メリハリをつけて仕事しろ!
勉強はメリハリつけてやろうね
よく聞く言葉です。
「メリハリ」、って意識してますか?
なぜメリハリをつけることが大事なんでしょうか。
「メリハリ」を漢字で書くと「減り張り」となります。
「減り」が低い音、「張り」が高い音を意味し、音楽の演奏の時に音の高低をはっきりさせる、という事を意味しています。
そこから転じて、仕事や勉強などで「力を抜くところは抜き、気を張る所はしっかり張る」ことを「メリハリをつける」と表現するようになったわけです。
そして「ダラダラといつまでも続けている」或いは逆に「ずっと何もせずに休んでいる」ような場合は「メリハリがない」といってネガティブな印象を持たせるようになったのですね。
今回はメリハリを付ける事の重要性、メリハリをつけて物事を前に進めるための方策をご紹介したいと思います。
自分でもなるべく実践している事だ!
メリハリを付ける事のメリット
メリハリを付けると何が良いのか?
別にダラダラやってたって達成すればいいんでしょ?
という意見もあります。間違ってはいないのかもしれません。
しかしやはりメリハリをつける事でパフォーマンスが上がるんですよ。そうすればより短時間で達成できますし、身につく能力も大きいんですよね、実感として。
早速メリハリのメリットを見て行きます。
メリハリのメリット・・・メリメリな・・・。
飽きない
ダラダラと一つの物事をずーっと続けていると、やがて飽きちゃうんですよね。
飽き性だろうが堪え性があろうが、絶対に飽きる
メリハリをつけて、やる時はやる・やらない時はやらない、を徹底することで飽きる事を防止できます。
飽きを抑制できれば、より確実にに前に進めていく事が出来る訳ですよ。
飽きて止めちゃったらそこでお終いだからな・・・。飽き性な人特に注意。
効率が上がる
いつまでもダラダラ続けていても、だんだんと思考力も落ち、体も疲れてきますのでパフォーマンスが落ちてきます。
メリハリ無く続ける事は効率的には良くないわけです。
逆にずーっと休んでいたら何も進まないが、それは当たり前だ
やる時は集中、休む時はとことん休息、これを意識することで効率が上がる事を実感できますよ。
人間は24時間戦えるようには出来ていない。やる時に集中してやる事が大事だ。
頭と体が冴えている時に集中して実行することでパフォーマンスを上げる事が出来ます。
周りの目が変わる
夜遅くまでダラダラと仕事、平日と休日の区別がない、いつも忙しそうで余裕がない、そんなメリハリがない人って周囲から、
そこまでしなきゃ仕事が終わらないって、仕事のやり方間違ってるんじゃ・・・
と思われてしまうだけです。
決められた時間内に仕事を終わらせて余暇を楽しめる、家族と過ごせる、遊びにも行ける、そんな人にこそ信頼が集まる、そう思いませんか?
実際にそういう人の方が人生が充実してそうで人望もあるな
メリハリのない仕事のやり方は百害あって一利なしです。周りにも悪影響を与えるだけですよ。
どうやってメリハリをつけるか?それが問題だ
メリハリ、つまり緩急をつけて取り組むことが大切だと分かったとして、ではどうやって実現したらいいのでしょうか。
自分も実践しているメリハリの付け方をご紹介します。
適度に休憩を入れる
何時間もずーっと作業を続けちゃってませんか?だんだんと能率が落ちてきてるって感じたことありません?
・30分に1回立って肩を回す
・1時間に1回トイレに行く
・随時飲み物を飲む
そんな感じで休憩を意識的に入れてみましょう。
人間が連続で集中できるのなんて精々1時間程度なもんです。
目が疲れてきた、手が疲れてきた、頭が回らなくなってきたと少しでも感じたら小休止を入れる事が大事です。
座り仕事の場合、ずっと座っているのは体にも良くないと実証されてる。血の巡りが悪くなるからな。適度に立ち上がってちょっとブレイクだ!
集中できる時間を見つける
人によっては
自分は夜型だ!
朝やった方が捗る!
といったように、集中力を発揮できる時間が異なります。
自分が集中できる時間帯を見つけるところから始めてみましょう。
ただ、例えば暗記物の勉強については、個人的には寝る前にやる事をおススメします。なぜなら、人間には睡眠中に記憶を構築しなおすという機能が備わっているためです。
寝る前に暗記して、寝ている間に脳に定着させるのだ
作業の内容に応じても、やっつける時間帯を見極めましょう。
短時間だけ集中する
2時間も3時間も同じ作業を続けるのは避けたいですね。
やるべきことは時間を区切って高い集中力のまま完結まで持っていきたいです。
1時間と決めたらその時間でここまでやる、という目標を決めて集中して取り組むことです。
1時間で終わらせるつもりが2時間も3時間もダラダラと続けてしまうようでは、見積もりが間違っていた、という事です。
そんな時はいったん作業を中断して方向性を見直しましょう。
遅くまで残業をしない
短時間集中にも通じますが、仕事の場合は夜遅くまで残業をしたくないですね。
仕事はもちろん勉強にも言える事ですが、夜遅くまでダラダラと続けるのは健康的にも効率の面でも全くおすすめできません。
やはり思考力・体力が徐々に落ちちゃうんですよ。
・ダルいな
・頭の回転が落ちてきたな
・目がしょぼしょぼしてきた
なんて症状が現れだしたら一旦作業を止めましょう。
で、集中力が戻ってきたら再度開始する、このメリハリを意識したい所です。
集中できる場所で取り組む
何でもかんでも同じ場所でやっているとマンネリ化してきますから、場所を変えてみましょう。
変わらない風景、変わらない人、全然楽しくない
例えばこんな風に変えてみる、とか。
・仕事 → 人の居ない打合せ室
・英語のシャドーイング → ウォーキングしながら
・読書 → 図書館
てな感じで、自分がその取り組みに集中できる場所で実行するわけです。
気分転換にもなるな
どこなら集中できるのか、自分の趣向に合わせて選んでみて下さい。
集中できる空間を作る
前述の通り行為に合わせた場所まで出向ければ良いですが、時間や天候の関係でそうも行かない場合も多々あるでしょう。
そういう時に備えて、自宅でもどこでも集中モードに入れる空間を作ってしまう事をオススメします。
自分の場合は自宅の書斎だな
自分好みの仕事道具や勉強道具を揃えて、その部屋に入ればいつでも臨戦態勢、そんな部屋を作るのです。
お菓子やゲームなどを置いておくと集中力が削がれちゃいますので、なるべく自分が取り組むべきものだけを備えておくことをおススメします。
仕事終わりの夜や休日は仕事のことを考えない
仕事が終わってからもダラダラと仕事の事を考えてしまう人は心が休まりませんよね。
仕事が終わった後や休日に仕事をするわけではないのだから、仕事の事は頭の外に追い出しておくべきだと考えています。
以前ストレスで心身の調子を崩した際、休みの日でも仕事の事が頭から離れなかったな・・・。反省。
「休む時は休む」を意識してみて下さい。
「気が休まる時間がない」というのは意外なほど、心への大きなダメージになりますよ・・・。
ご褒美を用意しておく
一つの案件が終わった時のご褒美を用意しておくと、それを楽しみに頑張れる、というのはありますね。
・プロジェクトが終わったらおいしいものを食べに行く
・水曜日の仕事終わりに思う存分映画を見る
・試験に合格したら我慢してたゲームをやる
などなど。
自分がそれを楽しみに頑張れる、という報酬を自ら用意しておくことで自分を奮い立てみましょう。
馬の鼻にニンジンだな・・・。好きな事を用意しておこう。
遊ぶ時は思いっきり遊ぶ
ゲームでもスポーツでも、食べ歩きでも読書でも、遊ぶと決めたらとことん遊んじゃいましょう。
仕事や勉強の事は一旦忘れて、だ。
それが次の仕事や勉強のための英気にもなるわけですよ。
仕事・勉強をやる時はやる、遊ぶときは遊ぶ、その切り替えをパッと出来るようにしましょう。
いつも決まった時間に食事を摂る
生活にリズムがないと体調が崩れていきます。これは実体験でもあります。
リズムを取るためにオススメな行動は、毎日決まった時間に食事をとる事です。
私の場合は
・6:30 → 朝食
・12:00→ 昼食
・19:30 → 夕食
こんな感じ。
皆さんも自身の生活リズムの中に食事の時間を組み込んでみて下さい。
休みの日もなるべく平日と同じ時間に起きて朝食を摂りたいものだ。そうする事でリズムを崩さずに済む。
SNSを使う時間を制限する
これは自分への戒めでもあるのですが、Twitterをずーっと見ちゃうんですよね、ダラダラと。。。
まさにメリハリのない状態です。
Twitterは1日30分だけ!
インスタは1日1時間だけ!
というように時間を区切る事をおススメします。
あなたがきちんと時間を使うべき場所は、SNSの世界ではなく現実世界のはずですから・・・。
まとめ
以上、「メリハリ」のメリット、「メリハリ」をつけるための方策についてご紹介しました。
いつもダラダラと作業を続けちゃう・・・
という人は一度メリハリを意識してみることをオススメします。
意識してもなかなかメリハリってつかないんですけど、意識しない限りは絶対に変わりませんからね。
やる時はやる、やらない時は思い切り別の事をやると、気分的にも気持ち良くないですか?逆にメリハリがないと心も削られていっちゃうんですよね。
ダラダラとやって気分よく終われた試しがない・・・
勉強、仕事、私生活、何にでも効果が見込めるのが「メリハリをつける事」です。
ぜひ参考にしてください。
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