人生というもの、行動の連続です。
そう、人は常に何か行動をしています。
いや俺何もしてないし~
という人だって寝たり、食事をしたり、本を読んだり、散歩したり、そして呼吸したりと何かしらの行動をとっているはずです。
勉強だったり仕事だったり、遊びだったりデートだったり旅行だったり、いつも何かに勤しんでいる、という人も多いと思います。
そしてそれらの行動の度に「あ~失敗したなぁ」とか「なんとかうまく行ったかな?」なんて振り返りをしつつ生活していることと思います。
特に会社での大事なプレゼンや入学試験、就職活動・転職活動、大事なデートや楽しみにしていた旅行など、大きなイベントごとであれば事前にたくさんの“準備”をしてきたはずです。
個人的には、何をやるにもこの“準備”が一番大事なんじゃないかな、という風に思っています。
言ってしまえば本番を意識するよりも、準備に精力を注ぎこむことの方が大事
準備が万全であれば結果はおのずと付いてくるものです。これは経験上よく理解していることでもあります。
今回は準備の重要性と、人生における行動に対する考え方について色々と書き殴ってみたいと思います。
「いつもうまく行かない」「なんか人生つまんない」なんて人に読んで頂きたいです。
何事も楽しくやりたい
勉強でも仕事でも私生活でも何でも楽しく取り組みたいですよね。
人生一度きり、毎日沈んだ気持ちでいるよりは明るく楽しく日々を過ごした方が良いだろうというのは誰しも同じだと思います。
楽しく過ごすためには行動の一つ一つを楽しめる事が必要です。仕事や勉強はもちろん、日々の行動そのものを楽しく出来るに越したことはないですよね。
そして「楽しむ」ためには色々な行動を「うまくこなす」事が大事です。
・プレゼンであれば相手に伝わる
・スポーツの試合であれば勝つ
・入試であれば合格する
といった良い結果に繋げるべく皆行動しています。逆に失敗続きなら楽しくなりようがありませんよね。
私たちは楽しむために生きている、といっても過言ではありません。そして楽しむためには「うまくこなす」事が必要です。
準備が全て
うまくこなしたいならば「練習」や「勉強」などの「事前準備」を万全のレベルまでやって
自分の体と頭に叩き込んでおくしかないわけです。
これもう完璧だね、という自信を持てるレベルまでやるのだ
自信を持てるほど準備をした場合、その本番は堂々と実行できるでしょう。
逆に準備不足で臨んだ試験・プレゼン・旅行などなど、うまく行ったためしがありません、経験的に。
また学生時代に覚えのある人もいると思いますが、一夜漬けに味をしめるのは止めた方がいいです。
一夜漬けでうまく行った経験を引きずると、社会に出てそんな短時間ではどうにもならないような重厚な課題に直面しても一夜漬けでどうにかしようと無理をしてしまいます。
そして結局失敗してしまう、なんていう結果になりがちなのです。
何をやるにも「準備が全て」ということを意識すると物事がうまく回りだしますよ。
「練習は本番のつもりで」「本番は練習のつもりで」
私の好きな言葉です。
事前準備を万全に行った人のみが達することのできる境地で、物事をうまく進めるためのコツでもあります。
練習は本番のつもりで
例えばTOEICであれば、本番さながらに時間を計りながら試験問題を解いてみる、会議でのプレゼンであれば同僚や上司を前に置いて本番のような緊張感の中で事前練習をする、なんていう取り組みです。
練習の時点で本番を想定して準備することによって、本番でも物おじせずに実行することが出来るようになります。
練習だからって手を抜くなって事だな
本番は練習のつもりで
いざ本番となったら、今度は練習通りに臨みます。
例えば野球の試合であれば、練習の時に何千何万と繰り返した素振りの通りにバットを振る、カラオケであれば家で何十何百と歌い込んだ通りに本番でも歌う、ということですね。
人間、練習以上の力は基本的には発揮できません。
自分が準備してきた事が十分な場合、そのままそれを発揮すれば大抵はうまく行くってもんです。
うまく行かないのであれば準備が不十分だった、それだけの事です。
良い準備のコツとは
「準備が全て」と言っても、じゃぁどういう準備すればいいのよ、という声もあろうかと思いますので、「良い準備」とは何かという事について考えてみます。
漏れのない準備
例えばプレゼンであれば、聞かれそうな質問を想定して準備しておくとか、何を突っ込まれても揺るがない材料を確保しておく、という準備が出来ていればまさに万全ですね。
逆に一点でも想定外の事を聞かれた場合にあたふたしてしまうようだともったいないですね。
もう何を聞かれても怖くない、ちょっとくらい外れた質問でも頭の中で回答を組み立てて話せる、くらいまで持っていければ万全です。
運任せにしない準備
・山カン
・出たとこ勝負
・ぶっつけ本番
いずれも勝負師がよく用いる言葉です。そういう勝負師って結構勝つんですよね、意外と。
なぜ勝てるのか。実はそういう人たちは裏ではかなり準備・努力をしてることが多い。
何も準備せずに本番に勝負するようでは本当にコケてしまうのが目に見えてますから。
運任せであるかのように振る舞いながらもしっかり準備をする事が大切、という事です。
本当に何も準備せずに「ぶっつけ本番!」とか言ってるのは恥ずかしい事この上ないので止めましょう。
余裕を持った準備
仕事でも勉強でも当日の本番ギリギリまで”あくせく”する人っていますよね。
直前まで準備していると、「あれ?あの事忘れてる!やば!」とか「あぁ、気分が落ち着かない!」なんて状態になりがちで、本番ではポカやっちゃったりするんですよね。
少なくとも前日までには準備を万全にしてよく眠り、次の日はおさらいくらいにしてリラックスして本番を迎える、これがベストです。
何度も言いますけど、一夜漬けとか徹夜準備とか愚の骨頂ですよ。
行動に移せる準備
準備をしたはいいが、何も行動に移せずに終わってしまった、そんな経験はありませんか。
準備をするからにはそれを行動に移すことを見越して準備できると良いですね。
やってみなくては分からない事も沢山あります。
「やるなら準備する」
「準備するならやる」
これを意識しましょう。
実際にアウトプットしてみる
机上での準備は当然大切です。当然の如く必要な事です。
しかし本番までには、机上の準備だけでなく実際にやってみる事をおすすめします。
予行演習ってやつね
なぜなら、実際にやってみることで思わぬ想定違いや使おうと思っていた機械の故障、手順間違いなんかを発見できる可能性があるからです。
時間が無い場合は全行程でなくとも、自信のない箇所、少し曖昧な個所などを重点的にアウトプットしてみる事です。
自信を持てる準備
例えばスポーツの練習では、体にしみ込むまでやり込んだ練習は自信に繋がります。
その自信は本番に力を出し切るためのアクセルになります。
もちろんそれで相手に絶対に勝てるかと言えばそれは相手の力量次第でもありますので何とも言えませんが、少なくとも自分の持てる実力を全て出し切ることには繋がるでしょう。
そしてそれが次の試合などへの糧になっていきます。
自信を持てるまで至らない準備は不十分と言えるのです。とにかく「自信」を持てるほど準備しているか、練習が出来ているかを意識してみて下さい。
成功した未来が想像できる準備
いくら準備しても失敗する未来しか描けないようだと中々やりたくないですよね。
どうすればもっと良くなるのか、どうすれば少しでもうまく実行できるのかを考えながら準備できるといいです。
失敗するような準備ばかりやっちゃうなぁ、という方は準備の方法を変えてみることも視野に入れましょう。
成功した未来が想像できるように。
まとめ
ということで、「何をやるにも準備は大事だよ」という事について書いてみました。
準備って地味で意外と大変で「あんまりやりたくないなぁ」なんて人も多いかもしれません。
しかし、これまで生きてきた経験上、準備をしっかり行った行動はうまく行ったし、準備を疎かにした物事は成功とは言い難い結果に終わった物が多いです。
そういう当たり前の結果に落ち着くわけです。
本番、ひいてはその先の人生で楽をするには、今できる「準備」をしっかりやること。これが言いたい。
仕事でも手順を万全にしてから本番に臨む必要があるにも関わらず、準備不足で臨んでしまったがために途中で手順誤りや設定間違いなどが発覚して結局予定通り完遂できなかった、なんて経験もした事があります。
あなたもあるのでは・・・?
個人的には慎重派でもあり、準備はしっかりとやる方です。とは言え準備ばかりに時間を取られて実行できない、なんていう事態にならないようには注意をしています。
準備をする時は必ず実行を見据えるべきです。そのためには自分の独断だけでなく、周囲の人の意見もよく聞いておくことです。
何をやるにも「準備」をしっかり行う事、これを意識してみて下さい。
ラグビー元日本代表ヘッドコーチとゴールドマン・サックス社長が教える 勝つための準備
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