皆さんはどんなオーディオシステムを使っているでしょうか。大きくて重い高級アンプと風格がもの凄い高級スピーカー、もうたまらんですよね。そんな環境、憧れます。
でも、
「家にそんなどでかいアンプ置くスペース無い・・・」
「消費電力がすごすぎて電気代がやばい・・・」
「オーディオに掛けられる金がもうない・・・」
「最近、掛けたお金が気になって純粋に音楽が楽しめない・・・」
こんな人いないでしょうか。これからのオーディオは小型、低消費電力・低発熱、安価、それでいて音質良好、こういったオーディオシステムが求められているのではないでしょうか。
「中華デジアン」と呼ばれるD級アンプが徐々に台頭し始めています。まさに上記で書いた「求められているオーディオシステム」を構築するためにあるようなアンプシステムです。
まぁ確かに作りとしては高級感があるとはいいがたいです。デジタルガジェットが好きな人は好きな造形かもしれませんが、従来の高級感あふれるアンプとは全く違う方向性である事は間違いありません。
しかし使われているデジタルアンプICは定評があり、フルデジタル化によりノイズを排除した製品がとなっています。
そのため音質は全く問題ないどころか、国内メーカーの低価格路線のアンプよりも音が良い場合も多いです。そして旧来の10万円以上する大型・高級アンプに勝るとも劣らぬ音を実現しているものもあります。今や大きくて重たくて電気食いのアンプは過去のモノになりつつあるのです。
中華デジアンは「小型」「安価」「低消費電力」「低発熱」「高音質」の5拍子揃ったデジタルアンプであり、手軽にオーディオ環境を構築できるとあって人気となってきているのです。
あなたもこの機会に手に取ってみませんか?
D級アンプとは
D級アンプは従来のアナログ方式のアンプではなく、デジタル情報のまま増幅するアンプです。
D級アンプはDigitalのDから名付けられたわけではなく、単にA級、B級、AB級、C級に続く方式のアンプとして登場したからD級と名付けられた、というだけです。
ただ、分かりやすいのでDigitalのDとしてD級アンプを呼ぶ向きもあり、浸透してきていることも確かです。
旧来のA級、B級と呼ばれるアンプは相当な電気食いです。一方D級アンプはPWM(パルス幅変調)という方式を用い、電力効率が非常に高いため同じ音量を実現しようとした時の消費電力が小さくて済む、という特徴があります。そして低発熱でもあります。
これまでの電気食い・爆熱の大型アンプを置き去りにするほどのポテンシャルを持つアンプそれがD級アンプです。
そして中華デジアンは、このD級アンプの仕組みを用いた安価で小型なアンプとして浸透しようとしています。
↓中華デジアンが持つ入力インターフェースに応じて、様々なデバイスから音源を取得することが出来ます。
普通のブックシェルフ型スピーカーを鳴らすならこの小型な中華デジアンで十分です。価格は1万円以下の物が多く、その圧倒的な安さも人気の源となっています。
おすすめの中華デジタルアンプ~小型高音質は正義!~
中華デジアンはその形や入力インターフェースにおいて様々なバリエーションがあります。
自分が使いたい音源の出力インターフェース、スピーカーなどを考慮した上で検討してみて下さい。
FX-AUDIO- D302J+
ハイレゾ対応でデジタルアナログ合わせて4系統入力を誇るフルデジタルアンプです。吟味されたフルデジタルアンプICを搭載していて、音質はすこぶる良好です。
入力インターフェースとしては
・アナログ:ステレオRCA端子入力
・デジタル:USB TypeB / 光デジタル音声入力(角型)/ 同軸デジタル入力
ということでアナログ1系統、デジタル3系統を持っていますので、多くの機器の音源を取り込むことが出来るでしょう。
サイズとしては高さ33mm×幅133mm×奥行き108mm(突起部含まず)となっていて非常に小型であるため、どこにでも設置可能です。
また発熱も非常に少ないので、その意味でもどこに設置しても熱に悩まされることもないです。
価格も8000円~9000円程度と安価なため万人におすすめ出来る万能デジアンと言えるでしょう。
ACアダプター(2A以上)が別途必要となります。
ELEGIANT Bluetoothデジタルアンプ
余計なものを削ぎ落したデジタルアンプです。形も何となくかわいい。高級感はそれほどありませんが、良い音が鳴ってくれればそれで構いませんし、実際に音は全く問題ありません。
入力はMicro-B USBとBluetooth対応です。スマホ等から音楽を転送して聴くことが可能な超小型アンプと言えますね。
出来るだけ小さくて音質の良いデジタルアンプを探している人にピッタリです。
S.M.S.L SA-36A pro
国内メーカーの低価格帯アンプと比べて音質は比べ物にならないほど”良い”と評判の中華デジアンです。もう中国には敵わない時代なんですかね・・・。なんかちょっと寂しい。
入力はアナログRCA1系統のみとなっていて、余計な機能を極限まで省いた仕様になっています。
味付けなく、素直な音を鳴らせたい時に最適なデジアンです。
Lepy LP-V3S
「安すぎじゃね?」と心配になるレベルのデジアンです。1000円台で買えちゃいます。無茶し過ぎだろ全く~。中身入ってるのかと心配になるほど軽いですが、音は全く問題ありません。
入力はアナログRCA、ミニピンプラグとなります。
ACアダプター(DC9~14.4V 5A センタープラス 5.5/2.5mm)が別途必要です。
それにしてもこんな低価格でこんな音の鳴るアンプを出されては、もう国内メーカーは太刀打ちできませんて・・・。
まとめ
いかがでしたでしょうか。小型、安価、低消費電力、低発熱、高音質の5拍子揃った中華デジアン(デジタルアンプ)をご紹介しました。
おもちゃみたいな見た目、なんか怪しいデジタルガジェット風造形の中華デジアンですが、音は本物です。
耐久性については心配が残りますが、そもそも値段がもの凄く安いですし消費電力も圧倒的に低いので、壊れたら壊れたでまた新しく中華デジアン買えばいいや、と開き直れるくらいの製品ではあります。
とにかく安価で手軽にオーディオ環境を構築したいとなったら、真っ先に候補に入れてほしいアンプです。
ぜひお試しあれ。
↓デジタルアンプを使ってTVの音質を改善した時の記事はこちら
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
コメント