何でもかんでも「ハイクオリティ」「完璧」を求めてしまう人はいませんか?
・ハイエンドのカメラを買う
・家賃の高い賃貸に住む
・高価な服をわんさか買う
・食材にはこだわりがある
・仕事では完璧を目指す
・何でも100%にしないと気が済まない
そんな風により高い場所を目指して日々生活する人々です・・・。
あまりに完璧を目指すあまり湯水のごとくお金を消費して、いくらお金があってもカツカツな人もいますよね。
それだけの能力があって目指すハイクオリティをいとも簡単に達成できるのであればハイクオリティ志向でもいいと思いますが、世の中そんな人ばかりではないですよね。
むしろ大半が自分の能力の限界に悩み、日々苦しさを抱えながら生きているのだと思っています。
自分もその弱者の中の一人だ・・・
或いは現時点ではお金がある人でも、いつまで今の収入が続くか分からないこのご時世で最高品質を消費し続けることはハイリスクすぎます。
正直お金もかかるし精神的な負担も大きいし、常にハイクオリティを求めるなんて事をやめたらいいのに、と思ってしまうのです。
個人的には”そこそこ”のクオリティで満足することで人生満足度も高くなると考えています。
妥協ではなく本当にその”そこそこ”クオリティがドンピシャではまる、はめるのだ。
今回は、上ばかり目指しても良い事はない、”そこそこ”クオリティで生きてみませんか?というご提案です。
完ぺき主義は身を亡ぼす
完璧主義はとても生きにくいと思われます。実際の完璧主義の方、息苦しくないですか?
・完璧な仕事に仕上げなければ気が済まない
・常に最高性能の製品を使うべきだ
・テストではいつも100点を取らなければならない
そんな人生が楽しい、懐事情も問題ない、ということであればどんどん上を目指せばいいと思いますが、そんな順風満帆な人ばかりではありません。
途中で躓いたり精神的に参ったり、足踏みしてしまう人も大勢いるでしょう。それだけ完璧主義は心身にダメージを与える可能性が大きいです。
以前の自分も完璧主義気味だったが、精神的にも肉体的にも苦しかったことを覚えている
何でも完璧を目指さないと気が済まない人は、一旦立ち止まって今の苦しさについて考えてみませんか?
”そこそこ”のクオリティで満足するための極意
仕事のアウトプットや購入する電化製品のグレードなど完ぺきを追い求めるのではなく、ある一定ラインをクリアしたクオリティが自分の求めるモノなのだ、と意識させて”そこそこ”で生きていくことでお金や精神的な余裕を確保することが出来ます。
最近自分が考えるようになった”そこそこクオリティ”で満足するための方策をご紹介します。
”そこそこ”を限界まで楽しむ
そもそも最初から最高性能とかつまらなくないですか?
足りない性能・機能はチューニングや使い方で補う、そんな考え方で”そこそこ”の製品を使いこなしてみると楽しいんですよ。
別にマゾじゃない。足りないところがあるなら自分で工夫すればいいのだ。
例えばカメラのレンズに望遠性能が足りないなら足で近くまで行って撮影するとか、パソコンで性能が足りないならより軽い動作を期待できるソフトウェアに乗り換える、とかですね。
”そこそこ”のモノを手にする前に、そういった算段をつけておけばスムーズに事が運びますよ。
むしろハイグレードな性能・機能で何も考えずにゴリ押すよりも、知恵と工夫で切り抜ける経験の方が人生には必要だと思うんですよね。
ハイクオリティが本当に自分に必要かを自問自答する
そりゃぁ一線級の機能や性能があればそれに越したことはないでしょう。
でも、例えばパソコンであれば最高性能を求めようとすれば一気に値段が上がりますし、排熱に苦しんだり電気代が上がったりと副作用もてんこ盛りになってしまいます。
自分は最近メインパソコンを更改しましたが、性能は”そこそこ”に落ち着きました。そこそこで足りるような使い方で事足りることが多いですし、セッティングやソフトウェアの選択で工夫することも覚えました。
昔はハイエンドCPUとか高価なSSDとかを買ったりもしたが、そんなものは必要なかったという事に今になって思う。
パソコンに限らず色々な製品があふれる現代です。ラインナップの最上位に位置するモノに対するあこがれは理解できますが、高いお金を払う価値が本当にありますか?
お金を湯水のごとく使いたい、という事であれば経済貢献のためにどんどん使って頂きたいですが、そうでなければその性能・機能が本当に必要なのかをちゃんと吟味してみましょう。
また衝動的にモノを買うのはよしましょう。最低限1週間とか2週間とか、吟味の時間を設けて下さい。
コストパフォーマンスを意識する
例えばデジカメで考えてみると、その道でメシを食っているという人であればハイエンドのフルサイズ機、ソニーで言えばα9とかα7Ⅲなどを使うのかもしれませんが、ただの趣味でそういったハイクオリティの製品ばかり買っていてはお金もかかるし、大きくて持ち運びにもそれほど適さないしで宝の持ち腐れになる可能性があります。
もちろん絶対的な画質という意味ではハイエンド機には適わないのでしょうが、コスパに優れる中級機で事足りるならそれを活用してやり過ごすのです。
私はソニーα6000を使っていますが、安価で動体性能に優れ画質も良い、ということで3拍子そろったコストパフォーマンスの高い製品です。
ハイクオリティな30万円の製品、一部の性能が劣るが自分の使い方にマッチした5万円の製品、どちらを選ぶか、という岐路で高い方を買ってしまいがち、という人は本当にそれが必要かどうかを自問自答してみましょう。
そんな感じで絶対的な性能ではなく、自分が満足できるコスパの良い製品を見抜いて手にするようにしたいですね。
中古品を活用する
自分が求める機能を持った新品の製品は高いですよね。
そんな中、そもそも物理的な物体ではないモノ(ライセンスなどの権利系等)はそもそも経年劣化とは無縁ですので中古で探してみるのもアリでしょう。
或いは物理的な製品でも、耐久性や経年劣化具合を考慮して問題なければ中古品を手にして活用した方が満足度が高くなる可能性があります。
何でもかんでも新品のハイクオリティ品じゃなきゃ気が済まない!という考え方を改めてみると心が楽になりますよ・・・。
実際自分はパソコンいじりが趣味だが、ヤフオクなどで中古品を探して活用してる。ノウハウも貯まって楽しいぞ。今のリビングPCは中古のLenovo小型機だ。活用しまくり。
安くて良い中古モノを探す方法や、不要なモノを高く売る方法をご紹介↓
仕事は人生のうちの一部と割り切る
業務上における資料作りを始めとした仕事ぶりで完璧を求める人は、自分もつぶれてしまいやすいし、他人もつぶしやすいです。
厄介なのがこの「他人をつぶす」完璧主義な人な
自分だけでなく他人にも必要以上に厳しい人は、他人の人生を壊してしまう可能性があります。
いや、必要な厳しさなら良いんですよ。でも難癖に近いような厳しさを強要する人は考え方を改めてみませんか。
仕事なんて人生の一部に過ぎません。あなたは仕事のために生きているのですか?違うでしょう。仕事は生きるための一手段だととらえる事です。
そして自分に厳しすぎる人も問題ありです。100%まで頑張っても80%で留めても同じような評価になるのであれば多少手を抜いて80%で良しとして、他の事に時間を使ってみませんか?
”そこそこ”のクオリティで満足できれば人生にゆとりが与えられるはずです。
まとめ
ということで、何でもかんでもハイクオリティに手を出すんじゃなくて、”そこそこ”のモノをうまく活用してお金も精神的余裕も確保しよう!というお話でした。
良いマンションに住んで、良い車を買って、子供を良い学校に入れて・・・いつまで今の収入が続くかも分からないこのご時世で常にハイクオリティを求めるのってハイリスクすぎるんですよ。
自分の性格や能力に合った”そこそこ”のクオリティのモノで満足できる思考を作っていくことが幸せに生きるための手段の一つになるはずです。
何でもかんでもお金をかかればいいってもんじゃない!という事を理解して締めるところは締めるのだ。
普通の製品とハイクオリティの製品を比べてハイクオリティな方を手にしがちだったという方へのご提案になります。
ぜひ参考に。
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