北朝鮮のミサイル発射問題。日本社会はなぜ無関心かつ平常運転なのか

海外ネタ(海外移住・国際結婚など)

北朝鮮ミサイル問題が国際社会をざわつかせています。アメリカの海外領土であるグアムにまで話が飛び火して、北朝鮮とアメリカの応酬が続いています。あれ?日本は・・・?

 

政治的な事を書くつもりはあまりありませんが、このミサイル発射問題について思う所を書いてみます。

 

↓命を守る。ミサイルが発射された時の具体的な避難行動については次の記事を参照

命を守れ!北朝鮮がミサイルを発射した際にとるべき行動・避難方法
8月29日早朝、北朝鮮の発射した弾道ミサイルが日本上空を通過しました。大きな衝撃を受けた方も多いはずです。このような事態が再び起こった時、私たちはどのように行動すればよいのでしょうか。「逃げる場所なんてない!」などと思考停止している場合ではありません。
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おもちゃを与えられた子供のような人たち

子供は止めろと言われれば言われるほどやりたくなってしまうようで、

子供が言う事を聞いてくれなくて・・・

なんて言っている世のお母さんお父さんは多いです。うちもそんな感じです・・・。

 

さて、最近の報道を見ていて感じる事は、北朝鮮の金正恩はもちろん、アメリカのトランプ大統領も、どちらもまさに「言う事を聞かない子供」、ガキんちょにしか見えません。

 

あっちが煽ればこっちも汚い言葉で応酬、こっちが悪口を言えばあっちも脅しの言葉をぶつけてくる・・・。まさに子供のケンカです。

 

子供に権力を持たせてもとろくなことにならない、という事をまざまざと見せつけてくれます・・・(笑)子供に危険なおもちゃを与えてはいけないというよい見本です。

 

やれ経済制裁だ報復措置だ、とヒートアップすればするほど相手も相手で頭に血が上って引っ込みがつかなくなってしまうのですよ。「あちらがあぁ言うなら、こちらはもっとすごい事をしてやる!」てな感じです。

 

金正恩もトランプもこんな感じの子供じみた思考の持ち主という点では似てますから、同族嫌悪なんですかね。

 

煽れば煽るほど癇癪を起こして言い返さずにはいられない、という子供同士のケンカですが、柔和政策もなんだか違う気がしますし何が正解なのか五里霧中です。

 

まぁ子供・大人関係ないですかね。発言にしろ行動にしろ、自制の出来ない人間に権力を持たせてしまった成れの果てです。

 

なんて事を言いつつ、当事者の一人である日本はどうなんだ、と言うと・・・。

雨ばかり続いて陰鬱な日々、日本社会は通常運転

最近、雨ばかりです。どんより曇り空、時々雨。雷ゴロゴロ。天気が悪いと心も沈みがちです。

 

北朝鮮のミサイル発射や核実験やるやる挑発によって国際社会の緊張が高まる中、奇妙なほど何の変哲もなく日本社会は普通の日々を送っています。

 

ミサイルが発射されても電車は通常通りに動くし、お店は通常営業、会社も特に何の対応も考えていない風、いつ何時頭上にミサイルが降ってくるかもしれないこの状況の中でこの冷静な日本社会に異様さを感じるのは私だけでしょうか。

 

そんな中、私の子供の通う保育園は北朝鮮のミサイル報道に関連したニュースにを受けて、防災頭巾を被って防災訓練をしたそうです。

大人の社会よりも保育園の方が危機意識が進んでいるとは・・・。

 

いざという時の行動を誰も知らない

皆さん、本当に北朝鮮のミサイルが落ちてきたら、どうしますか?何か策を持っていますか?

 

ミサイルが落ちてきた時の対処なんか誰も知らないですよね。まぁ本当に落ちてきたらもうどうしようもないかもしれませんが、事前に出来る事はあるかもしれない。

 

そういう情報を国が積極的に広めようとしないし、国民も無関心・・・。

 

北朝鮮がミサイルを発射するたびに日本国首相が「毅然と対応する」と言ってますが、その結果、幾度もミサイル発射を許してしまっている・・・。何を対応しているのかさっぱり分からんのです。

 

国民も国民で

「どうせ金正恩のパフォーマンスでしょ?」
「自国の軍事技術を見せつけたいんでしょ?」

 

なんて考えをしている人が圧倒的多数のようで、本当に日本本土にミサイルが落ちてくるなんて、考えもしていないようです。

 

でも、北朝鮮が太平洋に向けて発射したミサイルが、何らかのトラブルで日本本土に落ちてくる可能性だってなくはないんですよね・・・。

 

国も国民も、北朝鮮のミサイル問題をどこか「別のところ」で起きている出来事、「自分には関係ない」出来事、という考えを無意識のうちに持ってしまっているのでしょうか。「無意識の無関心」が蔓延しているとしか思えないですね・・・。

 

或いは意識的に「無関心」を装っているのか・・・。

 

日本、特に東京は人々をとらえて離さない

北朝鮮の脅威ではありませんが、マグニチュード7クラスの東京直下型地震今後30年の間に70%以上の確率で発生すると言われている中で、東京から逃げ出す人はほぼいません。

 

まぁ、日本の場合どこに逃げようが巨大地震に襲われる可能性は0ではありませんから、地震が人々を東京から追い出す力にはならないのかもしれませんね。

 

北朝鮮によるミサイルの脅威に対しても「日本にいる以上どこにいても同じだ」という、地震の脅威に対する考えと同じ発想になってしまっているのかも知れません。

 

かといって、日本を出て海外へ、という人もほとんどいないでしょう。何の準備もなしに海外移住も難しいでしょうしね・・・。

海外で暮らしたい!失敗しないための海外移住の方法、注意点とは?
海外移住に憧れを持つ人は多いでしょう。自分もその一人です。しかし、海外での暮らしに疲れ果て日本に戻ってしまう、という人がいるのも事実。ここでは、海外移住する際の注意点、海外移住の裏表などをご紹介したいと思います。

 

あるいは「自分の所にだけはミサイルは落ちてこない」という、悲しくも楽観的な考えに支配されているのでしょうか。

 

確かに北朝鮮問題によって特にパニックに襲われたり暴動が起きたりといった事は全く起きていませんよね。全員がそういう根拠もない楽天的思考に囚われていれば、平常運転の日本の現状にもある種納得がいきます。

 

人間は遠い将来の不安よりも、明日の仕事や直近の生活・お金のことを気にするものだから、こうなるのも仕方がない、という事もあるのかも知れません。

 

かく言う私も日本、そして東京の拘束力に囚われた人間の一人ではありますが・・・。

 

そういった巨大な脅威は本当に遠い将来の出来事なのでしょうか。明日起きないとも限らないと考えている人はどれだけいるでしょうか。

 

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北朝鮮のミサイル発射問題 まとめ

「日々報道される北朝鮮問題ですが、どこか”他人事”な日本人」

「北朝鮮とアメリカの危ない応酬をニュースで見ても「へー、またやってるわ」くらいにしか感じない日本人」

「ミサイルが発射されるたびに報道と世論が少しざわつきはしますが、平常運転を続ける日本社会」

 

正直、自分自身もこの平常運転の日本に対して奇妙だな異様だなとはおぼろげに感じながらも、何か大きく行動を起こそうとはしていません。まぁ普通極まりない日本人の私です。

 

もし明日アメリカが宣戦布告したら、もし明日北朝鮮を巡り戦争が始まったら、もし明日ミサイルが日本に落ちてきたら・・・日本は、そしてあなたは、それでも無関心を決め込んだままでしょうか?そこまで行ってようやく危機に立ち向かう自分に目覚めるのでしょうか

 

そんな事態にならない事を願ってはいますが、何が起こるか分からないのがこの世界です。あなたも関心を持って状況を見つめてみてはいかがでしょうか。

 

 

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