革靴って「歩く」「走る」という点では全く機能的ではありませんが、なぜか妙に惹かれるんですよね・・・。
社畜としてビジネスでも使えるしな・・・!
スペインの靴メーカー「マグナーニ」の革靴が大好きで、記事にもしています。
ただ、通勤時にサラリーマンらの履いている革靴を見てみると汚れがひどかったり色落ちや傷が激しかったりと残念な靴のオンパレードで悲しい気分になります。
個人的に靴の綺麗さとその人の信頼度って比例するような気がしているんですよね・・・!
今回は革靴が汚いとデメリットだらけだよ、という事と、簡単な靴磨きで革靴を綺麗にしちゃおう!という事で手間のかからない靴磨きの実践法をお伝えしたいと思います。
自分の靴、汚れてるかも・・・
というかたはぜひ参考にして頂いて、靴磨きをやってみて下さい!
意外と楽しくてはまりますよ・・・!
汚れや傷が目立つ革靴の残念さ
街行くサラリーマンの足元の残念さは、その人そのモノの残念さにも繋がってしまいます。
革靴がボロボロだったり汚かったりすると何がまずいのかを確認しておきます。
単純に汚らしい
汚くてボロボロの革靴を履いている人の足元は単純に汚らしいんですよね。
つま先が色落ちしてボロボロ、かかとは擦り減りまくり、泥なんかも付いてる・・・。
そんな靴を履いている人は周囲の人を不快な気分にさせている、という自覚を持った方がいいですね・・・。
周囲の人にどう見られているかをよくよく考えた方が良い。
「いや、別に人に見せるために靴を履いている訳じゃない」、という反論も聞こえてきそうですが、周りの人にわざわざ嫌なモノを見せてあげる必要もないんですよね・・・。
気配りが出来ないと思われる
自分の足元すらも小奇麗に出来ない人は他人に対しても気配り出来ないんだろうな、というイメージを持たれてしまう可能性が高いです。
自分の事すら出来ない人は他人にも気を遣えない、当たり前のことですね。
外面じゃなくて内面を見ようよ!
というトンチンカンな事を言い出す人もいますが、結局その内面が外面としての革靴の汚さに現れているという事を理解しましょう。
「たかが靴が汚いだけで・・・」という考えを捨てて、「靴から綺麗にしてみよう!」と思えると良いね。
仕事が出来ないと思われる
同様に、足元に気を遣えない人は仕事でも力を発揮できない人なんだろうな、と見られるのがオチです。
特に営業職などで社内外多数の人とやり取りをする場合は、足元の手入れがされていない人は軽んじられる恐れがあります。
あぁ、靴が汚いまま我が社を訪問しているという事は、我が社はその程度に見られているという事か。はっ!
てな感じに思われてしまうのは想像に難くありません。
どこかを訪問するのなら、最低限の身だしなみは確保したいものです。
靴の機能が落ち寿命が早まる
靴をメンテしない場合、ダメージを受けた部分から浸水したり汚れ・傷が拡大したりと、靴の寿命を早めてしまう事になります。
革靴の値段もピンキリではありますが、値の張る靴を履いてメンテナンスをしないのは、とてももったいない事です。
特に私のように毎日満員電車に揺られる場合、靴は踏まれたり突かれたりと連日ダメージを受けます。
2週間も何の手当もしなければ、つま先の色が落ちて傷が目立ってきてしまいますよ。
せっかくの革靴、あっという間に履けなくなってしまってはとても残念です。
女性は足元を見ている
女性は本当に細部まで見ていますね。感心してしまいます。
女性は足元を結構見てるのよ・・・
革靴の汚さなんて一発で見抜かれるでしょうね。。特に女性は汚れや傷を気にする人が多いように思います。
また逆に革靴が綺麗な状態なら好印象を持ってもらえるのではないでしょうか。
私も女性から
さんぽさんの靴、お綺麗ですね!
なんて声をかけてもらった事も何度かあります。
革靴が綺麗だからモテる、という事はないかもしれません。
しかし、少なくとも汚くてマイナスの印象を与えるよりは、綺麗にしておいて好印象を持ってもらった方が良いに決まっていますよね。
簡単で手間のかからない靴磨き法
両足分で5分もあれば出来ちゃう簡単な革靴手入れ法をお伝えします。
週末に短時間でササっとやってしまいましょう。
靴を綺麗な状態に保てれば心もさっぱりして気分がいいぞ!
↓まず磨く前の靴がこんな感じです。私の手持ち「マグナーニ」の濃い目の茶色の革靴ですが、隔日で2週間くらい履くとこんな感じでつま先の色が薄れ汚れも付いてきます。
この状態から綺麗にしていきたいと思います。
ブラシで汚れを落とす
まずは埃や泥など、革靴に付着した汚れを落とすためにブラッシングをしましょう。
靴の表面にサササッとブラシをかけるだけです。
お風呂で言えば、湯船に浸かる前にまずシャワーで体の汚れを流す感じだな。
↓使っているブラシは「コロニルのブラシ」です。
↓こんな感じで靴全体をブラッシングします。
コバ部分など汚れが溜まりやすい場所に対して重点的にブラシをかけると良いと思います。
布でクリームをすくって付けて塗り込む
着なくなったTシャツなどの布を流用して、「靴クリーム」を靴に塗り込みます。
靴クリームはシュークリームとも言うな。甘いお菓子じゃないよ。
↓布はなんでも良いですが、柔らかい着古しTシャツなどが安上がりで良いと思います。
私は濃い茶色の革靴を履くことが多いので、「コロニルのダークブラウンの靴クリーム」(リンク先はブラック。他の色を選択できます)を使っています。
自分の靴の色に合った靴クリームを選ぼう!
↓使い古しているのでクリームがかなり減ってきてしまっています。買わねば・・・。
↓布にクリームを適量付けます。
↓ダメージの激しいつま先や側面・かかとなどを中心にクリームを塗り込みます。
↓忘れがちなのがかかと。結構色が薄くなっちゃってます。
↓革靴にシュークリームを塗り込んでいる場面を動画にしてみました。本当は片手で靴を持って他方の手で布を持って塗り込みますが、動画撮影のため靴を床に置いての塗り込みになってしまいました(笑)
この時点では光沢などは出ていなくても大丈夫です。
時間がなければ、最低限つま先だけでもクリームを塗ろう!
布を大きく使って磨く
↓クリームを塗り込んだ後は、布を使って磨いていきます。
布の綺麗な部分を使って磨いていきます。
そんなに強くこする必要はないので、布を大きく使って撫でるような感じで磨いていきましょう。
布で磨くことで光沢が出てくるぞ・・・!
磨くことでクリームが靴に馴染んでいくので、靴の表面に光沢が出てくるのです。
この光沢にうっとりするようになったら、もう靴磨きマニアです(笑)
コーティングと光沢のためにポリッシュ(ワックス)を使う
ここをやるかやらないかは任意ですが、「さらに光沢が欲しい!」、或いは「靴を保護するためにもう少し何かしたい!」という場合にやってみて下さい。
靴用の「シューポリッシュ(ワックス)」を使います。私はどんな靴色にも合うようにニュートラルを使っています。(リンク先はブラック。ニュートラルなど他の色を選択できます)
↓ポリッシュは固いので布に付ける時は少し力が要るかも知れません。
↓同じく布を使ってポリッシュを靴に塗り込みます。つま先をメインで塗れば良いと思いますよ。
↓ポリッシュを付けたあと磨き込むことで、光沢が増していくのが分かると思います!
この更なる光沢に、やっぱりうっとりしますね・・・!(変態)
靴磨きのビフォーアフター
ここまで5分程度あれば出来ます。靴磨きが好きな人はもっと長時間丁寧に磨き込んでも良いでしょう。
↓磨いた後はこんな感じになりました。色の抜けなどが修復できました。
↓靴磨き後の革靴を玄関で見てみました。かなり履き古しましたが、やはりマグナーニの靴は美しい・・・。
↓磨く前と後で比べてみました。左が靴磨き前、右が靴磨き後です。
皮のカスレや色の抜けも改善され、少なくとも不快感を与えるような見た目は脱する事が出来たのではないでしょうか。
まとめ
以上、革靴が汚い事のデメリットと簡単なお手入れ法をお伝えしました。
靴は手入れすればそれだけ長持ちしますし、周囲の人に対する印象も変わってきますから、ぜひ1週間、或いは2週間に一度のルーチンワークとして組み込んでみて欲しいですね。
そんなに時間もかからないしね。
綺麗になった靴を見ると気持ちもさっぱりしますので、「靴磨き」オススメです。
自分の革靴、ボロボロだったかも・・・
という方はぜひ参考にしてください。
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