海外で写真を撮る時のマナー・注意点と、記憶を記録に残す事の意味

カメラ・写真

旅行に行った際は記念にたくさん写真を撮る!という方も多いのではないでしょうか。私も撮りまくります(笑)

特に海外となればなかなか行けませんから、初めて見る景色、不思議な建物、おいしそうな料理などなど、切り取って残しておきたいと思うのは当然です。

 

しかし海外には日本とは違った規制があって写真撮影NGの場所が多かったり、治安が悪くて盗難が横行しているなどの事情があったりと、気を付けるべき点がいくつかあります。

 

ここでは海外旅行などで写真を撮る際のマナーや注意点、より良い写真を撮るための工夫、写真に残すことの意味などを紹介したいと思います。

 

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記憶と記録、どちらをとるか

「写真なんて撮ってないで目に焼き付けようよ」

 

なんていうセリフ、聴いたことありませんか。海外旅行で写真ばかり撮っている人に向けた文句・皮肉です。

 

確かに写真を撮る事が目的のようになっている場合はこんな文句も言いたくなりますね。とは言え、後で見返すための写真が全く無い、というのもなんだかな・・・。

 

旅行の時に目で楽しむのは当然ですが目に焼き付けてもいずれ忘れていってしまいます。そこで、これら両方を同時に狙いましょう。つまり、目(脳)にも焼き付けるし、写真として記録にも残すのです。

 

どちらかだけなんて制限する必要はありません。一生に一度かもしれないその景気を目いっぱい楽しむのと同時に、カメラにも焼き付けましょう。

海外で写真を撮る際の注意点

 

海外で写真を撮る場合に気を付けるべき事を紹介します。

テロリスト、スパイ容疑をかけられないように注意

日本人にとって印象的な風景や建造物等を写真に撮る行為は当たり前のように感じるかもしれませんが、訪れた先によっては写真撮影NGの場所も多々あるので注意してください。

 

その国の規制に従った行動をしていれば問題ないのですが、例えば空港やターミナル駅のような交通機関の要所ではカメラを構えると警備員が駆け寄ってくる、なんてことを経験した事のある方もいるかもしれませんね。

 

空港や駅の中を撮影されることは、テロリストに対して情報を筒抜けにしてしまう事と同義に
なってしまうので、撮影を禁止している国が多いのです。

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写真撮影のマナーを守ろう

遺跡美術館など、特定の場所で写真撮影をNGとしている場所は数多くあります。

 

なぜNGになっているかと言えば、

①フラッシュの光によるダメージ防止
②他の人の鑑賞の妨げ防止
③美術品であれば著作権保護

といったものが主な理由です。

 

トルコは遺跡が多いですが、フラッシュによってダメージを与えないように写真撮影NGな場所がけっこうあった印象ですね。

 

写真撮影禁止の立札やアナウンスがあるにも関わらず、撮影をしてしまう旅行者が多いのは残念でしたね・・・。

 

禁止の看板が読めんのかい!と憤りを感じましたが、実際に読めないのかもしれないですね。

 

英語を勉強してから海外に行きましょう。

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メーカーロゴ入りのストラップはやめよう

カメラを首に掛ける際、Nikon、Canon、Sonyなど、でかでかとロゴの入ったストラップは極力使わないようにしましょう。

 

日本のカメラは高級品です。ロゴの入ったストラップは目立つので、

「僕は高級カメラを持ってますよー!狙って下さーーい!」

と言っているようなものです。

 

カメラそのものを狙われる事もあるでしょうし、カメラのファインダーを覗いているすきに
バッグからモノを盗られたり、といった可能性も高まります。

 

できれば無地の目立たないストラップを用意していくと良いでしょう。

 

他の旅行者や現地の方とのコミュニケーション

現地では写真を撮ってもらったり、撮ってあげたりといったやり取りを積極的にやってみるのもまた楽しいものです。

 

現地の人に、とっておきの撮影ポイントを聞いてみるのも良いですよ。観光旅行者では知り得ないようなスポットを教えてもらえる可能性もあります。

 

また、カップルや家族で行った場合は、全員が写った写真を撮りたいものですよね。そういった場合は他の旅行者や現地の方とコミュニケーションをとってシャッターを切ってもらいましょう。

 

恥ずかしがって声を掛けられず思い出を残し損ねるのは避けたいものです。

 

ただ、カメラを他人に渡す場合は十分に注意しましょう。盗まれる可能性があるからです。逆に撮影を頼まれればうまく撮ってあげたいものです。

 

どんなカメラを持っていくか、それが問題だ

大きくて重い一眼レフカメラを抱えて海外旅行を楽しむ方もいらっしゃいます。それはそれでいいと思います。

 

しかし巨大なカメラを持ち歩くことは海外ではお金持ちアピールになってしまい、盗人の格好の的になってしまう事は避けられません。

 

しかも大きくて重量もあるのでどうしても体力的な負担にも繋がってしまいます。レンズも大きくて荷物としてもかさみますしね・・・。

 

一昔前であれば、コンパクトカメラではどう頑張っても一眼レフの画質に及びませんでした。

 

しかし今はセンサーサイズ1インチ以上の「高級コンデジ」や「ミラーレスデジカメ」などが普及してきていて、画質も細部まで比較しなければ一眼レフと大差ないレベルまで追い付いてきているのが実情です。

 

センサーサイズって何?そもそもどんなカメラを持っていけばいいの?という疑問については下記の記事で詳しく解説します。

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ちなみに画素数は画質にはあまり関係ないと考えてもらって構いません。むしろセンサーサイズが小さいのであれば画素数は小さい方が画質は良いです。スマホで2000万画素とか無理し過ぎです・・・。

 

私は国内旅行でも海外旅行でもソニーのミラーレスを持っていきます。重さもサイズも丁度良く、画質も良いので非常に満足度が高いです。

 

↓上はα6000。ファインダーが付いていて屋外で液晶が見にくい場合も楽に撮影できます。下はα5100。ファインダーはありませんが、安価に高画質を手に入れる事が出来ます。

 

 

 

ミラーレスデジカメはボディは小さいですがレンズ部分はどうしても飛び出ます。それが嫌だという方には高級コンデジがおすすめです。一般的なミラーレスには劣りますがセンサーサイズが大きいので高画質ですし、サイズはすっきりコンパクトです。

 

ソニーならRX100シリーズですね。センサーサイズ1インチですので画質はミラーレスに迫ります。

↓上はRX100V。ファインダーやモニターのチルト機能が付いていてスキのないハイスペック機ですが価格は高め・・・。下はRX100、初代ですね。ファインダーやモニターのチルト機能などはないですが、画質は十分です。

 

 

スマホで撮る人も多いですね。そのスタイルを否定するつもりはないですし撮影も手軽なのですが、どうしても自分が撮りたいと思った写真にならない事が多いです。出来れば写真専用のデジカメを持って行きたいところです。

 

自慢の写真は売りに出してみよう

自分で撮影して気に入った写真を自分や友達、家族の中だけで見るのも良いでしょう。しかし、「良く撮れた!」と思う写真は他の誰かにも見てもらいたいと思いませんか?

 

海外に行ってその時にしか撮れない現地の写真をあなたは所有しているわけです。

 

広告や出版などの業界では今や写真は自分では撮らずにストックフォトサイトなどで購入する時代になっています。

 

あなたが撮影した写真をストックフォトサイトに登録しておくと、企業・個人問わず買って行ってくれるのです。

 

↓写真のバックアップは忘れずにとりましょう・・・!

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私は「PIXTA」というストックフォトサイトで写真を登録して販売しています。トルコやタイなど海外に行った時に撮影した写真や、日本国内のさまざまな写真を1,000枚以上登録しています。

 

「これはいい出来だ!」

と自分が思う写真ではなく何の変哲もないイタリアのカフェの外観写真なんかが3000円で売れたりしますので、予想外な売れ方を見ているのも面白いです。

記憶を記録するために写真を撮ろう

昔撮った写真を見返すと懐かしさがこみ上げます。

「あぁ、こんな所に行ったなぁ。この頃は若かったな!」

なんて昔話に花が咲きます。

 

人は忘れ行く生き物です。いくら鮮明に記憶したとしても月日と共に記憶から抜け落ち色あせて行きます。

 

写真であれば、データや印刷物を失わない限り一生楽しむことのできる宝物になります。ぜひ海外旅行で記憶と記録に残る写真を撮ってみてください。

 

撮りっぱなしではなく子供が大きくなってから見せる、売ってみる、などのようにどんな風に使ってみようかと「写真に残す意味」を考えながら撮影すると良いですよ。

 

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