27早起きは三文の徳とも言いますが、早起きして精力的に活動している人を見ると、何か「出来る人」的な感じがしますよね。
「朝活」という言葉も生まれました。朝の時間を自分のやりたい事を行う時間にあてる事で充実した人生を送ろうという事ですね。
朝早く起きる事で大きなメリットがあり、それがその人を出来る人たらしめているのです。実際に偉くなるような人、頭いいな、と感じる人に話を聞くと、朝早く起きて何かしら活動をしている人が多いです。
逆に質の悪い睡眠しかとれない人は頭が重くなったりやる気が出なかったりと日中のパフォーマンスに悪影響を及ぼしてしまう事になります。
ここでは早起きのメリットとその楽ちんな方法をご紹介します。
早起きの効果、こんなに
「早起きは三文の徳」の言葉通り、朝早く起きる事は様々なメリットをもたらしてくれます。
肌の調子が良くなる
22時から午前2時の間に睡眠をとっていると成長ホルモンが多く分泌されると言われています。成長ホルモンは疲労回復や細胞の再生に必要な物質です。
細胞の再生が促されるという事は、お肌にとっても良い状態を保てる事を意味します。
早く起きるには前の日の夜に早めの時間つまり22時や23時くらいには寝床につく必要がありますよね。
つまり早起きをするために必然的に睡眠のゴールデンタイムである22時~翌2時の大部分を睡眠に充てることにより、成長ホルモンがしっかり生成され、お肌に好影響を与えることが出来るのです。
早起きは肌の調子に良いと言えますね。
朝の時間を有効活用できる
趣味や勉強或いは運動など、自分のために時間を使う事が出来ます。
日中や仕事終わりの夜などは家族のために時間を割く必要がある人も朝であれば自分以外誰も起きていない静けさの中で、物事に集中することが出来ますよね。
痩せやすい体質を作れる
朝早く起きて活動することで代謝が上がり、よりエネルギーを消費しやすくなります。またホルモン分泌が活性化され太りにくい体質に変わっていくことが期待できるのです。
朝早く起きて活動するという事はそれだけ自己管理もしっかりしていて、太る事と無縁な人も多そうです。
生活にゆとりが生まれる
朝ぎりぎりの時間に起きてコーヒー一杯だけ飲んで慌ただしく着替えや化粧をし、急いで家を出る・・・こんな毎日を送る人も珍しくありません。
これでは朝から疲れてしまって、日中もその疲れを引きずってしまい良い事ありませんよね。
朝早く起きる事で余裕を持って食事やらその日の準備をし、しっかりと心構えが出来た上で一日の活動を始める事が出来るのです。
このような毎日を送る事で生活にゆとりが生まれ、心にも余裕が芽生えてくるのです。
人生において「心の余裕」は大切ですよ~。心に余裕があることで人にやさしく出来ますし、その結果自分にも良い事が返ってくるはずです。
朝ご飯をしっかり食べられる
ギリギリに起きた朝は朝ご飯を食べられない、食べても小さなパン一個、なんててこともざらです。この原因は時間がない、という事もありますが、起きたばかりで胃が食べ物を受け付けないためでもあります。
これでは一日の始まりに必要なエネルギーと栄養を十分に摂取することも叶いません。
朝早く起きる事で朝ご飯を食べる時間を確保することが出来ますし、起きて少し経てば胃も食べ物を欲するようになります。
朝ご飯をしっかり食べる事で一日を活動的に過ごす事が可能になります。
夜眠りやすい体質に変わり生活リズムが整う
朝早く起き、太陽の光を浴びる事で体内時計がリセットされます。太陽光は朝30分程度浴びると良いとされています。
そして起きてから15~16時間後にしっかりとメラトニンが作られ、自然と眠くなり質の良い睡眠を得る事が出来ます。
メラトニンは睡眠ホルモンとも言われ、これが体内で充分作られる事によりしっかりと眠る事が出来るのです。
そして睡眠ホルモンであるメラトニンが生成されるには、セロトニンという脳内物質が必要です。セロトニンは太陽光を浴びると体の中で生成されます。つまり質の良い睡眠を得るには朝太陽光を浴びてセロトニンを作る必要があるのです。
そして朝食事をしっかり食べる事でトリプトファンを体に取り込むことになるのも大きいです。トリプトファンはセロトニンの材料だからです。トリプトファンは必須アミノ酸の一種であり、肉類や魚介類、白米やパンといった穀物、バナナなどに多く含まれています。
↑のようにトリプトファンを摂取するのも良いですし、体の動きそのものを変えるためにセロトニンの分泌を促すサプリメントを摂ってみるのも手です。
夜きちんと眠るためのサイクルを次のようにまとめる事が出来ます。
早起きをすれば朝時間があるので太陽光をしっかりと浴び、朝食もしっかり食べることが出来るので夜眠るための下準備が済んでいる事になるのです。
早起きはまさに生活リズムを整えるための最高の方法と言えるでしょう。
早起きをするための方法!朝スッキリ目覚めるには?
忙しい現代人は、朝早起きするよりも少しでも睡眠時間を確保したい!という思いにとらわれがちになります。
もちろん睡眠時間は大切ですし、夜早く寝寝る事も大切です。こちらの記事を参考に↓
睡眠時間が確保出来ている事を前提に朝早起きを意識してみて下さい。早起きをするための方法・コツをご紹介します。
夜早く寝る
早起きするために睡眠時間を大きく削ったのでは逆に体に悪影響を及ぼします。前の夜に早めに寝る事が大切になってきます。
そのためには残業をほどほどで切り上げる、飲み会は1次会までにする、深酒はしないなど、自分の生活を自分で守る意識を持つことが必要になってきます。
そして自宅でしっかりと時間を確保して余裕を持って布団に入りたいものです。
毎日決まった時間に布団に入る
毎日バラバラの時間に寝付いたのでは、睡眠時間がバラバラになって生活リズムが崩れてしまいます。
夜は決まった時間に布団に入るようにしましょう。ルーチン化してしまうのです。
就寝前にスマホの画面を見ない
スマホやテレビの画面からはブルーライトと呼ばれる覚醒作用のある光が出ています。
寝る前にこれを見つめてしまうことで脳は「まだ寝なくていいんだ」と誤った判断をしてしまい、寝つきが悪くなり、睡眠の質も大幅に落ちてしまいます。
照明を暗くする
お風呂からあがったら、光を抑えるために照明の明るさを落としましょう。
これにより自然と睡眠モードに入っていくことが出来るのです。調光機能のある照明器具を使うと良いですね。
曇りの時でも光を浴びるには
朝、太陽光を十分に浴びる事でセロトニンが生成され、夜メラトニンが作られると上で書きました。しかし曇りや雨の日、また冬場などは朝太陽の光を充分に浴びる事が出来ない可能性があります。
そのような場合に有効なのが人工の光です。
「光目覚まし時計:intiSQUARE」は太陽光と同等の作用を持つ光を用いて、自然な目覚めを促してくれる目覚ましとなります。
けたたましい音で無理やり覚醒させる目覚まし時計と違い、穏やかに目覚めを誘導しますので朝起きる時のあの不快さが軽減され、日中もそのストレスを引きずる事がなくまります。
2017年のノーベル生理学・医学賞は「概日リズムを制御する分子メカニズムの発見」が選ばれました。体内時計を題材にした研究で、光を浴びるタイミングの重要性についても記載がなされています。
多くの生物の概日リズム周期は正確に24時間ではないため、「一日」という時間からずれが生じてしまいます。このような外部環境と生物時計の位相のずれを解消するために、生物には外部の光シグナルを用いた位相調節機能が備わっています。しかし、不適切なタイミングで光刺激を受けると位相のずれは大きくなり、正確なリズムを刻めなくなってしまいます。
朝、適切な時間帯に光を浴びる事で体内時計を整える事が出来、生活リズムも整うのです。自動で太陽光と同等の光を注いでくれる「光目覚まし時計」を使うのが便利ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「早起きは三文の徳」を検証すべく、早起きのメリットやその方法を書いてみました。
何かと色々なモノに追われている私たちですが、少しだけ睡眠の事、早起きの事を意識するだけで、その後の人生が大きく変わるかもしれませんよ?
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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