サブPCを新たに導入した事に伴って、大柄で電気食いの不要なパソコンを売却しスッキリした快晴さんぽです。
ヤフーオークション(ヤフオク)で売却したのですが、きちんと売り切るために考慮すべき事がいくつかあるなと感じましたので記事にしておきたいと思います。
オークションで高く売りたい!
と言う方は参考にしてください。
落札されにくい商品とは
これまで商品を幾つか出品してきましたが、いずれも概ね想定通り或いは想定以上の金額で落札されています。
逆に、他の人が出品している商品をいろいろ見てきましたが、何か月にも渡って落札されずに埋もれている商品が数多くありました。
それらの出品の特徴は以下のような感じです。
タイトルがそっけない場合が多いです。「Wi-Fiルーターの出品」といった感じで、型番やスペックなどが全く書いてないタイトルでは中々興味をもって開いてもらえないでしょう。
また、商品ページにも状態やスペックがほとんど何も書いていないものがあります。これでは入札者がわざわざ自分で商品の詳細を調べなければなりませんし、商品状態についての情報(正常動作品なのかジャンク品なのか等)が無ければ入札判断のしようがありません。
写真が1枚しかない、といった商品も購入する側からすれば入札したいとはあまり思えませんね・・・。
さらにはスタート価格或いは即決価格を高めに設定してしまって何か月も落札されずに放置されている商品の多い事多い事。相場・適正価格を大きく上回った値付けがされている商品は見向きもされません。
この辺を改善すれば適正価格で落札してもらえることでしょう。
出品時に大切な事~タイトルの付け方や情報の盛り込み方が重要!~
商品を探す人が、私の出品した商品をきちんと探し出せる、そして興味を持ってもらえるタイトルの付け方が大事です。なぜなら検索で商品にたどり着く人が一番多いからです。
間違っても
「パソコンの出品」
こんなタイトルでは見向きもされませんから注意して下さい。
どんなタイトルを付けるべきかを考えてみます。
①アピールポイントを目立たせる
人は目立つものに引き付けられます。これはどんな世でも常に、です。
【美品】
★改良品★
♪送料込♪
こんな感じで記号的な文字を装飾として使い、アピールポイントを目立たせると目に止まりやすくなります。
タイトルに装飾がなくのっぺりしていると、目が滑ってしまって止まらないんです。
②メーカー・商品名・型番などを記載する
人はモノを探すとき、「商品名」で検索することが圧倒的に多いです。
例えば何でもいいから「洗濯機」を探したければカテゴリを辿っていくだけでたどり着けるわけですが、商品名まで想定している人ならば、検索文字は「洗濯機」ではなく「ビートウォッシュ」といった商品名になるはずだからです。
またメーカーで絞って探したい人、型番でピンポイントに絞りたい人、いろいろいるはずですから、それらをタイトルの中に網羅して書いてあげると検索で引っかかりやすくなります。
検索され得るメーカー・商品名・型番などは必ずタイトルに含めましょう。
③探している人が欲しい情報を書く
例えばパソコンを出品する場合であれば、
「省スペース」
「お洒落」
「高スペック」
といった、探している人が気になるであろうポイントをタイトルに盛り込むと、興味を持たせることができます。
興味を持ってもらえれば商品ページにまで入ってきて見てくれる確率が上がります。
インパクトのある情報があるのであれば盛り込んでしまいましょう。
④商品のスペック・状態を盛り込む
パソコンの出品であれば、CPU・メモリ等の型番・容量情報や「美品」といった商品の状態を簡潔に記載すると、迷わせる事無く商品ページを開いてもらえるでしょう。
言葉足らずのタイトルでは商品に対する信頼性も損なってしまい、商品ページを開いてもらえません。
上記を踏まえたタイトル例
タイトル例としては次の文章を繋げたモノが参考になるかと思います。①②③④を繋げてタイトル欄に記載します。
————————————————-
①【美品・大幅改良品】
②★EPSON Endeavor ST160E(中古)★
③省スペースな超小型デスクトップパソコン!
④Core i7-3540M /8GB/2TB/Windows10Pro
————————————————-
①においてアピールポイントを【】で囲んで目立たせています。
②ではメーカー・商品名・型番を明記します。
③商品を探している人に向けた情報を盛り込みます。
④スペックを明記します。
タイトルにこのような情報を盛り込む事で検索に引っかかりやすくなると共に、目についた時に興味を引いて商品ページを開いてもらいやすくなるはずです。
終了時間を考えよう
商品の情報そのものではありませんが、入札者の事を考えれば、オークションが開催されている時間に注意すると落札額が上がる可能性が高くなります。
具体的に言えば、
・終了日を土日に設定する
・終了時間を21時~23時の間に設定する
ということです。
つまり、オークションを確認できる人が多い時間を終了時間に設定するのが大事です。
土日の夜間であれば時間帯的にフリーの人が多いはずなので、オークションを見ている人が多くなるのだ。
オークションを見ている人が多ければ、それだけ入札の可能性も高くなり、価格が上がりやすくなるわけです。
商品ページは入札者の立場に立って精魂込めて書く!
商品ページには入札者が必要とする情報を詳細に記載します。メーカーページ丸投げとかダメです!
出品の概要を記載する
商品概要、出品の理由など、まず全体的な概要を書きます。
「Core i7 6700kとSSDの搭載によりサクサク動きます」
といった情報を載せればその商品の大体の性能・機能みたいなものが見えてきますし、
「サブのPCを別で用意したため手放す事にしました」
といった出品理由を記載をすれば、壊れて出品するわけじゃないんだな、といった安心感を与えられます。
こんな感じで商品ページの最初の部分は「枕詞」的な文言をサラっと書いてあげると良いと思います。
商品スペック・機能を記載する
スペック情報が詳細に書かれていなければ入札者に調べる手間を掛けさせてしまいます。
メーカーページを見ればわかる事でも商品ページに記載してあげると親切ですね。情報がその場で分かれば勢いで入札してくれる可能性も上がります(笑)
パソコンの出品であればCPU型番、メモリ・SSD/HDD容量、OS、グラフィクス、LANインターフェース、映像出力などですね。
これらの情報が分かりやすく書いてあれば、出品者は商品の事をよく分かっているな、と多少なりとも信頼感を持ってもらえるでしょう。
落札時に付いてくるモノを明記する
落札したら付いてくる付属品についても明記すべきですね。
パソコンの出品であれば電源ケーブルが付いてくるのか、その他周辺機器で付いてくるものがあるかどうか、などです。
落札したらすぐに使えるのか、落札者側で用意すべきものがあるのかなども書いてあげると親切ですね。
商品の状態を記載する
新品/中古品、正常動作品/一部動作不良品/ジャンク品といった商品状態は少なくとも記載するべきです。
商品状態が一切書いていない場合は見向きもされないか、入札者側が質問をしなければならない、といった状況になってしまうからです。
その商品の状態が分からない段階で落札しようという人はほとんどいないでしょう。動作不良であればどのような症状なのかも記載して上げると良いですね。
写真で決断を促す
いろいろな角度から撮影した写真を掲載すると、落札の判断材料となります。前面だけでなく、後面、上面、下面など全体が分かるような写真を載せます。
出来れば5枚以上あるといいと思います。入札する側としては商品の一部分のみの写真だけでは落札しようという判断が出来ません。
パソコンであれば筐体を開けた内部写真なども可能な限り載せてあげると入札を後押しできるはずです。
また後のトラブル回避のためにも、傷や汚れがあるのであれば正直に伝えておいた方がよいでしょう。誠実な出品者という信頼感を与える事が出来ます。
低額スタートにする
相場・適正価格を大きく超えたスタート価格/即決価格が付けられた商品は落札される事無くオークションの海で彷徨い続けます。そんな商品をたくさん見てきました。
スタート価格を、相場の落札価格よりも低く設定することでアクセス数を上げる事が出来ます。
相場価格の1/3~1/2くらいでもいいのですが、インパクトを狙うなら1/10の価格、さらには1円スタートでも良いでしょう。きちんとタイトル付けをして検索流入があれば適正価格まで上がるはずです。
価格の安い順に並べて探す人もいますから、人を集めるにはやはり低額からのスタートが適しています。
また、低額であれば入札のハードルが下がりますので高めの設定よりは入札が入りやすくなります。オークションは入札の数も大きなアピールポイントです。入札が多ければ「あ、この商品は人気があるんだな。取りあえず入札してみるか」と思ってもらえるからです。低額スタートであれば最初の入札はかなりの確率で早めに入りますよ。
とんでもない訳アリ品でなければ、結局は相場通りの価格に落ち着くはずです。(ただしタイトル付けがまずくて検索に引っかからない場合は、検索流入が少なくて低い価格で落札されてしまう事もありますから、やはりタイトル付けは要注意です)
オークションの相場価格については「オークファン」を使って調べると便利です。
利用シーンを想起させる
落札してくれる人への興味を沸き起こさせるために、利用シーンを記載してみてもいいでしょう。
いわゆる「提案」です。その商品でどんな事が出来るのかを訴えかけるのです。
例えばパソコンの出品であれば
「メイン機に何かあった時の予備機にどうでしょうか」
「普段使いの気軽なパソコンとして一台いかが」
といった記載です。入札する側としては、こういった提案をしてもらうと自分が使う時のイメージがしやすくなります。
商品に付加価値を与える
最後の一押しとして、「付加価値」を盛り込めると強いです。
私はパソコンを出品する時は改造・改良点をアピールしています。例えばCPU交換やメモリの増設、OSのアップグレードなどです。
これらの付加価値は商品ページはもちろん、タイトルにも盛り込みましょう。
まとめ
オークションで確実に落札してもらうための方法についてご紹介しました。今回はヤフオクでパソコン売った場合を例として挙げましたが、どんな場所でどんな品物を出品する場合でも基本は同じです。
モノによっては「モバオク」や「コメ兵」を活用した方が高く売れるかもしれません。
また本やCD・DVD、ゲームなんかは「eあきんど」あたりで売るのもいいでしょう。
いずれにせよ結局は入札する側の立場に立って必要な情報・興味を引く情報を盛り込む事が大切です。
自分であればどんな情報があれば入札するかな~、と考えながらタイトルや商品ページを作りましょう。多くの入札が集まる出品ページをいくつか見てみるのも良いでしょう。
不要品が少しでも高値で売れると良いですね。ぜひ参考にしてください。
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