先日、なんと自宅で盗難被害が発生しました。
建物の中に入られたわけではないのですが、門扉の内側に侵入され、玄関先に置いておいたゴミ入れボックスを盗まれてしまったのです。
なんと早速防犯カメラが役に立ってしまったのです。防犯カメラが役に立つ時なんて来ない方が良かったんですけどね・・・。
今回は実際に盗難被害に遭遇して分かった、警察への届け方や、更なる家のセキュリティ対策強化策について考えてみたいと思います。
我が家の防犯対策
我が家にはセキュリティ対策として防犯カメラを複数台設置していて、下記記事にて紹介をしています。
設定要らず、安価でそこそこの性能を持った防犯カメラを選んで設置してみたのです。
これによってセキュリティレベルはかなり向上したものと自負していました。
また、防犯カメラの死角になりそうな所には人感センサー式のライトも設置しています。
侵入者を威嚇するのに十分な光量を発する事の出来る、安価で簡単に設置が可能なソーラー式センサーライトを複数設置してみたのです。
これで、かなり防犯レベルは上がった!と思っていたのです・・・。
実際の泥棒の手口
防犯レベルが上がったのは確かなのですが、実際には泥棒に入られてしまいました。
家の建物の中までは入られていないので、その点では最低限の「守り」は出来ていたかなとは考えているのですが、敷地内には侵入されているわけで、大きなショックではありました。
玄関には防犯カメラを設置しているのですが、強い光を発するセンサーライトは設置していませんでした。
ただし、玄関上部に当初から設置されているセンサー照明は設置されてはいたのです。
犯行を知ってから防犯カメラの録画映像を確認してみると、侵入者は門扉から堂々と敷地内に侵入し、辺りを物色していました。そして玄関に近づいたところで家に備え付けのセンサー照明が光りました。
侵入者はそこで一瞬動きを止めたのですが、辺りを見回し再び物色を始めました。
その時に防犯カメラにも気付いてるんですよね・・・。カメラと目が合ってましたから。
「防犯カメラがあっても犯人を止められないのか・・・」
と、正直、唖然としましたね。
ただ防犯カメラに気付いた直後、乗ってきた自転車に戻ってマフラー或いはマスクのような物を顔に巻いて再び門扉から侵入し、玄関先に置いてあったゴミ捨てボックスを持ち去ったのです。
防犯カメラで犯行を止められはしませんでしたが、多少なりとも抑止力にはなったのかな、と感じています。
警察への届け
嘆いていても仕方ありません。被害が小さいとはいえ立派な窃盗ですから、翌日、USBメモリに録画した証拠の動画を持って最寄りの交番へ行ってみました。
しかしながら、口頭での状況確認はしてもらえたのですが、交番といった小さな受付場所では動画の確認をしてもらう事が出来ませんでした。
なんでも機材となるパソコンが無いのだそうで。パソコンが無いって今どきどうやって仕事をしているのか不安を覚えましたが、どうにもこうにも確認することが出来ないのだそうです。う~ん、かなり前時代的・・・。
そんな田舎の交番、という訳でもないんですけどね・・・。
しかたないので動画から静止画を切り出してわざわざ印刷してから見せる、というあまりにアナログかつ手間のかかる方法を取らざるを得ませんでした・・・。
警察は、地域の交番レベルの場所への過度の期待は出来ないなと感じました。まぁもっと悪質な事件であれば、交番レベルに留まらずに動画の確認などもするんだと思うんですけどね。
ともかく警察の古い体質を垣間見た一件でした。警察に証拠を持っていく場合はお気を付けください。
更なるセキュリティ・防犯対策
防犯カメラは当然必要なのですが、さらにプラスしてのセキュリティ対策が必要だと強く感じましたので、今後の対策を検討してみました。ぜひ参考にしてみて下さい。
そもそも屋外に物を置かない
物があるから目を付けられて盗まれるわけです。ゴミ入れボックスのようなものを、ゴミを捨てる時以外は屋内に退避させておく必要がありそうです。
また物理的に物を取られないようにするため、鍵のかかる物置の設置を検討したいと思います。
他にも玄関前に置いてあるものがありますので、屋内や物置へ退避させたいと思います。
門扉の鍵をかける
門扉を誰でも開けられてしまう状況でしたので、鍵を掛けるようにしました。
もちろん、鍵を掛けていようがいまいが乗り越えられたら元も子も無いわけではありますが、普通に扉が開かない、という時点で侵入者への大きな抑止力にはなりそうです。
ただ、家主でさえも家の敷地に入るのにいちいち門扉の鍵を開ける必要がある、というのは若干の面倒くささを感じます・・・。まぁ防犯には代えられませんが。
玄関にもセンサーライトを設置する
玄関には家に元々付いていた淡い光のセンサー照明しかなかったため、犯人を威嚇するには十分ではありませんでした。
そこで、次の記事で紹介している強い光を発するセンサーライトを玄関前にも追加することにしました。
犯人の姿を光で浮かび上がらせるのに大きな効果を発揮するはずです。
窓に防犯フィルムを貼る
家の敷地に入られるのは気持ち悪いし、盗難・器物破損などの被害にあう可能性もあるので見過ごす事は出来ないのですが、さらに最悪なのは家の建物の中に侵入されることです。
窓を割られて侵入されるケース、つまりガラス破りが多くなっていますので、以前、補助錠を付けた経緯や方法などをご紹介しました↓
ただ、やはりこれで十分かと言われると少し疑問がありますので、窓にも更なる対策を施す事にしました。
色々と調べてみた結果、窓に防犯フィルムを貼る事にしました。防犯フィルムを貼る事で窓を割ろうとしても貫通しにくくなり、侵入まで時間が掛かる事になりますから、犯人に諦めてもらいやすくなります。
A3サイズのフィルム2枚で3,000円といった値段で売っている物がありますが、これを家の中の窓ガラスの鍵部分、補助錠部分に貼っていくと、家全体で30枚程度必要になりますから、あっという間に5万円レベルの費用が飛んでいきます。
これではコストパフォーマンスが悪すぎますので、オーダーで大きさを指定してカットしてくれる商品を選びました。
窓の大きさに応じて大きさも調整できますし単価も安いので家全体の窓に必要な分を購入しても2万円程度で済みました。しかも勝手口の窓は2m×40cm程度の大きさにしてもこの程度で済んだのでコストパフォーマンスは良いと思います。
防犯フィルムについては別途記事にしたいと思います。
まとめ
いかがでしたのでしょうか。実際の盗難体験を経て、その後にとるべき行動について自分の考えをまとめてみました。
防犯カメラは抑止力にはなっていますし、証拠として後から確認して犯行時の状況を確認できるので、なくてはならないセキュリティグッズではありますが、防犯カメラだけで十分とは言えない、と感じました。
センサーカメラや窓への補助錠・防犯フィルムの貼付など、様々な対策を組み合わせる事でセキュリティレベルを上げて行きたいところです。
数千円~数万円程度でできる対策を怠ったがために泥棒に入られてしまえば元も子もありません。後悔先に立たず、です。
ぜひこのブログを参考にしてもらえればと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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