悪口を言う人はなぜ嫌われるのか?悪口を言う人の共通点とその対処法

心の在り方

「上司のいない所で上司の悪口を言いまくる」
「普段は仲の良いふりをして陰では毒を吐きまくっている」
「飲み会では毎度のごとく悪口大会を先導している」

 

こんな人があなたの周りにも一人くらいはいるのではないでしょうか。

悪口」を言う人に対するあなたの気持ちはどんなモノでしょうか。

 

悪口を言う人の事を内心は良く思っていなかったとしても、目上の人が発する悪口にはなかなか反論できないかもしれませんし、中の良い友達が言う悪口にはなんとなく同調してしまっている、という人もいるかもしれません。

悪口を言う人はあんまり好きになれんな・・・

 

悪口を言う人はなぜ悪口を言ってしまうのか、その心理を明らかにし、悪口を言う人の共通項が何なのかを考えてみました。

そして悪口を言う人の共通心理を理解した上で、自分が悪口を言われた場合にどのように対処したら良いのかを考えてみましょう。

 

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悪口を言う人はなぜ嫌われるのか

人を悪く言う人は良い気持ちでしゃべっているかもしれないですが、大抵は周囲の人から疎まれているものです。

なぜなら悪口を声高に叫ぶ人は、周囲からは

自分が居ない時は自分の悪口を言われてるんじゃ・・・

 

と思われてしまうからです。

 

また自分が特に悪く思っていない人に対する悪口を聞いた時は、なんでそんな根も葉もない陰口をするんだろう・・・と嫌悪感を感じるでしょうし、自分もあまり好きじゃないな、という人に対する悪口だったとしても、普通の感覚ならば

別に口に出して悪口言う事もないじゃん・・・

という人だっていますよね。

 

そして、悪口を言われた当事者は、確実に悪口の発信者に対する憎悪、そこまでいかずとも良い感情は持ちえないでしょう。

このように悪口を言う人は確実に嫌われ、日々敵を作っている事になるのです。

 

世の中には次のような人も居ます。

「自分の話をする時は自慢話ばかり、他人の話をする時は悪口ばかり」

そいつ、もう公害レベルだな・・・

 

何のために生きてるの?ってレベルです。もう一度幼稚園からやり直して来いって言いたいですね。そんな人に出会ってしまったらもう全部生返事で良いです。

 

結局のところ「悪口」は回りまわって自分に返ってくるんですよ

悪口を言う

周囲の人の気分を害する

次第に周囲の人の心が離れる

自分が助けてほしい時に助けてもらえない

孤立する

 

多かれ少なかれこんな状況に陥るのが目に見えています。人を悪く言うのなら、自分が悪く言われたり不利益を被ったとしても文句は言えませんよ。

悪口を言うのであればそれ相応の覚悟を持ってください。

 

悪口を言う人の特徴

悪口を言う人には決まったパターンがあります。

大抵その人が人間的に未熟だから、という事に集約されるのですが、少し深く見てみると悪口を言う人の心理が見えてきます。

 

心理が理解できれば対策の立てようもあるというものです。

悪口を言う人の特徴を見てみましょう。

 

悪口を言う人は余裕がない

自分に余裕がある人は他人の悪口・陰口など叩かないものです。

悪口を言う事により、逆に自分が悪く見られるという事を理解していますからね。

人間的な余裕を持ってる人は他人に対しても寛容だよなぁ

 

他人の意見を受け止めつつ、納得のいく指摘だったり反論だったりをする事はありますが、陰で個人攻撃をしたり嫌味をネチネチ言ったり、という事はまずしないですね。

 

余裕を持つ事から始めようと思うのではなく、まずは悪口を止める所から始めてみると、それが人間的な余裕・深みに繋がっていくのかもしれませんよ。

 

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悪口を言う人は人を失脚させようとしている

悪口を言う人は自分より出来る同期、評価の高い後輩など、自分にとって目障りな人をこき下ろそうとしている可能性があります。

つまり自分の能力では上に上がれないと悟っているため、他人をこけ落とそうとしているわけです。

 

こういう人に対する周囲の目は冷ややかですから、その悪口も放っておいても問題ない場合が多いです。無能な人間が無駄に他人を悪く言っている、程度の認識が関の山ですので。

 

悪口を言う人は嫌われると理解していない

面白いと思って悪口を言いふらしているとしても、他人は悪口を言っている人を快くは思っていません。

表面上は同調してくれているとしても、心の中では

人の悪口ばかり・・・嫌な奴だ・・・

と思われている可能性大です。

 

悪口を言う人というのは自分がどう見られているか、ということに鈍感な人が多いのかもしれません。

 

周りの人が一緒になって悪口に乗ってくれていたとしても、もう他人を悪く言うのは止めた方が得策です。

いつか皆の心が離れてしまう前に。

 

悪口を言う人は本人の目の前では言わない

本人が居ない所で”のみ”悪口を言う人が多いですね。いわゆる陰口です。

 

本人に言っても言い負かされるか、自分がみじめになるか、他の人に諭されるか、という結果になる事が分かっているのかもしれませんね。

 

陰口しか言えない人は周りから「卑怯な人」「陰湿な奴」というレッテルを貼られる事になるでしょうから、損をするのは陰口を言う人の方なのです。

 

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悪口を言う人は自信がない

自分に自信がない、その裏返しで人の悪口を言う人がいます。

自分が取るに足らない存在であると自覚しているからこそ、他人の有能さが羨ましくて妬ましくて仕方ないのです。

 

その嫉妬を晴らすために悪口をいってしまう・・・、そんな事をすれば嫌な思いをさせると分かっていてもです。

自分に自信がない、だけど自尊心をなるべく傷つけずに生きて行くには他人を傷つけるしかない、そんな悲しい人たちなのです。

 

悪口を言う人は自分が見えていない

悪口を言う人は、自分が悪口を言われたら、なんてことを考えていません。

悪口を言いまくってる人に「あなたも悪口言われまくってますよ」って教えてあげたい

 

悪口を言う事ははさも自分だけの特権であるかのように振る舞い、他人を傷つけても全く気にも留めない、そんな人種なのでしょう。

 

悪口を言う人は、自分が周りからどのように思われているか、ということにもっと気を配った方が良いですよ。

さもなくば周りに誰も居なくなってしまいます。

 

悪口を言う人は他人より優位に立ちたい

他人をこき下ろす事で自分が上にいるんだ、ということを誇示したいがために悪口を言う人がいます。

結局は自分が上に見られるどころか、他人からあきれ顔されるだけなんだけどね

 

人の悪口を言って下に見る人は、自分が上に行こうと努力するわけでは無いので成長が止まっちゃってるんですよね。

悪口を言っている間は同じ所に立ち止まっているだけ、という事を理解すべきです。

 

本当に人より前へ進みたかったら、自分が努力するしかないのです。

 

悪口を言う人は人の悪い所しか見ていない

人それぞれ良い所もあれば今一歩な所もある。当然のことです。そんなこと当たり前なのですが、当たり前すぎて忘れちゃってるんですね、きっと。

 

人の悪い面ばかりを見て悪口を言う人は、「バランスが悪い」としか言いようがありません。

悪口を言うならその相手の良い所も認めてあげるべきなんですよ。

 

悪口を言う人は周りの環境に不満がある

家庭内で不破がある、上司に認められていない、など自分の思い通りの生活が出来ていない人の中にはその不満を外に吐き出す人がいます。

自分自身でその不満を受け止めきれない人っているよな・・・

 

周囲に悪口という形で吐き出す事でなんとか自分の自尊心を保とうと必死なんだと思います。

しかめっ面で悪口を言っている人がいたら、何か大きな不満を抱えていないか観察してみて下さい。解決の糸口があるかもしれません。

 

悪口を言う人はコンプレックスの塊

自分が持っていない物を持っている人、自分に出来ないコトを出来る人、そんな人たちに対する嫉妬や憎悪、ドス黒い感情を抱えながら悪口を言う人がいます。

要は相手が羨ましくて妬ましくて仕方ないのです。

 

もし悪口を言われている側のスペックが高い場合は、その悪口はコンプレックスからくるモノなのだろう、と生暖かい目で見守ってあげてもいいかもしれません。

 

ただ度が過ぎれば要注意対象になりますし、悪口を言われている当事者が耐えきれないようであれば周囲の介入が必要でしょう。

 

悪口を言う人は自分の弱さを隠したい

自分一人では何も出来ないから、特定のターゲットの悪口を周りに言いふらして、仲間を作ろうとしている可能性があります。

 

徒党を組んで悪口を言う事で自分の弱さを隠しているのです。

みんなでワイワイ悪口大会やってれば、その時は気分が晴れるのかもしれないですね。

超絶薄っぺらい仲間意識だな

 

しかしその悪口には相手が居て、その相手は深く傷ついている可能性があります。

もし悪口を先導しようとしている人がいたとしたら、それに追従しない心の強さを持ちたいものです。

 

悪口を言う人は他人をストレスのはけ口にしている

自分の虫の居所が悪い時に、当たり散らす特定のターゲットを決めている場合がありますね。

そしてそのターゲットは立場的に弱かったり大人しかったり、従順だったりする事が多いです。

つまり口答えをしてこないような弱者を痛めつけてストレス発散しているのです。

最悪のクソヤローだな。パワハラで訴えてやれ

 

目に余るようであれば上の人、周囲の人が介入して上げる必要があるでしょう。

 

悪口を言う人は自分の味方を見極めようとしている

悪口を言う事によって、周りの人がどんな反応をするのかを確認し、こいつは自分の手ごまになりそうだな、こいつは言う事を聞かなそうだな、といった判断をしている可能性があります。

 

他人を「自分に従う奴かそうでないか」といった価値基準しか持っていないのです。なんと寂しい人生でしょうかね・・・。

 

もう口裏を合わせ全員で反旗を翻して「悪口を言うお前の仲間にはならん!」という意思を示せると良いんですけどね。

まぁ人間弱いですから、権力のある人が悪口に加わるように暗に仕向けてきたら従ってしまう、という人は一定数いるでしょうね・・・。

まるで小学生レベルのいじめだな。だっさ。

 

悪口を言う人は他人の反応を楽しんでいる

話題になるようなセンセーショナルな悪口を発信することで、周囲の反応、炎上を楽しんでいる輩がいます。

いわゆる愉快犯ですね。楽しければ他人へのダメージなど気にも留めない、という人たちです。

 

5chでも、どのスレッドを見ても悪口のオンパレードですよね。悪口を書き立てて相手の怒る・反対する、といった反応を見てさらに燃料を注ぎ込む・・・。

暇なのかな?

 

自分の人生の中で悪口を言っている時間が結構な割合を占めていたら、空しいと思いませんか・・・。

 

悪口を言われた時の対処法

悪口を言われた当事者或いは周囲の人たちは、悪口を言う人に対してどのような反応をすれば良いのでしょうか。

上で説明した悪口を言う人たちの「心理」を踏まえて考えてみたいと思います。

 

相手にしない

悪口を言う人の言葉にいちいち反応しないことが、ことを鎮静化させるための最良の方法だったりします。

 

人の意見は十人十色です。

あの人はあんな事言ってるけど自分の意見と違うから流しとこ

 

これくらいの受け止め方でいいのです。

 

あまりに真に受けてしまうと自分の心にダメージを負ってしまいますから、軽く受け流すくらいで十分、と考えておきましょう。

 

周囲の人だって悪口を言う人の事を良くは思っていないはずです。嫌な事を言う人にいちいち付き合ってあげる必要はありません。

 

悪口発信者が沈静化してくるまで無反応を決め込みましょう。打っても響かない人に悪口を言い続ける気力のある人はそうそういません。

 

悪口を言う人を褒める

これはなかなか出来る事ではないですが、劇的な効果を発揮する可能性があります。

 

悪口発信者は、悪口のターゲットから恨まれる事はあれど褒められることがあるなどとは考えてもいませんよね。意図せず褒める事で悪口を言う人は居たたまれなくなる可能性があります。

 

直接言うのではなくても、人に伝えてもらうという方法も効果大です。

悪口のターゲットが自分の事を褒めていたとなれば、もうそれ以上悪口を言うのが流石に気まずくなるんですよ。

図に乗らせるだけじゃない?

 

「褒め殺し」が効かなければ、もう無視しておくのが最良です。悪口を言う人間などまるでいないかのように・・・。

その際は次の項目のように、仲間と示し合わせておくと良いでしょう。

 

仲間内に根回しする

悪口により実害が出てしまう時の対処です。

 

自分に非はなく、悪口を言う人が全面的に悪い、ということを周囲の人に理解してもらい、悪口を言う人を相手にしない、という態勢を作りましょう。

本人ではなく周囲の人が反論する、といった事も出来ると悪口発信者も撤退せざるを得なくなるでしょう。

 

悪口のターゲットになってしまった場合に孤立してしまうのは得策ではありません。周囲に必ず味方がいるはずですから、腐ってしまわずに出来る事をやりましょう。

 

自分の信念を持つ

ブレない自分の信念を持っていれば、他人が流す雑音に気を取られることもありません。

悪口の中身が的外れなのであれば、自分の信念に従って跳ねつけてしまえば良いのです。

 

逆に優柔不断で流されやすいほど、人から悪く言われる可能性が高まってしまいます。何故かというと、自分を持っておらず声の大きい人の意見に左右されてしまう人は、コロッと手の平を反す事が多いからです。

これは悪口を言う人にとっては脅威ですよ。悪口を言う人は同調してくれる仲間が欲しいわけで、手の平を返されてはたまったものじゃありませんからね。

だから優柔不断でころころ主義主張が変わる人は悪口のターゲットになりやすいと言えます。

 

信念を持って、言いたい事があるのであれば悪口を言う人に対してだってズバっと言ってしまえばいいのです。

自分の意見をしっかり持って生きている人ほど悪口のターゲットにはされにくいのだと考えて下さい。

 

本人と直接話をする

実害のない悪口なら相手にしない事が一番ですが、何らかの被害を被る事が明らかであれば能動的な対処が必要になってきます。

 

そんな時に効果を発揮する可能性があるのが、悪口発信者と直接話をすることです。直接対決ですね。

なかなか勇気が要るけど、いざとなったらやるしかないな

 

何の目的と意図で悪口を言っているのかを確認するのです。もちろんはぐらかされる可能性もありますが、相手が変わるきっかけになるかもしれません。

 

悪口を言う人は弱い人である可能性が高いのは上で説明した通りです。直接話すことが解決の糸口を発見する契機になるかもしれません。試してみる価値ありです。

 

自分は羨ましがられているのだと考える

悪口を言う人は自分の弱さを隠したり人よりも上に見られたかったり、コンプレックスの塊だったりする、という事を説明しました。

 

つまり、悪口を言われるという事は自分が羨ましがられているのだ、と理解してみて下さい。そう自分に言い聞かせてみるのです。

悪口を言うやつはかわいそうな奴なんだ。俺には勝てないと思って悪口言ってんだな!

 

これくらいの心持ちで良いのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。悪口を言う人の心理と悪口への対処法をご紹介しました。悪口を言う人の気持ちを多少なりとも理解できたのではないでしょうか。

理解したくもないものだがな・・・

 

悪口を言う人の気持ちを踏まえた上で対処することで、事態を悪化させずに乗り切る事も可能となります。

 

また逆に悪口を言ってしまう人は、なぜ自分が悪口を言ってしまうのか、を理解できたでしょうか。

まぁこの記事を読みに来るくらいですから、少しは思う所があるんですよね・・・。

 

そもそも悪口を言う人は他人の傷を理解しようとしない、自分が悪口を言われるとは思っていない、という「どんだけ自分に都合の良い解釈しとんねん!」状態の人が多いです。

この記事を読みに来れたという事実をきっかけにして、これからのあなたの人生で悪口を無くす方向に進んで行けるのではないでしょうか。

 

ちなみに人を悪く言うのではなく、褒める事によって会社の業績がアップしたなんて話を聞いたことがあります。

人は人から褒めて欲しい、認めて欲しいのです。誰も悪口など言われたくはないのです。

褒める事によって組織が活性化し、自分にも利益があるのであれば、悪口を言うのではなく良い所を褒める、という方向にシフトしていくのが賢い選択ではないかと思っています。

俺、人の悪口ばっかり言ってたな・・・

という人は、そっくりそのまま人を褒める事にバイタリティを使ってみてはいかがでしょうか。

 

ひとたび悪口を言えば、自分も他人も誰も幸せになれない、ということを肝に銘じましょう。

 

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