ここをご覧ということは、TOEICのスコアが伸びない悩みをお持ちですね?みな、一度は悩むTOEICの闇です・・・
TOEICの勉強法を学んで実践していくのは大事なことですが、スコアが伸びない、という方はもしかしたらここでご紹介するような習慣・考え方をしていないですか?自分のことを少し見直してみると、スランプから脱出できるかもしれません。
↓次の記事で、スコアの伸びない勉強法をご紹介しました。
ここでは勉強法ではなく主に習慣や考え方の視点で、スコアの伸びない人の特徴を考えてみたいと思います。
英語は誰でも使えるようになる
英語は語学です。日本語が使える人であれば、英語だって必ず使えるようになるはずなのです。TOEICのスコアが停滞している人もまだ始めてすらいない人も、英語・TOEICで実力を上げたい強い思いがあれば、きっと達成できます。
諦めずにいきましょう。
スコアが伸びない人の特徴
では、TOEICのスコアが伸びない人の特徴を上げていきたいと思います。
きれいなノートを作る
TOEICに限らず、勉強している時にやたらと綺麗なノートをとる人がいますよね。数学など複雑な計算や思考過程を残しておく必要がある科目であれば必要な作業ですが、TOEICの場合はそこまで思考過程を残しておく必要はない問題がほとんどです。自分の思考を軽くメモしておくくらいで十分なはずです。
「教える側」であればノートを作るのもよいですが、自分が勉強している立場であれば、ノートを作り込む事に意識を集中してはいけません。目的は綺麗なノートを作ることではありませんよね。TOEICで目標のスコアを取る事が大事なはずです。
ノートを作るのに時間が取られるくらいであれば、一つでも多く問題を解くことに意識を向けましょう。
問題集などの教材が綺麗なまま
問題集を買って解いているけど、紙がきれいなままの人はいませんか?何度も解けば必然的にページがヨレヨレになり、手垢で汚れ、メモなどで色々な痕跡がついてくるはずですよね。
汚れていない、という事はその問題集を本気で使っていない、という事の現れだと考えてください。
私は、同じ問題集を何度も解きますし、ページも行ったり来たり、自分に必要な情報を得るためにフル活用しますから、問題集を買って1か月も経つと、結構ボロボロ、汚くなります。
汚くすることが目的ではありませんが、汚くなるまで使い込むことでその問題集に載っている情報が全て体に叩き込まれる、ということを意識しましょう。
一般常識に乏しい
TOEICは全受験者の公平を期すために、特定の人しか知らないような固有名詞は出てきません。
しかしながら、ビジネス寄りの出題が多く、ビジネスや普通の生活の中で出てくる話題に関する常識を持ち合わせていないと解きにくい問題があるのも確かです。
例えば非常に単純ですが、「ムンバイ」や「ボストン」といった地名は、知っていれば、あぁ地名だな、とすんなり入ってきますが、知らない場合はどんな単語なのか見当もつかず、理解がストップしてしまいます。文脈で分かることも多いですが、知らない単語という時点で思考が止まりがちになってしまいます。
もう一つ例として「catering」という単語があります。「出前、パーティー出張サービス」みたいな意味ですが、TOEICでも結構でますし、会社でもたまに聞く単語だと思われます。ただ、社会経験がないと聞いたことがない、となってしまいがちな単語でもあります。これも知らないと「?」となってしまいますね。
社会で一般的とされている常識を身に付けておくと、TOEICを解く時も気後れすることはないでしょう。
ながら勉強をしている
テレビを見ながら、マンガを読みながらの勉強では、経験上半分も頭に残らないです。音楽を聴きながら、というのも個人的にはダメですね。聴覚が英語と全く関係ない音楽に向いて、英語が定着しないのです。
勉強をするときは勉強に集中した方が明らかに知識の定着度は高いです。
勉強法を工夫してみると良いと思います。シャドーイングなどをやってみると、聞いて理解して発音するために集中力を上げざるを得ないので、かなり効果的です。
計画性がない
小学生の頃の夏休みの宿題を思い出してください。夏休みが終わる直前、或いは終わっても宿題が手つかずだった、なんていう人いませんか?
TOEICで目標スコアを取るためにはある程度まとまった期間が必要です。その中でどれ位の時間をかけ、何を勉強するかをある程度決めておかないと、結局ほとんど勉強できていなくて当然スコアも伸びない、なんてことになりがちです。
私は一念発起してTOEIC900点を取る!と宣言してから、どのくらいの期間にどれ位勉強するか、どういった問題集を解くかを大まかに決めました。1か月100時間は勉強しようと決めたんですね。問題集は難しすぎない、評判の良いものを、パートごとに最低2冊以上は解こうとある程度計画しました。
細かく決める必要はありませんが、自分のライフスタイルに合わせて、これくらいは出来るはずだ、という計画を立てて、各種誘惑から逃れるための道しるべにするのです。
勉強時間を決めておけば「今週はまだほとんど勉強できていないから、今日と明後日は時間を確保して集中して勉強する必要があるな」と、自分を鼓舞できるのです。
また、「どれくらいの分量を勉強すればどれ位の期間がかかるか」といった計算・計画が苦手という方は、具体的に、
「1日に30ページやれば、1か月で1000ページ近く解けるな。30ページやるには2時間程度見ておけばいいだろう。1日2時間か、なんとかなりそうだ。」
といった計算をしてみると、自分がやるべき勉強量が分かりやすくなるでしょう。
何かに真剣に取り組んだ経験がない
部活でも受験勉強でも、何かに真剣に取り組んだ経験のある人は、次に何かに取り組むときも粘り強く頑張れる、という人が多いように感じます。
逆に何事も中途半端にしてきた人は、ここぞという時の集中力が不足気味になります。今回が良い機会なので、TOEICの勉強を真剣に取り組んでみませんか?
目的・目標がない、或いは曖昧
TOEICを受ける目的がない、というのはTOEICの勉強を続ける理由がないと同義と言ってもいいので、なかなかモチベーションを保ち続けるのが難しいでしょう。
就活に使う、昇給が掛かっている、といった明確な目的がある人はいいのですが、いまいち目的がない、という人は、次のような目的でも持つとまた違ってくるのではないでしょうか。
・自分に自信を持って、明るい未来を勝ち取る
・子供に英語・TOEICを教えてあげる
・友達に自慢する
なるべく具体的な目的が良いのですが、どうしても目的がない、という人は若干不明確でも上記のような目的を自分に課して、勉強してみるのも手です。続けるための目的を持つ事は大事です。
目標が曖昧なのも考え物です。
「別に何点でもいいからスコア上げたいな」
では、どんな勉強をしていいのかも定まりませんよね。
700点を取りたいのか、900点を取りたいのか、目的に照らして目標を決めましょう。ある程度高い目標を見据えるのが良いと思います。また、ステップで分けても良いですね。
「1か月で750点まで上げて、3か月で900点まで上げるぞ!」
というようにまず手が届きそうな目標に向けて頑張るのです。
言われたことしかやらない
これは、社会人になるとよく言われますので、耳タコな感じもありますが・・・しかし人間というもの、他人にやれと言われても乗り気がしないものです。といいつつも言われたから何となくそれをこなす、こんな日々を送っている人も多いでしょう。
逆に自分でやると決めたことは、本気でやるんですよね。
どんな経緯であれ、自分で覚悟を決める、という意識の仕方は大事です。もしやらされている感が拭えないなら、一度「自分はやる!」という覚悟を心に決めてみてください。
ライバル、共に頑張る人がいない
↓モチベーションの維持方法でも少し書きました。
人に見られている、という張り合いがないと勉強に身が入らないという経験ってありませんか。逆に共に頑張る人がいれば、勉強が続く、という人も多いのではないでしょうか。
見栄、恥ずかしさ、感じ方は色々あるかもしれませんが、
「やらねば合わせる顔がない・・・!」
と思えると強いです。
勝手にあいつをライバル視する、という方法でも良いので、ぜひそんな人を見つけてください。
病気である
脳の疾患、発達障害、ADHD、うつといった器質的な病気・障害を抱えている可能性があります。
私もうつ気味な症状を患ったことがあり、勉強はしてみるのですが、ほとんど頭に入らない、という時期がありました。
そんな時は慌てずに医療機関を受診してみることをおすすめします。
習慣・考え方を意識して変えてみよう
人それぞれの習慣や考え方の中に、TOEICのスコアが伸びない根本的な原因があるかもしれない、というお話でした。
これまで問題集を変えたり勉強法をいろいろ試してみたりしてもスコアが上がらなかった、という方は、ここで紹介した習慣や考え方が原因かもしれません。それらを変えてみる事で、スコア向上につながる糸口になる可能性があります。
今まで何となく良くないな、と分かっていたけど変えてはこなかった習慣や考え方を変えてみるきっかけになってくれたらうれしいです。
まとめ
・TOEICのスコアが伸びない人には、習慣や考え方に特徴がある
・スコアが伸びない場合には原因を考えてみる必要がある
・惰性でやってきた習慣や考え方を変える事で、スコア向上に繋がる可能性がある。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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