快晴さんぽは持病である「パソコンいじりたい病」の発作が起こる度に意味もなく(?)パソコンを買っていじっているのですが、きちんとしたメインパソコンを別で持っています。
それが
・Core i5 8600
・32GB DDR4メモリ
・NVMe SSD 480GB
・GeforceGTX 1050Ti
というスペックを持つデスクトップパソコンです。
ブログは主にこのパソコンで書いていますね。動画エンコードや写真加工、3Dゲームなどをそこそここなしてくれる良いマシンです。
そして、ノートパソコンについてもちょっと昔のパソコンを中古で購入していじって遊んだりしていますが、ちゃんとした”メイン”の”サブノートパソコン”を持っているのです。
メインのサブとかもうワケ変わらんな
そしてそのノートパソコンが「ASUS ZenBook UX310UQ」です。
このノートパソコンは自宅のリビングに鎮座して、家族が使うパソコンとして活躍しています。
この後スペックをご紹介しますが、UX310UQはメインマシンとしてでも使える性能を持ったコスパ抜群のノートパソコンです。
しかも外観もスタイリッシュなのよ。
今でも使える、安価でカッコよくて性能も抜群のノートパソコン「ASUS ZenBook UX310UQ」をご紹介します。
正直かなり気に入ってます(笑)
ASUS ZenBook UX310UQはスタイリッシュで高性能なノートパソコン!
何度も書いちゃって恐縮ですが、「ASUS ZenBook UX310UQ」は
・安価
・スタイリッシュ
・3Dゲームも遊べるほど性能が高い
という三拍子そろったノートパソコンです。
さらに、ノートパソコンってディスプレイがしょぼかったりする場合も多いのですが、UX310UQの液晶は視野角が広くてコントラストも高い良い液晶だな、と感じています。解像度も高いですし。申し分なしです。
公式にはIPS液晶とは謳ってないけど、IPSにしか見えないんだよな・・・。
ASUS ZenBook UX310UQのスペックや外観を見ていきます。
ASUS ZenBook UX310UQのスペック
スペックを見ていきます。2016年発売の機種ですが、今でも十分通用する仕様です。
CPU | Core i5-7200U |
メモリ | 8GB 2133MHz |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce 940MX |
ディスプレイ | 1920×1080 13.3型ワイド ノングレアTFT液晶 |
光学ドライブ | なし |
カードリーダー | SDXCカード |
無線 | 無線LAN:IEEE802.11 ac、Bluetooth:ver.4.1 |
USBポート | USB3.1(Type-C)×1、USB3.0×1、USB2.0×2 |
映像出力 | HDMI×1 |
OS | Windows 10Home 64bit |
サイズ | (W)32.3 ×(D)22.3 ×(H)18.35 cm |
重量 | 1.4kg |
非常にバランスのとれたスペックです。
そして再度の紹介ですが液晶の品質が非常に良いですね。視野角は広いし発色・コントラストも申し分ありません。これは特筆ものです。
2016年当時、日本製でこのクラスのスペックのノートパソコンを買おうとすれば、15万円~20万円くらいはしたんじゃないかと思います。
そのレベルのパソコンが10万円程度で買えたのですから、ASUSのノートPCのコスパは凄まじいと言わざるを得ません。
ASUS ZenBook UX310UQの外観
UX310UQの外観を見ていきましょう。
↓天板を前面に手に持ってみました。同心円状のラインがオシャレ。非常にスタイリッシュなシルバー色です。
↓開くとこんな感じです。ディスプレイとキーボードにはカバーを付けています。家族で乱雑に使うとすぐに汚れていってしまうので・・・。
↓キーボードは打ちやすいキーピッチを確保しています。ただ、右上の電源ボタンの位置が特殊で間違って押してしまいそうなので、OS起動中の電源ボタンは無効にしました。
↓裏面はシンプル。
↓右側面にはUSB TypeA(USB2.0)×2、SDカードスロットがあります。薄型な筐体の割にTypeAポートが豊富なのが心強いです。
↓左側面にはACアダプタポート、USB TypeA(USB3.0)×1、HDMI出力ポート、USB TypeC(USB3.1)、ヘッドホンマイク端子があります。やはりインターフェース類は豊富ですね。これだけあれば困る事は少ないでしょう。
↓液晶の視野角を見てみました。元はノングレア液晶ですが保護シートを付けている関係で反射がありますね。それでもこの視野角の広さですから非常に見やすいです。
いやぁ、シンプルでスタイリッシュな外観が気に入っています。
余計なゴテゴテは要らんのだよ。
ASUS UX310UQの性能・ベンチマーク
このコスパ抜群のノートパソコンの性能を見るためにベンチマークをしてみました。
ストレスなく動いてくれる、という裏付けを垣間見る
CPUベンチマーク
全体の動作に影響を与えるCPUの性能を見てみます。
↓まずCPU-Zの出力結果を貼っておきます。
Kaby Lake世代のUシリーズのCPU、Core i5 7200Uを積んでいます。家族用の普段使いPCにぴったりな低消費電力CPUですね。
↓CineBench R15の結果はこうなりました。
シングルが100を超えていますので、Windows10はサクサク動きますね~。
加えてCine Benchの結果を他のCPUと比較してみました。ノートパソコン用・デスクトップパソコン用入り乱れましたが、参考までに。
CB R15 | シングル | マルチ |
i5 7200U(2.7GHz、2C/4T) | 124 | 323 |
i3 5010U(2.1GHz、2C/4T) | 85 | 200 |
CoreM 5Y10c(1.0GHz、2C/4T) | 77 | 205 |
Pentium G3220(3.0GHz、2C/2T) | 112 | 213 |
i5 3340M(2.7GHz、2C/4T) | 116 | 272 |
i5 3470T(2.9GHz、2C/4T) | 108 | 273 |
Celeron 1005M(1.9GHz、2C/2T) | 68 | 128 |
i5 8600(3.1GHz、6C/6T) | 180 | 977 |
さすが第7世代目のCPUだけあって、例えば第3世代のCPU(3340Mや3470T)と周波数やコア・スレッド数が同等でもベンチマークスコアは上を行きますね。
第7世代くらいまではCPUの進化が鈍化してた、なんて言われるけど、地味にレベルアップしてたんだろうな。
CPUの性能はパソコンにおける全ての作業に関わってきますから、なるべく低消費電力で高性能なCPUを選びたいものです。
3Dベンチマーク
UX310UQはCPU内蔵GPUだけでなくディスクリートGPUとしてGeForce 940MXを搭載している点が大きな特徴です。
そのおかげもあって、ノートパソコンとしては相当に高い3D性能を備えているわけです。
GeForce 940MXのスペックを見ておきます。
コアアーキテクチャ | Maxwell |
DirectX | 12.0 |
Shader数 | 384基 |
テクスチャユニット数 | 24基 |
ROP数 | 16基 |
Pixel Fillrate | 18.0 GPixel/s |
Texture Fillrate | 26.9 GTexel/s |
メモリ | 2G DDR3 64bit幅 |
↓GPU-Zの結果も貼っておきます。
GeForce 940MXのShader数は384ありますので、内蔵GPUの性能とは一線を画すものと思われます。
Core i5 8600が搭載する内蔵GPU インテルUHD Graphics630と、Geforce GTX 1050Tiも合わせて性能を比較してみたいと思います。
3Dベンチマーク、行ってみよー!
ドラゴンクエストX
比較的軽めの3Dベンチマークソフト「ドラゴンクエストX」で測ってみました。
↓結果です。設定は1920×1080の標準画質となります。
意外なことにGeforce 940MXがUHD630に負けちゃってます。GPUの性能として負けているとは思えないですが、CPUの性能が940MXにとって力不足みたいですね。
実際、他のテストではCPUの性能を表すPhysicsスコアについて、i5 7200Uがi5 8600の1/2~1/3程度になっていました。
CPUのパワーが足りないながらも、3D性能としてはi5 8600に肉薄するくらいまで持って行けているので、それがディスクリートGPUの力、という事になりますね。
ファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルド
それなりに重たいベンチマーク「ファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルド」で負荷を与えてみました。
↓結果はこんな感じです。設定は1920×1080高品質、DirectX11です。
「設定変更を推奨」ながら、Geforce 940MXがUHD630に対して13%ほど勝っていますね。ノートPCのGPUとしてこれは中々素晴らしい。
ドラゴンクエストXは軽い部類でしたが、FF14はそれなりの負荷がかかります。
940MXは重めのベンチマークで力を発揮するみたいですね。
デビルメイクライ4
派手な演出の割に軽めの3Dベンチマーク「デビルメイクライ4」も測ってみました。
↓結果はこんな感じです。設定は1920×1080、DirectX10.0です。
Geforce 940MXはUHD630に対して3割前後劣っています。やはり軽めのベンチマークではスコアが伸びないみたいです。
それでも、ノートパソコンであってもフルHDで遊べそうなパワーは素晴らしいです。
ラストレムナント
エントリークラスGPUにとっては中量級のベンチマークソフト「ラストレムナント」を回してみました。
↓結果はこんな感じ。設定は1920×1080です。
Geforce 940MXはUHD630と比べてFPS的に2割弱劣っています。
解像度を落とせば遊べそうではありますね。
3DMark
3DMark(2013年当時発表)も実行してみました。設定は初期状態から特に変えていません。
重たいシーンが多いFire Strikeのスコアを見ると、UHD630に対してGeforce 940MXが勝っていますね。そしてその他軽めのベンチマークでは負けています。
ここまでの傾向を考えると、重いベンチマークではディスクリートGPUとしてのパワーを発揮して相対的にスコアが上がり、軽いベンチマークはCPUの方が効くので内蔵GPUであるUHD630に負けてしまう場面が多い、ということになりそうです。
ただ、FireStrikeははGeforce 940MXであってもカックカク状態・・・。GeforceGTX 1050Tiには遠く及ばない。
とは言え、ノートPCの3D性能としては特筆ですよ。この薄型の筐体にディスクリートGPUを搭載するASUSの心意気が素晴らしい!
SSDのベンチマーク
搭載されているSSD256GBの速度をCrystalDiskMarkで計測した結果がこちらです。
一般的なSATA3.0接続のSSD速度ですね。
NVMe接続のSSD速度と比べれば遅いですが、ランダムアクセス性能が高いのでWindowsの動作はサクサクです。
OSがHDD上にあるパソコンはもう使いたくないよね・・・。
CPU負荷時の温度とファンのノイズは
↓CineBench R15を回している時のCPUの温度はこんな感じです。
70度後半で踏みとどまっていますね。さすがはUシリーズのCPUというところでしょうか。
この程度なら性能低下の心配もない。
アイドル時とWebブラウジング時程度ならファンの音はほぼ聴こえませんね。
ベンチマークで負荷を掛けるとファンが高速回転してそれなりの音はしますが、周囲に生活音があればそれほど気になるものでもありません。許容範囲ですね。
この辺りも、低消費電力・低発熱のUシリーズCPUを搭載している恩恵と言えそうです。
まとめ
以上、AUS ZenBook UX310UQのレビューをお伝えしました。
高品質なディスプレイとディスクリートGPUを搭載しマルチメディアもこなせるスタイリッシュなノートパソコン、と言えます。
何をするにもサクサク動いてくれるのでお気に入りなのだ。
発売から年数は経っていますが、今でも通用するナイスなノートパソコン「ASUS ZenBook UX310UQ」、おススメです。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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