「自分は我慢が続かないな~」
「何でもすぐにやめちゃうな~」
なんて人、多いのではないでしょうか?
やろうと思ったことが三日坊主、長く続かないという人は、自分の忍耐力が弱いのではないかと疑ってみましょう。忍耐力がないことにより何事も続かず身に付かないため自分が成長しないという事になってしまいます。
例えば大学受験の勉強に身が入らずに志望の大学に落ちてしまったり、会社で大きな仕事を任されても中途半端な所で諦めてしまいお給料が下がったり・・・(汗)
忍耐力があれば、苦しかったり大変だったりしても何とか続けて成功を勝ち取る事が出来ます。
「NARUTO」というマンガで、自来也が
「忍びの才能で一番大切なのは持ってる術の数なんかじゃねェ…大切なのはあきらめねェど根性だ」
「忍者とは耐え忍ぶ者のことなんだよ」
と言ってましたが、私たちにも通じる言葉だと私は思っています。何事も諦めずに続けて行くことが大切だ、という事です。
もちろん何でもかんでも辛くても苦しくても我慢して続ける、というのは私たちには難しい事です。むしろ楽しくやり続けることで人生が豊かになるというものです。
ここでは忍耐力を身につけステキな未来を勝ち取るための方法を考えて行きたいと思います。
苦しい事をひたすらにやって忍耐力をつけようという話ではありませんのでご安心ください。ちょっとした工夫で忍耐力のある自分を作っていく方法です。
忍耐力の身につけ方
さて、どのようにすれば忍耐力を身につけ、自分の目標を達成していくことができるようになるでしょうか。様々な角度からその方法を提案してみたいと思います。
「これなら出来そう!」
という方法を見つけて、さっそく実践してみてください。
自分の未来を想像する
忍耐して続けることによる未来を意識します。成功のイメージや、報酬をリアルに想像してみるのです。
何のメリットもない事を続けられるほど人間できてはいません。何かしら良い事があるから多少苦しくても今を耐えて続けることができるはずなのです。
そのためには「目的と目標」を明確にする事も必要です。自分はどこを目指すのか、を最初に意識して決めてから物事に取り組むことで途中で挫折する可能性を減らせます。
↓参考に
例えばTOEIC900点をとって昇進した、給料が上がった、周りに一目置かれるようになった、という未来をイメージするのです。
これは、今を忍耐し続ける事でしか達成することが出来ません。
「今やるしかない。今やって未来の自分を変える!」
という意識を常に持ち続けてみましょう。
最初は苦しいものだと自覚する
勉強でも仕事でも、最初は分からない事が多く、辛かったりつまらなかったりするものです。
今は達人と言われている人たちであっても最初から出来たわけではありません。誰もが最初は初心者だったし、うまくできずに苦労したこともあったはず。
それでも日々やると決めたことに集中し、トレーニングを続けてきたからこそ今の彼らがあるのです。
私たちも同じです。最初は皆初心者、素人です。今始める事により、将来プロ・達人と呼ばれるようになっていく人も出てきます。今始めなければ、いつまでたっても目標にたどり着くことはできないでしょう。
「最初は誰でも苦しいんだ。ここを越えれば楽になる!」
こんな気持ちで取り組んでいけば臆さず続けて行けるはずです。
小刻みで達成感を満喫する
みなさんが大きな目標を持っているとします。しかし壮大な目標を一気に達成するのは難しいですし、あまりの困難さに投げ出してしまうかもしれません。
そこで、まず最初の一歩を達成したら「よし!よくやった!自分!」と達成感をかみしめ、第二歩へ進んでいきます。
例えばフルマラソンの完走を目標にした場合、いきなり42.195kmを走り抜くのは難しでしょう。
最初は1kmを完走することから始めて、完走したら「やった!この調子!」と達成感を十分に感じ、次は2km、5kmと徐々に伸ばしていくのです。
このように繰り返すことで一歩一歩着実に前に進んでいくことが出来ますし、あまりの途方の無さに途中で諦めてしまう事も減るでしょう。
焦らない
上の「小刻みで達成感」とも関連しますが、焦って何かに取り組んでも良い事はありません。
例えば、英語初心者が1週間や2週間で英会話を出来るようになる事は難しいでしょう。何かを成し遂げるにはそれ相応の努力の期間が必要です。
「今日明日にでも英会話が出来るようにならなくちゃいけないんだ!」
と焦れば焦るほど勉強は手に付かなくなりますし、達成できるものもできなくなってしまいます。
一日一日と積上げて行く人のみが目標に到達できるのです。
ビギナーズラックで最初にたまたまうまくいった、という経験をする事もあるかもしれませんが、そんな事は継続しませんよね。
誰しも自分の実力以上のものは発揮できません。実力を身につけるために継続する必要があるのです。焦りは禁物です。
心惑わすモノから離れる
皆さんの周りには集中力を削ぐようなモノがあったりしませんか?テレビ、スマホ、マンガ、お酒、友達からの魅惑的な誘い・・・。
「ちょっと酒でも飲むか・・・」
こうなってしまうともう集中して努力することができなくなります。
こういったものが近くにあるから誘惑に負けて目標と関係ない事に時間を取られてしまうはめになるのです。であれば、物事に集中せざるを得ない環境を自分で作ってしまえばよいのです。
例えば図書館に行けば周りは静かで遊ぶものもないですから集中して勉強をするにはもってこいの環境ですし、自宅のデスク周りを整理整頓をしてみるのも一つの手です。余計なモノが目に入らないようにするわけです。
自ら忍耐力を発揮しやすい環境を作ってみることをおすすめします。
息抜きをしっかり
これは「心惑わすモノから離れる」と逆行するように感じますがそうではありません。
我慢、我慢、我慢!の連続では気持ちも体も参ってしまいます。忍耐してしっかりと取り組んだ後は心身共に疲弊するものですよね。それを回復させるために積極的に取り入れるのが「息抜き」です
常に忍耐し続けられるほど人間の体と心は丈夫に出来ていません。例えばずーっと勉強を続けていれば目は疲れてくるし、手もしびれたり腰が痛くなったりしてきます。
気持ちも落ち込んでくるでしょう。それを一旦リセットし、次への活力を養うための息抜き・気分転換が必要なのです。
私の場合は、とにかく外に出て歩くことが息抜きです。夏の蒸し暑い時期でも、秋の紅葉の時期でも、自然を見ながらウォーキングする事で気分をリフレッシュできます。そしてすっきりしたらまた目標に向かって取り組みます。
時には休息が必要です。皆さんそれぞれの息抜き方法を取り入れてみてください。
熱は冷めるものだと自覚する
最初は誰でも熱意があります。
「TOEICでハイスコアを取る!!よーし!やるぞー!」
と勢いよく取り組み始めても、1か月経ち、3か月経ち、と時間が経過するにつれ、
「あー、今日はだるいな~。勉強やめてゲームしよう」
という事になってしまう、なんてのは身に覚えのある方も多いはずです。
慣れてきたり成長が目に見えなかったりすると、ダレてしまったりスランプに陥ったりしてしまうんですね。
そんな時にも、
「よし!最初の熱意が冷めてきたな!」
「慣れてきた証拠だ!」
「ここからが勝負だ!」
というように、最初の熱が冷める事を自覚して、続けて行く意識を持つことが大切です。
最初は何事も低空飛行です。慣れてきて少しダレてしまったとしても、継続することによりその後急激に伸びて行く、なんてのはよくあることです。熱が冷めた後が勝負です。
結婚生活も同じです。熱が冷めてしまってからの人生の方が長いのです。結婚も忍耐なのです・・・。
必要以上に落ち込まない
何かに失敗すると人は落ち込みます。
「また出来なかった・・・」
「もう、うまくやれる自信がない・・・」
こう考えるのは仕方のない事です。しかし、「失敗した」という事は「挑戦した」という事でもあります。挑戦した事については自分を褒めてあげて良いのです。
そして、挑戦し続ける限り成功できる可能性は残ります。
根拠のない自信でもよいのです。
「よし!失敗したけど今日の俺は良くやった!次こそは!」
と考えるのと、
「今日失敗した・・・もうだめだ・・・」
と考えるのでは、その後どちらが成功に近づくでしょうか?もちろん失敗した原因を考え次に活かすのは大事です。しかし、そもそもやる気を失って止めてしまえばそこで終わりです。
落ち込んだ時も、「そんなこともあるさ」くらいで捉えて、自分を鼓舞して次へ進みましょう。
睡眠と栄養補給を怠らない
睡眠不足では何かに集中して取り組むことが出来ませんし、しっかり栄養を摂取しなければ体が参ってしまいます。
忍耐して努力を続けるために睡眠時間を大きく削ったり食事をおろそかにしたのでは本末転倒です。いつか体と心が悲鳴を上げて、続けるどころではなくなってしまうからです。
自分の健康を第一に考えてください。体調の管理をしっかりしてこそ忍耐力が発揮されるのです。
まとめ~忍耐力のある自分を作ろう~
「継続こそ力なり」
「千里の道も一歩から」
続けることが成功への近道です。
しかし、やみくもにひたすら続ければよい、という物ではありません。忍耐力というのはただひたすら我慢して続ける、という事ではないんですね。
「苦しくて辛くてもう身も心もボロボロ」
という状態で何かを成し遂げたとしても、その後の生活がうまくいくとは思えません。というよりむしろ、そんな状態で何かを成し遂げる事は難しいでしょう。
集中する時は集中し、力を抜く時は抜く、そして自分の心と体をうまくコントロールしながら継続していく力が忍耐力だと考えましょう。
最初の苦しい時期を乗り越え継続する事が日課になってくると、逆に「やらない事がストレス、やらないと違和感を感じる」といった状況になってきます。こうなればしめたもんです。
始めるのがいつであろうと遅いという事はありません。やってみたい!と思った時が始め時です。今日始めて身に付くのが1年後だとしたら、半年後に初めた場合は身に付くのが1年半後と遅くなってしまいます。
やりたい!と思ったらなるべく早く始めてみましょう。何はともあれまずはやってみなはれ、の心持ちです。
↓TOEICで目標達成したい!という方はご覧ください。
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