世界から見た日本のTOEIC受験者数・平均点 ハイスコアの活用

TOEICのスコア

英語は世界中で話されているイメージがありますよね。どれくらいの国で話されているかご存知ですか。

 

日本人からしてみると、義務教育にも組み込まれているくらいですから、外国語と言えばまず「英語」という事になります。また、TOEICの受験者数も年々増えているようです。

そんな英語やTOEICの、世界の中でみた立ち位置、日本におけるTOEIC受験の状況などを記載したいと思います。

 

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世界の中でみた英語

Wikipediaによると、英語を公用語としている国は58あります。アメリカ、イギリス、オーストラリアは英語が事実上の公用語となっています。

公用語でない国を合わせれば世界80か国以上で英語が話されていて、その使用者は21.5億人にも上るそうです。

英語圏は、ヨーロッパ大陸からユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、そしてアメリカ大陸まで広がり、英語はまさに世界中で使用されている言語となります。

 

世界の国の数は196ですから、世界のおよそ半分近くの国で英語が話されていることになりますね。

 

第二位のフランス語は29の国で公用語となっていますが、英語からはかなり差があるように見えますね。

 

ちなみに日本語は母国語として話されている人数としては1億2,500万人で世界第9位となり、人数的に見れば結構多いのですが、話されている国は実質日本1か国ですから、世界で話されているとは言えませんね・・・。

 

まさに英語が出来れば世界の多くの場所で生活できるでしょうし、ビジネスにも大いに活用できるでしょう。

日本にいると日本語で事足りてしまうので、英語を使うモチベーションがなかなか沸かないというのは良い事なのか悪い事なのか・・・

 

参考にこちらもどうぞ

勉強が続かない?TOEIC学習のモチベーションを保つ8つの方法
TOEICの勉強が続かないとお嘆きのあなた、モチベーションの維持方法を考えてみましたので参考にしてください。TOEICを楽しんで勉強できると良いですね。

世界と日本とTOEIC

TOEICが開催されている国は150か国に上ります。世界の年間受験者は約700万人です。

 

日本国内のTOEIC受験者数の推移はは次のグラフの通りとなり、右肩上がりで増えていることが分かると思います。直近では公開テストと団体特別受験制度(IPテスト)合わせて年間250万人くらいの人が受験しているようです。

 

しかしながら、48か国(受験者500名以上の国)の中で見ると、日本のTOEIC平均点は512点で40位(2013年)に甘んじています

 

ちなみに、2017年時点の平均点は580点程度まで上がりました。

 

第220回(2017年5月)の点数の分布は次のグラフの通りです。545~590点あたりの人数が一番多いですね。

 

そして895点以上の人はわずか3.4%しかいないのです。900点以上を保持している人はある程度の希少価値があると言って良さそうです。

 

TOEICは決して難しいテストではありません。ビジネス寄りではありますが、英語自体も平易ですし、語彙力も高校生レベル+TOEIC用の英単語を覚えてしまえば事足ります。

ですが、TOEICから見た日本人の英語力は低いと言わざるを得ません

 

TOEICを活かすも殺すもあなた次第

「受験者が増えていて」
「大学で単位認定や入試に使われ」
「就職活動でも企業が確認し」
「会社に入ってからも昇格や昇進に活用されている」

 

そんなTOEICですが、その英語力は決して高いとは言えない日本人。不思議です。

 

参考「就活?単位? 大学生こそTOEICを受験すべき7つの理由」

就活?単位? 大学生こそTOEICを受験すべき7つの理由
大学生はどんどんTOEICで高スコアを目指すべきです。TOEICは単位取得や就活時に活用できますので、将来後悔しないように、今をしっかり生きましょう。

 

TOEICは日本と韓国で盛んである、という事実はご存知でしょうか。

 

日本では年間250万人(2016年度)もの人が受験します。韓国でも年間200万人(2013年時点)が受験しています。

 

日本と韓国の受験者数合計は実に計450万人となり、実に世界の受験者数700万人の60%以上を日本と韓国で占めている事になります。

 

日本はTOEIC好きですね・・・。

 

「TOEICは世界中で開催されているが、重用しているのは日本と韓国くらい。だから、グローバル観点ではTOEICを受験しても意味がない」という批判を目にします。世界で通用するかと言えば微妙ですので、ある意味間違ってはいないのでしょう。

 

しかしながら、日本国内の大学や企業内で大きく活用可能なTOEICに対して、

 

「TOEICは世界ではそれほど重要視されていない」

と捉えるか

「日本ではTOEICの影響力が大きい」

と捉えるか、

どちらと考えれば良いのでしょう。

 

どちらも事実だとした場合、
日本ではTOEICを受ける人が多くて、活用もされていているなら、ぱぱっと高スコアを取って活用してしまえばよいのではないでしょうか。

 

まぁ、その高スコアを取る、というのがなかなか骨が折れる訳ですが・・・。このブログを参考にしてください。

 

批判ばかりしていても仕方ありません。使えるものは使えば良いのです。世界で使えなくとも日本で使えるなら、まず日本で使ってしまえば良いのです。私たちは日本に住んでいるのですから。(海外在住の方がいらっしゃいましたらご意見下さい)

 

本気でTOEICに取り組もうと覚悟を決めた私たちは、点数が低い人たちをしり目に、点数を上げて行こうじゃありませんか。

 

TOEICと日本人

TOEICはアメリカ発祥と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は日本人の有志が発案して、アメリカのテスト開発機関を通して制作した試験です。

そのため、日本人が得点しやすい試験になっており、正確な英語能力を測る事ができるとは言えないため、アメリカでは評価されづらいようですね。

 

日本人が得点しやすいのに、日本の英語力のこの体たらく・・・。日本人が英語に目覚める前に、TOEIC高得点を取っておくと、色々役に立ちそうですよ。

 

それにしても日本は、英単語学習による語彙力向上、文法・長文読解等に力を入れた教育を行っているのに、なぜこれほどTOEICの平均が低いのでしょうか。

 

教育で力を入れているリーディングよりリスニングの方が点高いですしね。まぁリーディングの方が点数が伸びにくくなる計算をしているわけではありますけど。

 

TOEIC用の勉強をしなければTOEICの点数は伸びないというのはありますね。

 

こちらも参考にどうぞ

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まとめ
・英語は世界の半分近くの国で使われている。英語が出来る人は重用されるだろう。
・TOEICは日本国内で様々に利用されているのに、平均点は低い。
・TOEICの平均点が低いうちに、高得点を取得して活用してしまおう。

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