モノが溢れる現代は、どんなものでもお金さえ払えば手に入れる事が出来ます。
あらゆるモノが飽和している時代
もちろんそれらのあらゆる商品を新品で購入できればそれに越したことはないでしょう。
しかし、老後2,000万円問題でも大きな話題となった通り、そんなに湯水のごとくお金を使ってはいられません。
そこで私が実践しているのが、
「中古で大丈夫なモノは中古で済ませる」
という買い方です。
実際に私が中古品で済ませている製品をいくつかご紹介します。
併せて、どれくらいの節約効果があるのかもご紹介。
一般的な商品の新品価格との比較で節約効果を見ています。というのも中古なので、その物自体を新品ではなかなか買えないからです。
現代は次々と新しい製品に買い替えて行く人もいますから、意外と使用歴が浅い中古品に巡り合えることもあるわけです。
もちろん中には不良品だったり買って間もなく壊れてしまったり、なんて可能性もありますが、私の場合はその中古品の出品者の説明をよく読み、問題なさそうな場合のみ落札なり購入なりをしていますので、細かい傷があったりを除いては基本的には新品同様に使う事が出来るモノを入手する事が出来ていますね。
おかげで、不良品やすぐに壊れてしまうような製品に当たった事はほぼありません。
生活の中の出費を少しでも抑えたい・・・
という方は参考にしてください。
中古品の入手にはヤフオクやAmazon、ハードオフを活用
私が中古品を入手する際によく使っているのがヤフオク、Amazon、そしてたまにハードオフ・ホビーオフです。
使い分けとしては
ヤフオク | パソコン・タブレットやガジェットなどの電化製品 |
Amazon | 書籍 |
ハードオフ・ホビーオフ | おもちゃやジャンクパソコンパーツ |
といった感じです。
安くて程度の良い中古品を見つけると嬉しくなるのだ。
ヤフオク
私が中古品を入手する際に使用するサービスとして、主戦場はヤフオクですね。
まだまだ使えるパソコンやタブレットなどを格安で落札する事が可能です。
入札競争というスリルも味わえる(←オークションジャンキー)
オークションを使う時は、同型商品の過去の落札価格を「オークファン」といった相場確認サイトで確認しておくことをおススメします。
Amazon
Amazonは本を1円(送料250円程度)で購入するのによく使います。本は新品だと結構しますから・・・。
Amazonでは本以外でも中古品で良い商品があったりしますので要チェックですし、もちろん新品を買うのにもよく使っています。
「Amazonプライム」に入って色々なサービスを使いまくっている自分がいるのです・・・!
Amazonプライムの恩恵は計り知れない。
ハードオフ
ハードオフは値付けが微妙に高いのであまり買いはしないのですが、掘り出し物探し感覚でフラッと行くのが楽しかったりします。
何でこれがこの値段!?みたいな事は高すぎる場合も安すぎる場合もあって面白い。
ハードオフは見る人が見れば宝の山なんじゃなかろうかと思います。
実際に中古品で入手した製品たち
我が家で実際に活用している中古品をご紹介します。
新品で買っていたらかなりの出費ですが、中古品を使うことで新品と同等のメリットを得つつ安価に済ませる事が出来るのです。
新品じゃなきゃダメ、という感覚は節約視点ではもったいない。
もちろん、安物買いの銭失いにならないよう注意して中古品を選ぶことが大切ですね。
在宅勤務用超小型PC Intel NUC
快晴さんぽは在宅勤務を活用しています。通勤時間がないので身体的に楽ですし通勤時間が丸ごとなくなるので時間の有効活用も出来ますね。
在宅勤務時に会社のシステムに繋ぐためにパソコンが必要なのですが、会社から貸与されるシンクライアントPCがショボ過ぎて使う気になれないので、自分でパソコンを用意する事にしました。
そして入手したのがCore i3-5010Uを搭載する「Intel NUC NUC5i3RYK」です。
↓記事にもしています。
このNUCはヤフオクで10,000円程度で入手したものになります。メモリとSSDとOSを計8,000円程度で確保したので合計18,000円くらいで環境を構築できたことになります。
もし全て新品で購入したとすると
・NUC:4,0000円
・メモリ:5,000円
・SSD:5,000円
・OS:15,000円
ということで合計65,000円程度かかりますから、1/3以下のコストで済んだわけですね。
在宅用PC | 中古 | 新品 | 差額 |
コスト | 18,000円 | 65,000円 | 47,000円 |
物理的に酷使するタイプの製品ではないパソコンのようなモノの場合、中古で入手して安く済ませるのはアリだと考えています。
Windowsライセンス
中古のパソコンを入手するとOSが入っていない事が結構あったりします。
その度に新品のWindowsライセンスを買っていてはお金がいくらあっても足りません(汗)
なぜなら普通に買うとWindows10は15,000円~2,0000円程度もするからです・・・。
中古のパソコンに入れるOSは中古で良いと思うんですよね。
中古ならば500~1,000円程度でWindows10のラインセンスを入手出来るのだ。
Windows OS | 中古 | 新品 | 差額 |
コスト | 1,000円 | 18,000円 | 17,000円 |
そもそもOSライセンスには新品も中古も意味のない概念ですので、一度使われたけど今使われていないライセンスを入手すればいいわけですね。
↓Windows10を安価に入手する方法は次の記事を参考にしてください。
サブのサブノートパソコン 東芝R732/H
主に使っているサブノートPCは「ASUS ZenBook UX310UQ」で、家族共用で使っています。
とてもスタイリッシュで性能も申し分ないノートパソコンです。
ただ、家族の誰かがそのノートパソコンを使っている時は、他の人は使えないんですよね・・・。
そこで、他の家族が使っている場合の更なるサブPCとして「東芝 dynabook R732/H」を格安で入手しました。
サブのサブだから、高い金出して新品を買う必要はないのだ。ヤフオクをフル活用!
中古で3,500円程度(送料1,000円)というかなりの格安で入手する事が出来ました。追加メモリ・SSD・OSを4,300円程度で確保したので合計8,800円という低コストでそこそこスペックのノートパソコンを用意する事が出来ました。
↓東芝 R732/Hのレビューはこちらをどうぞ。
このレベルのノートパソコンを新品で用意しようと思えば8万円くらいは見ておかないといけない。
サブのサブPC | 中古 | 新品 | 差額 |
コスト | 8,800円 | 80,000円 | 71,200円 |
パソコンは新品価格が高すぎるんですよね・・・。中古品をうまく活用したい製品の筆頭です。
YouTubeのながら見用Windowsタブレット
メインPCが他の作業で一杯の時に、傍らでテキトーにYouTubeを流すためのタブレットを入手しました。
しかもWindowsアプリも使えるタブレットが欲しかったので、OSとしてWindowsを搭載したタブレットです。
Atom系CPU搭載の廉価なWindowsタブレットが多い中、高性能なCoreM-5Y10Cを搭載した「DELL Venue11Pro 7140」を13,000円というお安い価格で入手する事が出来ました。
↓レビューはこちら。
Atom搭載機は安いけど動きがもっさり。一方CoreM搭載機はキビキビ動く!
このクラスのWindowsタブレットを新品で買おうとすると6万円くらいはするでしょうから、ながら見用のタブレットであれば中古で確保したいですね。
Windowsタブレット | 中古 | 新品 | 差額 |
コスト | 1,3000円 | 60,000円 | 47,000円 |
今回の「DELL Venue11Pro 7140」はヤフオクで入手しました。
YouTubeの再生もひっかかりなどなく、しっかり動作してくれています。
フルセグテレビ視聴用Androidタブレット
我が家にも据え置きのテレビはあるのですが、お風呂で見たり屋外・出先で見たりと機動性を持つテレビが欲しかったんですよね。
そういった用途に最適なのはフルセグ機能を持つタブレットなのですが、新品で買うとやっぱり4万円程度はしちゃいます。
しかし、フルセグ機能の載った少し古めの中古Androidタブレットであればかなり安価に入手可能です。
ヤフオクでフルセグ機能搭載のタブレット「SHARP SH-08E」を約3,500円(送料含む)という低コストで落札する事が出来ました。
フルセグタブレット | 中古 | 新品 | 差額 |
コスト | 4,500円 | 40,000円 | 35,500円 |
お風呂でも書斎でも、そしてもちろん屋外でも地上波デジタルのテレビを視聴可能なので面白い使い方が可能だ。
PC用ディスプレイ
PCのディスプレイも新品で買うと10,000円程度はしますね。
サブPCに使うディスプレイは中古品で済ませてしまえば安上がりです。
我が家ではリビングに置いてあるPCに中古品ディスプレイを接続して使っています。
中古の21.5インチディスプレイを4,000円程度(送料1,000円含む)で入手しました。
↓リビングに置いてある状況はこちらの記事に。
表示品質が新品より劣る、という事もないし中古で十分。
ディスプレイ | 中古 | 新品 | 差額 |
コスト | 4,000円 | 10,000円 | 6,000円 |
ディスプレイは液晶部分が意外と壊れやすいので、売られている中古品の説明文をよく読みましょう。
・線が入る
・液晶が割れている
・色ムラがある
・チラつく
といった不具合が無く、「正常動作品」と考えられる記載になっているか注意して確認するのがポイントです。
本
本も新品で購入すると結構しますよね。
Amazonで中古を探せば「1円」といった値付けの中古本を見つける事ができ、送料と合わせても200~300円程度で購入する事が出来ます。
もし欲しい本があったら書店などで新品を探すのではなく、まずはAmazonで中古で売られていないかを探すのだ。
実際に最近買った中古本の一部をご紹介します。
新品2,500円のところ、1,200円(送料込み)程度で購入できました。
続いて「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由」もご紹介。
新品1,300円のところ、600円(送料込み)程度で購入できました。
↓レビューもしています。
本 | 中古 | 新品 | 差額 |
心ときめくおどろきの宇宙探検365話 | 1,200円 | 2,500円 | 1,300 |
死ぬくらいなら会社辞めればができない理由 | 600円 | 1,300円 | 700円 |
一冊一冊の差額はそれほどでもないですが、積み重なると結構なコスト差になりますよ。
他にも子供用の写真本・絵本なども買ったりしています。子供が扱う場合はすぐにボロボロになるので、新品ではなく中古品をうまく使いたいのです。
節約総額
では中古品をフル活用した結果、どれくらい節約できたのかを見てみたいと思います。
本などは1冊だけではないので、中古品を活用した個数・回数も加味して算出してみました。
中古 | 新品 | 差額 | 個数 | 差額総額 | |
在宅用PC | 18,000円 | 65,000円 | 47,000円 | 1台 | 47,000円 |
Windowsライセンス | 1,000円 | 18,000円 | 17,000円 | 5つ | 85,000円 |
サブのサブノートパソコン | 8,800円 | 80,000円 | 71,200円 | 1台 | 71,200円 |
YouTube用タブレット | 1,3000円 | 60,000円 | 47,000円 | 1台 | 47,000円 |
テレビ視聴用タブレット | 4,500円 | 40,000円 | 35,500円 | 1台 | 35,500円 |
PC用ディスプレイ | 4,000円 | 10,000円 | 6,000円 | 2台 | 12,000円 |
本(ざっくり計算) | 1,000円 | 2,000円 | 1,000円 | 30冊 | 30,000円 |
合計 | – | – | – | – | 327,700 |
という事で、30万円以上の節約結果となりました。
今後生活していく中でさらに中古品を活用する場面があれば、この節約によってさらに差が広がっていく事になります。
ただし、安いからといって無駄な買い物はしないようにしたい(笑)
もちろん、そんなにパソコンやガジェットを買ってどうすんだ!という声もあろうかと思いますが、私の趣味でもあり生き甲斐でもあるので、その辺は大目に見てもらえるとありがたいです(笑)
まとめ
ということで、中古品で問題ないモノは中古品で済ませちゃおう!というお話しでした。
むやみやたらに新品ばっかり買ってると無駄な出費になってしまうのだ。
特に発売から時間が経ったり少しでも使用済みとなった場合に大きく値が下がる製品がありますから、そういったモノの中古を狙うと良いと思います。
新品と変わらない機能・性能で使える製品は中古品を活用することで家計の節約に役立てましょう!
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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