昔はマンガン乾電池、ちょっと前はアルカリ乾電池、そして今はニッケル水素充電池ばかり使っている快晴さんぽです。
いや~、充電池は本当に便利ですね。昔は価格が高かったですが、今は手軽に買える値段になりました。
eneloopが充電池の火付け役みたいなイメージがある
今やパナソニックだけでなく、様々なメーカーが充電池を作っていますよね。
今回、「Amazonベーシック充電式ニッケル水素電池 単4形8個パック (最小容量750mAh、約1000回使用可能)」を購入しましたので、そのご紹介となります。
また、合わせて充電池の経済性・コスパ、つまりアルカリ乾電池と比べてどれほどお得なのかについての検証もしてみたいと思います。実際に金額をはじいてみました。
我が家では定期的に電池を交換する電化製品が結構あるので、充電池は本当にエコで助かっているのだ!
今まで充電式電池を使っていなかった方はぜひ参考にしてください。
我が家の電池の使い方
単3型・単4型を問わず、我が家で電池を使う家電製品を列挙してみます。
・マウス
・キーボード
・階段・廊下用人感センサーライト
・小型懐中電灯
・テレビなどのリモコン
・子供のおもちゃ
・目覚まし時計
・電動歯ブラシ
などなど、思いつくだけでも結構ありますね。
特に、暗い階段や廊下に設置している「人感センサーライト」は一つにつき単4電池を3つ必要とし、それが複数個あります。
暗い階段や廊下に設置する事で、転倒防止などに役立っているのだ!
そして人が通る度に発光しますので、かなりの速度で電池が消耗していくわけです。
2週間で12個くらいの単4電池を消費するレベルだな
↓人感センサーライトのレビュー記事は下記を参考にしてください。
充電池以外の電池を使った場合、ものすごい勢いで新しい電池を買わないと追いつかないレベルなわけですよ。
だから我が家では充電池を多用するようになったのだ・・・!
充電池の経済性・お得度・コスパをアルカリ電池と比較
とは言え、充電池って1本当たりの単価が高いイメージありますよね。
実際高いんですよ。単4充電池は単4アルカリ乾電池の4~5倍とかいう値段に達します。
しかも、充電池って充電器が必要ですよね。それがまた数千円するわけです。
充電池コストかかり過ぎ・・・
と思うのも無理はありません。
しかし、ランニングコスト(充電する時の電気代)は充電池の方が圧倒的に低い、という事実を忘れてはいけません。
つまり、下記の表の通りのコストになると考えて下さい。
初期コスト | ランニングコスト | |
充電池 | 大 | 圧倒的小 |
アルカリ乾電池 | 小 | 小 |
アルカリ乾電池も単体で見ると大して高くはないんですが、充電池のランニングコストを考えるとコスト的には全く歯が立たない、という結果になるのです。
特に長く使った場合は圧倒的です。
実際にコスト比較をしてみましたので参考にしてください。
電池1本でのコスト比較
まずは電池1本で考えてみます。
充電器1台、充電池1本、アルカリ乾電池1本を使って比較です。
・充電器:3,000円
・充電池:1本170円
・アルカリ乾電池:1本40円
という前提で考えてみました。
また、単4充電池1本を充電すると電気代がいくらかかるのかを明らかにしておきます。
まず単4充電池1本の容量を800mAhとすると、800mAh × 1.2V = 0.96Whとなります。
1kWh(1000Wh)の電気代単価を27円とすると、0.96Wh ÷ 1000Wh × 27円 = 約0.026円、という計算結果となります。
単4電池1本を充電する時の電気代はわずか「0.026円」!!
ということでほとんどタダみたいなものだという事が分かります。
電気的なロス等も考慮して単4乾電池1本を充電するのにかかる電気代は0.1円程度と考えて置けば十分でしょう。
↓電池のコストを比較してみました。このグラフは横軸に充電回数(アルカリ乾電池の場合は本数)、縦軸がコスト(円)を表しています。
上記グラフによると充電池を80回ほど充電した時点、つまりアルカリ乾電池を80本消費した時点でコストの逆転が起こっています。
充電池は初期コストがかかりますが、それ以降の充電による電気代は微々たるモノです。逆にアルカリ乾電池は消費するたびに40円が飛んでいく事になるわけです。
80本以降はずっと充電池の方が低コストだし、コスト差は開く一方なのだ。
電池20本で比較
私たちは電池一本だけを使っているわけではないですよね。我が家でも低く見積もっても20本以上の単4電池を同時に使っていますし、単3電池も結構使っています。
電池を多く使えば使うほどコスト差は開いていくと思われますので、単4電池20本を使っている時のコストシミュレーションをしてみたいと思います。
ざっくり言って1か月を掛けて20本の電池を消費していくという前提を置いて計算してみました。
我が家は人感センサーライトを複数付けているので、結構電池を消費するのだ!
↓横軸は20本の電池を充電する回数つまりは月数(アルカリ乾電池の場合は1カウントごとに20本を消費する事になります)、縦軸はコスト(円)です。
20回充電を8サイクル、つまり8か月経過した時点でコストの逆転が起こっていて、以降はアルカリ乾電池を使えば使うほどコストがかさむ事を示しています。
8年くらい経つとそのコスト差は7万円以上に達するわけだ・・・
しかも、単3電池を考慮に入れたり、単4電池をさらに多く消費するようになれば、もっと差が開くことになるのです。
この「コスト差」という現実を考えると、充電池を使わない手はない、とさえ思えてきます・・・。
Amazonの充電式ニッケル水素電池 単4形8個パック (最小容量750mAh、約1000回使用可能)
今回は「Amazonの単4型充電式ニッケル水素電池 (最小容量750mAh、約1000回使用可能)の8個パック」を購入しました。
↓パッケージはこんな感じです。簡素。
10%オフクーポンを使って1350円程度、つまり1本あたり170円くらいという事になりますね。
↓中身を取り出すとこうなっています。
↓黒い電池ってなんか良いですよね・・・!
実は「最小容量800mAh、約500回使用可能」という商品もあるのですが、「充電可能回数 = 電池の本数その物」なので、容量よりも充電可能回数を重視したのです。
充電による電気代がほぼタダなので、そういう計算をしてみたのだ!
つまり充電可能回数1,000回というのは、電池1,000本という事とほぼ同義なのです・・・!
↓この電池が1,000本分使える、と考えるととてつもなく安く思えます。
↓マイナス側はこんな感じです。
↓プラス側はこうなってます。
eneloop充電器にて全本数問題なく充電可能
実は充電器は以前から持っていたので、それを使って充電しています。
もう今まで何本充電してきたか・・・!
↓この充電器を使って、購入した8本のAmazon充電池を充電しましたが、何の問題もなく充電することが出来ました。
このeneloop充電器はかなり昔に買ったもので、単3も単4も充電できる優れものです。しかも両端は急速充電対応ですね。
しかも懐かしのSANYO時代の製品だ・・・
充電器もそんなに高い物でもないので、充電池と一緒にそろえて充電しまくりたいですね。
↓今充電器を買うとしたらこの辺でしょうか。単3形・単4形両対応で急速充電にも対応しています。
まとめ~充電池はコスパ最強!おすすめ!~
ということで、充電池の使い方やコスパについてご紹介してきました。
充電池とアルカリ乾電池のコスト差は、1本1本で考えると大した事ないように感じますが、何本も積み重なると無視できないほどの価格差に膨れ上がります。
特に大量の電池を使っている人の場合、充電池を使っていなかったら大損しているのと同じだ。
充電池は初期費用が高く思えるかもしれませんが、使い続ければ近い将来必ずアルカリ乾電池のコストと逆転して行きますので、ぜひこの記事を参考に充電池をそろえて使ってみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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