結婚したいけど、いい人がいない・・・
婚活疲れちゃったな・・・
なんて方々が巷に結構います・・・。
突然ですが日本人の未婚率は次のようになっています。(2015年国勢調査結果)
20代前半 | 20台後半 | 30代前半 | 30代後半 | 40代前半 | 40代後半 | |
男性 | 95.0% | 72.7% | 47.1% | 35.0% | 29.3% | 25.2% |
女性 | 91.4% | 61.3% | 34.6% | 23.9% | 19.1% | 15.3% |
↓グラフにするとこうなります。40代後半であっても男性の場合は4人に一人、女性の場合は6.5人に一人は未婚、という事になります。
さらに「結婚できる確率」を考えてみると、
・40代前半の男性が結婚できる確率:2%程度
・40代前半の女性が結婚できる確率:3%程度
となっていて、40歳を超えてからの結婚はかなり狭き門であるという事実があります。
さて、結婚をしない理由は数あれど「結婚相手への要求事項が過度」なために相手が見つからないという場合も多そうです。
自分もアラフォーだが、周囲の結婚していない人の話を聞くと「そりゃ結婚できんわ・・・」という人が少なからずいる。
とは言え、
自分が相手に要求するレベルは高くなんかない!普通の人でいいの!でも何故か結婚できないの・・・。
という方も多いと思います。
そりゃぁ、「普通」の人なんていくらでも居そうに思いますよね。「普通」というのは多くの人が兼ね備えていそうな性質ですからね。
でも、「普通」ってそんなに簡単なことなんでしょうか・・・?
「普通」の人ってそんなに多く存在するのでしょうか・・・?
今回は、婚活で相手に「普通さ」を求めると結婚できないよ?というお話です。
普通の人でいいのに結婚できないとはどういう事なのか、探ってみます。
婚活・結婚における相手の「普通さ」を求めるのは悪手なのか
婚活での相手に求める「普通」とはなんなのか、なぜ普通を求めると結婚できないのかを具体的な数値で見てみます。
普通は意外とハードルが高い・・・!
婚活における相手の「普通さ」って何
相手に求める「普通さ」、それは例えば
・顔は並でいい
・年収も平均的な額を稼いでくれていればいい
とまぁ、そんな感じでしょうか。
そりゃぁ、
・アイドル並のルックスで年収2,000万円以上の人と結婚したい!
という、”選ばれし者”を求めるなど非現実的な考えを持っている人が結婚できないのは当然のように思えますが、普通だけを求めるのであればいかにも控えめで結婚相手も簡単に見つかりそう、というのが直感ですよね。
ところがどっこい、普通を求める人も場合によっては超希少な”選ばれし者”を求めている事があるんですよ。
そう、知らず知らずのうちに門戸を狭めてしまっているのです。
しかし相手に普通を求める人はそれに気付かない。だからいつまでも相手が決まらない、そんな迷宮に迷い込んでしまうのです・・・。
普通の人でいいのに何で結婚相手が見つからないんだ・・・
という方は直感だけでなく、理論的な事も頭の片隅に置いておきましょう。
求める「普通」の人がどれだけいるのか
「普通」という観点で、例えば平均的な年収450万円程度の人であればそれなりの人数がいるでしょう。
しかしですよ、さらにそこから年齢は30代前半とかって絞ってしまうと一気に対象者が減ります。
カラクリはそういう事です。
「普通を掛け合わせると一気に対象が減る」というわけなんですね。
具体的な確率として確認してみましょう。普通の条件は下記のような感じになると思います。
身長が普通 :50%
ルックスが普通:50%
性格が普通 :50%
収入が普通 :50%
年齢が普通 :50%
家柄が普通 :50%
それぞれ単独の項目であればそれなりの人数が見つかるでしょう。普通であれば文字通り全体の50%くらいはいるのではないでしょうか。
つまり、例えば「性格が普通であれば他の条件はどうでもいい」という要求だけであれば、それなりの人数が見つかるはずです。
相手の収入や見てくれはどうでもいい、自分が稼ぐし相手のルックスも不細工でも良いんだ。でも性格だけは普通の人が良い。
という場合ですね。この条件であれば相当数候補が見つかるでしょう。
そう、条件が単独ならばそんなに困りはしないだろう、単独ならば・・・
普通も掛け合わせると超希少種となる
しかし、これらの条件全てを同時に求めたらどうなるでしょうか。計算してみます。
0.5×0.5×0.5×0.5×0.5×0.5 = 0.015625 →約1.6%
なんと、1.6%という相当な希少人材になってしまいました。65人に一人、学校の2クラスに一人程度しかいない逸材レベルとなります。
そして求める”普通”の項目が増えれば増えるほどこの確率は下がっていく。
そして、そういう普通の人はとっくに結婚しているわけですよ。
だから、自分が結婚できなくて焦っている中で結婚相手に「複数の普通」を求める事が相当な悪手である事がご理解いただけたのではないでしょうか。
相手に求める条件は”普通”の事だから大丈夫、ではないのです。その”普通”が多すぎないかを自問してみて下さい。
少し厳しい事を言えば、身長もルックスも収入も年齢も普通じゃなきゃ嫌だ!というのは「自分は結婚できません」と言っているのと同義である事を自覚するべきですね・・・。
まとめ
という事で、婚活における「相手は普通の人で良い」という要求条件には落とし穴があるよ、というお話でした。
普通も掛け合わせるととんでもない狭き門になるのだ。
相手への要求が”普通”のレベルであっても自分が結婚相手を見つけられずにいるのであれば、要求条件を見直して緩和できるところは緩和していかないと、良い相手には巡り合えないでしょう。
実際に自分もそれなりに妥協した、ハズ・・・。
相手に求める条件は”普通”ではなく、もっと具体的な条件にしてみると突破口になるかもしれません。
例えば自分の趣味がアウトドアだから、アウトドアを好きな人が良いな、などなど。趣味が合う人ならば感性も合う可能性が高くなりますからね。
婚活がうまくいかないな、という方は参考にしてください。
https://kaisei-eigo.com/cannot-marry-reason
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