LenovoB590を安価に入手!WindowsXPで昔のゲームを遊んでみた!

パソコン・ガジェット

昔遊んだゲームって、なぜか妙に懐かしくて、たまにやってみたくなりませんか・・・?

私も最近は最新ゲームなどはほぼ遊んでいませんが、ニンテンドークラシックなどで懐古的なゲームの遊び方をしたりしています。

大学生の頃はパソコンを持ち始めで、興味津々でPCゲームなんぞにハマっていた時代がありまして、その頃のゲームソフトは今でも押し入れにしまってあったりします。

 

実は子供が街歩き系のゲームが好きみたいで、ニンテンドークラシックスーパーファミコンの聖剣伝説2で歩き回るのが楽しいらしいです。

で、昔、ZweiZwei2といった、Falcom(ファルコム)のファンタジーアクションRPGを遊んだなぁというのを思い出し、子供にぴったりじゃん!と考えたのです。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

FalcomのアクションRPGって画が可愛らしくて子供受けが良いと思われる!

 

↓Zweiはこんな感じのゲームです。ホンワカ雰囲気のアクションRPGですね。

 

↓Zwei2はこんな感じ。グラフィックの表現力が上がっていますね。

 

今メインで使っている最新のPCでもインストールできるかも知れませんが、せっかくなので当時のようにWindowsXP機を用意して試してみました!

しかもノートPCです。まがりなりにも3D能力を必要とするゲームなので、さぁどれくらい動くかわくわくしながらパソコンを選んでみました。

 

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ノートPC Lenovo B590を入手

ヤフオクで物色していると、HDD無しでBIOS起動確認済みの中古美品「Lenovo B590」を発見しました。

↓15.6インチのディスプレイを持つ大柄のノートPCです。(写真はSSDを組み込んでWindowxXPをインストールした後の状態)

 

こいつは無骨なビジネスモデルで、企業で使っていたものが流れてきたのでしょう。

安いSSDを突っ込むことを前提に落札しました。

Lenovo B590のスペック

B590は第三世代のIntel Coreシリーズ(Ivy Bridge)の流れをくむCeleronを搭載していて、動きはキビキビしています。

スペックを見ておきましょう。

CPUCeleron 1005M 1.90GHz 2コア2スレッド
メモリDDR3 SDRAM(1600MHz)4GB
グラフィクスIntel HD Graphics
ディスプレイ1366×768 TN液晶
Wi-FiIEEE802.11.n
光学ドライブDVDスーパーマルチ

 

液晶はTNなので視野角は狭いですが、真正面から見る分には不便は感じませんね。

最低限のスペックですが、遊びで使う分には問題ないでしょう。

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Lenovo B590の外観

↓裏ぶたはネジ二つで簡単に開きます。

メモリや2.5インチHDD(SSD)には簡単にアクセス可能ですが、CPUへのアクセスはこのままでは困難です。

CPUの交換も目論んだのですが、ネジを大量に外してケーブルも外してキーボードも外して、と大がかりになりそうだったので諦めました。。

まぁこのCPU・内蔵GPUでゲームをする分には全く問題はなかったのでOKとします。

↓キーボードにはテンキーも装備されています。Enterキーの下の矢印キーとShiftキーの配置が若干特殊なのが微妙です・・・。まぁこいつでタイピングをするわけではないので良しとしましょう。

 

WindowsXPのインストール

Zweiは結構古いゲームなので、OSはWindowsXPを使いました。

WindowsXPって第四世代以降のCoreシリーズだとドライバが用意されていないので、ギリギリWindowsXPに適合できそうな第三世代Intel Coreの一種であるCeleron 1005Mを使う事にしたのです。

 

HDDなしの状態で入手したので、120GBの安価なSSD(Crusial BX500)を購入して組み込みました。それにしてもSSDは安くなりましたねぇ。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

昔128GBの東芝製SSDを5万円くらい出して買った思い出が・・・汗

 

↓再掲の写真ですが、WindowsXPの画面を久々に見て懐かしさがこみ上げました・・・!

 

もちろん、サポートの切れたOSですので、ネットワークには繋がずにゲーム専用で使っています。

Lenovo B590の性能

第三世代の最低ラインのCPUを搭載したB590の性能はいかほどのモノか、確認してみました。

CPUの性能

↓Cinebench15が動作不能なので、Cinebench11.5を動かしてみました。

 

Cinebench15だとSingle68、マルチ128程度の性能みたいですね。

↓比較のために表にしてみました。Cinebench15での比較です。

Cinebench15シングルマルチ
Atom Z8500(ASUS Transbook T100HA)27106
Celeron 1005M(Lenovo B590)68128
Core M 5Y10c(DELL Venue11Pro 7140)77205
Core i5 8600(メイン機)180977

 

今回のCPU Celeron 1005Mは、Atomの中でも比較的高性能とされるCherry Trail世代のAtom Z8500よりもはるかに高性能です。

体感的にはシングルスレッド性能が大きく寄与しますから、2倍以上のシングル数値を持つCeleron1005Mであればそれなりに動くわけです。

 

第五世代Coreの流れをくむ評判の高いCore M 5Y10cのシングル性能と同程度ですね。

デスクトップ向けCPUである Core i5 8600と比べると全く歯が立ちませんが、ネットサーフィンやオフィス作業には特に支障ない性能と言えるでしょう。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

CPUは大丈夫と分かった!ではGPU性能はどうか・・・!

CPU性能とグラフィック性能の評価

まず今回の目的のゲームであるZweiとZwei2の要求性能を見ておきましょう。

ZweiZwei2
CPUPentiumII/400MHz以上
PentiumIII/500MHz以上推奨
PentiumIII/866MHz以上
Pentium4/1.6GHz以上推奨
メモリWin98/Me 96MB以上
Win2000/XP 128MB以上
Win2000/XP 512MB以上
Win7/Vista 1GB以上
グラフィックVRAM16MB以上で
DirectX5以降
VRAM64MB以上で
DirectX9.0c以降

 

まずCPU性能ですが、Zweiは大したことないですが、Zwei2の必要CPUにPentium4 1.6GHzが挙がっているので、今回のB590のCeleron1005MとPassMarkスコアで比較してみましょう。

PassMarkスコア
Pentium4 1.6GHz129
Celeron 1005M1808(1コア900程度)

 

Celeronは2コアあるので、1コア分に換算してしてもPentium4 1.6GHzの数倍の性能である事が分かります。CPUの性能進化はすごいですね。今回のゲームを遊ぶ上では全く問題ないでしょう。

 

続いて3D性能について見てみます。

Zwei2の最低グラフィック性能は上記表のとおりですが、推奨グラフィック性能は「GeForceFX以降またはRADEON9500以降を搭載したビデオカード、もしくはIntel 915G/910G以降のチップセットのオンボードグラフィック」となっていまして、これもオンボード型番を確認すると恐らく問題ありません。

念のため手持ちの古いグラフィックボードの性能を見て比べてみました。3DMark05という古い3Dベンチマークソフトの結果です。

3DMark05スコア
Geforce 6600GT3678
Intel HD Graphics(1005M内蔵)4381

 

CPUが違うので単純な比較はできませんが、Geforce6600GTはGeforceFXの次の世代のGPUですので、それよりもスコアが高いという事は今回のゲームを遊ぶ性能としては全く問題ない、と言えるでしょう。

Celeron1005Mに内蔵されているiGPUはIntel HD Graphicsであり、EU数は6です。
iGPUのEU数を8倍した数値(48)が、Geforceで言う所のSP数に当たると言われていますから、GeForce 8600GT(SP数32)を超える程度の性能はあるものと考えられます。

ということで、3D性能的にも恐らく問題ない、という事が確認できました。

内蔵GPU性能の進化も凄まじいモノがありますね・・・!

 

↓ちなみに、参考までにドラゴンクエストXベンチマークを回してみました。

 

1280×720の標準画質でも「重い」という判定になってしまいましたので、最近の3Dゲームの中では軽い部類のドラゴンクエストXであっても厳しい結果となりました。

Celeron 1005Mの内蔵GPUは最新の3Dゲームをやるには力不足ですが、一昔前のゲームをやる分には力を発揮してくれそうです。後ほど確かめてみます。

 

 

ディスク性能

SSDはCrusialのBX500(120GB)を使っています。

↓Crystal Disk Markの結果はこんな感じです。

 

ドライバもちゃんと当てているのに、特にランダムアクセスでイマイチ性能を出し切れてはいない気もしますが、これはWindowsXPの制約という事でしょう。

とは言えHDDよりは遥かに速いので、体感性能としては全く問題ありません。

Zwei、Zwei2で遊ぶ

↓性能が確認できたところで、Zwei、Zwei2をインストールして早速遊んでみました!

 

どちらも拍子抜けするほど全く問題なく動作しますね。CPU使用率も50%程度に留まっていますので、余力がある感じです。素晴らしい・・・!

↓ほのぼのしたZweiの風景、ノスタルジー。

 

↓動きの激しい戦闘場面も全く問題なしです。

 

↓より高い性能を求められるZwei2も普通に動きます。グラフィックの表現力がZweiよりも上がっていますね。

 

↓ダンジョンの中の動作も問題ないですね。

 

子供に遊ばせてみると街中探検やダンジョン探索などが楽しいらしく、熱中していました。

名作は色あせないですね・・・。

まとめ

久々のWindowsXPの画面にテンションが上がってしまいました!

そしてノートPCのCPU・内蔵GPUで全く問題なく動作するZweiZwei2といったアクションRPGのゲーム、懐かしくて楽しめました!

パソコンの性能の進化というのは面白いモノです。かつて高性能と言われたGPUの性能を、Core i世代の最低レベルのCPUの内蔵GPUが大きく超えてしまっているという現実、隔世の感。

10年後のパソコンはどうなっているでしょうか。今から楽しみです。

 

今回、パソコンは中古で3,000円程度で手に入れましたし、ゲームも手持ちの物を使いました。SSDも新品で2000円台でしたしOSも手持ちを使えましたから、総額で見てもとても安価に構築できました。

パソコンや昔のゲームメディアを手に入れたい場合は、ヤフオクなどのオークションサイトを使うのも手です。

出来るだけ安く買いたい場合は、「オークファン」で過去の相場も確認してみると良いでしょう。物を売る時にも相場を確認出来たりしますので、とても面白いサービスです。

懐古厨でも良いのです。昔楽しかったものは今も楽しいのです!

自分の好きな事をやりましょう!

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