TOEICで目標スコアを取りたい!と願ってやまないTOEICerの皆さま、こんにちは快晴さんぽです。
TOEICを勉強する目的は人それぞれ違えど、目標のスコアを取りたいと思う気持ちは皆同じなはずです。
そもそもTOEICerって何だよ?という問いに対しては「TOEICを勉強する者」ということで理解して下さい。
TOEICを勉強するTOEICerたるもの、そのお作法・マナーがあると考えています。TOEICerはこのような考えを持つとうまく行くのではないか、という事柄を自分の経験から導き出しましたので少しまとめてみます。
長く勉強することが美徳と考えていないか
1年、2年はたまた5年、10年とTOEICを勉強し続けている人がいます。それでいてスコアはあまり伸びていない・・・。
はっきり言って時間がもったいない!その費やした時間で他に出来たことがあるのではないか、と思ってしまうのです。
990点を取ろうとすれば話は別ですが、TOEICはしっかりやれば短期間で800点や900点といったスコアを取れてしまうテストです。そして大部分の人にとってそのくらいのスコアがあれば十分なはずです。
さっさと目標スコアを取って卒業する。そして他のやりたい事に時間を使う。これがTOEICerとしての在り方だと思うわけです!
楽な勉強法があると思っていないか
「長文をなるべく読まない」
「空欄の前後だけ読んで答えを見つける」
「リスニングは聞き流す」
こんな「楽」をする勉強法に頼ってしまっている方は要注意です。勉強の効率が悪すぎるのです。
人間というもの、意識しないと楽な方に流されてしまうものですが、楽な方に流された場合は大抵、成功に結び付くことがありません。
「楽」は最初にするのではなく、成功した後にその達成を「楽しむ」ものだと考えてください。
TOEICはテクニックが全てだと考えていないか
「TOEICは英語じゃない」
「TOEICに必要なのはテクニック」
という声をたまに聞きます。リーディングでは長文の流し読みや空欄前後から答えを推測、リスニングでは聴こえた音は答えとならない、、、などなどTOEICのテクニックは多いと言われます。
しかしそのような勉強の仕方では英語の力が身に付かないどころかTOEICのスコアも伸びません。
TOEICは間違いなく「英語」の試験です。私はTOEIC900点を取る勉強をしたおかげで、ある程度は聴き読みが苦労なく出来るようになりました。
TOEICのテクニックと言われるモノは英語の力を伸ばすための役にはあまりたってくれません。これらのテクニックは英語の能力が高い人が使うべき手段なのです。
TOEIC900点にも達していないのであれば地道に着実に勉強するのが、目標達成に向けての一番の近道です。
自分は英語に向いていないと思っていないか
「自分は頭が悪いから・・・」
「才能内から・・・」
「英語って苦手だから・・・」
なんていうネガティブワードを発して勉強もしないし、TOEICなんて別にいいや・・・と諦めてしまっている人は多いです。
しかし例え冗談だとしてもこのようなネガティブな言葉で自己定義をするのはおすすめしません。
困難に直面しても「自分は出来ないから」と言っておけば深く考えなくても許されるような気になってしまいます。
出来ないキャラとして周りから認知されると期待される事もなくなりますし、何より自分が自分を「出来ない人間」と定義してしまっているので、勉強する事も立ち向かう事もなくなってしまいます。するといつまでたっても成長しない人間の出来上がりです。
人の言葉は言霊です。人が発した言葉はその人の行動に大きく影響し、その言葉の通りの結果になってしまいます。
つまり「英語出来ない人間」というモノを自分の中に定義してしまうと英語が出来ない人間として振る舞うようになります。やれば出来る人であっても、ネガティブな自己定義によって本当の英語出来ない人間になってしまうのです。
英語は語学です。あなたが日本語を話せているのであれば、英語も訓練により必ず出来るようになります。
自分で「英語出来ない」と考えてしまうのをまず止めましょう。今は出来なくとも「自分は英語が出来る!」と毎日口に出せばその通りに行動するようになっていきます。ぜひお試しあれ。
スコアを伸ばす事が目的になっていないか
TOEICの勉強をしていて、TOEICを受ける事そのもの、或いはTOEICのスコアを伸ばす事が目的になってしまってる人がいます。
しかし多くの人にとってTOEICのスコアを伸ばす事が本来の目的ではないはずです。大学の単位取得、就活、転職、昇進、海外勤務、それぞれTOEICを勉強する目的があるはずなのです。
TOEIC990点連続10回!なんていう肩書があるとTOEIC講師として箔が付くのかもしれませんが、そんな人にとってもTOEICのスコアそのものが目的なのではなく、講師としての人生を有意義にする事が目的なはずです。
スコアを伸ばすのが目的、そういう人も世の中にはいるでしょう。まさにTOEICマニア、TOEICを趣味にしている人ですね。
そういう生き方を否定はしませんが、他にやる事無いの?とは思ってしまいます・・・。人生は有限なのです。
まとめ
TOEICをうまく活用するために、TOEICerとして意識するべき事を考えてみました。TOEICを乗りこなすのも泥沼にはまるのもあなた次第です。TOEICの勉強だけでなく人生を生き抜くためにも大事な事を書いてみたつもりです。
「俺がTOEICを使いこなしてやる!」
という心持ちで勉強してみると良いですよ。TOEICという「魔境」に飲み込まれないようにしましょうね。
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