2019年は「老後は年金以外に2,000万円必要」という金融庁の報告が物議をかもしましたね。
そしてその報告を政府が受け取らないという茶番も・・・
まぁ、皆うすうす気付いてはいるのでしょうが、いざ明確に数字にされるとうろたえる気持ちは分かります。
そもそも今後は人口が減り、さらに高齢者の割合が増えて行くのだから、年金が全てを賄ってくれると考える方がおかしい。
そんな中、日々節約をして貯蓄を増やそうと頑張っている人もいると思いますが、逆に日々の細かい支出に無頓着で知らず知らずに浪費している、なんて人も多いのではないでしょうか。
自分もつい最近までコンビニや自販機で無意識のうちに細かい買い物してたわ・・・(汗)
しかし、そういった細かい浪費が積み重なると、とんでもない金額になる、という事を改めて確認した結果、日々の支出に無頓着じゃいられないな、と実感したのです。
計算してみると当たり前のことなのですが、実際に意識している人は少ないように感じますね。
タバコを吸っている会社の同僚と一緒に50年間のタバコ支出総額を計算してみたらびっくりしてた。それだけ無頓着な人が多い。
今回は日々のちょっとした浪費が、生涯で考えるとどれくらいの金額に膨れ上がるのかを数字にしてみたいと思います。
細かい支出の積み重ねが将来に重い影を落とす・・・。お金持ちになりたいのなら、人と同じような浪費をしていてはだめなのだ、と気付く。
コンビニやカフェ、自販機などで平気でお金を使っていた人は一度立ち止まって考えてみましょう。
細かい浪費が無かったら家がもう一軒買える・・・?
では早速、やりがちな細かい浪費をいくつか挙げて、その金額の総額を見ていきたいと思います。
期間は、20歳~70歳の「50年間」、という事にしてみましょう。つまりざっくり「働いている期間」という事です。
仕事をしているとストレスもあって色々買っちゃいますからね・・・。
雇用年齢がどんどん引き上げられそうなので、将来を見越して70歳にしてみた。
知らず知らずのお金遣いが、自分の将来にどういう影響を与えるかを具体的に見てみましょう。
家が建つくらいの金額を浪費しているとしたら・・・。
ペットボトル飲料
まずは金額が小さくて購入時の罪悪感も少ないと思われるペットボトル飲料から考えてみます。
今まで水をペットボトルで買ってたもんな・・・
1本 | 1日 | 1年 | 50年 | |
ペットボトル飲料 | 130円 | 1本 | 47,500円 | 2,372,500円 |
なんと、ペットボトル飲料は1本あたりのコストは大したことなくても、50年間毎日買った場合は車1台買えるくらいの金額になってしまいました・・・。
さらには1日2本3本と買ってしまう人は、この額の2倍、3倍のお金を使ってしまう事になるわけです・・・。
1日3本ペットボトルを買って飲む人は、車3台分のお金を浪費している事になるわけだ・・・。
のっけからヤバいですね。。
この事実を確認したのち、100円ショップで購入したボトルに会社の浄水器を通した水を入れて飲むようになったのだ・・・。
ヘアカット(散髪)に美容院を使っていると
数千円もする美容院と1000円カット、仕上がりにそれほどの差があるかと言うと、微妙なところです・・・。
カットの当日は美容院の方が”映える”気もするが、風呂入って寝れば1000円カットと大して変わらない事に気付く
ヘアカットは月1回程度の頻度で行きますから、一回一回は大した金銭的差にならずとも、何年も続ければ大きな差額となっていきます。そう、ボディブローのように・・・。
「髪を切るのは当たり前のこと」という意識があるので、浪費と感じられないのが問題なんですよね・・・。
例えば、月1回、美容院に5,000円かける場合と1,000円カットで済ませる場合を比較してみましょう
その差額は1回につき4,000円ですね。これがどれくらいのインパクトになるのかと言うと・・・。
1回(1月) | 1年 | 50年 | |
ヘアカット代の差(月) | 4,000円 | 48,000円 | 2,400,000円 |
なんと240万円もの差額になってしまいました。しかも散髪は70歳になったからハイお仕舞、とはならないので、更なる差額に繋がってしまいますね・・・。
髪は美容院でカッコよく決めるぜ!
なんて意識の方はご注意を・・・。
毎日のワイシャツをクリーニングに出していると
社畜は毎日ワイシャツを着て会社に行くわけですが、シワのついたシャツをクリーニングに出せば1枚200円程度、1週間で5枚1,000円くらいかかってきます。
日々の金額としては大したことないですが、これも積み重ねるとすごい事になるのです。
1枚 | 1週間 | 1年 | 50年 | |
ワイシャツクリーニング | 200円 | 1,000円 | 52,000円 | 2,600,000円 |
という事で、260万円もの出費になってしまいました。
これについては完全ノンアイロンシャツを使う事でクリーニング代をゼロに出来ますのでお試しください。
スマホの通信費
固定費の際たるモノ、それはスマホ・携帯電話の月額料金です。
スマホの通信料ってピンキリですよね・・・。
大手キャリアと格安SIMを比較すると平均して5,000円ほどの差があるという事なので、その前提で金額をはじいてみたいと思います。
ひと月の差 | 1年 | 50年 | |
スマホ通信料 | 5,000円 | 60,000円 | 3,000,000円 |
ということで、50年間大手キャリアの通信料を払い続けたら、格安SIMを使った場合と比べて300万円も多く支出する事になっちゃうわけです。
しかも一つの家計でスマホ2台、3台と持っている場合も多いでしょうから、その場合は600万円、900万円と差額を払う事になってしまいます。これは大きい・・・。
まぁ、いつまでも今のスマホの形と料金体験が続くわけでもないとは思うが、わざわざ高い料金を払い続けるとこんな差になって跳ね返ってくるという事だ。
通信速度や繋がりやすさにも差があるのでしょうが、品質が劣るならばそれなりの使い方をすればいいだけです。
使ってないサブスク
見落としがちなのが「サブスク」(サブスクリプションサービス)です。これも固定費であり意識しないと毎月垂れ流しでお金を失っていく事になります。
映像系で言えばNetflixやHulu、dTVやAmazonプライムなんかもそうですね。
ゲームだとPlayStation NowやNintendo Switch Online、Apple Arcadeなどがあります。
ファッションではMECHAKARI、leeapなどがありますし、ワークスペースレンタルの分野ではゼロcafeやOFFICE PASSなんてのもあります。
また月額会員制のジムなんかもサブスクと言えますね。
会員になったはいいけど使っていないサブスクの一つや二つあるのでは?
使ってもいないのに毎月5,000円のサブスク料金を無駄に払い続けているとどうなるでしょうか。
1月 | 1年 | 50年 | |
使っていないサブスクサービス | 5,000円 | 60,000円 | 3,000,000円 |
300万円ものお金を失う事になってしまいます。
これ便利かも~!
なんて言って適当に入会したはいいけど、大して使ってもいないサブスクがあったとしたら、今すぐ解約した方が良いでしょう。
お菓子をついつい食べてしまうと
続いて、これも思わず買ってしまう「お菓子」です。
「ちょっと小腹が空いたから・・・」
「脳に栄養を!」
「甘いものに目がなくて・・・」
なんて言い訳をしてついつい買ってしまう、お菓子にはそんな魔力がありますね~。
200円分のお菓子を毎日買ってみるとどうなるでしょうか。
1個 | 1日 | 1年 | 50年 | |
お菓子 | 200円 | 1個 | 73,000円 | 3,650,000円 |
これも車を1~2台ほど変えちゃう金額ですね・・・。
1日では大した事のない額も、積み重ねるととんでもない事になるわけだ
お菓子は体重増加や健康を害する原因にもなってしまいがちですから、買わずに済むならそれに越したことはないですね。
たんすの肥やしになっている洋服
買ったはいいが1回や2回着てそのままタンスに眠っているような服はないでしょうか。或いは全く着なかった服すらも・・・。
季節の度に洋服を買うはいいが、着ない服がけっこうあったりするんですよね・・・。
いつか着るから・・・
と言って結局着ない服たち。。
非常にもったいないんですが、出て行ったお金については何故か無頓着だったりします。
毎月8,000円程度の無駄な服の買い物があったとしましょう。
ひと月あたり | 1年 | 50年 | |
服 | 8,000円 | 96,000円 | 4,800,000円 |
500万円近い服が無駄になっている、という計算ですね・・・。
服飾系をバカスカ買う人はとんでもない額のお金を無駄にしている可能性がある、という事を理解した方がよろしいかと思います。
自分は服をほとんど買わないが、毎日過ごせてるからな・・・
お酒を飲むと
毎日の晩酌が仕事終わりの楽しみ!
という方も多いのではないでしょうか。
そしてお酒って飲んでいるうちに気持ちよくなってついつい飲み過ぎてしまうんですよね・・・。
150円の缶ビールやチューハイを家飲みで1日2本飲むとどうなるのか、見てみましょう。
1缶 | 1日 | 1年 | 50年 | |
お酒 | 150円 | 2缶 | 109,500 | 5,475,000円 |
50年続けたら500万円オーバーですよ。家の頭金に出来るほどの額です。
お酒は1滴飲むだけでも脳を委縮させる悪影響があるという研究結果もありますので、可能な限り抑えられると良いですね。
飲み会に参加していると
お酒つながりで、飲み会について考えてみます。
社会人たるもの、同僚や取引先との懇親会と称した飲み会が頻繁にある、と言う方も多いでしょう。
そしてその度に数千円、下手したら万の単位でお金が飛んで行く・・・。
1か月に2回程度飲み会があり、1回6000円(1次会・2二次会合計)を使うと仮定した場合を考えてみます。
1回 | 1月 | 1年 | 50年 | |
飲み会 | 6,000円 | 2回 | 144,000円 | 7,200,000円 |
50年という長期スパンで考えると段々ヤバい額になってきましたね・・・。
上司の説教飲み会とか誰かの愚痴聞き飲み会とか、ただの人数合わせ飲み会とか、くだらない飲み会は断る勇気を持つことだ。
もちろん、必要な飲み会というものもあるでしょう。しかし”くだらない”飲み会が多いのも事実。
そういった飲み会に参加するくらいなら勉強をするとか体を鍛えるとか他の有意義な過ごし方をした方が良い!という場合もあるのではないでしょうか。
意味のない飲み会に参加しなければこれだけの額を節約できる、ということですね。
カフェでコーヒー
カフェが好き!という人の考えはあまり理解は出来ないのですが、カフェでコーヒーを飲みながらダラダラしてる人、結構見かけますね・・・。
あれ、何が楽しいんだろう。素で分からない。
コーヒー1杯400円とか500円とかしますけど、何の冗談かと思うほどの値付けです。
これを毎日続けるとどうなるのか・・・。
1杯 | 1日 | 1年 | 50年 | |
カフェでコーヒー | 400円 | 1杯 | 146,000円 | 7,300,000円 |
う~ん、すっごい浪費ですね。連日「カフェで一休み!」とかやってる人はこれだけのお金を吹き飛ばしている事になります。ペットボトル1本で済ませた方が遥かにマシと言えますね。
まさに”ラテマネー”というやつです。(1回1回の金額は少なくても積み重ねるととんでもない額になる支出)
しかもカフェの場合コーヒー以外のモノを頼んだりする人も多いでしょうから、その場合は更に出費がかさむ事になりますね。
カフェ、恐い・・・。
タバコを1日1箱吸うと
「百害あって一利なし」のたばこ。
たばこを1日ひと箱吸うとどうなるのかを見てみます。
1箱 | 1日 | 1年 | 50年 | |
たばこ | 500円 | 1箱 | 182,500円 | 9,125,000円 |
う~ん、とんでもない金額ですね。
吸う人は70歳を過ぎても吸うでしょうし、たばこは値上がりが予想される商品の筆頭ですから、更なる出費に繋がる事は想像に難くありません。
つまり、たばこを吸い続ける人は生涯で1,000万円を超えるほどのお金を費やしている事になるわけです。
たばこを吸わなければ老後資金2,000万円の半分を確保できるのだ・・・。
しかも、たばこは体へ大きな害をもたらします。
がん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病、うつ病などなど、病気の引き金になり得るのがたばこです。
たばこが原因でこういった病気を患えば医療費もバカになりませんし、早死にしてしまえば残した家族に大きな負担を掛け、そもそも自分の人生それで良かったの?となりかねません。
たばこの喫煙だけはどうしても賛同できないな、個人的に。
ペットを飼うのは・・・
癒しにもなり得るペット。でも飼うのはちょっと待った。ペットを飼うのは覚悟と責任が必要です。
寿命まで必ず優しく飼いきる、天寿を全うさせる、そんな覚悟と責任です。
何も考えずに買って飼育する人が多すぎる
一時の可愛いとか可哀そうとかいう感情に振り回されて勢いで購入し、飼って後悔する人の多い事。中には飼育しきれずに捨ててしまう人もいます。そうなると最悪ですね。
ペットを飼うとどれほどのお金がかかるのか見てみます。50年生きるペットもあまりいませんので、何度か代変わりする前提で算出してみました。ペットは一般的な犬を飼うという場合です。
1月 | 1年 | 50年 | |
ペット(犬)にかかる費用 | 20,000円 | 240,000円 | 12,000,000円 |
なんと50年で1,200万円もの大金をペットの飼育に費やすことになるのです。
最初の購入費用や餌代に始まって、しつけ代、予防接種代、病院・薬などの治療費、トリミング代、散歩用具代、水道光熱費などなど、けっこうなお金がかかるわけです。
子供を育てる事に準じる位のお金と覚悟が必要。
上記の通り、ペットを飼うにはお金もかかりますが、何と言っても「自分の時間が消費される」点が非常に厄介です。散歩・餌やりや、病院への通院、清潔にするための対応など、かなりの時間を費やすことになります。
おいそれと旅行にも行けませんし、突発の病気や怪我などでかなり生活が乱れます。
その時間を他の事に使っていたら、何か自分の人生にもっとプラスになる事が実現できていたかもしれません。その観点が抜け落ちている人が多い。
ペットによる癒しは何事にも代えがたい!!
という感情を否定する気はありません。
しかし、自分のお金と時間を大いに費やして飼う必要があるのかは、一度立ち止まって熟考すべきでしょう。生き物を飼うというのはそれだけ大きな決断であり覚悟が必要なのです。
ランチって結構・・・
社会人ともなると、お昼は職場近くのお店でランチ♪なんて人も多いと思います。
ビジネス街とかだとランチ代が1,000円を超える、なんて事も珍しくありません・・・。
よくよく考えるとお昼代1,000円って高すぎだよな・・・。
お弁当を作れば300円程度で済むでしょうから、その差額700円になります。この差額が毎日続くとどれくらいのコストとして跳ね返ってくるのか、見てみます。
1日 | 1年 | 50年 | |
ランチ代の差 | 700円 | 255,500円 | 12,775,000円 |
とうとう1千万円の大台を超えてしまいました・・・。
ランチなんて毎日の事なので、少し多めに払っても「当たり前」と感じてしまうのがまずいですね。
たかがランチ代と侮る事なかれ、凄まじい金額の差になります。
毎日お弁当を持参している人は1,000万円以上の貯蓄を生み出せる才能を持っている人、と言えるかもね。
車を所有すると
そして最大の金食い虫が「車」です。これは本当に凄まじいです。
自家用車を2台持っているお宅とかありますが、1か月や2か月では大したコストにならずとも積み重ねると本当にひどい事になるわけですよ。
数年おきに車を買い替える車両代、税金やガソリン代、駐車場代などの維持費もかかるので簡単にお金が飛んでいくのだ。
車両を8年おきに買い替えるとすれば50年で7台の車を買う事になります。1台250万円としても合計1,750万円ものコストがかかる事になりますね。
そしてさらに凄いのが維持費です。軽自動車で年間維持費38万円、Lクラスミニバンで年間50万円の維持費がかかると言われています。
今回はその間をとって45万円程度の年間維持費が掛かるものと想定してみましょう。
1台 | 1月 | 1年 | 50年 | |
車両 | 2,500,000円 | – | 8年で1台 | 17,500,000円 |
維持費 | – | – | 450,000円 | 22,500,000円 |
合計 | – | – | – | 40,000,000円 |
1台の車を持つことで50年間で合計4,000万円!!!という凄まじい額のお金が飛んでいく事になりますね。
まさに家一軒建つ金額だ。
さらに一家に2台の車を持てばこの倍、8,000万円です。恐ろしい・・・。
もちろん、車が無ければ移動に公共交通機関を使う事になりますが、50年間で500万円程度あれば足りると考えられています。
つまりその差3,500万円が「車を持つことのコスト」という事になるわけです。
平日などは車が全く稼働していなかったりするが、そんな車を所有しておく意味があるのかは甚だ疑問だ。
「車を持つ」というのは分の悪いお金の使い方と言わざるを得ません・・・。
ローンを組むと
家を買う時にローンを組むのは当たり前、なんて考えていませんか・・・?日々の無駄遣いとは違いますが、多くの人が陥りがちな罠について考えてみます。
お金を貯めて増やそうという時に、ローンを組むのは愚の骨頂です。
特に大きな金額を借り入れた場合、利息の支払い額がとんでもない事になるわけです・・・!
ちゃんと利息のこと、考えてる・・・?
例えば、4500万円を借り入れたとしましょう。(この額は首都圏新築マンション購入時の平均借入額です)
ローンはフラット35で金利は1.2%としてみます。2020年現在の一般的な数値ですね。
ローン計算などが簡単に行えるサイトなどで算出してみると、下記のような計算結果となります。
借入額 | 4,500万円 |
支払総額 | 5,513万円 |
利息分 | 1013万円 |
という事で、なんと支払利息が1000万円(!!)を超えてしまいました・・・。
4,500万円のモノを買ったのに、1000万円以上も余計なお金を支払う事になるのです。そんな事して嬉しいですか・・・?
住宅ローン減税があるからお得でしょ?
なんて声も聞こえてきそうですが、計算もせずに減税を有難がってはいけません。
住宅ローン減税は改正後の13年で計算したとしても476万円程度に過ぎません。
つまり、差し引き537万円は利息の支払いで損をしているわけです・・・。
借入額 | 4,500万円 |
支払総額 | 5,513万円 |
利息分 | 1013万円 |
住宅ローン減税 | 476万円 |
差し引き利息の支払い額 | 537万円 |
何をどうしようとローンを組むのは損なのだ。
そもそも、2020年現在は金利の底でありこれ以上下がる事はないでしょうが、上がるリスクは十分にあり得ます。つまり今以上に利息の支払い額が増える可能性があるわけです。
これまで説明してきた浪費を排除すれば、家をキャッシュで支払う、或いはキャッシュとまでは行かずとも頭金を大きく繰り込んでローンを極端に減らす、という事は可能なはずです。
どのみち支払いをするのであればローンはしないに越したことがないのだ。
あなたが組もうとしているそのローン、本当に自分の人生に必要かどうかを一旦立ち止まって考えてみるべきだと思いますよ。
日々のちょっとした浪費を合計すると1億円超!!!
これまでご紹介した「気にも留めない日々のちょっとした浪費」の積み重ねを合算するとどうなるのか、見てみます。
1年間のコスト | 50年間のコスト | |
ペットボトル飲料 | 47,450円 | 2,372,500円 |
ヘアカット代(差額) | 48,000円 | 2,400,000円 |
クリーニング代 | 52,000円 | 2,600,000円 |
スマホ月額料金 | 60,000円 | 3,000,000円 |
使っていないサブスク | 60,000円 | 3,000,000円 |
お菓子 | 73,000円 | 3,650,000円 |
お酒 | 109,500円 | 5,475,000円 |
服 | 96,000円 | 4,800,000円 |
飲み会 | 144,000円 | 7,200,000円 |
カフェ | 146,000円 | 7,300,000円 |
たばこ | 182,500円 | 9,125,000円 |
ペット | 240,000円 | 12,000,000円 |
ランチ(お弁当代との差) | 255,500円 | 12,775,000円 |
車(公共交通機関との差) | 700,000円 | 35,000,000円 |
家のローン(利息超過分) | 153,428円 | 5,370,000円 |
合計 | 2,067,378円 | 116,067,500円 |
合計なんと1億円超!!!
とんでもない額です。家が2軒くらい建ちそうです。
老後に必要な2,000万円の5倍以上ものお金を浪費している事になるわけです。
このような”ちょびっと”ではあっても日々の浪費を全てやっちゃってる人はとんでもない額のお金を使っている事になるんですね・・・。
これらを節約すれば正に憶り人になれるレベルです。
日々の額は大したことがないから危機感が沸かないんだよな・・・。
一つ一つの支出が数百円といった単位なので、浪費している感覚がないわけです。
これが落とし穴なんですよ。一つ一つは大したことなくても積み重ねると憶の単位に届くほどの浪費になっているという・・・。
恐ろしや・・・。
長年こういったお金の使い方をしている人は少し振り返ってみましょう。
まとめ~日々のちょっとした無駄使いを無くすだけで億り人を目指せるかも~
という事で、日々のちょっとしたお金の使い方で、生涯で考えればとんでもないコストを掛けてしまっている、という当たり前の気付きをご紹介しました。
正直、今回ご紹介した”ちょっとしたお金使い”は無くても生きて行ける事だらけなんですよね。
むしろない方が健康的だったりする。たばこやお菓子などの嗜好品はお金も体も害する場合が多々あるのだ。
これらの「詰まらない浪費」が無いのが当たり前、という状態に持って行けるのが個人的な理想です。
日々なんとなく使っていたお金を見直してみませんか。
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