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だから止めとけって言ったのに・・・
仕事やプライベートの場で人の意見に対して否定的なことばかり言う人っていますよね。
否定の言葉が続くようだと、否定される方はたまったもんじゃないですよね。
人は認められれば気分が良いですし、拒否されれば気分が落ち込みます。
人間には承認欲求があるからな。
そして、実際は否定し続ける人の方にもダメージが蓄積されていきます。
つまり否定の言葉ばかり発するような人の周りに良い事は一つもないのです。
今回は、否定する事のデメリットや否定ばかりする人の特徴、そして否定ばかりする人との付き合い方と、自分が否定の言葉を口にする際の注意点について考えてみたいと思います。
盛りだくさんでお伝えする。
今回の記事については、
反論しか言わない人がいてきつい・・・
人の意見につい反対してしまう自分が嫌いだ
というような方に参考にして頂きたいです。
否定意見ばかり言う事のデメリット
相手の話を否定し続ける人がどうなるのか、について考えてみます。
自分が否定され続けたらどうか、を考えれば自ずと答えは出る・・・。
嫌われる
自分の事を否定ばかりしてくる人と仲良くなろうとなんて思いませんよね。
いつも反論・否定ばかりしている人は嫌われている、という自覚を持つべきだと思います。
むしろ嫌われる覚悟で否定の言葉を言わねばならないくらいです。
特に頭ごなしの否定や感情的な否定は嫌われる。
否定・反対ばかりしていれば、人は離れて行くでしょう・・・。
仕事など物事が進めにくくなる
仕事の場であれば人に嫌われることで仕事が進めにくいでしょうし、プライベートの場なら人間関係がこじれて話もしなくなってしまうかもしれません。
否定ばかりするような人は大事な業務をアサインされる可能性も低くなる
何か物事を進めるために他の人との連携が必要な場合、関係が悪化していれば思うように進められなくなるのは当然ですよね。
否定の言葉ばかり並べてしまう人は、自分の人生を生き難くしてしまっているという自覚を持つべきですね・・・。
否定の気持ちは伝播する
否定の言葉が否定を呼び、ヒートアップしてしまえば否定の応酬になってしまいます。
そうなれば、その人たちがいる環境は最悪になりますね。
直接否定し合う人たちだけでなく、周囲の人たちまでもが被害を被る事になってしまうわけです。
そして、否定の言葉ばかり聞くようになると、いつしか自分も否定の言葉を発するようになり、負のループに・・・。
否定の気持ちは広がって行ってしまうのです・・・。
人の意見に反論ばかりする人の特徴・心理
人の意見に反論・否定の言葉ばかり並べる人たちの特徴・心理的状態を確認しておきましょう。
否定の言葉を発してしまう心の状態とはどんなものか。
人より優位に立ちたい
人を否定するのと同時に人を見下すことで、自分が優位に立っているという優越感を感じたい人たちがいます。
否定する事でしか優越感を感じられないとしたら可哀そうな人たちだが・・・。
ただ、人を否定しても自分の位置が高くなったわけではないので、それで優越感を感じるのもおかしな話ではあるわけですが、本人たちはそういう心理状態になってしまっているのです。
無駄にプライドが高いような人は注意ですね・・・。
嫉妬している
人が有益な話をしている時に嫉妬にかられて、つい否定してしまう、そんな人がいます。
人の成功をねたんでしまう気持ちから否定の言葉を発してしまうわけです。
否定の中身も意味のない、或いは矛盾だらけの物だったりする。
嫉妬による否定は相手にするだけ無駄ではありますね・・・。
度量が狭い
単純に、受け入れられる度量が狭いために人の意見を否定せざるを得ない可哀そうな人たちがいます。
自分の価値観しか認めない人たち、と言ってもいい。
自分の想い通りに事が運ばないと憤怒する人たちもこの範疇に含まれますね。
とにかくキャパが小さいんですね。一杯一杯なのです。
ドン!と構えている人の方が信頼されるはずですが、キャパが小さい人はネチネチと否定を繰り広げてしまいます。。
構ってほしい
人に注目してほしいために、あえて人の意見に対する反対の意見を発するような人たちです。
いわゆる逆張りをする事で注目を集めたいわけだ。
そういった「構ってちゃん」による否定は、これまた意味のない否定ばかりですから相手にするだけ無駄ではありますね。
注目を集めたいなら、誰かの事を否定するのではなく、自分が何かを成して成果をアピールしてほしいものです。
余裕がない
人の意見を受け止めるだけの余裕がない人ですね。
度量が狭い人に通じるものがありますが、度量が広くても切羽詰まったといった場合は否定に走ってしまう事があります。
仕事の場で、自分に負担がかかるのを避けるために人の意見を否定して仕事の発生を阻止しようとする行為も含まれます。
自分も経験あるわ。結構耳が痛い・・・。
自分に余裕がないので周囲の言葉を否定して自分に火の粉がかからないようにするわけですね。
自信がない
自分に自信が無い人は他人の意見を否定して自信の無さを隠蔽しようとします。
人を否定する事で、自分の自信の無さが一瞬晴れるのかもしれませんが、結局他人に依存している時点で根本的な改善とはならないワケですが。
自信が無いから自己を磨く、とはならずに他人を攻撃する、という困った人たちだな。
否定しても責任は取らない
人の意見を否定するだけ否定しておいて、いざ「では、あなたの責任であなたが良いと思う方法をやって下さい」というと、「いや、これはあなたが考えるべき事だ」と言って自分でやろうとしない人が多いです。
自分で責任を取るのが嫌なのだ。
「口だけ出して自分でやらない」というのは忌み嫌われる態度の筆頭です・・・。
う、耳が痛い・・・。
「責任感の無い否定」はホント、嫌われますよ・・・。
否定意見ばかり言う人との付き合い方
こちらの言う事を否定ばかりしてくる人が身の周りにいたらどのように接するのがよいのか、自分の経験も踏まえて考えてみます。
否定の応酬をしない
相手の否定を否定で返すと、相手はさらにヒートアップして収拾が付かなくなってしまう可能性があります。
感情的な攻撃に感情で返しても良い事ないわけです。
相手の否定が論理的でない場合はまともに相手をしてはダメ。
「否定」の応酬合戦にならないように、根拠のない否定には反応しない、くらいの対応でいいでしょう。
否定の中身を精査する
相手の否定が
・感情的にただ否定している
・論理的に否定している
どちらなのかをしっかり見極めたいところです。
お互いのためになるような否定をしてくれているのであれば、ちゃんと聞き入れて改善しながら前に進める、という対応をすればいいですし、ただ感情的に否定しているだけだなと感じればまともに対応しなくてよいでしょう。
何事も一旦受け止めて中身を確認。
相手を納得させられるかを考え対応する
否定してくる人の意見に論理があるのであれば、しっかり聞いて自分の行動に活かしたいものです。
そして、否定意見を考慮した内容で議論して相手を納得させられれば完璧ですね。
コミュニケーションや議論というのは相手に納得してもらえるかが大事ですから、どう話し合っても意見がかみ合わないと考えればフェードアウトも正解でしょう。
周囲の人に根回しをしておく
相手からの否定が、こちらの実生活に悪影響を及ぼすほどであれば、周囲に対して話を通しておくことも必要です。
単にこちらを嫌っての否定だったり、感情的に暴言を吐いているだけだったりする場合であっても、周囲から見ると否定されている自分が悪者になりかねませんから、どういう事情で否定されているのか、実は自分に非があるわけではないのだ、という事を周囲に理解してもらう事が大事だったりします。
そうしないと四面楚歌になってしまう可能性がある。
距離をとる
否定をしてくる相手と話し合いにすらならない場合は距離をおくしかないですね。
何を言われても反応しない、という対処です。
というかそもそも近づかなければいいわけです。
否定の言葉を吐いてくるヤツは、こちらの反応を見て楽しんでいる場合も多いから、刺激しない事が最善策だったりする。
うまく反論する方法
逆に「自分がいつも反対意見ばかり言いがち」という場合に、注意すべきポイントをまとめてみます。
相手との関係を壊さずに反論するにはどうすればいいか。
対案を出す
ただ否定をするのではなく、代替の策になり得る案も同時に提供する事で、相手にも納得してもらいやすくなります。
他の解決策を何も提示しないのにただ反論するだけでは何の発展性もありませんが、一言反論に値するだけの意見を添える事が出来れば、コミュニケーションの質はガラッと変わるはずです。
対案を同時に提示する事で、自分もこの問題を解決したいんだ、という姿勢を見せる事が出来る。
「ただ否定するだけ」は卒業しましょう。
感情的にならない
相手の否定に対してこちらが感情的に返してしまうと相手もヒートアップしてしまいます。
こちらは努めて冷静に論理的に返すことです。
感情的に怒鳴ったりする人を見ると、状況が悪くなるだけなのになぁ、と思っちゃったりします。
まぁたまに、理詰めで返してもさらにヒートアップする輩もいるが、その場合はもはや話すことを止めた方がいい。
否定の言葉が激しい人に対しては冷静に対処です。
自分が行動する
相手の言い分を否定するのであれば、自分が行動して示すことで相手の納得感も得られると思います。
ふんぞり返って否定の言葉だけ並べていても誰もついてきませんよね・・・。
自分から行動すると周囲の信頼を得る事ができる。
意見と行動はセットで考えられるといいですね。
論理的に話をする
この記事でも何度か登場してきますが、やはり論理的に話をすることです。
感情的に相手の意見を否定していると、発言に矛盾が生じて整合が取れなくなってきます。
そうなるともはや滑稽です。
どういう根拠があってどういう話をするのか、何か意見をする時は常に根拠や論理を考えられると良いですね。
まとめ
以上、相手の意見を否定するだけの人はまずいよ、というお話しでした。
私の場合はそこまで強烈に反論ばかりする人に出会った事はないですが、ちょこちょこマイナス要素満載の否定の言葉を発する人は何人か見てきました。
かく言う私も頭ごなしに否定してしまうような言葉を発したことがあります。
今思い返せば恥ずかしい限りだが・・・
相手との話し合いが白熱していると、つい感情的に否定を並べ立てたくなることがありますよね・・・。
でも、それを頻繁にやってしまうともはや信頼が崩壊します。
「否定」をされる時、「否定」をしてしまいそうな時、一旦立ち止まって考えてから言葉を発してみましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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