィッシングメールにご注意
私が頻繁に受け取る詐欺メールはフィッシングメールに当たります。
フィッシングメールというのは、ニセのサイトなどに誘導してクレジットカード番号やパスワードを盗もうとする目的で来るメールな。
例えば、
「あなたのパスワードの期限が切れたので、このリンク先で入力してね!」
「あなたのクレジット番号が一時的に使えなくなっているから、リンク先で再度入力してね!」
とまぁ、こんな感じです。
注意深く見て注意深く考えれば引っかかる事のないメールのようにも思えますが、心当たりがあったり、焦っていたりすると危うく引っかかりそうになる事もあり得ますし、ネットの知識が乏しかったり判断力が弱くなっているお年寄りだったりするとあっけなく引っかかることだってあるのです。
その意味で、少しでもフィッシング被害を減らせればいいな、とこの記事を書いてみる事にしたのです。
幾つか実際に来たフィッシングメールを例として挙げてみますね。
Amazonを詐称したフィッシングメール その①
↓まずはこんな詐欺メールです。
日本語がこなれているので、パッと見は「あ、クレジットカード情報の更新が必要なのか!」と納得してしまってもおかしくない文章になっています。
しかしよく見れば詐欺的な部分は浮彫です。
おかしな所を見て行きましょう。
Fromが怪しい
誰から来たのかをよく見ましょう。
ここでは「rensheng01@m34.coreserver.jp」からメールが来た、という事なので、Amazon全く関係ないしおかしいですよね。
このメールアドレスのドメインを調べてみてもいいですね。Amazonは関係ないはずです。
まぁAmazonっぽいメアドから送ってくることもあるから注意な
~様が名前ではない
グレーアウトさせていますが、ここには私のメールアドレスが入っています。
本物のAmazonであれば私の氏名を知っているはずですから、”メールアドレス”様は明らかに失礼ですよね。
でも、自分が普段見慣れているメールアドレスですから違和感を持ちにくいかもしれません。
要注意です。
ということで、それらしい日本語のメールであっても、細部まできちんと確認してみて事が必要です。特に何か情報を書き込ませようとしているメール文の場合は。
Amazonを詐称したフィッシングメール その②
↓続いてこちらです。
こちらも日本語はそれっぽいですが、細部はでたらめです。
見てみましょう。
やっぱり送信元がザル
これも誰から来たのかと送信元を見てみると「asmozon@s110.coreserver.jp」となっていて明らかにおかしいですね。
若干amazonに似せている所が涙ぐましい努力ですが、おかしいものはおかしいですよ。
あと、やっぱり灰色のグレーアウト部分は私のメールアドレスになっています。本物なら私の名前を知っているはずですからおかしいですね。
リンク先はきちんと確認しよう
リンク先をそのまま見てみると、一見本物っぽいんですよ。
でも、右クリックなどでリンクそのもののURLを確認すると全然違う文字列が出てきました。
amazone-infoって・・・。似せているけどamazonじゃないね。
ということで、相手はリンクを踏ませてクレジット番号などを盗もうとするわけですから、そのリンクのアドレスなどはこちらとしてもきちんと調べてみるべきでしょう。
まとめ
ということで、Amazonを騙ったフィッシングメールについて、実例を挙げておかしな部分を指摘してみました。
とにかく、メールに書かれたリンク先でパスワードやクレジットカード番号の記入を行う事は絶対にしてはなりません。
メールで「このリンク先で情報入れてね!」と言われても、それを信用しちゃいけないよ、ってことね。
いつも自分が使っているサイトにブックマークなどでアクセスして確認してみる事を心がけましょう。
ネット上の詐欺は溢れています。それらを回避できるかどうかは、自分がしっかりと詐欺と見抜けるかどうかにかかっているのです。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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