皆さん、都会の生活に疲れていませんか?私快晴さんぽは結構疲れています・・・。
自分は田舎の生まれなので、子供の頃は川で魚を取ったり、森で虫を捕まえたり、冬は雪でカマクラを作ったりと自然の中で育ってきました。というか周りに何もなかったので自然相手に遊ぶしかなかったわけですが・・・。
現在は東京に住み、子供も東京で生活して何不自由なく暮らしてはいますが、何かが物足りない・・・。そして何故かいつも疲れている・・・。
昔のように自然の中でのんびりしたいという気持ちがフツフツと沸いてきます。また小奇麗にまとまった公園の遊具で遊ぶのも良いのですが、子供に自然というモノを体験させてあげたいんですよね。
しかし、東京で暮らす限りなかなか山や川の中ではしゃぎまわる事もできませんし、クワガタやカブトムシがいる森も近くにはありません・・・。
そこで夏休みに田舎を満喫する方法はないかとネットサーフィンぽちぽちやってみた結果、見つけました!新潟県南魚沼市の六日町温泉組合が主催する「田舎体験」です。
これは正直、都会生活に疲れた人や都会に暮らす子供たちにはとてもおススメですね・・・。自然の中で過ごすのがこんなに気持ちの良い物だという事を長らく忘れていました。
今年の夏休みに、この田舎体験に実際に参加して遊びまくってきましたので、その中身をご紹介したいと思います!
↓川遊びの様子
田舎体験で人気の宿特集
@DIMEの「農業・田舎体験が人気の宿10選(2016.09.05)」によると、上位10選のうち3つも新潟県南魚沼市の「六日町温泉組合」が主催する田舎体験がランクインしています。
その3つとは、
1位 新潟県 六日町温泉 いろりあん
3位 新潟県 六日町温泉 ぬくもりとやすらぎの宿 越路荘
10位 新潟県 六日町温泉郷 ほてる 木の芽坂
です。
宿は3つそれぞれ違いますが、同じ田舎体験に参加できるプランが用意されているのです。この田舎体験は7月中旬から8月中旬まで提供されていて、次のような体験が出来ます。
1日目
・マスのつかみ捕り、マス釣り
・綺麗な渓流での水遊び
・マスの塩焼き、八色スイカを食べる
2日目
・じゃがいも掘り
・カブトムシ捕り
・魚沼産コシヒカリのおにぎり食べ放題
そして国民保養温泉地にも指定される六日町温泉に思う存分浸かる事ができます。
私は今回、10位の「ホテル木の芽坂」に泊まって田舎体験に参加してきました。
田舎体験の詳細やパンフレットはこちらをクリック。上から1/3くらいまでスクロールすると、田舎体験の詳細が紹介されています。ホテル木の芽坂は「温泉宿~!」って感じのお宿でとてもくつろげました。
↓フロント前。新潟のお酒がこれでもかと
では実際に体験してきた事をご紹介したいと思います。
田舎体験1日目~山と川!大自然の中で遊ぶ~
1日目はマスのつかみ取り・釣りと、清流での川遊びです。思いっきり快晴でしたのでとても爽快でした。
マスのつかみ取り、釣り体験!
宿からバスで20~30分程度のところに連れて行ってもらい、マスのつかみ取り・マス釣り体験をしました。八海山のふもとの空気と水の綺麗な気持ちの良い場所でした。
↓なぜかヤギが半放し飼いになっていたり・・・。面白い場所でした。
水の綺麗な池の中にマスを放して、水着になった子供たち、大人たちが一心不乱に魚を追いかけました。
これは東京ではなかなかできない面白い体験でしたね。魚を捕まえて「採ったよ!」と高らかに手を上げる子供たちのその様子、その笑顔は格別でした。
この後、マス釣りも体験しました。組合お手製の竹竿に糸と針(返し無し)を付けただけのシンプルな釣竿を借りていざ!マス釣りです。
しかしながら釣りは釣りで難しいですね・・・。時間が経つに連れ、エサをたらふく食べたマスはもうエサの付いた釣り針に目もくれなくなってしまうので・・・。とは言え、それはそれで楽しい経験でした。
清流で川遊び
捕まえたり釣ったりした魚を温泉組合の人たちが塩焼きにしてくれている間に、すぐ近くの川で遊びまくりました。水は澄んでいて空には夏の太陽。とても気持ちよかったです。
小学1年生の子供の腰くらいまでの水深の場所もありましたが、基本的には安全な水の量でした。温泉組合の人も随所で監視してくれています。
川には段差が作られています。その下は滝のようになっているので回遊している小魚の様子を眺めたりと、とても面白い体験でした。
子供時代はよくそうやって遊んでいたので、昔を思い出してノスタルジーに浸った感じです。楽しいんだけど、少し物悲しいというか・・・。センチメンタル!
子供は純粋に初めての体験で楽しかったようです。帰ってきてからも、会う人会う人に川遊びの事ばかり話していました(笑)
夏空の下、綺麗な水の中、家族で思う存分川遊びを満喫できました!
マスの塩焼き、八色スイカ体験
川遊びの後は先ほどマスのつかみ取りをした場所に戻り、マスの塩焼きと八色スイカを食べました。
↓こんがり良い色に焼かれたマス君
こういう川魚の塩焼きってなかなか食べる機会がないので、とても新鮮な体験でしたね。魚が苦手な子供も喜んで食べてました。うまかった!
↓普段あまり食べないクセに、この時ばかりはペロリ!
お次は魚沼の名産「八色スイカ」これもあまくてうまい!夏の太陽の下で食べる冷えたスイカって、なんであんなにうまいんでしょうね~。
それにしても子供はスイカが好きですね。おかわりしてました。
そんなこんなで目一杯遊びに遊んで、遊び疲れて宿へ戻ったのでした。
宿でのアトラクション
ホテルに着くと部屋に案内され夕食までは自由時間です。ホテル木の芽坂で泊まったお部屋はこんな感じ。コシヒカリのおにぎりが用意されてました。
↓部屋の目の前には雄大な田園風景が広がります。新潟は夏真っ盛りって感じです。
川で遊んでへとへとに疲れて帰ってきたので、どっぷり温泉に浸かりました。
屋上の露天風呂はとりあえず作ってみました感がありますが、それもまた一興・・・。もちろん普通の温泉風呂も用意されていて大浴場が気持ちいいです。
関東地方の大学や高校の夏合宿にも使われているようで学生がわんさかいました。ラクロス部の学生なんか真っ黒で、まさに夏!っていう感じでしたね。
温泉で学生とかち合う可能性がありますので込み合い具合に注意が必要です。男風呂はガラガラでゆったりできましたけどね。
食事は和食かバーベキューが選べるのですが和食をチョイスしました。温泉宿にありがちで量がすごく多い!!おいしいのですが食べきるころにはお腹パンパン。大満足でした。
またフロント近くでは射的やスーパーボールすくいなど、夜店体験が出来ます。子供が興奮してはしゃいでました。わたあめも買わされてしまいました・・・。
興奮した子供たちは予想通り夜寝付けずに、ずーっとわいわいがやがや・・・。休みだからいいけども。
田舎体験2日目~畑と森とカブトムシと~
2日目、残念だったのは雨が降ってしまったことでしたね。自然相手のことなので致し方ないです。
雨が降って田舎体験の実施が不可能な場合は宿代の返金もあるようでしたが、今回は実施されました!畑でのジャガイモ掘りと、一番やりたかったカブトムシ採りです!
じゃがいも掘り
雨が降る中でジャガイモを掘るのは正直厳しかったですね・・・。
軍手や雨ガッパの貸し出しなどはありませんので、雨が降る可能性がある場合は自前で用意していった方が良さそうです。
森でカブトムシ採集!
じゃがいも掘りの後はメインイベント!「カブトムシ採り」です!!これを子供たちに体験させたかったのです。宿から15分程度の森の中です。
と、いざ出陣の前に何やら名産(多分いちご)を使ったアイスを頂きました。雨が降ってそんなに暑くなかったのでちょっと残念でしたが、暑かったら最高でしょうね。
そしてちょっと歩いて森へ。こんな感じの鬱蒼とした森の中でカブトムシを探します。組合の係りの人が「ハチに注意」と教えてくれました。ハチも刺激しなければ基本的に襲ってきたりはしないはずです。
そしてさっそくカブトムシを探し始めます。
もちろん事前に組合の方々がカブトムシを木にくっつけておいてくれたのですよ・・・。自然の状態でそんなわんさかカブトムシがいるわけないですからね。
それでも子供たちはそんな事おかまいなしに、喜々としてカブトムシを探して走り回ってました。雨がぱらついているのに実に楽しそう。晴れてたら最高でしたね。
カブトムシは木の陰に隠れています。自然と木に集まっていたカナブンやカミキリムシなども見つける事ができました。たまにハチがいたりするので注意しましょう。
カブトムシのオス・メスペアです。現地でカブトムシを捕まえられなくても全員にオス・メスのペアが1組もらえます。
東京に持ち帰っても育てるのはなかなか難しいので、新潟の雄大な自然の中に放してきました。元気に暮らしているだろうか・・・。
宿に戻り魚沼産コシヒカリのおにぎり食べ放題!
お昼前に宿に戻りました。昼食では魚沼産コシヒカリのおにぎりと、煮物、漬物、味噌汁が食べ放題でした。「田舎のうまいメシ」という佇まい。
たらふく食べさせてもらいました。やっぱり本場の魚沼産、うまい米です。普段お米をあまり食べない子供たちもおいしさが分かるのか、おかわりして食べていましたね。そしてお昼過ぎに解散となりました。
こうして2日間の田舎体験が終わりました。田舎の夏はやっぱり最高でした!自然の中で遊んだり、捕まえたり、食べたり、いろいろ体験して元気をチャージすることが出来た2日間でした。また来年も・・・
まとめ~田舎体験は楽し過ぎる体験だった!~
この夏の田舎体験をレポートしました。
やっぱり田舎の空気といいますか雰囲気は、都会暮らしの疲れた身体と心に染み入りました・・・。子供の頃の楽しい記憶が蘇りましたね。思い出してちょっとセンチメンタルになったりもしました。
「都会の生活に疲れてしまった」「子供に田舎体験をさせたい!」「水と空気と米と酒のおいしい所でのんびりしたい」という方は、ぜひ次の夏にこの田舎体験を検討してみてはいかがでしょうか。
体験してみたい!という方は宿に直接問い合わせても良いですし、次のようなWebサイトで情報を仕入れる事もできます。→こちら「わくわくどきどき田舎体験.jp Theチャレンジサイト」
上記サイトに紹介されていて、同じ田舎体験に参加できる宿は次の4つです。
「ぬくもりとやすらぎの宿越路荘」
「ホテル坂戸城」
「いろりあん」
「ほてる木の芽坂」
自然を体験したいんだけど本物の田舎まで行く時間がない・・・
という場合は、東京近辺といった比較的都会で開催されている自然体験に参加可能な「TABICA」というサービスがありますので、併せてご覧ください↓
人は自然を感じると心と体が軽くなります。実際に本格的な田舎体験でそれを感じることができました。
田舎の空気に触れて身も心もリフレッシュ出来る事間違いなしですので、興味のある方はぜひ参加してみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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