TOEICは役に立つ?役に立たない?
TOEICの勉強が大変、飽きてきた、というようなときにTOEICの評判などを調べてみると、
「TOEICの勉強は役に立たない」
「TOEICなんて受けても無駄だ」
なんていう声が結構多くてびっくり、やる気をなくす、なんていう経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ネットでそういう声、結構多いですね。
実際はどうなのでしょうか。本当に役に立たないのでしょうか?
ちなみにGoogle先生で検索してみると、
「TOEIC 役に立たない」 → 10,100件
「TOEIC 役に立つ」 → 96,700件
というような結果で、10倍程度は「役に立つ」という記事の方が多いですね。
TOEICは役に立つ!
個人的な結論としては「役に立つ!」です。役に立たないなら、年間250万人も受験しませんよね。
色々と根拠を述べていきたいと思います。
役に立たない派の意見
役に立たないという意見に対する反論を書いてみます。TOEICが役に立たないという意見をまとめてみると、総じて次の通りです。
「TOEICで高得点とっても、話せるようにならないじゃないか」
→当たり前ですよね、リスニングとリーディングだけの試験ですから。話す・書くというアウトプット系の能力はまた別で学ぶ必要があります。
ただし、リスニングとリーディングの能力がスピーキングとライティングの力を身につける時に、大いに役立ちます。
TOEICの勉強によって文法と英単語、読む力が身についていますからスピーキング、ライティングの土台になるんですね。
「TOEICで勉強した事は社会で出てこないよ」
→全く同じ内容など出てくるわけはありません。社会で使える英語の土台を作るためのTOEICの勉強です。
ビジネス寄りの文章がふんだんで、メールの文章とか割と使えますよ?役に立てようという気がないだけでは?TOEICの問題をしっかり解けば、リスニングとリーディングの土台は出来ます。
TOEICの一面だけを見て批判をしている意見が多いですね。実際に生かせる場面を考えてみます。
TOEICはどう役に立つのか
私、快晴さんぽはどういう立場かと言えば
「TOEICは大学の単位や就活・転職、会社での昇格や昇給で役に立つ」
「しかし、長い間だらだら勉強するようなものではない」
「短期決戦でTOEICを卒業し、次へ進もう」
というスタンスです。平たく言えば「役には立つよ。さくっと取って次へ行こう」という意識を持っています。
「TOEICすら」できないのは論外だ
リスニングの音声は綺麗すぎる発音で、実生活ではあんな分かりやすくしゃべってくれないよ、っていうのは分かります。とはいえ、その綺麗な英語すら聞き取れないのであれば論外です。
「TOEICすら」できないようでは、その先の英会話とか、英文でのやり取りとか不可能だと考えています。
賢い人は「TOEICは役に立たない」なんて文句を言う暇があったら、さらっと高得点を取って、さっさと次のステージに進んでいますね。
TOEICで高得点とってから「TOEICだけでは役に立たないから、他の学習も必要だ」というのは分かりますが、TOEICのスコア持ってない人が「TOEICは役に立たない」と言ってもなんの説得力もないです。
ネットの海を見る限り、割とハイスコアを持っている人が「役に立たない」という記事を
書いているのを見かけますので、短絡的に「役に立たない」ととらえるのではなく、
「この人はTOEICを勉強して高得点を取って、さらにこう言ってるのか」
「自分もまずはTOEICの学習をどう活かすべきか、を考えながら目標スコアを目指そう」
と、こんな風に考えて欲しいのです。
「役に立たない」と他の人が言ってるから、TOEICは受けない、という結論にはなってほしくありません。TOEICを活かせる場面があるのですから、ぜひその場面を見つけて役に立てて行きましょう。
実際、TOEICは利益・実利があります。役に立ちます。以前の記事でも書いていますので興味があればご覧ください。
短期決戦で目標をクリアし、次へ
ただ、いつまでも長々と勉強しているような資格じゃぁない、という事を言いたいです。短期決戦で目標スコアとってしまって、役に立てられる所でさらっと活かしちゃって、次へ進むのです。
TOEICスコア900点はスタート地点です。ようやくリスニングとリーディングが形になってきたかな、というレベルに過ぎません。
本気で英語を使いこなしたいのであれば、特にスピーキングも含めさらに鍛錬が必要でしょう。
何事も活かそうと思えば役に立つ
いかがでしたでしょうか。
TOEICを勉強していれば、語彙力から文法、長文読解、リスニングと、英語の大事な部分を学んでいることに気付けるはずです。
これを役に立たないと言ってしまえば、じゃぁ何を勉強するの?という事になります。
パターン化されているので、広がりはあまりないですけどその分短期でスコアが伸びる良いテストだと捉えるとよいのではないでしょうか。
TOEICを勉強する前から「役に立たない」と嘆くのではなく、勉強して目標スコアをクリアしてから「こんなもんか、これだけじゃそんなに役に立たないな、活かしたら次だ次」という気構えで臨むと、私たちの人生も少し前向きに、良いほうに向いて行くんじゃないでしょうか。
TOEICだけではなく、何事も同じですね。
「役に立たない」と思えば、その時点で思考停止、終わりですね。実際その人の役には立たないでしょう。役に立てようという気のある人のみが活かせるのです。
私は、
「やる前から文句を言うのをやめよう。文句を言うならやってから」
をモットーにしています。
TOEICは活用しがいのある場面があるのですから、「活かそう」という意思を持って取り組んでほしいと思います。
精神論ぽい記事になってしまいましたが、「自分が何のためにTOEICを勉強しているのか」を再確認して、勉強に精を出すきっかけになってくれたならば幸いです。
まとめ
・何事も、役に立たないと思えば役に立たない。役に立てようと思えば役に立つ。
・TOEICは活用のしどころがあるはず。活かそうという気構えを持とう。
・さくっと目標スコアをクリアして次のステージへ進もう。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
コメント