「前と言ってることが違う」のは悪か?朝令暮改の前向きなとらえ方

心の在り方

仕事をしていて、上司などからの“朝令暮改”に苦しんでいませんか?

快晴さんぽ
快晴さんぽ

朝令暮改っていうのは、方針や意見を短時間でコロっと変える事な。

 

朝言った意見を暮れ時にくつがえす様をとらえて朝令暮改という言葉になったわけです。

 

上司に資料確認をし指摘を受けて直したとします。次にその修正版を見せたところ前と違うことを言われた、なんてことは日常茶飯事ですよね。

言う事をコロコロ変えやがって・・・

 

指揮命令者が方針・戦略を頻繁に変えてしまっては、従う方も一貫した行動がとれずにフラストレーションです。

その結果、当然成果も上がりませんよね。

とは言え、朝令暮改する側にも何らかの事情がある可能性があります

 

ここでは一方的に「朝令暮改が悪」というスタンスではなく、朝令暮改が起こるのならそれを前向きに捉えてより良い方向に持っていくにはどうすればよいかについて考えてみたいと思います。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

朝令暮改に対して愚痴を言ってるだけじゃぁ前に進まないぜ!

 

朝令暮改が繰り広げられている、そんな場所で働いたり何かに取り組んだりしている方はぜひ参考にして下さい。

 

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上司の朝令暮改

上が朝令暮改をしてくる場合、下記のような要因が考えられます。

 ・会社全体方針の変更

・組織方針の変更

・外部環境の変化

・部下の状況変化

・誰かからの入れ知恵

・上司の気まぐれ

 

などなど。気まぐれで方針を変えられては残念な組織という他ありませんが、何らかの事情があるのではないかと、確認をしてみるべきでしょう。

 

上司の朝令暮改に対してただ反発をするとか黙って飲み込む、というだけではなく、何か他の策がとれるかもしれませんよ。

 

とある上司の言葉

以前の職場で、資料を作って上司に見せたところ、

前と言ってることが違うと思うかもしれないが、それはお前の資料の中身がブレブレだからだ。

 

と言われた事があります。

 

上司は確かに前と違う事を言っていて、自分にとってみれば「何で前と言ってることが違うんだ!」と思ったものですが、確かに資料の中身を見てみれば、自分で表現している事があっちこっち行って、要点が定まっていなかったんですよね

 

これでは上司も一貫した指示が出せないのかもな、とは思えたのです。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

その時はナニクソこのやろう、だけどな

 

つまり、朝令暮改は何も上から一方的に降ってくるというだけではなく、部下である自分にも原因がある事もあり得るな、ということが分かった瞬間でした。

その時の上司は正直にズバッと言ってくれましたが、もしかしたらそんな助言もなく朝令暮改されまくる状況になってもおかしくありません。

 

朝令暮改は「上が勝手に言ってること変えた!」とだけ捉えて終わるのではなく、他にも理由がないかを考えてみるべきなのです。

 

朝令暮改を前向きに捉えて進む力

 方針や指示がコロっと変わった時、言われた側である自分に何が出来るのか、いくつかの対処策を考えてみました。

参考にしてください。

 

最も大事なのは自分の芯を持つこと

 外部環境の変化だろうが上司の気まぐれだろうが朝令暮改の命令を出されたとしても、自分の中の“芯”としての信念が定まっている場合は、それほど右往左往することもないでしょう。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

衝突することはあるかもしれないけどな。それはそれでいい。

 

 

自分の信念が定まっていれば、

仰った前半は理解できますが、後半は〇〇にした方が良いと思います。

組織方針とは異なっているため、仰る事のこの部分は修正した方が良いと思います。

 

といった感じで、意見を述べる事も容易いでしょう。

朝令暮改に屈しない力、それはあなたの信念です。

 

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理由を確認する

前に聞いた内容と今聞いた内容が違う場合、どういう理由で変わったのかを十分に確認することです。

 その理由に納得が出来れば従いますし、理解が出来なければ擦り合わせる事が出来るでしょう。

 盲目的に従うだけが解ではありません。

 朝令暮改の裏に潜む要因を見つけてください。

 

全体の方針に合っているかどうかで判断

会社全体・組織全体で考えて、その朝令暮改ぶりがどの程度なのか見極めます。

方針の範疇に入っていれば許容して前に進む、という判断が出来るでしょうし、全体方針から外れているようならそう指摘してみるのです。

 

一社員は全体の方向感など考えずにひたすら言われたことをやればいい、なんていう意見もありますが、私はそうは思いません。

その一社員もいつか指揮命令をする立場になるかもしれません。

 

今のうちから全体感を把握して指示を出せる力を身につけておけば、将来「朝令暮改君」なんてあだ名を付けられずに済みますよ。

 

周囲から情報を集める

指揮命令系統は上司からの指示が正式ですが、朝令暮改的な事を言われた時は上司以外の人、つまり別の管理職、部長、同僚などに確認をしてみましょう。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

上司が気難しい人の場合はこっそりとな・・・

 

 

朝令暮改の真相が分かるかもしれませんし、その指示を改めさせるためのネタが見つかるかもしれません。

何も確認せずにただ一方通行の朝令暮改を受け入れる事だけは避けた方がいいでしょう。

 

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自分の成長の踏み台にする

コロコロと言われることが変わる、そんな指揮命令に対して食らいついていくことで、自分の能力を高めるための材料にしてしまいます。

また言ってること変えやがった!やってやるぜ!

言う事変えると思ってその案ももう作ってる!

てな感覚です。朝令暮改で指示された内容のレベルを超えるほどの成果を叩きつけてやればよいのです。

 

まとめ

以上、朝令暮改の前向きな捉え方を自分なりにお伝えしました。

言われたことに対して盲目的に従う、ただ反発する、という対応ではなく、その背景をまずは確認したいですね。

また、何を言われてもブレない自分の“芯”もしっかりと持っていたいものです。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

言う事がコロコロ変わる上司に対して一矢報いてやる!くらいの心持ちで行きたいものだ。

 

朝令暮改が横行する職場で仕事をするのは苦しいですよね。でも、その事であなたのストレスが増大する事は何とか避けて欲しいですし、避けられます。

そのためのヒントになれば幸いです。

 

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