皆さんはテレビをよく見ますか?スマホなどの普及によりテレビ離れが叫ばれて久しいですが、それでも地上波テレビ番組には一定の需要がありますよね。
皆さんも1週間のうちに毎週見ている番組が1つや2つ、あるんじゃないでしょうか。
私はというと、「鉄腕ダッシュ」や「噂の東京マガジン」「YOUは何しに日本へ」のような、現場に足を運んで何かを発見する、といった趣旨の番組が結構好きで、毎週録画して見ています。
皆さんの中には「番組を録画するけど見る時間がない・・・」なんていう人も多いと思います。「時間があれば」見るんだけど時間が無いので録画しっぱなしで結局見ない、なんてことも日常茶飯事だと思います。
仕事や家事で忙しかったりすると録画した番組を見る事が出来ない、なんてこともザラです。現代に生きる私たちはなかなか自由な時間が取れませんからね。
学校、会社、家族との時間、なかなか一人の時間は確保できませんよね。そんな中でテレビをゆっくり見る時間もない!という人も多いと思います。
そんなあなたに「早見再生」という方法をおすすめしたいと思います。いくつかの大きなメリットがありますのでぜひ参考にしてもらい、日常生活の中に取り入れてみて下さい。
早見再生とは
早見再生機能というの録画した番組を1.3倍や1.5倍といった速さで映像と音声を再生することが出来る機能です。速聴速見、が出来る機能ということですね。
ただの「早送り」の場合は音声もなく録画したものをただ前へ送るだけですが、早見は音声も再生できる事がポイントです。
早見再生のメリット
早見再生をするとどんな良い事があるのか、紐解いてみたいと思います。
時間の有効活用
私が早見再生を使う大きな理由は「時間を有効に活用できる」という事です。
例えば1時間番組であればそのまま再生すれば1時間の時を消費してしまいますが、1.5倍の早見再生では40分で見終わる事が出来ます。つまり20分間という大切な時間を節約することが出来るのです。
たかが20分と思う事なかれ。ちりも積もれば山となります。
例えば1週間に合計14時間分の番組を録画しているとします。つまり1日に平均2時間の番組を録画している事になります。これを1年間続けたとすると、合計730時間分の番組を録画して見ることになりますね。
普通に視聴すれば730時間かかるところ、1.5倍の早見再生であれば730時間÷1.5 = 約487時間で見終わる事が出来ます。つまり730 – 487 = 243時間の節約が可能となるのです。丸々10日間という時間を生み出す事が出来るのです。
これを50年間続ければ500日、つまり1年半近い時間を丸々自由に使う時間として充てる事が出来ます。人生の中で1年半近い時間を丸々確保できる、というのはとても大きいですよね。
得られる情報量は変わらないのに膨大な時間を丸々生み出す事が出来る、という事はその時間を使う事で勉強・仕事や趣味、家事・家族サービスそして人生そのものをさらに有意義に進める事が出来る、という事になるでしょう。
速聴による能力向上
普段、話すスピードが速い人の話が聞き取りにくかったり理解しにくかったりすることってありませんか?早見再生に慣れる事により聞き取りやすくなるかもしれませんよ!
普段から速度の速い音声に耳と脳を慣らす事により、普通の音声スピードがノロマに聞こえます。早見再生により高地トレーニングと同様の効果を得る事が可能となるのです。
英語の勉強にも使えそうです。英語学習番組を録画しておいて、通常スピードに慣れたら次は早見再生で早口の英語に耳を慣らすわけです。相当鍛えられるはずです。
録画した番組を早見再生で見る事により耳と脳を速い音声スピードに慣らしてみましょう。
子供のテレビ視聴への活用
子供のためにアニメを録画しているのですが、その数1週間になんと10番組!!
1つにつき30分ですから、合計5時間にもなります。
さらに録画した1つのアニメ番組を何回も見るもんですから、その総時間たるや何時間になるか・・・。
子供って同じことを飽きもせずにずーっとやり続ける事がありますが、うちの子は録画アニメを見続けます・・・。
アニメばっかりというのも教育上どうなの、というのはありますがコントロールしつつやりたい事はやらせてあげよう、というスタンスでのアニメ録画です。
そんな場合にも早見再生は役に立ちます。
30分のアニメならば1.5倍再生で20分で見終わる事が可能です。ご飯を食べたりお風呂に入ったり毎日忙しい時間を過ごしますから、早見再生は時間の調整にぴったりなのです。
また速聴力も多少は身につくでしょう。速い速度に慣れれば通常音声がくっきり聞き取れるようになるのは上で書いた通りです。
テレビ選びの失敗~実体験~
9年前に買った東芝のREGZA 37Z7000は外付けHDDのUSB接続による簡易的な録画であっても1.5倍速の早見再生(音声付き)が可能でした。
引越しを機に9年間使ったREGZAに別れを告げ新しいテレビを買う事に決めソニーのBRAVIAを購入したのです。なぜソニーにしたかといえばWi-Fi Direct機能が標準で付いていたから、といった理由からです。
購入したテレビはソニー「49X8000E」です。性能はそこそこですが4Kの49インチで安価な機種です。画質や使い勝手は個人的にはこれで十分。
↓実際の設置模様
ところがです、このBRAVIA、早見再生が不可能という事に、USB-HDD録画をしてみて初めて気づいたのです・・・。
いや、10年近く前の機種ですら機能が付いていたのに最新機種に早見再生機能が付いていないとは微塵も思ってもいなかったので完全に盲点でした。早見再生を多用しているにも関わらずこの機能について調べなかったのは完全に失敗でしたね。。。
早見再生用にレコーダーを買うために
早見再生機能は個人的に必須なのでテレビの買い替え、或いはレコーダーの導入を検討せざるを得ませんでした。
テレビはかなりの大型という事でそれなりの値段ですので結局別でレコーダーを買う羽目になってしまいました。
レコーダーを買わせるためにわざとUSB-HDD簡易録画の機能を絞っているんですよ、こんにゃろーソニーめ!!などと言っても・・・過ぎてしまったものは仕方ありません。
購入したのは「SHARPのBD-NW510」です。2番組録画可能な安価な機種です。録画リスト画面などが若干古臭いですが見やすくて逆に好感が持てます。
↓実際の設置模様
テレビがBRAVIAなのになぜレコーダーはSHARPにしたかというと1.5倍再生が可能なのが主にSHARP製だったからです。
きちんと情報として脳が処理できる上限の速度として1.5倍速の早見再生機能を持ったレコーダーを探した結果、SHARP製に行きつきました。
ソニーや東芝、パナソニックのレコーダーは早見再生速度が1.3倍だったので候補から外しましたが、1.3倍でももちろん早見再生としての利点は同様です。あなたのライフスタイルに合わせてお選びください。
シャープ AQUOSブルーレイレコーダー 500GB 2チューナー BD-NW510
まとめ
いかがでしたでしょうか。録画した番組の早見再生によるメリットなどについて紹介しました。
「ちりも積もれば」の膨大な時間を生み出せる、速聴による音声認識能力の向上が可能といった点は、早見再生による大きな魅力だと考えています。
今の我が家では子供のアニメ録画が主流となってしまっていますが、早見再生が大きく役に立つ!という方も多いと思いますのでぜひ活用してみて下さい。
今お使いのテレビでは早見再生が出来ない!という場合はテレビの買い替え、或いはレコーダーの購入を検討してみると良いですよ。それこそ人生が変わるかもしれません。
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