「なぜ自分は自分なのだろう」
中二病的だけど昔から思っていました。
自分って天才?特別な人間じゃね?
なんていうアホな考えを持ったような時期もあったりなかったり、そんな人も大勢いると思います。
自分はこの世に一人しかいないのである意味「特別」なのですが、社会貢献とか影響度とか、経済力とか各種能力といった観点で他人よりも抜きんでた「特別さ」というのは特定の人しか持ちえないんだよなー、と言うのは、我々のような「一般ぴーぽー」は重々感じているわけです。
でもやっぱり自分の事を「普通だけど特別」という一見矛盾した考え方で生きて行くのが良いんじゃないかな、というのを最近感じ始めています。
普通の顔、普通の能力、普通の稼ぎ、普通の生き方だとしても、それでも「特別」だと思えるのは何故か、そうやって生きていく事にどんな意味があるのか、ちょっと見て行きます。
結局はどんな普通の人でも特別なんですよ。普通じゃない人だって特別なんです。
それぞれ特別な人間として人生を全うできるはずなのに、自殺とか他殺とか他人を蔑ろにする事件が毎日のように起こる。
平和に生きていけるはずの日本で何でそんな事起こりまくるねん・・・って思えて仕方ない事が多すぎるんです。
あなたはどうあがいても「特別」なんです。死ぬくらいなら「特別な人間」として生きる事を選択してくれ!って強く言いたい。
そんな思いを書き殴ってみたいと思います。
自分特別の想い変遷
人の人生は山あり谷あり。自分の事が特別だと思ったり取るに足らないと思ったり、さらには楽しい事があったり消えたいと思ったり、でもそれでもやっぱり特別なんじゃ?と思ったり。
心は移ろいゆくものです。自分の想いの変遷を元にちょっと考えてみます。
乳児の時代
赤ちゃん、乳児はもう自分という世界しかないので、特別、というよりも「自分だけ」という感じですね。
あとはパパママ、お兄ちゃんお姉ちゃんくらい。
赤ちゃんの時期に愛情を注ぐことで自我の形成が促されていく、という話も聞いたことがありますが、「自分特別」というな想いも一緒に芽生えていく事になるんでしょうね。
幼児の時代
やっぱり自分中心で自分が一番!な時ですが、だんだんと他の友達と比較して自分はこの部分が負けてるよなぁというのを自覚し始める時期でもあります。
特別感と凡人感が入り混じり始める時ですね。
それでも将来に絶望したりとか鬱になったり、なんて事はほとんどないでしょう。
ただ、ネグレクト含む幼児虐待とかしてる親の元で暮らす子供は地獄だろうな。ホント時々流れる虐待のニュースを見る度に胸糞悪い。
学生時代
「自分は特別な人間」「自分は劣った人間」、そういう感じ方が両極端に分かれていく時期。
容姿が良かったりスポーツが出来たりすると、その万能感から「自分は特別♪」なんていう思いを抱きがちです。
逆に特徴のない人や何かしら周囲よりも能力が劣っていたりすると「自分なんてどうせ・・・」となっていきます。
そうやって成長していくわけだ
正直、大人になってから考えると(若干負け惜しみ的に)、どっちもどっち・劣っているからといって大したことじゃないな、なんて思う事の方が多いです。
コンプレックスがあればそれをバネにして伸びる人もいますしね。
社会人時代
日々の仕事や様々なストレスに押し潰されて「特別感」なんて微塵もなく暮らしている人が多いかもしれません。
もちろん充実した毎日で特別な自分を楽しんでいる人も居るのでしょうが、なかなかそうは行かない人が大勢います。
自分もその中の一人・・・
私個人としては、幼少期はあまり記憶がないですが、学生時代は若干の特別な感じ、社会人になってからは「自分は凡人」としか考えられなくなっていきましたね。
「天才も二十歳を過ぎればただの人」
なて言葉もありますが、周囲の人や環境に慣れてだんだんと尖ったところが削れていって、「普通の人」に落ち着いて行く人が多いように思います。
そんな中、尖ったまま猛進して何かを達成する人が周囲の注目を集めるんだろうな
しかし私たちは「普通の人生」を送っています。自分に特別感なんてもう感じないかもしれません。
しかし、そんな「普通な私たち」だって特別も特別、「超絶特別人間」なんだっていう事は肝に銘じて生きた方が良い、そんな風に感じているんです。
私個人は少し前にストレスでうつ状態に陥って、正直死にたいと思ったこともあります。
でも今思えば当然「死ななくて良かった」と心底思えますし、死にたいと思っている人には「どんな手を使ってでも死を振り切れ!」と強く言いたいです。
私たちは「特別」です。普通だけど特別なんです。そして特別だからこそ何があっても生き抜く。それを意識して下さい。
子供という特別な存在
私にとって特別な存在は「子供」です。
子供が生まれてから色々と新しい感情が巻き起こり過ぎてついていけない事もありましたが、子供はもはや自分以上の存在なわけです。
子供の身代わりになら幾らでもなれるわ
そして思いを馳せてみると、自分の親から見れば自分だって「特別」以外の何物でもないわけです。
そうやって育ってきましたよね、あなたも。
だから
「親の虐待によって子供が死亡」
なんていうニュースを見れば悲し過ぎて虐待をしていたその親を人間とは思えなくなりますし、
「アイドルがパワハラを受けて自殺」
というニュースを見て「何で死ぬまでしなけりゃならんのよ・・・」
とやるせない気持ちになったりもしました。
「愛の葉Girls」のメンバー、16歳の大本萌景さんが自殺したというニュースはそれほど衝撃でしたね。
10代の女の子が自殺に追い込まれる状況ってどんなんよ・・・、と。
正直、死ぬ以外の選択肢が色々あるじゃないですか、
・夜逃げする
・事務所を訴える
・メディアに垂れ込む
・勝手に辞める
・1億円用意する
どれもこれも死ぬよりもまだマシなんじゃないか、と思えるんですが、追いつめられると何も考えられなくなるんですよね・・・。
しかも16歳という経験も度胸も未熟な未成年ですからね・・・。本当に悲しい。ご冥福をお祈りします。
でも死ぬくらいなら親でも、知人でも、全然知らない人でも誰でも頼ってほしかったよなぁ、とそう思えて仕方ありません。
死ぬくらいなら誰彼構わず頼ったりしても良いし、いっそのこと逃げちゃってもいいんです。「逃げるが勝ち」は本当です。
「死ぬ」と「生きる」ならば、何があったとしても「生きる」を選択してほしい、そういう願いです。
子供が自分よりも先に死ぬとか、考えただけでも闇に囚われそうになる
他の人から見た特別
人を特別にするのは自分じゃなくて他人なんだろうな、とそう思い始めています。
あなたがいくら自分を特別とは思えなくても、周囲の人があなたに対する意識を向けている時点であなたは特別なのだと、そう思うのです。
親からしたら自分が特別
親は生んで育ててくれた自分を「特別な存在」として考えてくれていると思います。
ケンカもするけどな!ケンカするほど自分を認識してくれているわけだ
自分が特別なのは自分がそう思うからじゃなくて親がそう思ってくれているから。
そう考える事にしています。
そしてそれは親だけじゃなくて配偶者だったり、子供だったり、友人だったり、会社の同僚だったりでもそうです。
犬や猫、動物だってあなたを見てるぞ
自分の存在をちゃんと分かってくれている人、自分の存在を認識してくれる人がいればその時点で自分は特別なんだと、そいう思うようになりました。
自分では自分の事を凡庸、とるに足らない人、何でもない人、のように感じていたとしても自分を自分だと思ってくれている人がいればそれでいい、と。
そういう「特別感」の感じ方もまたいいもんだな、と思えるようになれば自暴自棄になったり自殺したり、犯罪を犯したり、という負の方向へ向く衝動も抑えられるのではないかなー、と勝手に思っています。
自分の子供へ引き継ぐ
自分の子供は自分から見たら間違いなく「特別」です。
そのことをじんわりと理解させていこうと思っています。
お前は俺から見たら特別だ。特別な人間なんだ。何があっても生きろ!
とね。
生活や社会との関わり方は別に普通で良いんです、普通に成長して普通に働いて普通に家族を持って普通に暮らして。
普通に愚痴を言って普通に酒を飲んで普通に笑って普通に泣いて。そんな普通の生活で良い。
「でも特別なお前は、お前だけの特別な人生を送っているんだ、ということを理解して生きて行けよな。少なくとも親より先に死ぬなよ!」
って言いたい。
「何があったとしても、死ぬくらいなら全部捨ててでも逃げろ!俺は絶対に味方だからよぉ!」
って言いたい。
まだその辺を理解できる年頃でもないので、追々ですけどね笑
まとめ
という事でとりとめもなく書いてしまいました。
特別な能力や容姿や財産を持っていなくても、普通の生活を送っていても、いや普通以下であっても、そしてやさぐれていても悲しみに暮れていても、自分やあなたは特別なのである、という事を言いたかっただけです。
特別だからこそ、その人生を生き抜け!ってことです。
幼い子が殺されたり、若者が自殺したりといった話を聞く度に何とも空しい気持ちになってしまいます泣
死ぬくらいなら全部捨てて逃げればいいのよ、ってちょっとでも伝わればなって。
まぁ完全に持論で書いてますから無責任と言われればそれまでですけど、自分の経験として「死ぬよりは生きる選択をして良かった」と思っているので、無責任だとしても伝えたい、ただそれだけ。
あなたは生きているだけで特別。困ったことがあれば親でも先生でも友達でも同僚でも第三者でも、何でもいいから頼って迷惑を掛けようが何しようが、それでも生きて行きましょう!!
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
コメント