元々災害の多い日本ではありますが、ここ最近は規模自体も大きくなっているように感じます。
最近では2019年10月の台風や豪雨が記憶に新しい所です。
地震による揺れや台風による風・雨で、人間が作ったインフラはいとも簡単にその機能を停止する・・・
災害によって電力が途絶える、なんて事はいつ何時自分に襲い掛かってくるか分かりませんし、その際に情報収集手段の最も重要なスマホ・携帯電話のバッテリーが切れてしまう事ほど恐ろしい事はありません。
今回は、安価で手軽にモバイル機器の電力を確保でき、災害時に威力を発揮するガジェットをご紹介したいと思います。
発電・モバイルバッテリー機能付きラジオ
まずはラジオ機能に加えて発電・蓄電・給電機能など多彩な機能が盛り込まれた「多機能ラジオ」をご紹介します。
災害時にテレビが見られなくなったとしても、ラジオであれば低電力ですし電波もよく届くから情報収集に使える可能性が高いのがラジオの利点ですね。
ラジオは古臭いとバカにする事なかれ
という事で、ラジオが家になかった快晴さんぽは、ラジオ買っておかないとな~とAmazonをブラブラしていたら、色々な機能を持った安価なラジオがあったのでポチったのです。
それらの機能というのが、
・ラジオ(FM・AM)
・SOSアラーム
・LEDライト
・太陽光発電
・手回し発電
・モバイルバッテリー
という事で、災害時に役立つ機能がてんこ盛りなのです。
非常に安いので、品質としてはそこそこですが、ラジオも普通に聞けますし、発電・蓄電・給電機能も問題ありません。
↓小型で扱いやすい形状をしています。片手で楽々持てますね。
↓ラジオのチューナーが付いています。また、SOSアラームボタンやバッテリー残量計もありますね。
↓上面には太陽光パネル。太陽光さえあれば充電できるわけです・・・!
↓手回し充電機能付きです。
太陽が出ていなくとも、己の体一つあれば充電など容易いのだぁ!!
↓microUSBでの充電、Type-A USBでの給電が可能です。
↓実際に問題なくスマホに充電可能です。
一家に一台配備しておくべきガジェットだと強く感じました。
太陽光パネル付き大容量モバイルバッテリー
1回充電できれば良い、という程度であれば上記のラジオについたバッテリーから給電するのでも事足りるのですが、場合によっては複数台充電する必要があるかもしれません。
そんな時に役に立つのが「太陽光発電機能付きの大容量バッテリー」です。
20000mAhを超えるバッテリー容量を誇りますので、一般的なスマホを5回~10回程度充電可能なアイテムですね。
これなら家族分のスマホを充電できる。
↓片手で持てるほどの大きさで、ラクラク持ち運び可能です。
↓片面に太陽光パネルが搭載されています。
↓上面にはライト機能や入出力機能が集約されています。
このサイズの太陽光パネルだと、満充電にするためには1日や2日といった時間を要しますが、太陽光パネルが付いているのと付いていないのとでは雲泥の差です。
もしもの時の備えとなるのです。
いざという時のスマホ充電のために一台確保しておきたいアイテムですね。
ソーラーチャージャー(太陽光発電機)
上記ラジオや大容量モバイルバッテリーには太陽光パネルは付いてはいるのですが、小型なので満充電にしようと思えば数十時間を要します。
商用の電力が絶たれていて緊急の場合にはそこまで待ってはいられない可能性があります。
そんな時は商用電力と同程度のスピードで充電できる「ソーラーチャージャー」が役に立ちます。
↓折り畳んだ状態のソーラーチャージャーです。非常にコンパクト。
↓折り畳んだ状態なら持ち運び楽々ですが、広げると結構な面積になります。
この面積が発電量に直結するのだ。
↓こんな感じでスマホをポケットに入れて充電可能です。夏の暑い時期だったので保冷剤なんかもセットしてみました(笑)。USB Type-Aの出力コネクタから出力します。
↓パネルを広げて太陽に向けます。この状態で既に充電が開始されています。
↓ある程度の太陽光があれば5V/1.5A程度で充電できるので、コンセントからの充電と同等レベルで充電できますね。
モバイルバッテリーの充電すら切れてしまった時は自然エネルギーに最後の望みを託します・・・!
大容量ポータブルバッテリー
小規模な災害、小規模な停電であれば、上記でご紹介したモバイルバッテリー等で対応可能ですが、大規模な停電時にはもっと大きな容量のバッテリーを持っていないとじり貧になってしまいかねません。
という事で、Jackery Tuned by JVCの「大容量ポータブルバッテリーBN-RB3」を紹介したいです。
容量としては311Wh(86,400mAh)を誇りますので、スマホであれば20回以上充電できますし、ACアダプタ出力機能もあるのでテレビの駆動なども可能になってきます。
大容量ポータブルバッテリーは長期化する停電に対する備えとしての一つの正解だ。
↓日本のメーカーが手掛けているという事で、作りはかなりしっかりしています。
↓ずっしりとした重さはありますが、片手に乗るくらいのサイズ感なので持ち運びも楽々。
↓スマホへの充電模様。全く問題ありません。
↓AC100Vでも問題なく動作します。
AC出力はAC100V/2Aで200W(瞬間最大400W)までなので、テレビやパソコンくらいは駆動できそう。
このAC100V出力機能を持っている点が普通のモバイルバッテリーとは異なる点であり、家にある家電を動作させ得るキラー機能なのです。
災害時の停電に対する備えとして一家に1台あると安心できるアイテムですね。
まとめ~災害時に役立つガジェット・アイテム~
以上、電力関連で役立つ防災ガジェットをご紹介しました。
こういった物は、平時から準備しておかないといざという時に役に立ちません。
凶暴化する最近の自然災害に立ち向かうための最低限の準備はしておきたい。
スマホなどのモバイル端末は災害時の情報収集に欠かせません。
そのスマホへ電力を供給し続けるためにこういったアイテムを手元に置いておく必要性を感じる今日この頃です・・・。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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