このブログでは、TOEICのスコアが上がらない「勉強法」「習慣・考え方」を紹介してきました。
そして、今回はTOEICのスコアが伸びない原因の中でもごく単純で当たり前な「勉強していない」という部分に注目してみたいと思います。
「いや、自分は勉強してるよ!今週はもう20時間もやってる!」
という方もいらっしゃるでしょう。それでもスコアが上がらないのはなぜでしょう?自分の勉強を振り返ってみて、ながら勉強をしている、解説ばかり読んでもあまり頭に入らない、だらだらやってる・・・といった事はありませんか?
大切なのは勉強した時間ではなく、どれだけの量を理解して頭に叩き込んだか、これが重要なのです。
「過程はさておき、結果が大事」、社会人は誰しも聞いたこと、言われたことがあると思います・・・。耳が痛い話です・・・。
いくら勉強しても英語が出来るようにならなければ意味がないのです。
3時間勉強して50問しか理解できなかった、よりは、1時間で100問分をしっかり理解した、の方がスコアが伸びやすくなるのは当然と言えます。
今回は、このTOEICの勉強とはどういうものなのか、どうすればスコアが伸びるのか、に注目して、自身の経験を交えて書いてみたいと思います。
「勉強が出来ていたか」これまでを振り返ってみよう
TOEICを何のために受けるか、と目的を聞かれれば、修飾、転職、昇進、海外勤務、自慢したい(?)などなど人それぞれ違いますが、ある程度スコアを伸ばす事は、私たち全員に共通する必達事項です。
スコアが伸びない・・・
TOEICの勉強を続ける中で、
「半年勉強したのにスコアが50点しか上がらない・・・」
「2年勉強しても点数がさっぱり伸びない、もういやだ」
「むしろスコアが落ちた・・・」
といった声をよく聞きます。
そして背景には決まって
「勉強が続かない、勉強時間が少ない、理解できていない」
という問題が横たわっている事に気づきます。
なぜなら英語は言語ですから、誰でも正しく継続して勉強すればどんなに遅いとしても着実に力は身について行くはずだからです。
結局勉強が出来ていない
そう、スコアが伸びないのは結局
「スコアが伸びるだけの勉強をしていない」
これに尽きます。
例えば1年勉強したといっても、1日平均15分、計100時間未満程度の勉強では恐らくスコアは思ったほど上がらないでしょう。
より短期間で密度濃くしっかり勉強した方が知識は向上しやすいのです。100時間勉強するのでも、1年かけるのと1か月でみっちりやるのとでは、1か月でやったほうがスコアの上がり方は大きいはずです。
また、あなたがこれまで解いてきたTOEICの問題数も大きく関係します。100時間かけて解いた問題数が1000問程度のみ、というのであれば、まずスコアは伸びません。
ある程度の短い期間で、勉強時間を確保し、しっかりした数の問題を理解しながら解く、
これが意外と出来ていないことに気づきます。
「期間」「勉強時間」「解く問題数」これらのいずれが欠けても、スコアを上げるのは厳しくなります。そして全てを満たすのが意外と難しく、私たちは苦労するのですね。
自分の勉強を振り返ると・・・
一度、次の事を自問自答してみてください。
・TOEICを何か月くらい勉強したか?
・その期間で合計何時間くらい勉強したか?
・その時間で、どれくらいの数の問題を解いたか?
ある程度定まった期間内で、時間の密度を高くして、数多くの問題を解いていく、単純ですがTOEICのスコアアップにはこれが一番効きます。自分で振り返ってみても、3か月間密度濃く問題を解いてきて結果に繋がっていますのでこれは断言できます。
比較的短期間に集中して時間を確保して、TOEIC用の質の良い問題を数多く解く、これが出来ていたか今一度立ち止まって考えてみましょう。
モチベーションの維持は難しい
「どうしても勉強に身が入らない・・・」
「集中力が続かないなぁ」
という方も多いかもしれませんね。私もそうでした。集中力って続きませんよね。お気持ちは痛いほど分かります。
スコアが上がらないサイクル、上がるサイクル
そして、
勉強が進まない
↓
スコアが伸びない
↓
やる気がなくなっていく
↓
勉強が進まない
という悪循環にはまってしまいます。
モチベーションの維持方法については次の記事を参考にどうぞ。
逆に、次のサイクルを作り出せれば、うまくいくと思いませんか?
勉強が進む
↓
スコアが伸びる
↓
やる気がアップする
↓
勉強が進む
この「勉強が進む」という部分さえ作り出せればあとは好サイクルでうまくいくのです。自分も独学で作り出すのには相当苦労しました。結局だらけてた部分もありますしね・・・。独学では限界があるとは感じました。
このサイクルをうまく作り出せる方法があると良いのですが・・・。
スコアが伸びないのはなぜか
「英語に向いてない?」
いえいえ、あなたが今日本語を話せてるなら、英語でも何でも習得できる力は持っています。
「教材が悪い?」
教材の影響も多少はあるでしょうけど、ある程度の質の問題集を使っていれば、そこまで差はでません。
再度書きますが、
スコアが伸びないのはなぜかと言えば、
結局は「(スコアが伸びるだけの)勉強していない」
これに尽きます。だらだらと一年二年勉強を続けてスコアが伸びない、これでは時間がもったいなくないですか?だらだらとTOEICに費やしてきた時間を他のやりたい事に使えれば有意義だったと思いませんか?
厳しいことを言っているように聞こえるかもしれませんが、一度自分自身の勉強の仕方を見直すきっかけにしてもらえればうれしいです。
勉強できない理由と、勉強の続け方を考える
誘惑や周りの環境のせいで・・・
・家では他の事(テレビ、ゲーム、マンガ等)に目が言って、だらけてしまう。
・家では他の家族がいて集中力が続かない
・通勤中も満員電車で気が滅入り、勉強できない
こんな方は多いです。人間ですから、気持ちや行動は、どうしても周囲の環境に影響を受けてしまいます。私も家では子供がいるのでなかなか集中できなかったですね。子供がいない時を狙って集中して勉強していました・・・。結構きつかったですが。。
勉強し続けるにはどうしたら良いか
自分で出来るのであれば独学でも十分ハイスコアの取得が可能なのがTOEICの良い所ですが、今自分がやっている勉強で、本当にスコアアップできるのか、という不安を抱えた人も多いんですよね。
「自分では出来なかったからスコアの伸びない今の自分がいるんだ」という場合は次のような方法も頭の片隅に置いておくと良いかと思います。
・勉強せざるを得ない環境に強制的に身を置く(スクール等)
・体系化されたカリキュラムを買って、やらざるを得ない環境を作る(通信教育等)
つまり家で、自分の買ってきた教材ではなかなか勉強できない、続かない、という事であれば強制的に勉強できる環境へ身を置く、というのは大いにアリです。環境が分かれば意識も変わります。
「(スコアを伸ばす)勉強ができる」環境を作ってあげるのです、自分のために。
大事なのは道具ではなく継続すること
どんなに良い教材を買っても、勉強しなければスコアは伸びません。TOEICを受ける目的と目標があるのであれば、無理やりにでも自分を「勉強できる環境」へおいて一定期間勉強を続ける、これが目標到達には最短です。
5年後、10年後、20年後に後悔しないよう、今の自分を鼓舞してみてはいかがでしょうか。
「環境を変えて」「(スコアを伸ばす)勉強をする」ために、覚悟を決めた方はぜひ次の記事を参考にしてみてください。
↓「短期間の集中特訓でTOEICスコアを伸ばす」という手法が気になったので、無料相談に行ってきました!自分では勉強を続けられない、という人の期待に答えてくれそうな仕組み満載です。
まとめ
・スコアを伸ばすには「期間」「勉強時間」「解く問題数」が大事
・「勉強ができる」→「スコアが伸びる」→「やる気が出る」、この好サイクルを作り出せ
・強制的に「(スコアを伸ばす)勉強ができる」環境を作り出せ!
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