「社会人になったらやっと勉強しなくてよくなるぜ!!」
なんて考えていた高校・大学時代の自分、その考えは間違っている、と全力で教えてあげたい。
むしろ社会人になってからが勉強の本番・・・。学ばなければならない事だらけです。
とはいえ、学生時代の勉強も大変ですし、人生勉強に苦しめられている、もうヤダ!なんて人も多いのではないでしょうか。
そんな人は、もしかしたら勉強のやり方が間違っているのかも。私は学生時代、そして社会人になってからの勉強(主に資格取得)において、
「成績を上げる・資格を効率よく取る、ならばこの方法しかないな」
という勉強法を自覚するに至りました。
勉強をいくらやっても成績が上がらない、資格試験に落ちまくる・・・という方はぜひ参考にしてみて下さい。
教科書・テキストの意義とその使い方
数学や社会、理科の教科書、教科書、教科書、、教科書ってなんのためにあるのでしょうね。
考えてみた事、ありますか・・・?
危ない教科書の使い方
・内容を綺麗にまとめてノートを作るため?
・一文字一文字細部まできっちり理解していくため?
正直言いまして、そんな事に精力をつぎ込むのは時間の無駄です。
綺麗なノートを作る事、枝葉まで理解する事、が目標ではないですよね?
成績を上げる事、資格をスパッと取る事を目指しているはずです。
要領が良い勉強とは
要領が良い人って大抵成績もそこそこ良かったり、何をやらせても短時間で習得出来たり、という感じですよね。
学校にいた「大して勉強していないのに成績が良い人」は要領が良い人、と言えるでしょう。
ブロガーのushigyuさんも仰っている通り、成績を上げたければ
「上手に枝葉を捨てて」
「物事の要点を掴んでうまく処理する」
という方法が必要なのだろうな、という事です。
このブログでもTOEICで900点を取る事を目標に記事を書き連ねていますが、まさに言いたいのは、
「細かい所は気にせずに要点を抑えて目標まで一直線で行こう」ということです。
間違ってもノートを綺麗にまとめたり、というような事が目的・目標になってはいけません。
凡人の我々はどうすべきか
もちろん、教科書を一字一句読んで理解・記憶して、ノートにまとめて、なんてやっていて成績が上がった方はもちろんそれでよいのですが、恐らく驚異的な記憶力・理解力を持ち合わせていなければそれだけでは行き詰ると思われます。
自分も無理ですね、教科書を細部まで理解するだけで成績をズバっと上げるのは。自分も含め大多数の凡人には凡人なりのやり方があるのです。
教科書は何のために存在しているか
教科書の存在意義はただ一つ、問題を解いていて公式や理論など細かい部分の確認を行う辞書的な役割を持っていると考えるべきです。
細かい所まで一生懸命覚えるための材料、ではないのです。
もしこれまで「教科書は細かい所まで一生懸命覚えなきゃ!」と考えてしっかりやってきたけど、それでも成績が上がらない人は、これを機会にぜひ考え方を変えてみるのも一つの手ですよ。
教科書の正しい使い方
教科書は短期間で概要と要点だけを掴むために使用して、後は問題を解いて行く際の辞書的な使い方をさせるのが良いと考えています。
実際に自分は学生時代、そして社会人になってからもこの使い方でうまくいっていますし、個人的にはベストだと考えています。
もちろん人によって合う合わないがありますので、参考としてご覧頂いて、もし少しでも取り入れられそうかな、と思う部分があればぜひ実践してみて下さい。
「あぁ、そうなんだ」
で終わらせずに実践することが大事です。
自分が実践した学生時代の勉強法
これは結構役に立ったな、という学生時代の勉強法がありますのでご紹介します。参考になりそうな部分があればぜひ取り入れてみて下さい。
教科書をぐーたら進める授業への疑問
学生時代、教科書に沿ってぐーたら牛歩のように進めて行く授業に疑問を持ったものです。
教室内には色々な能力を持った学生がいますから、理解させながら進める必要がある、という点については分かっているつもりですが、さすがに高校以上であれば一定の入学試験を通ってきているはずで、あまりにのろのろした授業は逆に学習意欲を削ぎかねないなぁ、緊張感がないとダレるよなぁと思ったのです。
自分が取り入れた勉強法
そこで、自分なりに考えて次のような勉強法を実践していました。特に私は数学が得意でしたので、主に数学においてこの方法を取り入れていました。
あなたの得意分野に応じて適用する教科・科目を検討すると良いと思います。
私のやり方
・入手した教科書を使って2週間程度で概要・要点・主要な公式に目を通す
・後はひたすら問題集をやり込む
これを授業中にやっていました(笑)先生の話もあまり聞かずに(汗)
もちろん授業で当てられたら答えられる位の準備はしていましたが、それにしても生意気が学生だったと思います。
まぁ、先生や学友に合わせて自分に合わないやり方をするよりは、自分で考え自分に合ったやり方をやってみるのがその後の人生においてもプラスになったなと、今なら言えます。
成績を上げたい、資格を効率よく取りたいなら、インプットをそこそこにして、アウトプットに力を入れよう、という事を言いたいのです。
とにかく問題を解きまくれ!それも効率を考えて!
アウトプットに力を入れつつ、どんな方法で勉強を進めるのか、自分の経験を交えて紹介します。
インプットとアウトプットはどれくらいがいいのか
上で書きました通り、教科書などでのインプットではなくアウトプットに時間を割くことで急激に成績を上げる事が可能になることを実感しています。
経験上の体感としては、こんな感じ。
・教科書、テキストからのインプット : 2割
・問題集や過去問を使ってのアウトプット : 8割
学ぶ対象によってはインプット1割、アウトプット9割でも良いと思います。
実際、数年前に電気主任技術者第三種(俗にいう電験三種)を取得した際は、テキストを使ってのインプットは1.5か月程度、過去問などの問題集を解きまくる事に4.5か月を費やしました。
テキストは問題を解く上での辞書的な使い方をしていましたね。おかげで半年で4科目一発合格を果たせました。
↓ちなみに電験三種のテキストはこんなレベルのモノ。基本的な事項が載って入れば何でも良いです。
↓問題集はこんな感じのモノを使っていました。のっぺりとしたただの過去問ではなく、重要な問題を厳選して集めた系の問題集が有用です。
枝葉や難問は割り切って捨てる
難解すぎる問題は捨てても構いません。100点じゃなくてもいいのです。
70点で合格ラインの試験を受けるのであれば、85点位が取れる勉強をしておけばまず大丈夫でしょう。
何が何でも100点!満点!という考え方を捨てた先に成績アップが見えてくるかもしれませんよ。
枝葉に時間を盗られずにやるべき所に時間を掛けられますから。
アウトプットのうまいやり方
難なく解ける問題は何度も解く必要はありません。
自分のレベルでギリギリ、或いは少し上のレベルの問題を集中して解いて行き、自分のモノにします。
何度も解く必要がある問題もあるでしょう。
最初は解くのに1か月かかっていた問題集も、2回目は理解度が上がる事に加えて既に解ける問題は飛ばせるので2週間程度、3回目は1週間といった短期間で解けるようになっているはずです。
その時には教科書・テキストはすでに辞書としても使っていないかもしれません。すでにその内容が身についているはずですから。
まとめ
成績を上げたい、資格を効率よく取りたい人向けの方法論を書いてみました。
もちろん、個人個人で合う合わないがありますから、この方法でもやっぱりだめ、という人もいると思います。
ただ、最短で結果を出したいと考えた場合、自分の知識を効率的に増やしたいと考えた場合、結局は「やるべき所にリソースを割り当てる」というやり方が最も効率が良いのです。
やってるんだけど成績が上がらないなー、資格試験に何度も落ちるなー、という方で心当たりのある方はぜひ参考にしてみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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