小学生1年生の子供のために、何か面白い「脳を鍛える系」の本がないかと物色していたら、「10歳までに遊んできたえる算数脳パズル」というモノを見つけたのでご紹介です。
これは非常におススメ。全ての小学生低学年~中学年の子供へ!
子供の吸収力ってすごいですよね。昨日出来なかったことが今日出来るようになってる、なんて日常茶飯事です。
この算数本を使って子供の能力アップを加速させることが出来ます。
算数的思考力っていろんな所で役立ちますので、鍛えておいて損はないなぁと日頃から思ってるのですよ。
子供が楽しく取り組める能力アップ本ないかなぁ
という方にピッタリですので、ぜひ参考にしてください。
対象年齢
「10歳までに」と銘打たれている通り、概ね小学校中学年くらいまでが対象となっています。
高学年の子でも空間把握能力や論理思考力が未熟な子には使えそうだ。
では何歳くらいから取り組めそうかと言うと、自分の見立てでは「保育園・幼稚園の年長さんから」といった所です。
場合によっては年中さんくらいからでも行けるでしょう。
出題意図の把握が難しいようなら親が教えてあげれば大丈夫です。
あとは子供に任せて忍耐強く見守ってあげるだけです。
口を出したくなってもグッと我慢だ・・・
この本を全部を解き終わる頃には「論理思考力」「平面図形力」「空間把握能力」「出題の意図を読み取る力」が大きく伸びているはずです。
中身をチラっと
少しだけ中身をご紹介です。多種多様な算数パズル系の問題がズラリです。
飽きさせない工夫も随所にあってとても親切な作りになっていますよ。
平面図形能力
↓こんな感じの問題が出てきます。これは4つの点を結んで正方形を作ろうといった問題ですね。
ちなみに子供が解いたあと笑
これによって平面の図形を把握して解決する能力が身につくわけです。
平面図形問題は全ての図形問題の土台です。まずは基本的な部分を身に付けてもらいましょう。
これ以外にも沢山の平面図形問題が登場します。子供が分からなそうなら手助けしてあげて下さい。
空間把握能力
↓ちょっと難易度が上がりますが、空間図形的な問題も数多く登場します。
立体図形問題は中々理解するのに苦慮するみたいですね。
そういう場合は実際に別の紙を切って問題の図形を作ってみたり、なんて工夫も出来ますから子供と一緒にやってみましょう。
論理思考力
↓規則性とかルールを理解して解いて行く類の問題もあります。
出題者の意図を把握して、的確に回答していく力が身についていきますよ。
結局社会に出てから必要なのは課題を理解して対策を実行していく力です。まずその”課題を把握する”という段階でつまづく事がなんと多い事か。
こういった出題意図や課題をつかむ能力を伸ばすにはうってつけです。
迷路問題
箸休め的に迷路問題も出てきます。
これも平面図形的な力を養うにはとても良いトレーニングです。
うちの子は迷路を解くだけじゃなく自分でも作るようになりましたよ、迷路を。
自分で考えながら作るのは脳への良い刺激になるようです。
1テーマ4問あってだんだんと難しく
1テーマには4問の問題が収録されています。
で、
・1問目は簡単
・2問目は1問目をちょっと難しくしたレベル
・3問目はさらに難易度アップ
・4問目は少し理解力を飛躍させる必要あり
といった感じで出題されて行きます。
↓1問目・2問目はこんな感じ。簡単簡単。
↓3問目・4問目になると「結構ムズいな・・・」となります。良いバランスです。
4問目などは大人でも「ん?」と一旦止まってしまうようなレベルの問題もあって、結構歯ごたえがあります。
子供が挫折しないようにリードしてあげて下さい。
子供が大好きなシールが付属!
1テーマ4問を解き終わるごとにシールを1枚貼っていく形式になっていて、子供に「問題解いたから貼って!」と言われてシールを貼るのが私の仕事です笑
↓問題を解き進め、残りわずかとなったシールたち・・・!
子供ってなんであんなにシールが好きなんですかね。キラキラ可愛いモノが好きな事の延長のような気もしますが。
とにかく問題を解き進める原動力になっていることは確かです。
シールを綺麗に貼らないと怒られるのだ・・・そこだけは注意な。
マンガで飽きさせない
1テーマ4問を解いた後に、2ページのマンガが挿入されているのも特徴です。
ここには問題の回答であったり、問題を解くための考え方・ヒントのようなモノが書いてあります。
面白おかしく描いてあるので、子供も楽しみながら読んでいるようです。
問題だけだとどうしても単調になってしまうから、マンガの挿入はうまい仕掛けだ。
大容量のボリューム
約400ページ、問題数にして250問を誇る大容量です。
これだけあれば結構な時間を掛けて取り組めますので、脳の能力アップには良いトレーニングになりますよ。
↓最終ページ。特別問題がある。
また類題のような出題が繰り返し出てきますので、似たような問題を何回も解くことにより力が確実についていきます。
1日1テーマ計4問を解いていけば約2か月、1日3テーマ12問を解いていけば約20日で解き終わります。
子供のやる気や能力に合わせて設定してあげるといいのではないでしょうか。
まとめ
ということで「10歳までに遊んできたえる算数脳パズル」のご紹介でした。本当におススメです。
実際、小学1年生の子供の算数力と言いますか、様々な思考力が大きく伸びた事を実感しています。
学校の勉強は簡単すぎるようだな
また、楽しんで解けるのも良いですね。学校の勉強だけだと無味乾燥になりがちな所、良いアクセントになってくれたようです。
うちの子は2018年11月中旬時点であと50問くらいのところまで来ました。
途中中断していたので結構時間は掛かっているが、それでもまた戻って解きたくなる魅力があるようだ
途中「分からない~」なんて泣き言を言ったりもしていましたが、なんとか解いてきましたね。
小学1年生にとってはそれだけ骨の折れる問題もある、という事ですが解き続ける事で我慢強さも身につきそうですよ。
親は子供に続けさせるのが仕事だ。そのためにシールを貼ったり一緒に考えたり、飽きさせずにやらせるのだ。
ぜひ子供に与えてみて下さい。楽しみながらどんどん解いていく様子を暖かく見守りましょう。
マンガでわかる! 10才までに遊んできたえる 算数脳パズル250
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
コメント