今でこそ偉そうに語っていますが、私のTOEIC受験遍歴はずーっとパッとしませんでした。
初めてTOEICを受けたのは大学生2年生くらいの頃。大した対策もせず受験した結果は300点台と散々なものだったのです。
リスニング試験時も何を言っているのかちんぷんかんぷんですし、リーディングもPart7で壮大に塗り絵しました。
そして、大学3年生の頃、初心者向けのTOEIC参考書を1冊読破して臨みましたがそれでも400点台…
自分には英語の才能がないのだと、その時点でTOEICに対する諦め癖が付いてしまいました。
高スコア取得者たちに対する卑屈の念
当時、900点はおろか、700点や800点を取っている人たちに対しては「雲上の人たち」という認識しかなかったですね。
「みんな、どうやってTOEICを勉強しているんだろう?」
「いくらリスニングで英語の音声聞いても、文章読んでもさっぱりスコア上がらんわ」
「なんでこの世にTOEICなんてあるんだろう」・・・(日本ってTOEIC信仰が結構強いですよね)
こんな考えが頭の中を巡っていました。
今にして思えば、そんな事もないなー、諦めなきゃよかったのになー、とは感じてますが、ロースコアの時代はそんな卑屈な考えが付きまとってしまっていたのです。
そして社会人へ
そして社会人になるに当たって、入社時にTOEICの受験が課せられていたのですが、
苦手な英語、苦手なTOEICを渋々勉強し、なんとか500点台を死守して会社に入ったのを覚えています。
500点台と言えば、そこまでひどくはないが、褒められた点数でもない、といった所でしょうか。
ちなみにTOEICの平均点は500点台後半です。
参考:「何点取れば良いのだろう? TOEICのスコアの目安」
自分自身の経験として、大学・入社時にかけ、平均程度或いはそれを下回る程度の点数だったわけです。
TOEICからは逃げられない
そして月日は流れ、自分もアラフォーと呼ばれる年代に入り、TOEICからはすっかり遠ざかっていました。
もうTOEICを受けることはないかもなー、と漫然と考えていたと思います。
しかしそうは問屋がおろさないもので、会社からの「受けなさい」という要請でまたもや渋々勉強してTOEICを受ける羽目になったのです。
社会人歴もそれなりにあり、後輩・部下も出来ました。不甲斐ない点数は取れないと考え、ある程度準備して臨みます。
何せ10年以上のブランクがあるため、英単語もすっかり忘れてしまっています。(仕事で英語を使う機会もなかったですしね…)
単語帳と問題集を何とか一通りやり抜き、辛うじて600点台に乗せたのです。
自分もやればそれなりに出来るじゃん!と浮かれたのを覚えています。
…しかし、1年後、同僚から言われた一言がガツンと効き、これではダメだと一念発起することになります。
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