身の回りにいつも文句言ってる人っていませんか?
・社会に対する文句
・会社に対する文句
・友達に対する文句
・家族に対する文句
・その人自身に対する文句
文句を言えば言うほど周囲から嫌われていくのもちろん、次第に自分自身からも嫌われていくことを理解しているでしょうか。
周囲から嫌われるのは納得ですよね。文句は基本的にはネガティブ発言ですからネガティブな発想ばかりする人と一緒に居たくないですもんね、普通。
文句を言う人が周囲の人から煙たがられるのは目に見えています。
では、自分に嫌われるとはどういうことなのか。
文句は自分自身を低めていく言葉なのだ・・・
文句を言えばそれが自分に返ってくるのです。文句を言うたびに自分の価値を落としてしまっている事に気付いて欲しいですね。
今まで文句ばかり言ってたな・・・
という方は考えを改めたくなると思いますよ。「文句」に対する考え方をご覧ください。ぜひ参考にどうぞ。
文句を言う人はなぜ自分を低めている事になるのか
文句を言う場合、言っている本人の言っている瞬間はとても気持ちいいものなんだと思います。
経験はあるな
カタルシスを感じる事の出来る行為、それが「文句」を言うという行為なのでしょう。
しかし文句を言い続けた場合、自分自身にとってあまりよくない結果になるという事をお伝えしたいと思います。
これは周囲で文句を言っている人を観察してみた結果をまとめたものですもあります。
周囲から疎まれる結果、自分の価値が落ちる
文句を言い続ける人に近づきたいと思う人は少ないでしょう。
自分も裏で文句タラタラ言われてるんじゃないかという思いを想起さますし、単に不快ですよね。
文句の対象がたまたま同じであれば同調してくれる人もいるでしょうが、つるんで文句を言っている人たちは傍から見ればますますサムいだけです。
つるまないと文句すら言えないのか、と思われちゃうからな
文句を言いまくる人は周囲の人たちの心が離れていくことを理解した方がいいと思います。周囲の人が自分に関心を示さなければ自分の存在価値が無くなっていくのと同義です。
文句は思考を停止させる
「あの上司いつも言ってること間違っててさぁ」
「あいついつも遅刻してくるんだよなー」
「うちの家族の食費が高くって・・・」
よく聞くような文句です。
「じゃぁどうしたらいいの」がその後に続かないので、そこで思考が止まってしまうんですね。
思考が停止すればそこから先へと発展させることが出来ないので事態を好転させることが出来ずに現状に留まってしまう、或いは後退してしまう事になるでしょう。
文句は思考停止、現状停止・悪化状態になってしまうのだ
自分が自分を嫌う結果に
文句を言い続けるという事は、「何も改善出来ない自分がいる」という事を意味しますから、結局自分で自分を蔑んでいる事と同じなのです。
周囲や他人に対する文句であっても同じです。いつまでも周囲の環境に不満があるままなのであれば自分でも何も出来ていないわけですから。
文句を言う人は自分自身を低めている、つまり自分で自分を嫌いになる行為をわざわざやっている事になるのだ。
文句を減らすために出来る事
ではどうすればいいか。
単純に文句を減らせばいいわけですが、今まで言い続けてきた人にとっては難しいかもしれないですね。文句だと認識せずに言葉を発している可能性もありますから。
それでも今まで文句ばかり言ってきたな、と認識できている人は少し意識してみるだけでもだいぶ変わりますよ。
自分を低める「文句」を減らす工夫をご紹介します。
表現を変える
文句の言い方を変える事を意識するだけでもだいぶ変わります。
例えば
「あの人細かすぎるんだよな」
→「あの人は色々なところに気が付くな」
「上司がいつも怒ってて嫌だ」
→「上司はいつもアドバイスをくれる」
と、そんな感じでポジティブな方向へと言い替えをしてみましょう。
まぁ頭が沸騰している状態ではなかなか難しいと思いますので、一呼吸置くという工夫もあるといいでしょう。
改善策を付け加える
文句で終わらせずに「その先」を付け加えるだけでもだいぶ好印象です。
例えば
「あいつはいつも遅刻するな」
→「いつも遅刻するから、強力な目覚まし時計を勧めてみるか」
「飯がマズい!!」
→「飯がマズいから一緒に料理教室に行ってみるか」
改善策を付け加えて実際に行動してみる事で周囲からの信頼感も高まりますし、達成感も得られ自己肯定感も高まるでしょう。
そして自然に文句が減っていくことになるわけです。文句の対象が改善されていくわけですから。
“自分ごと”で考える
文句を言う人って他人事で好き勝手言う傾向があるなぁ、と感じています。
周りの人や社会に丸投げなんだよな。それじゃぁ前に進まない。
言葉を発する時に、全て「自分が中心である」という考え方の元に発言してみる事を意識してみるとどうでしょう。
「仕事の評価が最悪!」
→「評価に不満があるけど自分で改善できる所はどこだろう」
「保育園、どこも入れなかった!」
→「保育園落ちたけど、自分の子供のために次の手を考えよう」
何をやるにも「自分ごと」を意識することで文句の後に自分が何をすべきかを考えるようになれるはずです。
他人ごとだと、文句はただの愚痴になってしまう
言う前に飲み込む
人前で文句が出そうになったら一旦
「これは今言うべき事か?」
と自問自答して飲み込んでみて下さい。
これまで見てきた通り、文句というのは基本的には言わないに越したことはないわけです。
どうしても言わなくてはならないのでなければ言う前に立ち止まってみましょう。
一人でシャウトする
飲み込み続けても精神衛生上きつい!という場合は最低限、人にぶちまける事をやめてみてはいかがでしょうか。
その代わりに、一人で部屋の中とかで思いっきり文句を言いまくると意外とスッキリします。
文句は自分の価値を下げると言いましたが、他人にさらすのでなければ良しと割り切る事もアリです。
独り言でも叫びでもアウトプットをしてみるのだ
気分をさっぱりさせるための行動と割り切って吐き出してみて下さい。もちろん叫んだ後はどう改善していくべきかを考えましょう。
まとめ
以上、文句を言う事の大きなデメリットと、文句を減らしていくための方策についてご紹介しました。
精神的に疲れている時とか、あまりに理不尽な目にあった時ってどうしても文句が口を突いて出てきてしまうんですよね。
言いたくなる気持ちはとてもよく分かります。
でも感情のままに吐き出しても他人が、そして自分が自分の評価を落としていくことになりかねません。
文句ばっかり言ってる自分を変えたい・・・!
という方は、ここでご紹介した内容をぜひ参考にしてみて下さい。
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