同僚や学友、家族や知人に期待をして裏切られた経験ってありませんか?
別に大きな出来事でなくとも、
・相手が待ち合わせ時間に来なかった
・やると言った家事をやってくれなかった
・仕事を振ったのに期日までに仕上げてもらえなかった
などなど、「約束を破られた」なんて経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
また、他人に頼んだ仕事などやってもらったはやってもらったけど、自分が期待したアウトプットを得られなかったなんて事も多々ありますよね。
人への期待が大きいほど裏切られた時のダメージも大きい
他人は自分ではありません、当たり前のことですが100%のアウトプットを期待する事自体が間違いだと言っていいです。
つまり他人は自分の思い通りにはならないです。100%自分の期待通りに動いてくれる人など存在しないんですよね。
世の中には相手に100%を求める人も多い。そしてその場合は遅かれ早かれギスギスし出す。
さらに言えば、自分の中で思い描く事が相手に伝わっているかも怪しいですし、相手も100%そうしたいと思っているわけではないですよね。
具体的に数字にしてみると、
・相手に伝わる割合が70%
・相手が自分の考えと一致している割合が70%
とすれば、相手がこちらの期待に応えてくれる割合は70%×70% = 49%ということで半分にも満たなくなります。
自分の期待など相手にはなかなか届かないわけです。
今回は、「他人に期待しすぎるのはやめようよ」という事についてお話ししたいと思います。
「他人に期待し過ぎる事」をやめると楽に生きることが出来ますよ。
人に期待しすぎると何故つらくなるのか
人に期待してもその期待通りにならない事など日常茶飯事です。その度に落ち込んだり憤ったりしてしまいます。
人に期待しすぎた結果、どんな嫌なことが襲い掛かるのか考えてみます。
自分の予定が狂うから
人に任せっきりで、それが失敗した時の事前対応を疎かにしておくと、期待したアウトプットが得られなかった時に自分の予定が完全に狂います。
他人に100%のアウトプットを期待することによって自分へのしっぺ返しがある、と考えた方がいいでしょう。
他人に頼り切っていると自分が損するんだ
自分が否定されたと感じるから
他人が自分の想いに応えてくれない場合、
「こんなに期待しているのに・・・」
「私の事が嫌いなんだ・・・」
なんていう思いが渦巻くことになります。
他人に期待し過ぎる事は結果、自分の自尊心を傷つけ、自分の精神に悪影響を及ぼす結果になるわけです。
否定された、と感じてしまえばその相手との関係もギクシャクしてしまう事になるでしょう。
指摘・叱らなければならなくなるから
少しでも相手が自分の期待外れの事をした場合、相手に指摘したり注意したりという事が頻繁に起こり、相手も自分も疲弊してしまいます。
何でもかんでも指摘したりダメ出ししたり、というのは果たして良い事なんでしょうか・・・。
子育てしていてもいつも感じますが、相手がこちらの思い通りに動かないことなんて当たり前なんですよ。
その度に叱ってダメ出ししていたんでは、相手も聞く耳持たなくなるし自分も疲れるしでいい事ないです。
相手が思い通りに動かないからといってその度にダメ出しをする事が必要なのかを一度考えた方が良い。大人も子供もな・・・。
人に期待しすぎる事をやめるために
人に期待し過ぎる事は、自分も相手も疲弊することになる、という点をつらつらと書いてみました。
ではそこから脱出するにはどうしたらいいのでしょうか。脱出のための行動や思考についてお伝えします。
自分で実践を試みている内容をお伝えする
自分が動く
自分が「こうしたい」という考えを持っているのであれば他人に任せっきりにせずに自分が動く事が大事です。
前述の通りこちらの期待が相手の中で腹落ちしている割合など半分に満たない事も多いです。
そんな状態で相手に任せっきりにすること自体が危ういと思いませんか?
想いがあるなら「自分が動く」ことを意識してみましょう。
精神的に相手に頼り切らない
何をするにも相手にべったり、何をするにも相手と一緒、なんていう生活はいずれ破綻します。
なぜなら相手と自分は違う人間で、考え方が100%一致していることなどあり得ないからです。
「自分が何をしたいのか」をちゃんと考える事が大事です。
自分が無い人は行き詰まる
いちいち腹を立てない
相手が思い通りに動かないからと言って文句・ダメ出しをしまくる人がいますが、もうその行為自体がダメですね。
相手が100%のアウトプットをする事などあり得ないのですし、やってくれている部分があるのであれば、感謝こそすれ文句を言う筋合いはありません。
気に入らない所があれば自分が直せばよいのです。
そもそも相手にやってもらっておいて文句を言うこと自体がナンセンス
何かをやってもらったら文句ではなく「ありがとう」、これが基本です。
フォローする
相手に任せて自分の思い描くアウトプットに持っていきたいのであれば、随所でフォローすることが大事です。
投げっぱなしで自分が思うゴールに達成できるとは思わない事です。
・方向修正を行う
・足りないノウハウを提供する
・コミュニケーションを取る
任せたら確認をして足りないモノを足す、当たり前のことです。
他人は思い通りに動かないという事を理解する
仕事でも私生活でも、同僚でも家族でも自分の想い通りに動くことなどあり得ません。
家族でさえも期待したアウトプットの半分にも満たない事が多いでしょう。他人であればさらに低い割合しか期待に応えてもらえないでしょう。
「期待通りに行かない」
「思い通りに動かない」
という事が当たり前なんだと自分で納得しておく事が大事です。
他人は自分とは違う人間であり、主義主張も異なるのが普通です。自分の想いと相手の想いは少し重なっているくらいだろう、程度の認識で行きましょう。
そう考えて生活した方が、楽に人生を渡っていくことができますよ。
まとめ
以上、「他人に期待し過ぎるのはやめて楽に生きよう」という提案でした。
相手が思い通りに動かない事に対していつも眉間にシワを寄せてガミガミ・イライラしているような人生、イヤじゃないですか。
そんな対応ばかりしていたら逆に他人の心も離れて行くことになるだけです。
他人に期待し過ぎる事が自分の人生を壊すことにも繋がってしまうのだ
他人からのアウトプットは自分の理想の半分にも達しないのが当然、くらいの心持ちで余裕を持って生活した方が精神衛生上も良いですし、周囲の人からの信頼も増す結果になりますよ。
「他人に期待し過ぎる事」を卒業し、余裕を持って楽しく生きて行きましょう。
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