何か良からぬ事が起こった時、嫌な事が起こった時、失敗した時、
何でこんな事に・・・。もう自分はだめだ・・・。
まぁ起こった事は仕方ない。何とかなるさ!
あなたはどちらの考えが浮かぶでしょうか。
悲観的に捉えるか楽天的に捉えるか
一つ言える事として、いつ何時も前者のような考え方をしていては身も心も持たない、ということです。
「何とかなるさ」の楽天家精神を持ち合わせている方はそうでない方と比べて相対的に人生を生き易いのではないかと考えています。
自分も考え方を変えて楽天的な部分を増やした事で少し心が軽くなったという自覚がある。
楽天的に考える事のメリットと楽天家に近づくための方法についてお伝えしたいと思います。
自分はもうだめだ・・・
と考えがちな方はぜひ参考にしてください。
楽天家として「何とかなるさ」と考える事のメリット
「何とかなるさ」と考えると実際、何とかなります。
これは経験上もそう言えます。
結局は自分の出来る範囲で出来る事をするだけですよね。
「もう何もかもおしまいだ」と考えるより「何とかなるべ」と考えて物事に取り組んだ方が少しは楽しいはずですよね。
楽天的に考える事のメリットをいくつか挙げてみます。
立ち直りが早くなる
楽天家は基本的に前向きですので、何かマイナスな事が起こっても「仕方ない!次だ次!」と切り替えて前を向くことが出来る人が多いです。
切り替えが早い、とも言えるな。
落ち込んでても仕方ない、と思える人たちなんですね。
切り替えが早ければ、それだけ次の動き出しが早いわけですから、いつまでもグズグズと失敗を引きずっている人よりは前へ進むことが出来るでしょう。
楽天家ならではのメリットと言えそうです。
客観的に捉える事が出来る
マイナスな捉え方をしがちな人は主観的な人が多いです。
自分の考えを優先して素直に反応してしまうんですね。
そういった反応その物が悪いわけではないですが、その考えに囚われて行動を止めがちになってしまう所が痛いところです。
反対に楽天家は客観的に物事を捉える事が得意です。
一歩引いて「まぁこういう事だよな」と冷静に考える事が出来るわけです。
客観性は物事をうまく進める上ではとても大事
余裕がある人として見てもらえる
楽天家は「どうにかなるさ!」という考えを持っているので、周囲からは「余裕のある人」と認識されます。
ギスギスしている人と余裕のある人、どちらと関わりたいかと言えば答えは明らかだと思います。
余裕のない人って近づき難い・・・
何をするにもどっしり構える余裕が欲しいものです。
信頼される
余裕を持った人は信頼も集めます。
信頼が集まれば物事がうまく行く土台になり得ますね。
逆に信頼のない人は仕事もプライベートもうまく行かないよね・・・。独りよがりになってしまう。
楽天的な考えを持つ人は周囲の人の信頼を勝ち得るというメリットがあるわけです。
楽天的に「何とかなるさ」と考えるための極意
楽天家としてのメリットがあるという事は何となく理解しつつも無理やり楽天家になるのも難しい、というか無理ですよね。
私も元々ネガティブ寄りの人間ですから、その大変さはよく分かっているつもりです。
とは言えいつまでもマイナス思考どっぷりでは生き難くて仕方ないですから、少しでも楽天的思考を身に付けられるような行動・考え方を提案したいと思います。
自分も鬱を患った後から実践し始めて、「なんとかなるさ」を意識して生きているのだ・・・!
言葉にする
嫌な事実に直面した際、何もせずに手をこまねいていては、いつものネガティブ志向が自分を襲ってきます。
そんな時に、プラスの言葉を無理やりにでも文字にして発するのです。
「なんとかなるさ!」
「神は自分が乗り越えられる試練しか与えない!」
「心配しても仕方ないな!」
といった言葉を声に出しても良いですし、紙に書いても良いでしょう。
言葉は言霊ですから、とにかくアウトプットする事によって自分をプラスの方向へ向かせる事が出来るのです。
人間は言葉にする事で実際にその言葉の通りに行動するようになるのだ
捉え方を180度変えてポジティブなイメージを浮かべる
事実は一つでも、どのように考えるかがとても大事です。
例えば、
・電車の人身事故に巻き込まれて歩くことになった時
「歩かなきゃ目的地に着かない・・・最悪だ」
と捉えるか、
「お!良い運動のチャンス!」
と捉えるか。
・食べようと思っていたお菓子が無かった時
「なんでお菓子がないんだ!くそ!」
と捉えるか、
「やった!食べなければ太らない!」
と考えるか。
あなたはどちらでしょう。
ネガティブな捉え方が頭をよぎったら、真反対のポジティブなイメージを無理やりにでも頭に浮かべてみるのです。
あえて自分の頭に浮かびそうなマイナス思考と反対の考えを思い浮かべる事が大事ですね。
ポジティブなイメージが自分を変えて行ってくれる実感がある
失敗を成長の糧と考える
「失敗」と思える事も人生の通過点に過ぎない、そんな考え方をすることで心がつぶれてしまわないように調整出来ます。
仕事でも勉強でもなんでも、失敗したなぁという場面に遭遇した時は、
失敗した事に対応出来れば成長できる!!
と考えて次に進めばよいのです。
そもそも人生なんて失敗ばっかりです。
・電車に乗り過ごした
・食事の時にワイシャツを汚した
・子供を必要以上に強く叱ってしまった
・仕事でミスをした
・テストで簡単な問題を間違った
などなど、そんな小さい失敗だって無数にあります。
その度に心を削っていては身が持ちませんよね。
失敗した時は次にうまくいくための材料だ!くらいに考えてやれ!
考えても仕方ない時に考えない
常に「どうしよう・・・」「不安だ・・・」と考えてばかりいては前向きに物事を進められなくなって停滞してしまいます。
例えば休日に仕事の事を思い出して「あぁでもない」「こうでもない」とうじうじ考えていたら休日を楽しむことも出来ませんよね。
私も以前は休日に「あの仕事はこうしなきゃいけないかな」とか「あの仕事不安だなぁ」なんて堂々巡りしていましたが、今では休日は綺麗さっぱり仕事の事は忘れる事にしています。
心と身体を休める事の出来る休日にわざわざ自分を追い込む必要はないわけですよ・・・。
同様に、今考えても答えの出ないような問題は「考えても仕方ないや」と一旦頭の外に追い出して、今を楽しく生きる、それを意識すると心が軽くなりますよ。
休む時は休もうぜ!
逃げても良いんだという事を理解する
私個人としての経験でもあるのですが、うつ状態に陥ってしまった時、それでも
「自分でなんとかしないと・・・」
「会社を休んだらみんなに迷惑が・・・」
なんて考えが頭から離れませんでした。
しかし、そうやって無理に頑張ってしまったせいで今でも心身に不調が残る身としては、「とにかく自分が頑張らなきゃダメ」という考えは変えていった方がいいな、と思い至るようになりました。
会社に行くのが苦痛、つらい、消えて無くなりたい、なんて考えが頭から離れなくなったら、少し休んだって良いんです。
心と体が壊れる前に「逃げたっていいんだ」という事は念頭において日々を生きて行きたいものです。
まとめ
以上、「何とかなるさ」で行ってみよう!というご提案でした。
「なんとかなるさ」と考えておけば、本当になんとかなってしまうわけです。
逆に「もうだめだ」と何もしなければ本当にダメになってしまいます。
自分でも実践してきましたので、物事を前に進めるために楽天的な考え方はとても役に立つ、と実感していますね。
「何が起きても何とかなるさ~」という考え方を身につけたおかげで、人生生きやすくなったな。
マイナスな考え方を引きずりがちな方は少しずつ変えて行ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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