あけましておめでとうございます!2018年もよろしくお願いします!
元旦から記事を更新していきます!
2018年一発目の記事は「酒」について書いてみたいと思います。
また酒か!
年末年始と飲んだくれている人も多いと思いますので、少し酔いの醒めるような内容にしたいと思います。
書きたいのは日本の飲酒習慣です。飲み会、家での飲酒など、泥酔するまで飲んでしまう方っていますよね。
限界以上までアルコールを摂取し、記憶を無くしモノも無くし、翌日は最悪な気分で目覚める、こんな経験をした、という方も多いのでは。
酒を飲み始めると止まらない人っていますよね。食べ物を全く食べずに酒だけ飲む、なんて人もいたり。
正直、酒って最初の一杯で十分じゃね?
って思うんですけど、なんでみんなあんなに一生懸命お酒飲むんですかね?飲み放題の元を取りたいから?なら最初から行かない方が・・・?
わざわざ心や体の健康を害してまでお酒を飲むのはなぜなのか、その人自身にも問題の一端がありますが周囲の環境にも原因がありそうです。
少し考えてみたいと思います。
日本の飲み会の非合理性
アメリカでは会社の同僚とお酒を飲みに行く場合、開始時間が業務時間内である事も多いです。
16時開始は当たり前で、週末などは15時始まりな事も多い。そしてそういった早い時間で始まる場合、「ハッピーアワー」と呼んで、お酒や料理も安い価格で提供されています。
飲み会を早く開始して早く終わらせれば家族との時間も持てますし、お店の料金が安ければお財布にも優しいので、時間やお金の使い方としてとても合理的です。
さすが合理主義の国
日本の場合は仕事がきっちり終わってから19時開始、21時1次会終了、そして2次会へ・・・そして帰るのは午前様、寝るのは夜中の1時、2時なんてこともザラですね。
そんな時間の使い方は健康を害するだけで何のメリットもなくないです?
そして2次会、3次回まで行けば万単位のお金が飛んでいきます。アホらしい・・・、と思うのも無理はないでしょう。
日本の酒習慣よな。郷に入って、ってことなんだろうけど。。
若者の飲み会離れ、なんて事も言われますが、自分の時間が欲しい若者が飲み会に行きたくないのも分かる気がします。
日本では今一つ浸透していない感のあるプレミアムフライデーですが、もう少し推し進めて、飲み会の日にプレミアムフライデーを自由に設定できるようするとかさ。変動プレミアムフライデー。
さらに業務時間内に飲み会を開始できるようにすることで時間的な非合理感はある程度拭えるんじゃないでしょうか。
「飲み会は仕事のようなものだから給料を出してもらいたい」という声が根強く聞かれますが、業務時間内に飲み会を始めればそれも解消です。実質給料をもらって飲み会を開いている事になります。
夜中の12時とかまで飲むなら給料出せよ!って思う。
料金についても「早割」のように早い時間帯の料金を割引きする事で居酒屋のピーク時間を分散させれば繁忙時間帯集中への人員割り当てに苦慮することも減るのではなかろうかと。
従業員に対してもブラック感を無くしていく事が出来れば、と思ったり。
もちろん客側としても料金が安ければそれだけお財布にも優しく家計にも響きにくくなります。
という事で「客」-「店」-「従業員」いずれにもメリットのあるやり方・環境を作り上げる事も出来るのではないでしょうか。
2次会3次会が当たり前の飲み会
日本で会社の飲み会に参加すると2次会、3次会とお店を変えて飲み続ける事もしばしばです。何なんでしょうか、この習慣は。
誰が得するのでしょう。お店の売り上げは増えるでしょうが2次会3次会は単価が落ちますし従業員も確保しておかなければなりません。
客としては、その飲み会におけるトップの人は楽しいのかもしれませんが、部下・後輩は遅い時間まで説教食らう位なら家に帰って趣味などに費やしたい、と考えていても不思議ではありません。
あまり得する人のいない習慣に思えます。
それにみんなほんとにそんなに酒が飲みたいですか?
1次会の最初の一杯は確かに「ぷっはぁーー!」てな感じですけど、2次会とか3次会とかの酒ってクソ不味いとしか思えないんですけど・・・。
日を跨ぐまで飲み続け、万単位のお金を飛ばし、心許す仲間という訳でもない人たちと酒を飲み続ける・・・。正直理解不能な部分があります。
会社として、さらには国として2次会以降の会を禁止したらどうなるのでしょうね。
「若干の消費の落ち込み」と「社会人の健康向上・お財布へのダメージ減少」どちらが社会のために良いのでしょうか・・・。
2次会・3次会に行かないと場の空気を乱す奴みたいなレッテルを貼られがちでけど、そういうの止められないんですかね。誰も何とも思わない雰囲気を作りたいものです。
本当に行きたい人のみ行く、これこそ2次会以降の会の趣旨だと思います。
行かなければ何を言われるか分からない、なんて社員に思わせてしまう会社・組織はそれだけでダメダメですね。
そうするとトップの人しか行かない飲み会になりそうですが・・・。であれば最初から開催しなければいいのです。
飲み会の席でまで何故仕事の話をしなければならないのか
またアメリカの話ですが、アメリカでは飲み会の最初の30分や1時間といった決まった時間に限って仕事の話だけをし、お酒も飲みません。
それが終わったらもう仕事の話はせずにお酒を飲みます。きちんとルールを設定し、楽しい時間にしようと努めるわけです。
ひるがえって日本では飲み会の席では先輩が後輩をこき使い、仕事のダメ出しオンパレード、上司の昔の武勇伝を聞かされ上役へのゴマすりが始まります。
そしてその場にいない人の悪口・陰口大会もよく催されます。
あ~、くだらない、と思いながらも下っ端の若手社員はお酒を注ぎ、頷きながら話を聞くしかありません・・・。仕事の話をするなら、給料出してよ、と言いたくなる気持ちはよく分かります。
それでいてお代は割り勘・・・。なんと閉塞的でつまらない飲み会でしょうか・・・。
仕事の話は区切りをつけて止めにして、プライベートでの面白い話をしてみるとか、プライベートを晒したくなければ投資とか、役に立つ話とか何でもいいのでとにかく仕事の話を止めろーって思います。
とは言いつつ書いていて思いましたが、これ結構きついですね。日本で仕事以外の話を延々とする、というのも中々厳しいものがありそうです・・・。
逆を言えば、仕事の話をしなければ場が持たないほど話題がないとも言えますね。じゃぁ最初から飲み会なんてしなきゃいいのに・・・。
まぁともかく、仕事の同僚と飲みに行くからといって、仕事の話をしなければならない、という固定観念に囚われたくはないものです。
酒が飲みたければ自分で頼め
これも謎システム。謎です。下っ端が酒を注いだり頼んだりする習慣、理解しがたい・・・。
酒飲みたきゃ自分で頼めよ、奥でふんぞり返りやがって
と思うのが正常だと思ってました。
幹事にそういう役回りをさせるなら本当に給料出せばいいと思うんですけどね。それなら喜んでやるっていう人たちも出てくるでしょ。
「自ら進んで注ぎに行かなければ上司の機嫌を損ねる」なんて変な飲み会習慣ですよ。
先輩や上司の勧める酒は飲まなければいけないのか
「最初の乾杯はビールで」
「上に勧められたら飲まなければならない」
「注がれたら飲み干せ」
・・・こんなおかしな習慣がいまだに残る日本の飲み会。ザルのようにお酒を飲める人であれば苦労もないかもしれませんが、お酒が飲めない人、ビールが嫌いな人などは苦痛でしかないでしょう。
お金を払っているのになぜ自分の好きな物を飲めないのか、理不尽と感じる人も多いのでは。理不尽に思わないのであれば飲み会の風習に飲まれてしまっている、のかもしれません。
まぁ最近はカクテルやソフトドリンクなど思い思いの飲み物で乾杯をしても特に誰もとがめる人もいなくなりつつありますね。良い傾向だと思います。
ただし
「俺の酒が飲めないのか?」
のようなアルハラまがいのやり取りがまだまだ残っているのも事実。もう飲みたくないのであれば正直に「もう飲めません」と言える環境を、先輩・上司が作ってあげなければなりませんよ。
ストレス解消のつもりが正反対の結果に
お酒を飲む理由はなんでしょうか。会社の付き合いで・・・という理由が一番多いのかもしれませんが、お酒を飲む理由そのものとしては、ほどよく酔って嫌な事を忘れてストレスを発散したいから、こうじゃないんです?
ところが飲みだすと記憶を無くすまで飲み続ける人がいます。そして翌日二日酔いに悩まされるなどして日中のパフォーマンスが著しく下がる・・・。
何のために酒飲んでるのやら
ストレス解消のためにお酒を飲んでいるのに、健康を害すまで飲んでしまって逆にストレスが増えてしまうなんて、なんだかなぁ、と感じます。マゾなんですかねぇ。
お酒がおいしいのは最初の1、2杯までで、その後は惰性で飲んでいる事が多くありませんか?そこまでして飲み続ける理由はなんでしょうか。
で許容量を超えて戻して周りに迷惑かけて・・・。料理作ってくれた人、酒作ってくれた人に失礼極まりない。
居酒屋のトイレや駅のホームに吐かれるために酒や料理作ってるんじゃねーんですよ!!
ほんと吐く人は謎。自制できんのかいな
ほろ酔いくらいで止めときましょうよ。あのほろ酔い加減がいつまでも続けば良いんですけどねぇ。
自分のお酒に対する強さを見極めて酒量をコントロールしたいところです。
まとめ
飲み会には潤滑油の役割がある、という事は理解しているつもりです。
それに「郷に入り手は郷に従え」ということでその社会や会社の飲酒習慣に従う事が円滑な人間関係を作る事も。(まぁ上辺だけですけどね)
酒の場でうまく振る舞えば上司・部下など同僚と打ち解けて、普段の仕事でもスムーズに業務を進める事が出来るようになるかもしれません。
しかしそれは楽しくお酒を飲める飲み会である、ということに限るべきです。
部下が辛い思いをして参加せざるを得ない飲み会、上司が金をせびられる飲み会、居ない人の陰口大会となってしまう飲み会、2次会3次会が強制参加な飲み会、などなど誰かが大きな不満を強いられるような飲み会であれば開催しない方がマシ、というモノです。
参加したくない飲み会であれば「No」を言って帰宅しても誰も気に病まない、そんな飲み会にしたいところです。
日本の飲み会にはおかしな風習・習慣がいまだに残っていますが、少しずつ変えていきたいですね。
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