TOEICスコア900を達成するために必要な問題数 何問解けば良い?

TOEICの勉強法・テクニック

TOEICを受験するにあたって、「TOEICスコア□□点を達成するには○○時間以上の勉強が必要!」といった内容はよく話題に上がりますが、問題数で表現している所は少ないと思います。

 

本来、勉強した時間よりも、解いた問題数の方が重要なはずです。なぜなら、100時間かけて500問程度しか解いていないなら、スコアが上がるはずもないからです。

 

ここではTOEICスコア○○点を取るために必要な、こなすべき問題の数は果たしていくつなのかについて自身の経験を踏まえて考察します。

 

ここでは、複数回同一の問題を解いた場合も問題数としてカウントしています。むしろ、同じ問題を何回も何回も解くべきです。自分も同一の問題集を3回、4回と何度もこなしました。

 

また、問題数って何?と思われるかもしれませんが、TOEIC本番の問題数は200問です。イメージ出来ましたでしょうか?

 

さらに、「解いた問題の数なんて分かんないよ・・・」という方、おっしゃる通りです。
解いた問題の数など気にせず、どんどん勉強を進めた方が効率的です。

 

ただ、自分の勉強した問題集に何問の問題が載っているか、その問題集を何回解いたか、が分かれば、自分が解いてきたおよその問題の数は分かるかと思います。ざっと計算してみると、自分が今どの位置にいるのか大よそ掴めると思います。

 

解いた問題の数とスコアの推移想定は、続けてご覧ください!

 

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各スコアにおける必要問題数

自身の経験を踏まえ、これくらい解けば、ターゲットのスコアに達するであろうと思われる問題数を算出してみました。

 

あくまで個人の感覚ではありますが、凡人である私が結構まじめに取り組んだ結果、と捉えて頂ければと思います!

 

まず500点→600点(想定・・・L:330、R:270)

必要問題数:2,000問

500点から100点アップするには、200問程度載っている標準的かつ評判の良い問題集3,4冊程度を、3回解けば割と簡単に到達可能でしょう。ちなみに、ここでいう問題数とは設問数の事です。つまりPart7で言えば1題4つとか5つの設問がありますよね。その数をカウントしています。また先ほどもお伝えした通り同一問題を複数解いた場合もカウントしています。

 

とは言え、TOEICを解き慣れていない場合は、しっかり解説を読んでTOEICの勘所を自分のモノにしていく必要があります。TOEICにはパターンがありますので慣れてきたら、スピーディに解いていきましょう。

 

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次に600点→700点(想定・・・L:380、R:320)

必要問題数:4,000問(累積・・・500点→600点の際の問題数を含みます)

 

600点からの100点アップには、さらに2000問程度の上乗せで行けると思われます。500点台の時の問題集はもう何度も解いてしまって物足りないと思いますので、さらに若干難易度の高い問題集を解きましょう。

 

とは言え、分厚くて難問ぞろいの問題集を解く必要はありません。あくまで標準レベルのTOEIC問題を解いていけば、問題なく到達できるはずです。

 

そして700点→800点(想定・・・L:430、R:370)

必要問題数:8,000問(累積・・・500点→700点の際の問題数を含みます)

 

この辺から、点数が伸びにくくなる人もいると思います。いわゆる「壁」というやつですね。質の良い問題集で、さらに数もこなす必要が出てきます。

 

自分なりの効果的な勉強法が何なのか、を考えるようになる時期でもありますね。この辺りのスコアまで来ていれば、TOEICのパターンも効率的な解き方もある程度身体に染み込んできているはずですので、ダレずに解答問題数を積上げていきましょう。

 

ついに800点→900点(想定・・・L:480、R:420)

必要問題集:16,000問(累積・・・500点→800点の際の問題数を含みます)

 

500→800点までにこなしてきた問題のさらに倍の問題をこなす必要があると考えています。自分も900点達成までに解いた問題数を概算で計算してみたところ概ね16,000問ほどでした。

 

ここにも壁がある、と思われる方もいらっしゃると思います。しかしそんな壁を意識する必要はあまりありません。一気に駆け抜けるのです。

 

TOEICの勉強にも飽きてくる時期かもしれませんが、ここで短期間のうちに集中的に問題を解きこなしていくことで、ブレイクスルー的に「TOEIC力」が上がり、900点を突破する事になるでしょう。

 

16,000問という圧倒的な量をこなす事で900点というレベルまで到達できました。まさに「量質転化」です。

量質転化の法則とは?仕事も勉強も最初は「とにかくやってみろ!」
圧倒的な量をこなす事がいずれ質の向上へ繋がる、これが量質転化です。ぐずぐずしてないでまずはとにかくやってみる!これを大事にしてみましょう。

 

勉強時間と解いた問題の数

この記事ではTOEICを受験するにあたっての解くべき問題数について考えてみました。

 

ちまたではよく勉強した「時間」だけで判断している場合も多々見受けられるのですが、よくよく考えるとどれだけ問題を解いたか、が大事ですよね。

 

例えば、100問解くのに2時間かかる人もいれば1時間で終わる人もいると思います。

 

すると、
「100問2時間かかる人 → 100時間で5,000問」しか解けないのに対し、
「100問1時間かかる人 → 100時間で10,000問」の量を解くことが可能です。

 

どうでしょう。当たり前ですが、こなせる問題の量に2倍の差が出てきます。

 

500点レベルからの出発であれば、前者は700点台に留まり、後者は800点台くらいには到達している可能性が十分にあります。それだけ差がつくわけです。

 

最初は分からない問題だらけで解説を読みながらの勉強になりますから時間がかかるのも仕方ありません。しかし、ある程度慣れてきたら、或いは一度解いた問題を何回も解く場合は、スピーディに解いていくべきです。

 

とにかく量をこなすのです。自分も900点到達までとにかく量をこなしました。結局はどれだけの問題を解いたかが、自分の実力にしっかり反映されていくのです。

「100時間勉強したけど、解いた問題数は1,000問程度です」

というのではなかなかスコアは伸びないでしょう。いくら時間をかけても問題をこなしていなければダメなのです。(1,000問:本番試験5回分程度)

 

問題の質も必要ですが、まぁ評判の良い問題集を買っておけばまず間違いありません。(後日記事にしようと思います)

 

とは言え、効率があまり良くない勉強法があるのも確かです。次の記事をご参照ください。

なぜTOEICのスコアは伸びないのか 効率の悪い勉強法6選
頑張ってTOEICの勉強をしているのにスコアがさっぱり伸びない!とお嘆きのあなた。あなたの勉強法は目標達成に向けて効果的な勉強法ですか?スコアが伸びない時にありがちな勉強法を紹介しますので自分の勉強法と比べてみてください。

 

という事で、自身の経験からみて必要な問題数を表にしてみました。(同一問題の複数解答数も含む)。700点以降は100点伸ばすのに、解くべき問題数(設問数)が倍々で増えて行くのが分かると思います。スコアが上がるにつれ、スコアが上がりにくくなる、という事を身をもって実感したのです。

スコア推移必要問題(設問)数(累積)
500→600(L:330,R:270)2,000
600→700(L:380,R:320)4,000
700→800(L:430,R:370)8,000
800→900(L:480,R:420)16,000

 

凡人であってもきちんと勉強すれば取れる900点

いかがでしたでしょうか。TOEIC900点を達成するまでに必要な、解くべき問題の数、というものを自分の経験を踏まえて記載してみました。

 

リスニングとリーディングで分けるとどうなの?といった疑問もおありかと思いますが、バランスよく勉強した結果、と言うに留めたいと思います。

 

人によって違いますしね。リスニングが得意な人はリーディングの問題を解くことに時間を割いて頂ければと思いますし。

 

ということで、英語の凡人である私(大学受験のセンター試験の点数なんて7割程度笑)であっても、きちんと時間をかけて、きちんと問題をといて行けば到達できるTOEICスコア、それが900点なのです。

 

TOEIC勉強の時間の確保については次の記事をご覧ください

時間の確保は難しい!けど何とかひねり出そう TOEICの勉強時間
勉強時間確保の仕方は人それぞれだが、1か月の総勉強時間を。ある程度確保しましょう。ただ、何時間もぶっ続けで勉強する必要はないので自分のペースで勉強しましょう。

まとめ

・TOEICは勉強時間だけでなくどれだけの量(問題数)をこなしたかも意識しよう
・同じ問題を何度も解いて体に染み込ませよう
・勉強に慣れてきたらスピーディに解いていこう

 

↓自分ではなかなか勉強できない方に。短期間でスコアを上げる方法。

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