職場で座り続ける生活っていう人、多いですよね。
私も基本的にデスク業務なので、一旦座ったらトイレ休憩を除いて2時間3時間座りっぱなし、ということも多かったです。
しかし!これが恐ろしく健康に悪いということらしく、今は意識的に変えるようになりました。
座り過ぎによって大腸がん発症のリスクが30%上がる、なんて調査もあるくらいだ。
さらには、1日の座位時間が4時間未満の人に比べて、8~11時間の人の死亡リスクは15%増、11時間以上だと40%増なんて調査結果もあります。
「座り過ぎ」は確実に体の健康をむしばむといえるのではないでしょうか。
今回は座りっぱなしが体に悪影響を及ぼしてしまう理由とそのリスク内容、そして座りっぱなしを解消するための具体的な方法をお伝えしたいと思います。
実際に自分でも実践している方法なのだ!簡単に取り組めるよ!
日々の生活の中でぜひ取り入れてみてください。今から変えていくことが大事ですよ。
座りすぎが体に悪い理由
座っていると体が楽に感じますけど、実は体の機能が落ち込んだ状態になってしまっているのです。
具体的には”足”の筋肉が停止状態に陥ります。
足、特に第二の心臓と言われるふくらはぎの動きが停止することによって、血液を上半身に押し戻す力が失われた状態になるわけです。
座りっぱなしが血の巡りを停滞させてしまうのだ・・・
これによって血液が体をうまく循環できなくなり、最悪は血栓つまり血の塊ができる原因にもなってしまうのです。
座り過ぎのリスク・デメリット
座り過ぎると具体的にどんな悪いことが起こるのでしょうか。
いくつかご紹介します。
長期的な健康への影響
前書きでも記載しましたが、ガンの発生リスクが上がったり死亡リスクが上がったりと、長期的な健康を害していく原因になります。
数か月程度ではなかなか体に影響があるように思えないわけですが、”座り過ぎ”を続けてしまったその先で蓄積した害が噴出してしまうわけです。
人は目先で起こる事でなければ無視しがち。それが将来の自分を壊す原因になり得る。
今の”座り過ぎ”が自分の未来を破滅させるんだ、ということを改めて意識してみることです。
危険な突発的病気の原因に
前述の通りガンや死亡リスクの増大は長期的な話でしたが、エコノミークラス症候群といった急性の病気も誘発します。
エコノミークラス症候群というのは飛行機に乗っている状態以外でも起こります。
つまり座りっぱなしがまずいわけです。
というのも血の巡りが悪くなって血栓ができ、それが肺の欠陥に詰まることで呼吸困難を引き起こす、これがエコノミー症候群の発生過程だからです。
座りっぱなしが原因で突発死すらありえるわけだ。
”座り過ぎ”は長期的のみならず短期的にも自分を壊してしまうかもしれないのです。
明日、いや今日自分を死に至らしめる可能性もある
座りっぱなしを防止する対策法
これらのリスクを避けるために意識すべきことが何でしょうか。
自分が実際に取り入れている”座り過ぎ”防止策をご紹介します。
30分に1度は席を立つ
座りっぱなしが悪いのであれば、単純に席を立てばよい、まぁ当然の対策ですね。
出来れば30分に一度は
・トイレに行く
・書類を印刷するためにプリンターの場所へ行く
・飲み物を入れに席を立つ
そんな感じで座る事を中断する行為を自然に取り入れてみることです。3分以上席を立てるといいですよ。
30分に1度が無理であれば、1時間に一度少し長めに席を離れてみるのもいいですね。
仕事の話でも世間話でも、知り合いの所までぶらぶら歩いていくのもいいな
自動的にアラームを表示する
仕事に集中していると30分や1時間といった時間を意識できないことも多いです。
そんな時は自動的に画面にアラームが表示されるようにすれば問題解決です。
Windows10には便利な機能「アラーム & クロック」が搭載されていますから、お金をかけたり別のソフトをインストールしたりせずに対応可能です。
アラームによって強制的に一旦作業をストップさせて一度席を立ってみましょう。
座ったままで出来る運動を
仕事柄なかなかか席を立つのが難しい、という人もいるでしょう。
そんな時は座りながら出来る運動を取り入れてみましょう。
例えば
・足首を曲げ伸ばしする
・ももを上げ下げする
・かかとの上げ下げを繰り返す
・足の付け根を回す
というような動作ですね。座りっぱなしで硬直した体でやってみると結構気持ちいいですよ。
小さいことだがこの積み重ねが大事だなのだ
スタンディングデスクの活用
座って仕事をするのがダメなのであれば立って仕事をすればいい、ということでスタンディングデスクの活用を考えてみます。
普段は座って使える机なんですが、ハンドルを回すことで起立の状態で使用可能な”昇降デスク”がとても便利です。
疲れたら座って運動不足を感じたら立つ、そんな臨機応変な使い方が可能だ。
生活を変えたいなら”道具”を変えてみるのも良いですよ。
エクササイズボードの活用
道具を変えるの一環で、エクササイズボール(バランスボール)を使ってみるのも手です。
バランスを取りながら座ることになりますので、必然的に足や腹筋・背筋を刺激しながら座り仕事をすることが可能になります。
座りながらに出来る運動の一種になり得ますね。
職場のみんなでやってみると面白いかもね
使える道具は試してみましょう。
まとめ
以上、「座り過ぎ」の悪影響と対策方法をご紹介しました。
座ると楽なんですが、体の機能を停止させてしまっているのが問題なわけです。
その問題を取り除くために座りっぱなしをいかに脱するかを意識して生活する必要がある、そこをご理解頂けたのではないでしょうか。
長時間座った後に立って体をほぐすと気持ちがいい。体にとっても良いことなのだ。
「座り過ぎ」が近い将来そして遠い将来の自分を壊すことになる、現時点ではあまりイメージできませんよね。
でも、その時が来てからでは遅いわけです。
仕事や勉強で座る時間が長くなりがちという方は、今この時点から変えていってはいかがでしょうか。
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