海外旅行をしていると、特に観光地だと日本人もたくさんいますよね。
そして海外で不慣れな日本人を見かけると、実はすごく損をしているということが多々あります。本人は損をしていること自体にも気付いてないことも多いのですが。
旅行や留学などで海外に飛び出す前に、外国でも対等に人と関わりながら生活をするにはどういったことに気を付ければ良いのかを考えてみましょう。
海外と日本では文化が違うわけですから、日本の中にいるのと同じ感覚で海外に行くと損をする、下手をすると犯罪に巻き込まれたり、といったこともあり得ますから、ぜひここで書いてある事を意識して行動してみてください。
①自信を持って行動する
海外慣れしていない人は全ての行動においてどこかぎこちなく、オドオドしている印象があります。日本人は大勢で行動している時はなぜか自信タップリ（というか集団行動がそうさせる？）なのですが、いざ一人行動となると急に勢いを失いがちです。
内心の不安は行動にあらわれるものです。そうなると甘く見られて買い物でお釣りを誤魔化されたり、タクシーに乗っても遠回りをされてかなりの金額をぼったくられたりと、大損をしてしまいます。オドオドしてる人は軽く見られちゃうんですね。
自信がないのが見透かされてしまうんですね。カラ自信でもいいので、堂々としてみましょう。おどおどするよりはマシです。
日本のツアーで海外旅行に行くと、大抵は日本人で固まって行動するのでどうとでもなるのですが、自由行動になった時に個人個人の振る舞いに差が出ますよね。
昔ギリシャに行った際、現地のお店の人相手にまごまごしているカップルを見た時に「あぁ彼氏君、後で彼女に愛想つかされないといいなぁ」なんて思いながら見てたことを思い出しました。いや、別に彼女の方が積極的に現地の人に話しかけにいってもいいんですけどね。
初めての土地では誰しも不安なものですが、堂々と自信を持って行動することを心がけましょう。少し意識をして振る舞うだけでも相手の態度は変わってきますよ♪
②英語を話す
全てはこれだと言っても過言ではないかもしれません。英語が話せないから自信がなくなって不安になり対等に人と関われずに損をしたり、馬鹿にされたりしてしまいます。
日本人は恥ずかしいという気持ちも大きく、分かっているのに英語を口に出せない人がたくさんいます。
ビジネスの場ではないのですから、簡単な単語を並べるだけでも全く構わないのです。文法など間違っていても誰も気にしてはいません。通じなかったら何度かトライしてみればよいのです。
自分から進んで積極的に話そうとすることが最も大切です。相手がネイティブスピーカーなら間違っていても理解をしてくれようとします。
↓会話においては文法へのこだわりを捨てることの大切さはここでも書いてみてます。
多少であれこの人は英語を理解していると相手が知れば対等に扱ってくれ、損をしたり不快な思いをすることも減ってくるでしょう。
逆に考えてみてください。日本に来た外国の人が、日本語を全く話さずその人の母国語だけでコミュニケーションを取ろうとして来たら、少しムっとしませんか？ムっとまではしなくても、多少は「なんかやりづらいなぁ」と感じるのではないですかね。
片言でも「ありがとう」とか「こんにちは」とか日本語で言ってくれればこちらも、積極的にコミュニケーションを図ろうと思いませんか？それと同じことなのです。
「 郷に入りては郷に従え」です。その国の共用語が話せればベストですが、少なくとも英語を話す努力をしましょう。
③自分の意見や考えを伝える
沈黙は金なりという考えが染み付いている日本人は海外では通用しません。何を考えているか分からない不気味なアジア人という目で見られてしまうだけです。
他のアジア圏やヨーロッパ圏の人達は、自分の意見にしろクレームにしろ何にしろ、とにかく考えていること、思っていることを言葉で表現して相手に伝えようとします。
雰囲気で感じ取ってくれるなどということは、よほど親しくならない限り絶対にあり得ません。
ホテルの宿泊に関して以前他の国の人からクレームが出た部屋には、取り敢えず日本人を割り当てるという話しを聞いたことがあります。
日本人は不満があっても言わない、言えない、英語が話せなくて大人しい人が多いから、だそうです。なめられたもんですね・・・。あながち間違っていないから悔しいところではありますが。。
頭の中で考えているだけでは相手に伝わりません。大きな声ではっきりと自分の思っていることを相手に伝える！とても大切なことです。
また、相手の言葉が分からぬまま安易にわかったフリをして『Yes』と答えないで下さい。分からないときは分からないとしっかり相手に伝えましょう。それがコミュニケーションです。
分からぬままに答えてしまう事で、自分の身が危険にさらされる可能性だってあるのです。しっかり相手に伝える！意識しましょう。
そのためには、相手と共通に使える言語・言葉が必要なのは言うまでもありません。
意識を変えてみよう
海外に行くときに何か難しいことをしよう、と言ってるわけではありません。
ただ、コミュニケーションの相手は”人”なわけですから、その相手の事を考えて行動することにより、それが相手にも伝わって良好な関係を築くことが出来るのです。
旅行や留学先・移住先で快適に楽しく過ごすためには、人との関わりは欠かせませんよね。そのためにはやはり言葉によるコミュニケーションが大事ですから、再三言っている通り、特に英語が話せるということはやはり重要です。
英語は全く話せないけれど、自信タップリに日本語で最後まで貫き通し、一人で堂々と買い物をやり切っていたおばさんを見たことがあります。
そんな人が英語を少しでも使えればより一層、相手からの理解が得られ、本当の意味で人間関係が対等になるのではないでしょうか。
正直、日本語を貫き通そうとしているおばさんは良いですけど、相手にとってみたら面倒くさい事この上ないですよね。。相手の事を考えて行動なり発言なりをするのが、コミュニケーションの基本です。
まずは意識を変えてみる事です。
海外で現地の人とコミュニケーションを取ろうと思ったら、現地の言葉、或いは英語を少しは学ぼう、という気も起きるでしょうし、何かあれば自分の意思を相手に伝えようと考えて、英語で何とかコミュニケーションを取ろうと努力をするはずなのです。
それは自然なことなんですよ。
↓日常生活で負担なく英語が上達する方法を考えてみました。ぜひ参考に。
海外旅行が好き、留学をして海外に住んでみたい！という人は日頃から英会話力を身につけるようにしましょう。まずはそこからです。
日本では英語教材なんてあふれてますから、そういったものを活用して英会話力がアップすることで自信にも繋がり、良い人に出会ったり海外での次のステップへのキッカケになったりします。
外国で対等に人と付き合うにはどのようなことが必要なのかを今一度意識してみる事、考えてみる事が大切です。まずは英語に興味を持って勉強に取り組んでみる事をおすすめします。
↓英語教材やスクールのレビューについてはこちら。英語力向上に興味があればぜひ。
まとめ
・自信をもって行動しよう。おどおどしてると軽く見られて損するぞ。
・その国の共用語と言わずとも、せめて英語くらいは話せるようにしよう。
・自分の意思を相手に伝えよう。考えているだけでは伝わらないよ。
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