TOEICで役立つおすすめ問題集・教材はコレだ!パート5・6編

TOEICの教材・問題集

TOEICのリーディングにはPart5・6・7とありますが、ここではPart5・6用の問題集をご紹介します。すべて私が自分で購入し、900点を取るまで継続して実践した問題集です。

 

Part5・6の問題はいわゆる文法や語彙力がモノを言う問題が中心となります。個人的な感覚ですが、重複なしで1000問程度をこなすと、解けない問題はなくなる、というレベルに達する事を実感しています。

 

ここでは各教材を評価しています。評価指標は下記の通りです。

対象Partその教材が対象とするPartを表します
想定スコア(下限)最低限このスコアを持っている人向けの教材
想定スコア(上限)このスコア近辺を目指す人に適する教材
設問数収録されている設問の数
おすすめ度★5段階でお勧め度を表します。

おすすめ度★★★★★であれば、文句なく誰にでもおすすめしたい教材となります。

 

では、さっそく紹介していきます。

 

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新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編

Part5メインですが、Part6用の問題も収録されていて、全部で130問を解くことが出来ます。
徐々に難易度が上がっていく構成となっています。

対象Part想定スコア(下限)想定スコア(上限)設問数お勧め度(★5段階)
Part5・6400730130★★★★★

 

概ね素直な問題が多いと感じます。時折出てくる難しめの問題がピリリと効きます。

 

開いて右のページが問題、めくった裏側が解答ページとなります。この構成は解きやすいですね。解説もかなり丁寧です。正解の選択肢だけでなく、間違いの選択肢もなぜ間違いなのかを説明してくれていますので、全ての解説を読み込めば、文法問題の基礎は完成するはずです。

 

 

新TOEIC TEST パート5 特急 400問ドリル

Part5用の問題をこれでもかと、400問解くことが出来ます。

 

300ページの中に400という問題数を詰め込んでいるため、解説は簡素です。語注は付いていますが、必要最低限と考えたください。よって、まずは上で紹介した「特急 急所アタック編」などで基礎を固めた上で本書に取り組むことをおすすめします。

とにかく大量に問題を解きたい人にはうってつけです。

 

対象Part想定スコア(下限)想定スコア(上限)設問数お勧め度(★5段階)
Part5500800400★★★★★

 

最初に解く時は時間がかかると思いますが、2回、3回と解くごとにスピードが上がるはずです。テンポよく解けるようになると、TOEIC特有の文法パターンが身についてきた証拠となりますので、繰り返し実践しましょう。

 

新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6

まさに900点を目指す人にはぜひ使ってほしい問題集です。

問題の出題形式は「文法特急2 急所アタック編」と同じでPart5・6用の問題集です。問題数も同じ130問となっています。新形式対応となっています。

 

違う点は、難易度がかなり高い所ですね。。一度解いただけではさっぱり定着しない問題も多いでしょう。(私もそうでした・・・)とは言え、理屈が丁寧に書かれた解説をしっかり読んで、繰り返し解くことで体に叩き込む事が出来ます。730点以上のレベルになってから取り組むのが良いと思います。

 

対象Part想定スコア(下限)想定スコア(上限)設問数お勧め度(★5段階)
Part5・6730990130★★★★

 

本書には、著者からの上級者向けメッセージとして

「必要のない部分を読まずに解くテクニック」ではなく「英語を英語のまま素早く処理する力」です。700点向けの攻略法を用いたままで900点を目指すと
スコアはいつまでも伸び悩みます。

とあります。空欄前後だけに囚われる解き方では行き詰まりますよ、と言っているわけです。

英語教育の功績と弊害 和訳を止めて英語のまま理解するには
小学校、中学校、高等学校と英語ってかなりの時間、勉強していますよね。それなのに英語に苦手意識を持つ人が多いのは何故なんでしょう。英語教育の良い所と改善すべきところを考えてみたいと思います。

 

英語を英語のまま素早く読み、サクっと回答していく、そしてテンポよく次の問題へ。そんなサイクルがこの高難度の問題集でも出来るようになれば、900点は近いと言えます。ぜひ実践してみてください。

 

新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5

900点特急第二弾です。相変わらず考えさせられる問題が多い良著です。Part5用の問題集となっていて問題数は145問あります。これがさくさく解けるようになればPart5(波及してPart6も)はこっちのもんですよ。

やはり730点以上のレベルになってから取り組むのが良いと思います。

1回では理解できずとも、解説が丁寧なので繰り返しこなし、頭に叩き込んでいきましょう

対象Part想定スコア(下限)想定スコア(上限)設問数お勧め度(★5段階)
Part5730990145★★★★

 

900点特急第一弾もそうですが、高難易度の問題と言っても、奇問という訳ではなく、理屈がしっかりしていて解説を読めば理解可能な問題ばかりです。

 

「TOEICは難しい問題が出ないから、こんなの解かなくてもいいんじゃない?」という意見を見たりしますが、TOEICでもひっかかる問題って、数問出ますよね。800点、900点を目指す上で、そういった問題に対しても「ブレない・惑わされない」力を身につける事が大切になってきます。もちろん簡単な問題でもひっかかる、見落とす、という事も結構あります。しっかりと考えるクセを付けられますので、見落としなどが多い人にもうってつけでの問題集です。

 

この問題集を解くことで、「惑わされずに解いていく」、そんな感覚を養ってほしいと思います。

 

TOEIC TEST 千本ノック!

Part5・6攻略用の問題集です。問題の質も良く、繰り返し解くことでレベルの底上げが可能になるでしょう。

現在は新形式対応版「千本ノック! 新形式対策 絶対落とせない鉄板問題編」が発売されていますね。私は1日1分レッスン 新TOEIC TEST 千本ノック!の中で比較的新しい第5弾(122問),第6弾(122問),第7弾(143問)を解きました。新形式のPart5・6の大部分に対応していますので、今でも効果的な問題集です。

対象Part想定スコア(下限)想定スコア(上限)設問数お勧め度(★5段階)
第5弾Part5・6500800122★★★
第6弾Part5・6500800122★★★
第7弾Part5・6500800143★★★

 

ガンガン問題を解いて行くのに非常に役に立ちました。ただし、「~では英文の意味が通りません」といった解説も多く、若干突き放し気味ではあります。よって解説の丁寧な特急シリーズで基礎力を付けた後に解くとスムーズに解いて行けると思います。

 

↓上が「千本ノック! 新形式対策 絶対落とせない鉄板問題編」、下が「1日1分レッスン! 新TOEIC TEST 千本ノック! 5」です。

 

 

↓上が「1日1分レッスン! 新TOEIC TEST 千本ノック! 6」、下が「1日1分レッスン! 新TOEIC TEST 千本ノック! 7」です。

 

 

まとめ

Part5・6用の問題集をご紹介しました。紹介した問題集を次の表でまとめておきます。

対象Part想定スコア(下限)想定スコア(上限)設問数お勧め度(★5段階)
文法特急2 急所アタック編Part5・6400730130★★★★★
パート5特急 400問ドリルPart5 500800400★★★★★
900点特急 パート5&6Part5・6 730990130★★★★
900点特急Ⅱ 極めるパート5Part5 730990145★★★★
千本ノック5Part5・6 500800122★★★
千本ノック6Part5・6 500800122★★★
千本ノック7Part5・6 500800143★★★
合計1,192

 

ここで紹介した問題集をこなすことで、重複なしで1,000問超の量をこなすことが出来るので、Part5・6で解けない問題はなくなるはずです。いずれの問題集も適度な分量で、問題の質も良いので、自分のレベルに合わせて解いていければバッチリです。

TOEICスコア900を達成するために必要な問題数 何問解けば良い?
TOEICの勉強時間はよく話題になりますが、どれだけの量(問題数)をこなしたかはあまり話題になりません。いくら時間をかけても問題を解かなければ知識が定着しませんので、解いた問題数も意識すると良いと思います。勉強に慣れてきたらスピーディに解いていきましょう。

 

↓Part6に特化した問題集も登場しています。「パート6特急 新形式ドリル」。「パート6は地味、だから差がつく」というキャッチコピーが秀逸です。

 

Part7に時間を残すためにPart5・6はテンポよくサクサク解いていきましょう、という戦略をよく耳にしますよね。確かにその通りです。

 

とはいえ、サクサク解いて正解率が落ちてしまってはもったいないです。問題集をこなして体に染み込ませ、サクサクしつつも精度良く解いて行きましょう。

 

ぜひPart5・6満点を目指して取り組んでみてください。

 

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