日本人の晩婚化は進んでいます。
2015年には男性の生涯未婚率が22.8%、女性の生涯未婚率が13.3%まで上がっているという事実があるのです。(2015年国勢調査結果より)
これは男性で言えば1980年の7倍、女性でも3倍程度まで上昇している事を意味します。
実際に身の回りでも未婚の男女が増えたと感じるな
今や30歳を超えても未婚の男女などいくらでもいる時代になっていて、年齢が上がるごとに結婚できる確率は当然ながらガクンと減っていきます。
男女ともに、40歳を超えると結婚に至るのは10%未満にしかならないという調査もあります。難関資格合格並みの狭き門となるわけです。
そもそも結婚出来たのにしなかった人たちも含まれると考えると、元々結婚したくてずっと頑張ってきた人が40を超えて結婚できる確率は相当低い事になっているのではないかと想像できます。
細かいデータはさて置き、私の周りで結婚出来ていない人たちを見ていて、「結婚できない人には結婚できないなりの理由があるんだな」という事が分かってきたように思いますので、今回はそんな「結婚できない特徴を持った人たち」をご紹介したい思います。
完全に主観となりますのでその点はご了承願いたいのですが、概ね当てはまっているんではなかろうかと言う自信もあったりしますね。
身体的特徴というよりは考え方や努力でどうにかなる事について重点的に考えてみたいと思います。
結婚したくても結婚できない!
と言う人は、これから挙げる特徴に当てはまってないかを考えてみて下さい。
結婚できない人の特徴
では早速結婚できない人の特徴を見て行きたいと思います。
男女共に当てはまる内容としていますが、私が男性という事もあり多少男性目線に偏る事をご了承ください。
理想が高すぎる
結婚できない人に結婚相手に求める条件を聞いてみると
「優しくて可愛くて倹約家で尽くしてくれて・・・」
「収入が良くて顔が良くて性格が良くて背が高くて・・・」
なんて事をいう人が結構います。
そんな事を臆面もなく言える人は異性から疎まれる事間違いなしですよ。分かってて言ってんですかね・・・?
むしろ結婚したくないんじゃね?と勘ぐってしまいます。
もちろん頭の中で考えているだけならば仕方ない・・・
なんて事を言うつもりは毛頭ありません!!
相手に対して難癖に近い理想を押し付けるような考えを持つ人はそもそもどんな人が現れても納得しないのでしょう。
合コンの場など、男女が集まる親睦会などで上記のような事を恥ずかしげもなく言ってしまう人は結婚など諦めた方が良いかもしれませんよ・・・。
理想が普通。普通な人って結構いない
理想が高すぎるのは論外としても、意外と「普通の人で良いのに・・・」と思っている人も結婚出来なかったりします。
普通の人って結構希少種ですよ?
だって、甘めに見積もったとして
身長が普通 :50%
顔が普通 :50%
性格が普通 :50%
収入が普通 :50%
金使いが普通:50%
とした時に、普通の人はこれらを全て掛け合わせた人なわけですから
0.5×0.5×0.5×0.5×0.5 = 0.03125
つまり全異性の3%しかいないのです。
この割合を考えれば”普通”を兼ね備えた人ってかなりの「エリート」ですよ。
普通なのにエリートとは頓智みたいで言い得て妙な部分もありますが実際そう解釈するしかありません。
「普通」の人というのはかなりの希少人材だと理解しましょう。そしてそんな優良人物はもうとっくに結婚しているのです。
スキがない
何でも完璧にこなす完璧超人は意外と結婚できない・・・。
なぜならその人と結婚した後の生活が想像できないから。
「ダラけてたら怒られるんじゃ・・・」
「自分のダメな部分がみじめに思える・・・」
そんな感じで。
自分にも他人にも厳しくて完璧でないと気が済まない人はもう結婚などせずに一人で気高く生きて行けばいいのかも知れませんよ。
そうでなければ、ちょっとしたスキや弱さを見せられるほどの余裕を持ってみましょう。
自分では自分の事を完璧だなんて思ってない!
と言う人も実は完璧超人、厳しい人みたいに思われている可能性も。周りの人に聞いてみると良いかもです。
性格が慎重すぎる
羽目を外す事をしない、相手に少しでも嫌な所があればその人を遠ざけてしまう、そうやって自分を守る事に専念していると結婚が遠ざかります。
だって、その慎重さによって異性からは「何だか消極的な人だな・・・」と思われるでしょうし、自分だって慎重故にちょっとでも変な所がある人と結婚しようとなどと思わないでしょうしね。
そうやって人を遠ざける結果になってしまいます。
結婚には勢いってものも必要なのよ・・・
何にだってリスクはあるものです。仕事だろうが恋愛だろうが私生活だろうが、です。
自分にとって想定外の事が起きたとしてもうろたえずに前に進む事が出来る人、そんな人の方が魅力的ですよね。
あまりに慎重な性格は何も達成できない魔の性格になりがちです。
誰にでも手を出そうとする
逆に慎重さの欠片もない人も結婚からは遠い人と言えます。
例えば自分のコミュニティ内の異性に誰彼構わず手を出すような人は、裏で「女たらし」「ビッチ」と罵られている事でしょう。
そういう人はそのコミュニティの人には相手にされずに孤立化していく可能性も高いです。
結婚したいのであれば全く違うコミュニティの異性を一本釣りするしかないかもしれませんが、誰にでも言い寄ってしまうという性格のままでは結婚も長続きしないでしょうね・・・。
イケメン・キレイな人
容姿の良い人は結婚できる人では?と思いがちですが、意外と行き遅れてしまう人が多い。
なぜなら、
「自分ほどの器量があればもって良い人と結婚できるのでは?」
という幻想を抱いてしまいがちだからです。
いかにイケメン・カワイイ人だとしても、いつしか老います。シワも出てくれば体形も崩れていくのです。
それはそれで加齢の正しい姿なのですが、無理して老いに逆らって整形したり高額な化粧品を買ったりと足掻いていると、結局それは顔や性格ににじみ出てしまうんですよね・・・。
「あぁ、若作りに必死な人ね・・・」
てな具合に。そうすればますます異性からの目は厳しくなっていくでしょう。
20代、30代ならばまだ間に合ったものを、そのまま「もっと良い人」を追い続けて40代、50代になってしまえば
かつての「イケメン」「カワイイ人」も過去の遺物。誰とも結婚できずに老後を迎える事に・・・。
なまじ容姿が良い人は要注意です。
欠点ばかりを見てしまう
相手の嫌な所、弱点、欠点を見てしまうとその人への興味を無くしちゃうという難儀な性格の人も結婚はなかなか難しい・・・。
「給料が低い」
「身長が低い」
「太っている」
「容姿が好みじゃない」
といったところから、
「足がちょっと太い」
「頭がちょっと大きい」
「髭が濃い」
「鼻がちょっと低い」
といった若干些細な事柄レベルまで、気にしてしまうともうダメに感じてしまう人です。
ちょっとでも相手の嫌な所を見つけると萎えてしまう、そんな人たち。もしかしたら欠点と言えない所までも欠点にしてしまっているかもしれません。
減点方式の人、と言ってもいいかもしれませんね。100点満点から相手の欠点を減点していき、最終的にマイナス点にしてしまうような考え。その考えは結婚に向くとは言えないです。
欠点のない人などいないのですから、そんな考えで相手を見てしまうのであればいつまで経っても相手と分かりあうことなど出来ないでしょう。
相手の給料が低いなら自分が稼げばいい、髭が濃いならそれをチャームポイントとして見る、太っているなら一緒に痩せようと提案する、そんな度量を持ってみてもいいのでは。
こだわりが強すぎる
「潔癖症、綺麗好き過ぎる」
「お金を使わな過ぎる」
「全て手料理じゃないと気が済まない」
「自分の生活は壊されたくない」
「自分ルールは絶対」
こだわりそのものは悪いモノではないですが、あまりに度が過ぎるこだわりは相手にとってはただの重荷でしかありません。
他人に影響のないこだわりであれば百歩譲って相手の度量次第とも言えますが、自分の曲げたくない信念が相手に不快な思いをさせるのであれば、時にはその信念を変える事だって必要ですよ。
趣味が合わないんじゃないかと考える
自分が特殊な趣味を持っているから相手と合わないんじゃないか、という心配や不安が先行して一歩踏み出せない、そんな人もいると思います。
とは言え、あなたの周りには同じ趣味の人が居ない、或いは趣味を否定されるような言葉を投げかけられた事があったとしても、同じような趣味を持つ人は世の中には沢山いるわけです。
今までたまたま出会わなかっただけ、という事も珍しくないです。
例えばオタク趣味を例にすればアニメや漫画・ゲームといった、ある種世間一般からすると理解を得にくいと思うかも知れない趣味を持っている人だって世の中にはゴマンといます。
世の中にはそういった趣味の人をターゲットにした婚活サービスもあるほどです。
自分の趣味はあまり他人から理解を得られないかもな、という趣味を持っていたとしても諦める必要はどこにもありません。
自分の友人に、ネットゲームで知り合って結婚したって人がいる
むしろそういった趣味で攻める事によってより気の合う伴侶を見つける事が出来るかもしれませんよ。
束縛が厳し過ぎる
「昨日はどこに行ってたの!」
「なんでLINEすぐに返してくれないの!」
「門限は6時までだよ!」
「私の言う通りにして!」
いずれも相手に対する束縛が激しいと言わざるを得ない発言です。
どれも「自分の事しか考えてない発言」と言っても良いでしょう。
相手からしてみればそんな事言われ続けたら耐えられなくなるに決まっているのに、なぜか相手を束縛してしまう。
そんな性格かもしれない、という人は一度それが相手、そして自分にとって良い事なのかどうか考えてみては?
ケチくさい
食事の時に1円単位まで割勘にする、お金を極端に使わない、その割に相手には使わせる、そういう人は「器が小さい人」「つまらない人」と思われてしまうでしょうね。
実際居るんですよ、相手にお金を出させる事には何の抵抗もないくせに自分は全くお金を出さない人が・・・!
守銭奴のごとくお金を使わずに、将来の自分の利(結婚とか信頼とか)を放棄する結果になっていると気付けないのです。
自慢話ばかりする
いや~、自慢話ほどつまらない他人の話ってないですよね。
自慢話をする人は、それが相手に多大なる不快感を与えていると分からないのでしょうかね。
あるいは自慢話ですらないと思っているのかもしれません。
得てして大した自慢でない事も多いですし、過去の色あせた武勇伝だったりする事も多く、聞く人に何のプラスももたらさない自慢話・・・。
飲み会や立ち話などで、つい自慢めいた話をしていないかよく顧みてみましょう。
ネガティブ過ぎる
「自分なんて何の取り柄もないし・・・」
「仕事も出来ないし・・・」
「お金もないし・・・」
「容姿も良くないし・・・」
「不器用だし・・・」
まぁそれらが事実だとしても、そんな事を他人に愚痴っていても何の解決にもならないどころか相手を不快にさせて心が離れていってしまうだけです。
ネガティブな性格は仕方ないにしても、人と話すときはそのネガティブさを前向きなネタに変えるくらいの度量が欲しいところです。
自分の世界で完結している
自分一人で家事が出来るし、お金も稼いでいるし、健康を保てるし、という事で他人に頼る事をせずに自分だけの行動で完結してしまっている人は、相手からしてみると「うん、私なんて要らないね!」となってしまって終わりです。
自分一人の世界に閉じこもって他人に対して壁を作ってしまっているのなら、壁の一部を壊して相手が入ってきやすいようにしてみると良いのではないでしょうか。
身だしなみがだらしない
ダボダボのズボン、ヨレヨレのシャツ、汚れたTシャツ、などなど身に付ける物に気を遣えない人は要注意です。
自分が切る物なんだから良いじゃないか!と言いたい所ですが、周りからどう見られるかを意識していない時点で落第点です。
自分ならだらしない人と一緒に居たくないですね。なぜならその人がだらしない格好をしている事で、自分までもだらしなく見られてしまうだろう事を確信するからです。
身だしなみに気を遣えない人は他の人にも気を遣えはしないだろうな、と思われてしまうだけですよ。
身だしなみなんて意識一つで変えられるはずです。なぜいつまでもだらしのない恰好をしているのですか?と言いたい、身だしなみが酷い人に。
何も高級品を買う必要などありません。自分の体形に合っていて汚れていない物を身に付ければ良いだけです。
清潔でない
今日ぷらっと散歩していたんですが、すれ違っただけでとんでもなく臭い人がいました。夏でもないこの季節にこんな人がいるのか!と衝撃でした。
臭い人、髪がボサボサの人、髪がフケだらけの人、髭がだらしなく伸び放題の人、爪が汚い人、そういう不潔な人と近づきたくないと思うのは当然の事です。
あなたは自分自身が清潔だと自信を持って言えますか?
清潔さは自分の意思次第でどうにでもなりますよね?容姿とか身長とか先天的な事ではないのですから。
お風呂にきちんと入るとか、こまめに爪を切るとか、デオドラントシートで腋を拭くとか、工夫次第でどうとでもなります。
そんな事にすら気を遣えないのであれば
相手に
「私の事もきっとないがしろにされるんだろうな」
と思われてしまうのがオチです。
まずは自分自身の体を清潔に保つ所から始めて見ませんか?
揚げ足取りばかりする
人の言動に対して茶化す事でしかコミュニケーションを取れない悲しい人たちがいます。
誰かがちょっと何か失敗するとすぐに揚げ足をとる人たち、と言ってもいいでしょう。
言っている本人は冗談のつもりなのかもしれませんが、言われている方からすれば不快なことこの上ない場合だってある事を理解できていない。
他人をバカにしたような言い方ばかりしてきた人は、それで相手が本当に楽しめているのかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
結婚できない人というのは結局大きくまとめてしまうと「自分のみが大事な人」という事になるのではないでしょうかね。
自分の事が全て、自分のルールが絶対、自分に利益がないとダメ、自分に優しくないとダメ、自分のいう事を聞いてくれないとだめ。。。
全部自分中心です。そういう人は他人と一緒に暮らす結婚その物に向いていないと言わざるを得ません。
結婚したい!
という意思のある人は、相手を受け入れる、相手の立場に立って接する、自分中心の物言いをしない、という態度を身に付ける所から始めてみて下さい。
最後に。自分から動かなければ良い縁は巡って来ませんから、婚活サイト・マッチングサービスにまずは登録だけでもしておくことをおすすめします。
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