人は行動をして生きています。人の人生は行動の”積み重ね”です。そして実際いつも「何かをやろう」としていますよね。
「掃除しなきゃ・・・」
「明日までにこの資料仕上げなきゃ・・・」
「試験に向けて勉強しなきゃ・・・」
頭ではやろう、やろう、と考えているんです。でも何かやろうと思っていても
「やる気が出ない・・・」
なんて事はザラで、なかなか取り掛かれない事があるという人も多いと思います。
仕事でも勉強でも、やらなくちゃいけないんだ!という事であっても、どうにもやる気が起きない、大事なことなのにどうしても前に進めない・・・、という事ありますよね。
私もしょっちゅうありました。仕事でやらなくちゃいけない事が分かっていてもなかなか手がつかなかったり、TOEICの勉強でどうしてもやる気が起きなかったりで結局丸一日勉強せずに終わったり・・・。
今回は「やる気が出ない」時でも成果を出すための秘訣をご紹介したいと思います。どうしても重い腰が上がらずに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
順序の考え方を変える
仕事でも同じですが勉強をする時に、次のような順番で考えていませんか?
「やる気が出る」→「勉強する」
何も達成できない人の頭の中はこのような思考になっています。やる気なんていつもみなぎっている人の方がまれです。
逆に恐いです、「いつもやる気満々な人」なんて。近づきたくありません笑
私もブログを書く時、
「今日は書く気がしないな~」
なんて思う事もしばしばです。そしてそのまま何もしなければ書いた文字数は”0”となり、何のアウトプットも出せないまま一日が終わる事になります。
しかし、そうではないのです。順番が違います。
こう考えてみてください。
「勉強する」→「やる気が出る」
これが正しい順番なのです。
つまり、やる気がなくとも乗り気しなくとも「とにかくやり始める」ことで物事は進んでいきます。1ページ、1問で良いから問題集を解き始めてみましょう。
極論を言えばやり始めないとやる気は出ないのです。行動がまずあって、それに伴い脳が刺激されてやる気が出てくる、と解釈して下さい。実際に経験してみてこの順番が正しい事を理解できました。
勉強が進まない~!って人は、腰が重すぎる可能性が高いです。「まずやり始める」という事を意識して下さい。やり始めればきっと何とかなります。始めてしまえば、ある程度の所までやってしまわないと気持ちが悪いものですので、強制的に物事が進むのです。
まずは問題集のページを開くことから始めてください。
やる気が出ない時の対処法
まず意識すべきは上で説明した”順番”です。「まず取り掛かってみる」事で自然と続けて取り組む事が出来るようになるはずです。
とは言え「その”やり始める”事が難しい!」という場合だってありますよね。そんな時は次のような方法を試してみて下さい。皆さんの気分を変えるきっかけになるはずです。
目的を強く思い描こう
何をともあれ「目的」が大切です。自分が何のためにそれをやるのか、その軸がぶれると結局何もやらずに終わってしまうからです。
TOEICであれば、例えば「そのうち昇格でTOEICが要るかもなー」程度の目的感だとやり遂げる事は難しいでしょう。
「昇格するためにTOEICが絶対に必要!」というくらいの強い目的意識を持って、勉強する時に常に思い浮かべるのです。これにより途中で挫折する可能性を下げる事が出来ます。
そして目標も大切です。例えば「TOEIC900点」という目標を立てて、それを目指して勉強する事になります。
TOEIC600点とTOEIC900点では必要な勉強法や勉強量が違いますので、自分がどこを目指すのか、を最初にきちんと整理しておくことが大切です。
完璧を求めない
目標定める事は良い事なのですが、その目標があまりにも高い所にあると途中で心が折れてしまいます。
TOEIC900点を目指すなら、まず600点を取って足場を作ってから、700、800、900と伸ばして行く方法でも良いのです。
このブログは「3か月で900点」を目指す事を目標に掲げていますが、どうしても自分には無理だと思えば、まずは目標をもう少し身近にして、確実に達成していくことを意識して下さい。
他人と比べない
何でもかんでも周りと自分を比べてネガティブ思考に陥っていませんか。
例えば同期が自分よりも早く昇格・出世した、友達だけ志望大学に合格した、というような場合、落ち込んでしまう気持ちは良くわかります。
「どうせ自分なんてだめだ・・・」
なんて考えが浮かびますよね。でもそのような考え方を引きずっていても良い事はありません。ますますマイナスのループに入り込んでしまうだけです。
他人と比べずともあなたはあなたとして存在しているだけで価値があるのです。家族の頼りになるあなた、休みの日に一生懸命子供と遊ぶあなた、趣味に打ち込むあなた、友達の中でムードメーカーのあなた、あなたの代わりは他にはいません。
他人と自分の出来不出来を比べても仕方がないんだと理解して、あなたは自分の価値を見直してみて下さい。
全く違う軸で見直すのが良いですよ。仕事の事でネガティブになるなら、家族の事で自分の価値を自分で認めてあげる、とかですね。
思い切り気分転換する
どうしてもやる気が出ない時はリフレッシュしましょう。その時リフレッシュした後の事を決めておくと、その通りに行動できるようになります。
「よしマンガを1冊読んだら勉強しよう!」
と決めてまずは思い切りマンガを読むのです。そして読み終われば決めておいた問題集で、おもむろに勉強に取り掛かる、という方法を試してみて下さい。それはもう自然に勉強に取り掛かってください、マンガを読み終わったら次は問題集のページをめくるってな感じです笑
リフレッシュの手段として軽い運動やストレッチをするのも良いですね。脳が刺激されて気分が変わるきっかけになります。
ただし気分転換をあまりに長時間やっても勉強時間が削がれてしまいますから、気分転換に掛ける時間も決めておくと良いですね。
環境を変える
家ではどうしてもやる気が起きない、という場合は図書館に行くとかカフェに行くとか、環境をガラッと変えてみる事が有効です。
環境が変われば気分も変わるので、何かに取り掛かるいいきっかけになりますよ。
↓詳しくはこちらで
まとめ
やる気が出るまで待っていては、いつまで経っても前へ進むことは出来ません。順番が逆である事に気付いて下さい。
「まずやり始める」ことで脳が刺激されてやる気が出るんだ、という事を理解して取り掛かってみて下さい。やっている内に自然とやる気が出てくるのです。
まず取り掛かってみる事で、それをやり切らないと気持ち悪い状態にまで持っていく事が出来ます。中途半端で終わる事に気持ち悪さを覚えるのが人間ですから、まず始めてみて、続きをやらざるを得ない状態に無理やり持っていくのです。
そしてどうしてもやる気が出ずに何もする事ができないような場合は、上でで紹介したように気分をガラッと変える策もとってみてくださいね。
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