日本の気候は四季があってとても美しいですが、”湿気”はきついものがありますね。
特に梅雨~夏にかけて湿度が上がっちゃってムシムシ嫌な感じです。
そして人間のみならず、精密機械など湿気に弱いモノにとっても厳しい季節なんですよね。
ヘタすると錆びちゃったり壊れちゃったりするからな・・・
今回は我が家で活用している「ドライボックス」をご紹介したいと思います。つまりは”除湿された空間を作り出せる箱”ですね。
この中に、湿気に弱いモノを入れておくことで、寿命を延ばすことが出来るわけですよ。
その辺に放っておいて壊してしまったモノがある!
という方はご参考にどうぞ。
ドライボックスを使った保存術
ドライボックスの中にモノを入れておくことで湿気から守ることが出来ます。
しかもボックス自体が安いですし、ランニングコストもほとんどかからないという点を考えるととても経済的ですよ。
コスパ抜群よ
安価に密閉空間を作り出せるドライボックス
我が家でメインで使っているドライボックスはこちらです↓
大き目(27リットル)・小さ目(8リットル)があって使いやすいですよ。上記写真だと奥が27リットルで手前が8リットルですね。
また、別の形ですが、こんなのも使っています↓
機能は同じですね。
↓中身はこんな感じです。詰め込んだ感があります笑
↓もう一種の方はこうです。
こんな感じでこの箱の中に入れておけば迫りくる湿気をシャットアウトできるわけです。
これは非常に便利ですよ。
10年くらい前から使ってるけど、環境変化に弱い電化製品やデジカメなんかは全部これらの中に保管してる。
シリカゲルで除湿
どうやって湿度を下げているのかといえば、シリカゲルつまりは乾燥剤を箱の中に入れて除湿しているわけです。
お菓子の中とかに入ってるあれと似たようなモン
水分を貯め込んで外に出さないようにしてくれる物質ですね。
そしてそのシリカゲルは電子レンジでチンすることによって何回も使いまわすことが可能ですから、とてもコスパがいいのです。
ただし、同じ乾燥剤でも酸化カルシウムが材料の物は再生不能ですのでご注意下さい。繰り返し再生が謳われているシリカゲル品を購入してください。
経済的に湿度をコントロール可能
湿気を減らすための箱であれば、防湿庫という選択肢もあります。
電気式のドライボックスな
ただし、安くても本体が1万円程度しますし、電気で除湿する必要があるのでランニングコストも結構かさむんですよね。
その点電気を必要としないプラスチック製ドライボックスであれば1,000~2,000円程度で購入可能ですし、シリカゲルも繰り返し使えますからとても経済的です。
↓電子レンジでチンする前のシリカゲルたち。水分をしこたま吸い込んでいます。(使い古してますので汚くてすいません・・・)
湿気を吸った粒が紫~ピンクになっているのが分かります。
↓電子レンジでチンします。1分程度チンして取り出して水気を飛ばす、という工程を3度ほど繰り返します。
↓すると紫・ピンク色だった粒がこんな感じの青色に変わります。(分かりにくくてすいません・・・)これが、湿気が抜けた状態というわけです。
これをドライボックスの中に戻してあげるわけです。
↓シリカゲルをレンジでチンする前の湿度計は湿度過多状態を示していますが、レンジでチンしたシリカゲルを戻してあげることで、ベストな湿度状態(湿度40~60%程度)へ持って行けます。
夏場はもっと湿度過多状態がきついからな。
ドライボックスるで保存している物
ドライボックスの中には湿気に弱そうなモノ、大切なモノを保存しています。
具体的には電子機器や紙類ですね。具体的にご紹介します。
デジカメ・レンズ
ドライボックスの中で保管すべきモノの筆頭がカメラ・レンズですね。レンズなんて内部に水分が入り込むとカビが発生したりしますから。
↓実際に保管しているデジカメ・レンズたち。Sonyのα6000やNEX7など。
↓昔懐かしのSony F505(F707かも)。発売当時は高くて買えなかったんで、後に中古で買ってみました。実用上使いはしませんでしたがコレクション的な意味で・・・。しまった事にさかさまに撮ってしまった・・・汗
そんな感じでデジカメやらレンズやらを全てドライボックスの中で保管しているのです。
おかげで10年以上前に買ったデジカメやレンズでも不調等は一切発生していません。
パソコンのパーツ
また、精密機械や記録メディアを保管するのにもちょうどいいですね。
↓SSDやHDD、CD-Rなどのメディアや冷却ファンなんかも保管しています。
あと、一部ケーブルなんかも保管してますね。
以前、テレビ用の古いアンテナケーブルを使ったら受信レベルが低くて映像が映らないことがあった。
メタルケーブルってその辺に放っておくと酸化して劣化しちゃうんですよね。
安いケーブルは買い替えればいいですけど、高級ケーブルなんかはドライボックスに入れておくべきですね。
ビックリマンシール
だいぶ古びてきましたけど、ビックリマンシールをドライボックスの中で保管しています。
昔のなつかしさが蘇るぜ・・・!
シールなどの紙って、水分にめちゃくちゃ弱いんですよ。その辺に出しっぱなしにしておくと数年で丸まってきちゃいます。
↓う~む、懐かしすぎる・・・
その他大切なモノがあれば、ドライボックスで丁寧に保管してあげることで寿命が延びるのでおすすめですよ。
まとめ
以上、ドライボックスの活用法についてご紹介しました。
精密機械など湿気に弱いモノをドライボックスの中で保管することで安心感が生まれますね。
特に梅雨時期とか夏場とか、ドライボックスがあれば精神衛生上よい気がする。
あとは温度管理も大事ですね。エアコンがある程度効いた15℃~28℃くらいの部屋の中にドライボックスを置いておきたいところです。
夏とかは結構温度上がっちゃうんだよな・・・
いずれにせよドライボックスは安価に除湿空間を作り出すことが出来るので、ぜひ家に1台、2台設置して大切なモノを保管してください。
10年後20年後に後悔しないようにな・・・
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 8L グレー DB-8L-N
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