成功の法則?「勉強してからやる」じゃなく「やってから勉強する」に変えてみたら

能力開発・勉強法・資格取得

次のような言葉を聞くことがたまにあります。

教えてもらっていないので出来ません

勉強していないので出来ません

やり方が分からないので出来ません

 

社会人でこのような発言をするのは恥ずかし過ぎますが、学生だってこんな考えをしているようではちょっとまずい。

正直そんな事を言っているようでは、いつまでたっても「ひよっこ」のままです。

 

こういう風な事を言う人は結局「正解が分かるまでやりたくありません」と言っているの同じなんだと思いますが、人生に正解のある事なんてそんなに多くないという現実を理解しているのでしょうか・・・。

 

「知識を身に付けてからやる」であったり「正解を教えてもらってからやる」という姿勢を早いうちに捨て去った方がいいです。

 

やり方や正解は、自分が実際に取り組んで間違って失敗してそれでも立ち上がって続けて行く先で見つかるモノです。

今回はそんなところを中心に考えてみたいと思います。

 

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始めるまでの障壁が大きい

なにかを始めるって言う障壁が一番デカイ、そう考える人は多いと思います。

なかなか重い腰が上がらなくてね・・・

 

でも手を付けてしまえばそんなに大したことなかったな、という事が結構多い。

やり始めてみれば何とかなる事も多いのに、「正解が分かるまで動けません」というのはとても残念なんです。

 

正解なんて分からなくて良いから、とにかく動き始めてみれば自分で何とかしようという力が発揮できますし、周囲の力も借りられるでしょう。

「教えてもらってないから出来ませーん!」なんていつまでも言ってると、周囲から「何もしないヤツ」と思われてしまって疎まれてしまいますよ。

 

”高そうに見えるだけの”障壁を越えるために、とにかくちょっとでも手を付けてみましょう

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自分が正解を作り出すという意識

社会に出れば正解のない仕事なんぞ山ほどあります。というか正解のない仕事の方が多いと言っていいでしょう。

学生時代だって、試験やテストの問題には正解があるかのように思って解いているかもしれませんが、その解いた先の進路や将来を考える時に正解なんてないでしょ?

 

自分で考えて自分で正解をひねり出していくしかないんですよ。

 

自分が正解だと信じて進めばそれが正解ですが、人から教えてもらった答えを信じて失敗したらその他人のせいにしちゃって良い事ないですよ。

正解のない問題に対して自分が正解を作ってやる!くらいの意気込みがあると良いですね。

 

勉強してから始めるのではなく始めた後に勉強する

人って何をする時も、ある程度最初に勉強してからじゃないと何とも動きにくい、と思う人も結構多いんじゃないでしょうか。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

前もって勉強することで安心が欲しいのかもしれない

 

しかし学んで知識を蓄えてから物事に取り組もうとすると時間的にもスキル的にもとても残念なことになりがちです。

その理由などを見て行きます。

 

勉強してから始める場合

「勉強しないと始められない!」という人はとてももったいない。

なぜなら、何が分からないのかも分からない状態で勉強する事になるので、どこに力を入れればいいのか分かりませんし、課題意識がないので覚えようという脳の力も中途半端にしか発揮できませんから。

 

勉強してから始めようというのは、目的も目標も定まらないまま前の見えない霧の中を進むかのごとくになってしまいがちです。

そういう意味で、学生って勉強に対する課題意識や目標・目的を設定するのが難しいよね。だってそれが何に役に立つのかが分からないから。

 

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始めてから勉強する場合

右も左も分からない状態であってもまず始めてみます。

そしてやってみて不明だった点やさらに伸ばせそうな点を見つけて、重点的に勉強する場所を見つけるのです。

 

何が分からないかは始めてみなければ分かりませんので、「まず始めて見る」というやり方はとても有用ですよ。

 

例えばTOEICの勉強であれば、まず公式問題集を解いてみてどんなレベルなのか、歯が立ちそうなのかどうなのか、などを確認してみるところから始めてみます。

まずはとにかくやってみるのです。

 

そして仮にリスニングが300点でリーディングが200点だった場合、

・点数が取れている方をさらに伸ばすためにシャドーイングを取り入れてみる
・苦手な方を伸ばすためにPart5の文法問題を解きまくる

 

というように、自分が正解を作るという意気込みでやる事を決めていきます。

どっちが正解なんてないです。

 

正解があるとすれば、その人にとっての正解しかないわけですから自分で見つけるしかないですし、自分がやった方を正解にすればいいだけです。

 

ちなみに私の場合はリーディングが苦手なのですが、まず比較的点数の取れていたリスニングを伸ばすためにシャドーイングを取り入れ、スコアを一気に伸ばす事に成功しました。

その結果に自信を持ち、リーディングについてもPart7の問題を解きまくる事で合計スコアも大きく伸ばす事に成功したのです。(3か月で500点台→900点超)

興味があればこのブログの「TOEIC・英語カテゴリ」をご覧ください。

 

もちろんこれは私の場合のやり方です。このやり方があなたにとっても正解であるとは限りません。

正解がない中でも動けるかどうかが成否を分ける場合もあるのです。

「自分が正解をひねり出す!」という意識を持って、まずは始めてみて下さい。

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物事のより良い始め方

実際にどのように作業を始めて行くと良いのかについて簡単に説明したいと思います。

 

目標を設定する

自分がどこまで到達したいのか、目標を予め決めておきましょう

この目標がないと頑張る気持ちがあやふやな状態になりがちなので、最初に決めちゃいます。

TOEICであれば「目標900点!具体的にはリスニング480点、リーディング420点」というような具合です。

 

まず手を付ける

そして分からない状態でまずは手を付けて始めてみます。

課題は何なのか、何を勉強すれば良いのか、どれくらいやれば良いのか、などを見極めるためにまず始めて肌感覚で難易度などを体感するのです。

 

これは前述の通りですね。

 

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課題を把握する

始めてみた結果、

「あぁ、自分はここが苦手なんだな」
「ここを伸ばさないと目標達成はないな」
「自分の得意が分かった!まずそこを伸ばそう」

などなど、自分が取り組んでいる事の全体像と課題が見えてくるはずです。

 

その課題を元に自分がやらなくてはならない事を決めてしまうのです。

 

勉強する

課題を潰すために勉強、訓練します。

何をやれば良いかが明確になっているはずなので、力の入り具合も変わってくるでしょう。

 

課題も力を入れるべき場所も分からないまま勉強だけ続けるのは正直しんどいですし頭にも入って来にくいので、まず始めてから自分のやるべき場所を突き止めてそこを重点的に学ぶのがおすすめです。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

正直、学生時代って何のために勉強しているのか分からないから勉学に身が入らない、って生徒が出てきちゃうんじゃないかな。

 

方向修正して突き進む

勉強してみて、足りない場所やら方向性のズレやらが見えてくる事もありますので、その経験を元に目標を修正したり、勉強方法を修正したりしながら前に進みます。

この「やってみる」→「課題を見つけて勉強する」→「方向修正する」→「やってみる」というサイクルを繰り返す事で、目標へ一歩一歩近づいていく事が出来ます。

 

まとめ

「勉強してから始める」ではなく「始めてから勉強する」ことのススメをご紹介しました。

教えてもらってから、知識を身に付けてから、正解が分かってから、なんて言ってても前に進まないんですよね。

 

課題とかやり方は、実際に体験した事から引き出すしかないのです。

とは言え、そのことに気付いていても中々実践に移せない人が多いのも事実。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

自分も分かってはいても完全に実行できているかと言われれば微妙

 

ともかく少しでも意識をして、やってみてから色々判断しよう!という心意気を持っているかいないかで大きく違ってきますよ。

いずれにしても、まずは始めてみてください。

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