ダメ!と抑圧されて育つ子供は果たして幸せになれるのか?親の務めとは

子供

子供のやること成すことなんでも「ダメダメ」いう親っていますよね。

頭ごなしのダメ!
否定ばかりのダメ!
イライラしてるからダメ!

街中で「ダメ!」を聞くと、叱られている当の子供でなくても嫌な気分になります。

 

ここでは「ダメ」が子供に与える悪影響と、ではどうやって子供に伝えればいいのかについて考えてみます。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

うちにダメダメ言う人がいるから、教育方針を見直したい・・・!

 

と個人的にも思っています。

 

自分が、或いは家族が「ダメダメ」言いまくるご家庭の方は、「ダメ!」の言い方について考えるきっかけにしてもらえればと思います。

 

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我が家の「ダメダメ」さん

うちでは、子供の母親、つまり私の奥さんが何でもかんでも「ダメダメ」言ってます。

もう本当、毎日何度言うのかと思うほど。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

そして何度たしなめた事か・・・

 

なかなか聞く耳を持とうとはしませんね。人間20を過ぎればもう考え方も固まってしまって考え方を変える事は相当に困難な事なのでしょう。

 

子供の事を想ってのこと、というのは理解しているつもりです。

「子供が危ない目に合わないように」

という考えから、「あれダメこれダメ」と言うのでしょう。

 

しかしそれで本当に良いのでしょうか?

子供が危ない目に合わないように先回りして抑圧することが本当に子供のためになるのでしょうか・・・?

 

子供に痛い目を見せるのもまた教育

子供の危険の芽を前もって摘んでしまう事だけが子供のためになるわけでは無いのだという事を言いたい、ぜひに言いたい。

(特に奥さんに言いたい!!!)

ということで子供への「ダメダメ」攻撃をしてしまう人に対して持論を書き殴ってみます。

 

行動の結果を体験させる

子供は当然様々な経験が少ないわけです。

自分の行動がどのような結果に繋がるかは、経験をしてみなければ理解できるはずもありません。

 

大人はそれを理解しているからこそ子供に「ダメ!」と言ってしまいがちですが、グッとこらえて、子供に行動のその結果まで見せてあげる事も必要ではないかと思っています。

 

 

子供に最後までやらせてみるのです。子供がやろうと思ったことを途中で止めさせてしまっては子供の自主性を摘んでしまう事になりかねません。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

もちろん子供の動きに注意しておかないといけないけどね。そこは大人の責任

 

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子供が自覚しなければ成長しない

そりゃぁ、本当に死ぬような可能性のある危ない事をさせる行動は未然に防がなければなりません。

例えば道路で遊んだり、落ちたら骨折では済まない様な所に登ったりとそんな行動です。

 

しかし転んでひざを擦りむくとか、ちょっとどこかにぶつかるくらいの危険であれば最後までやらせてみるのです。

そして案の定痛い目を見て泣き叫んでしまうような状況になってしまったのなら、その後に親がきちんと教えてあげれば良いかと。

「こういう行動をすると怪我するからね」

って。

 

子供の行動を止めずに最後までやらせて、子供が自分で「痛い・つらい」経験をさせてあげるのも子供の成長には必要だと考えます。

子供は自分で痛みを自覚して成長していくのです。

 

痛みを知らない子供の末路

親に何でも「ダメ」と言われて危険な目に会ってこなかった子供は痛みを知らずに育つことになります。

その結果として、何をやると苦痛を受ける事になるかの経験がないためさじ加減が分からずに、いつか大失敗をしてしまう可能性も高くなるでしょうね。

 

何をどこまでやるとまずいのかを自分の経験値として持っていないから、大破局的な行動に出てしまうのです。

 

さらには他人の痛みすらも分からない人間になってしまう可能性が大いにあります。どこまでやれば他人が嫌な思いをするかが分からないんでしょうね。親が何でも止めてしまっていたから。

そうなれば人間関係の構築に難儀する事は目に見えてしまいます。

痛みを知らない子供の末路です。

 

自分で考えない人間にしてはいけない

親から前もって「ダメ!」と押さえつけられてしまう生活を続ければ、子供は何をするにも思考を停止させて自分で考えない人間に育って行ってしまう。

「親がああ言ってるから」

と、親の言葉をただ盲目的に信じ、自分で考える事を諦めてしまいます。

そうなれば社会の荒波の中で自分を確立させることが出来ずに沈んで行ってしまう事になってしまうかもしれません。

 

或いは逆に親に抑圧され過ぎて、

「親のいう事は聞かない!」

という人間に育ってしまう可能性もありますね。ただただ親の言う事の逆をやっているに過ぎない場合は、やはり自分で考えているとは言えないでしょう。

そんな子供にしたいんですかね?「ダメダメ」言う親は・・・。

 

子供との関わり方

なんでも「自由にどうぞ」と子供を放任すれば良いと言っている訳ではありません。

子供のしつけのために厳しくする事も必要です。

どのような言葉を子供に示し、どのような態度で接していくべきなのかを考えます。そして我が家でもそれを実践していきます・・・。

 

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親の教育方針

自分はある程度は子供に何でもやらせたい派、奥さんは何でも止めたい派、バランスが取れていると言えなくもないかもしれません。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

子供の教育方針でもめる事もしばしばだけども・・・

 

正直、子供の成長のために親の教育方針をちゃんと決めたいところですね・・・。

ともかくも「なんでもダメダメ」は本当に抑えてもらわないとマズイ事になる気がするので、次のような接し方を考えています。

 

「ダメ」だけではなくちゃんと説明する

「ダメ」という意思を伝える場合に、単純に頭ごなしに叱る行為は最低限止めたいのです。

「おまえはダメだ!」
「そんな事してたらダメだ!」
「やめなさい!ダメ!」

とガミガミ言うのではなく、なぜダメなのか、なぜ怒っているのかを丁寧に説明するべきなんですよ。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

それを面倒くさいからと諦めてたら、子供にとっては単なる人格否定に聞こえてしまう

 

「車に引かれるかもしれないから道路で遊ばないようにしようね」
「ハサミは指も切っちゃうから注意しようね」

なんて形で説明してみます。

どれだけ子供とコミュニケーションを取れるかです。

 

否定の言葉をやめる

イライラして否定の言葉ばかり使っちゃってませんか?

 

意識しないとやりがちですけど、否定言葉ばかり聞いてたら子供は自分の楽しい未来を描けませんよ。

「早く着替えなきゃご飯の時間ないよ!」
「早く着替えられれば大好きなお肉沢山食べられるよ!」

 

「急がないと遅刻しちゃうよ!」
「早く行けば友達と一杯話せるよ!」

 

「勉強しないと試験に落ちるよ!」
「勉強すれば好きな学校に行けるよ!」

 

などなど。どちらの言葉を聞きたいでしょうね、子供は。

意味としてはどちらも大差ないですが、子供の受け取り方としては雲泥の差ですよ。

子供が楽しくなれるような言葉を掛けてあげませんか?

 

まとめ

ということで、子供への「ダメ!」の伝え方について考えてみました。

子供の行動をダメの一言で終わらせてしまうのではなく、なぜダメなのかの説明を織り交ぜたり、否定ではなく肯定の言葉で締めくくったり、いろいろ工夫できるはずなんです。

 

それを親の怠慢でカリカリ怒りながら「ダメ!」で片付けてしまっていては子供にとって良くない結果に繋がってしまうんだと親は自覚すべきですね。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

自分も含めてな・・・

 

そして、時には「ダメ!」をグッとこらえて子供にあえて「痛い目を見せる」ことも時には必要です。

子供が自分で経験しようとしている事を止める必要はないです。

「ダメ!」以外の方法で子供と接してみませんか?

 

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