人マネはダメ?そんなわけあるか!成功したいなら人の良い所を真似しまくれ!

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「人真似では良い仕事は出来ない」
「人の真似ばかりではクリエイティブなサービスは生まれない」
「人の真似をするのは恥ずかしい」

そんな意見をよく耳にします。

正直、全く逆だと考えています。

 

むしろ新しいサービスや商品は「真似」からしか生まれないんじゃないか、とも思います。

世に出てくるほとんど全ての商品やサービスは、既存のアイディアの組み合わせから誕生しています。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

世に全く概念の欠片もなかった新サービスを生み出すとかってもうあり得ないんじゃないかな。

 

むしろ、それでいいのですよ。全く新しい事なんてないのが当たり前、むしろ既存技術・既存サービス・既存商品を真似してどんどん価値向上していくことこそ本当に必要な事!というくらいの心持ちでいいと思っています。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

商標とか著作権とかの権利を順守した上でな

 

仕事も同じです。出来る人の仕事を真似して上達するのが一番の近道です。

「全く新しいアイディア考えなきゃ・・・」

なんて気に病む必要はありません。もしそういう指示をしてくるような上がいたら、

「あなたは全く新しい、今まで完璧に存在しなかったアイディア出せんの?」

と逆に問うてもいいくらいです。

 

もちろん、かっこいい人の外見を真似しろ!なんて事を言いたいわけではありません。

そういう表面的な部分ではなく、真似をすることで新たな価値を生み出せないかを考えながら真似をしましょう、という事を言いたいのです。

 

「真似をするのはみっともない!」という価値観ではなく、「どんどん真似して良い所を広めていこう!」という価値観が主流にならないかな~と考えながらこの記事を書きたいと思います。

 

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真似なくして新しいサービス・商品は生まれない

例えば日本人がこぞって使っている「LINE」というサービスだって、もともとメールやSMSといったコミュニケーションサービスがとっくに存在していましたし、リアルタイムなチャットサービスの類もも既に存在していました。

そこに、ユーザーインターフェースの味付けとか既読・未読といった機能を盛り込んだ上でリリースした結果、大爆発したわけですよね。

LINEとて全く新しいサービスというわけではなかったのです

 

これは他のほぼ全てのサービス・商品に当てはまります。

むしろ、既存サービスの良い所を徹底して分析して真似して盛り込むことは必須ですよ。

既存サービスでヒットしているのはそれが世に受け入れられているからであって、それを無視すれば基本的には総スカンでしょう。

「新しいサービス・商品」は真似る事、そして既存アイディアの組み合わせから生まれる、くらいの感覚でいきましょう。

 

良い真似と悪い真似

もちろんただ真似をすればいい、というわけではもちろんありません。

「良い真似」と「悪い真似」がありますから、マネの価値を履き違えずに行きたいものです。

 

良い真似とは

どんな風に真似をするのが価値を生み出すことに繋がるのか?

見ていきましょう。

 

+αを加えた真似

真似をしていい所を取り込んだ上で、更なる価値を追加する事が出来ればそれは「良い真似」と言えるでしょう。

前述のLINEなんかは正にそれです。

 

「単なる真似」に一ひねり加えることでさらに使い勝手が良くなる、さらに美味しくなる、さらに安価になる、さらに分かりやすくなる、などなど受け手の満足度が上がるのであればそれは価値ある「真似+α」と言えます。

いくら「もっと真似をしよう!」と言っても、単に全く同じことをすればいい、というわけではないわけです

快晴さんぽ
快晴さんぽ

ただのマネをしてたって空しいだけ・・・

 

範囲が拡大する真似

一部分を真似しつつも、その影響範囲を大きくしていこう、という取り組みです。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

場合によっては影響範囲を狭めた方が良い場合だってるだろうな。広げる狭める、何が良いのか考える事が必要。

 

例えば、ある地域限定でしか販売されていない商品について、他の場所でも売れるという確信と生産体制の構築をもって他の地域へも拡大させる、という施策は商品は同じですが、その販売範囲を広げることで収益を拡大させようという取り組みです。

商品は真似ですが、その販路などを拡大することで新たな価値を生み出すことになります

 

今の範囲を超えて展開することで、受け手の満足にも繋がり、販売元も収益を拡大できるわけですから、まさにWin-Winとなり得ます。

むしろ狭い範囲に留めておくのはもったいないわけです。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

そもそも販路の拡大だって既存のやり方があるから、まさしく真似だよね

 

真似された人も喜ぶ真似

真似をされた側にもメリットのある真似が「良い真似」と言えるでしょう。

例えば先ほどの販路の拡大とか、或いは真似されることで相乗効果が期待できるサービスの展開、お金が入る、といった真似ですね。

 

単に真似されるだけだと真似された側は快く思わないケースも多いでしょうが、ちゃんと、こんなメリットありますよとか、真似され料をお支払いしますよ、とか真似される側に利益がある事を誠実に伝える事が大事です。

真似されるサービス・商品の利益になる真似をする、これが基本です。

 

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悪い真似とは

やっちゃぁアウトな「悪い真似」を見ていきましょう。

 

真似された方が不快になる真似

真似をするという事は真似をされる側があるという事です。

真似をされる側が嫌な思いをするという場合は、その真似は「ダメな真似」の部類に入るでしょう。

真似をする人は真似をされる側に敬意を払う必要がありますね。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

他人のブログのコピー記事とかもダメ、絶対!

 

何の価値も生まない真似

真似した結果、新たな顧客が生まれるとか、今まで気づかなかった発見に繋がるとか、そういう何らかの価値を生まない真似はやらない方が良い真似と言えます。

逆に、真似をするなら「今までとは何かが変わる」、そんな価値を生み出す事を想定して真似するべきです。

 

何の成長にもならない真似

「成長したいなら真似をしろ!」とこの記事のタイトルに書いていますが、そう、真似をするならそこから何かを学び取って成長しなければなりません

 

真似をしている中でさらに効率的な方法を見出したとか、真似をした結果真似させて貰った人を超えた達人になった、とかですね。

ただ何も考えずに真似をして何も進歩がない、そんな状況は避けたいものです。

 

偽造コピー・完全コピー

ニセのブランドバッグとか、偽造貨幣とか、正規のモノではない勝手な真似は、単なる偽造コピーでしかありません。

それそのものに価値などないでしょう。

法的にもアウトな真似の代表ですね。

手っ取り早く儲けようという短絡的な真似は意味がないどころか「お縄」になる可能性も大きいので当然全くおすすめできません。

 

また法的には大丈夫だったとしても、既存のサービス・商品とまったく同じ「完全コピー」は、先駆者以降の者がやっても報われないでしょう。

「何この模造品・・・」と思われるのがオチです。

何も考えずにただコピーするのは最悪のコピーと言えます。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

まぁ法的に大丈夫な完全コピーという物があるのかどうか疑問だけどな

 

著作権や商標を無視した真似

偽造コピーと通じる所もありますが、他人・他社の権利を無視したコピーはアウトですね。当たり前の事ですが。

日本は法治国家です。日本だけじゃなくほとんどの国が法律を運用しています。

許諾をもらうなり、使用料を支払うなり、相応の手続きを踏んだ真似じゃないとまずいわけです。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

他人の権利を侵害しない、これが原則

 

 

上手な真似の仕方

どんな風に真似をしていくと良いのでしょうか。

これまでの人生経験を元にした上手な真似の方法をご紹介します。

 

最初は愚直に真似をする

誰でも何をするにも最初は素人です。右も左も分かりません。

仕事の仕方に関して言えばスタートはもう愚直に真似をして体と頭にしみ込ませていくしかありません

快晴さんぽ
快晴さんぽ

スポーツとかもそうだな。とにかくまずは反復練習。

 

何も分からない時点で「人マネはダメだ!」「新しいアイディアしか認められない!」
なんて言っていたら、その筋で長くやっている人から見ると煙たいだけでしょう。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

基礎が分かってないのに応用問題に手を出す、末期症状の受験生のような感じだ

 

今の仕事が把握出来たら自分の色を出していく

今、目の前の仕事などの取り組みについてまずは愚直に真似してこなせるようになったら、次は自分の色を出して行く番です。

つまり「真似+α」の段階ですね。

 

+α部分には、自分の考えや自分の志向を乗せていけば良いでしょう。

効率化を極めようとする人も居るでしょうし、やり方を変えて行こうとする人もいるでしょう。人それぞれです。

 

そうやって真似を自分色に染めていくわけです。

 

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アウトプットではなく考え方を真似する

「商品Aが売れてるから商品Aとまったく同じ商品を作ろう!」

これではただのコピー品になってしまい、逆に評判を落とす原因になってしまいます。

そうではなく、

「この商品を生み出すために必要なモノは何だったか」

など、真似したい対象がどのような経緯で誕生したのかを考え、その思考を真似てみるのです。

 

売れている商品を生み出した時の考え方がヒントになるだろう、ということです。そのヒントによって、商品Aとはまた違った商品を生み出しヒットに繋がるかもしれません。

こんな感じで、真似をしたい対象が生み出された考え方を真似してみましょう。

 

真似の対象を補う事が出来ないかを考える

盲目的にに真似をするのではなく、

「商品Aはなぜ売れているんだろう」
「商品Aのターゲットは〇〇だけど、それを変えてみると?」
「商品Aではまかなえない機能ってなんだろう」

こんな感じで足りない部分を補ったりしていくのが、まさに「真似+α」になりますね。

単なる真似ではなく、発展させるわけです。

 

真似する側・される側を成長させる

前述の通り真似をする事で自分が成長出来ていると実感できているのがベストです。

ただのコピーでは成長どころか後ろめたさとお縄の危険性の方が勝るでしょうけど、真似に価値を乗っけて別の商品・サービスを誕生させる事が出来ればそれが自分のオリジナルになります。

真似をされた側にも

「お、負けてらんねー!」

と思わせるくらいの真似をしてやりましょう。

 

まとめ

以上、「この世の全ては既存アイディアの組み合わせ、どんどん真似して行こうぜ!」という考え方をご紹介しました。

もちろん真似をするにも礼儀・ルール・法律があるわけですが、「真似はカッコ悪い」という固定観念を捨てて、真似から新しい価値を生み出して行こうよ!という、かなりの持論を展開しました笑

 

やっぱり出来ている人・商品・サービスの真似をするのが、成長のための一番の近道だと思うんですよね。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

職人なんかは「目で盗め!」って言うしな

 

まだ何の知識もない時は一番吸収できる時でもあります。

その時に我流でガシガシやるのも否定はしないんですが、その道の達人レベルの人を真似するところから始めるのが結局は一番速く上達できるコツなんだろうな、ってのはこれまで生きてきた経験からも断言できますね。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

無理やり自己流でやって失敗した事が沢山ある・・・。最初から真似しとけば良かったなって事が。

 

「真似は恥ずべき行為」から「真似は良い事だ!」に考え方をシフトしていってみませんか?

 

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