大企業に勤めるメリット・デメリットは?自分の働き方を見つけろ!

働き方・会社

新卒・既卒での就職活動者、転職活動者問わず、どんな企業に就職して働くのかというのは人生を左右する一大事です。

 

大企業に就職したい!転職したい!と考える人も多いでしょう。

「大企業に就職しても歯車になって終わり!」
「大企業なんかじゃスキルが身につかない!」
「大企業は傲慢な奴が多いな!」

 

なんていう悪口を叩かれるのは、それだけ大企業勤めの人がうらやましい・ねたましい事の表れでもあったりするでしょう。

だってどこで働こうが所詮は歯車じゃないですか・・・。起業したとしても社会の歯車である事には変わりありません・・・。

 

それだけ大企業とか公務員といった一般的には「安定している」とされる場所で働きたい、と言う人が大多数なわけです。

 

大企業は「賃金構造基本統計」によると従業員数1,000人以上の企業、と定義されているようですね。

中小企業については業種によっても違うのですが概ね従業員数999人以下の企業と考えれば良いでしょう。細かい定義についてはググってみて下さい。

 

従業員が数人しかいない小企業の場合は1人病欠等になってしまっただけで業務が回らなくなる恐れがあります。

しかし大企業のように多くの人材を抱えていれば、一人や二人が休んでも業務は何事もなかったかのように回せます。こういう意味でも安定度が違うわけです。

 

大企業が合っている人・合っていない人がいるのは事実です。中小企業やベンチャー企業、或いは自分で起業しちゃった方が稼げる、という人も居るでしょう。

それでも大企業に就職したいという人が多いという事実を踏まえ、今回は大学時代に20社受けて4社しか落ちずに大企業に就職した私快晴さんぽが大企業で働くメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。

 

私の経験を踏まえて実際に感じた事をそのまま書きますので「大企業ってどうなん?」と考えている方はぜひ参考にしてください。

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  1. 大企業で働くメリット
    1. 安定している
    2. 給料が高い
    3. 休みたいときに休める
    4. 失敗できる
    5. モテる
    6. 同期が多いので助け合える
    7. 育成・研修制度が充実している
    8. 福利厚生が充実している
    9. 世間体が良い、社会的信用がある
    10. 仕事が合わなければ異動願いを出せる
    11. 大企業コンプレックスに陥る事がない
  2. 大企業で働くデメリット
    1. 自分の仕事が何の役に立っているのか分かりにくい
    2. その会社でしか役に立たない仕事が多い
    3. 遠隔地転勤がある
    4. スピード感がない
    5. 「チャレンジ!」を掲げても機能していない
    6. 会議に人が集まり過ぎ
    7. 無意味な会議が多すぎる
    8. 似たような考えを持つ人ばかり集まる
    9. 意識が低くなりがちで成長しない
    10. どんなに頑張っても給料が激増することはない
    11. 仕事をしない人間がいる
    12. 調整&調整
  3. 就職・転職に役立つサービス
    1. 非公開求人が多い「DODA転職支援エージェント」
    2. 南関東特化の転職支援サービス「type転職エージェント」
    3. 未経験から技術で稼げるプロ人材へ「TECH::EXPERT」
    4. フリーター、既卒、第二新卒の求人「ハタラクティブ」
    5. 精神障害がある方の就職と定着を支援する「ニューロワークス」
    6. 新卒就活エージェント「キャリアチケット」
    7. 同じ大学出身のOB/OG訪問サイト「ビズリーチ・キャンパス」
    8. 自分の市場価値が分かる「MIIDAS」
    9. 会社の内情が丸わかり「キャリコネ」
  4. まとめ

大企業で働くメリット

ではさっそく大企業のメリットを見ていきます。

意外なメリットもあったりして・・・?

 

安定している

ぶっちゃけて言ってしまえばコレですね。

「安定」って何だよ、とも思いますが主に「多少、いや沢山の失敗が積み重なってもそう簡単につぶれない」ということです。

そしてつぶれないという事は、自分が定年まで何事も無く勤められる、つまり食いっぱぐれる可能性が低い、ということだと考えています。

 

ちょっとプロジェクトを失敗したって、ちょっと大きめのミスしたって、何したって大きな会社は許容度が大きいですから、会社が失敗を吸収してくれるんです。ちょっとやそっとでは潰れません。

 

もちろん未曾有の災害に襲われた東京電力とか、成長戦略を描けなかった東芝・SHARPとか、他にも危うく無くなりかけた大企業なんかもありますが、基本的には国や他の大企業が介入して存続することも多いです。

潰れてしまった場合でも大きなリストラがあったりもしますが、結局は親会社を変えたりなどして存続している事も多いです。

 

しかし中小企業の場合は債務超過に陥れば即廃業、なんていう場合だって往々にしてありますから、大企業の安定度はけた違いです。

いきなり明日から会社が無くなって路頭に迷う確率が低いんですね、大企業は。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

内部留保ためまくってるしな。そら潰れないわ!ちょっとは社員に還元せーや!!

 

大企業の面接官に志望動機を聞かれて、本音では「安定しているからです!」って答えたい人も大勢いる事でしょう。言えないけどね・・・。

 

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給料が高い

大企業に就職したいのは結局良い給料をもらいたいから、ってのは本音の所ですね。

中小企業で働く30歳の社員の年収はざっくり400万円前後と言われています。私は30歳の頃には年収600万円を超えていましたから、ざっと1.5倍ほどの給料をもらっていたことになります。

 

また中小企業の場合はその後の給料の上昇が穏やかですから40歳になってもさほど給料が上がっていない、なんていう事はザラです。私の給料はその年齢では中小企業に勤める人の給料の2倍以上、とかになっていると思われます。

 

基本給の高さはもちろん、残業代がきちんと出る、ボーナスが半年分も出る、通勤費や出張費の手当てが満額出る、といった所も効いてますね。

大企業だから絶対に給料が高い、中小企業だから絶対に低いという事はもちろんないですが、平均してみると明らかな差があるわけです。

 

大企業に入れるかどうかで生涯賃金にして数千万円~億円の単位で、もらえる額が変わってくるのだから大きな差と言えるでしょう。

大企業に勤める大きなメリットと言えそうです。

 

休みたいときに休める

中小企業だと、社員が一人休むと仕事が回らなくなる、なんて事が結構あります。逆に大企業の場合は自分が休んでも何事も無く業務が回る可能性が高いです。

 

もちろん大企業だって個々の組織で見れば小さい所もあったり、担務でいえば特定の一人がある種の業務を一手にになっている、という事もあるでしょうが、それでも特定の社員が休んでもどうにかこうにか回せるのです。

だって会社全体で見れば大勢の人が働いているんだもの。会社はその有り余る人材を駆使して仕事を回せばいいだけですから。

 

という事で、大企業勤めの人は休みたい時に休みやすい環境にあると言えるでしょう。有給休暇もきっちり消化できます。

いつでも休めるということは、裏を返せば自分がいなきゃいけないわけではない、自分は会社の歯車に過ぎない、という事でもあります。

 

まぁ組織で働くとはそういうことなのだと理解はしています。

会社に行きたくない?あなたが仕事を休んでも良い理由、むしろ休んだ方が良いそのワケとは
あなたは会社に行きたくないと考えていて、でも会社の事を考えて休めずにいますか?あなたが会社に行きたくない、そう思うだけで会社に行かなくても良い十分な理由になります。いえむしろ休むべきなのです。そう考える理由をご説明します。

 

失敗できる

ちょっとした失敗、いや結構大ごとな失敗でも会社からしてみたら屁のカッパである場合が多いです。

数億円レベルの損害を出そうが、大企業であれば潰れはしないでしょう。

 

中小企業だと資金繰りや人材繰りが自転車操業だったりする事も多々ありますから、そもそも失敗が許されない事も多いです。

泳ぐのを止めてしまったら呼吸が止まってしまうマグロみたいなもんですかね。

 

うちの会社も失敗しまくりですよ。ワケわからんサービス作ってはあっという間に廃止したり、ワケわからん企業に投資して潰しちゃったり笑

そんな失敗をしても意思決定した人には何のお咎めもなく、会社は平常運転で回り続けるという・・・。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

良いのかそれで・・・

 

まぁ大企業の危機感の無さを物語っていますが、逆に言えば失敗を恐れずにやれちゃう、とも言えます。

 

失敗しても会社が尻拭いしてくれると思えば無茶も出来るってもんです。で人によってはチャレンジして失敗しまくってノウハウ貯めて転職していく・・・そんな踏み台にも使われるのが大企業君ですよ。

 

ただ、大企業に就職する人って安定志向の人が多いので、そもそも失敗をするようなチャレンジをしない人が多いんですけどね・・・。

 

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モテる

大企業のネームバリューは恋愛市場において絶大なる力を発揮します。

何故ならば、前述の通り大企業の勤め人は経済的に豊かである可能性が高いからです。

なんだかんだ生きて行くにはお金が必要ですし、お金は無いよりはあった方が良い・・・いやむしろお金が全て!なんて人までいるんですから。

 

合コンやら街コンやらで、誰もが知っている会社名を出せば、そりゃぁ無名な会社の名前を出すよりは食い付いてくる確率が高いってもんです。

もちろん、無名の会社の中にも大企業以上のホワイト企業とか高給取り企業とかある訳ですが、名前の知らない企業は中々注目されないんですよね。

まぁそういった名の知れていない優良企業に勤める人は、むしろそれが良いと言う人もいるでしょうけど・・・。

 

恋愛は個人の資質による所も大きいので、大企業に勤めていてもずっと独身みたいな人もいるにはいます

ただ、20代後半~30代前半で多くの人が何の苦もなく(傍からはそう見える)結婚していきますね。

 

大企業の名前を駆使して遊びまくっている人もいるでしょう。それくらい大企業のブランドは強いです。

私は全く違いますが、大企業のリア充はほんとに”リア充”なんですよねー。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

全くうらやましくはないがな!・・・リア充爆発しろ!!

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同期が多いので助け合える

大企業であれば、自分と同じ年に入社する同期が数百人、といった事も普通です。

特に気を遣わず話せる同期という存在には今まで色々助けられてきました。この繋がりはまさに一生モノと言えるでしょう。

 

逆に中小企業の場合は同期がいない、つまり自分しかその年に入社していない、下手をすると近い年齢の人が皆無、なんていう事もザラでしょう。

この場合、ピンチの時に簡単に悩みを打ち明けられる近しい人が居ないために病んでしまう、なんていう可能性もあります。

 

大企業の場合は自分と気の合う同期が最低でも一人や二人はいるでしょうからその点は有利だと言えるでしょうね。

 

育成・研修制度が充実している

会社のお金で研修が受けられたり、資格を取ったら報奨金がもらえたり、大企業の研修制度は充実している場合が多いです。

 

新入社員時代の長期間かつ丁寧な研修とか、まるで保育園児を扱うかのような厳しくも優しい研修・・・。

課長や部長になる時にも「管理職の心得」みたいな手厚い研修があったりして、ほんと企業の制度におんぶにだっこできますからね。

 

まぁ、こうやって会社のカラーに染めていくための研修だったりするんですけどね、得てして・・・。

学ぶ奴は会社の金使ってとか関係なく自分で学びますから。

 

就活面接などで「御社の研修制度は社員を成長させてくれますでしょうか」なんて事を質問で聞いちゃってる就活生はその時点でアウトです。

自分が成長できるかどうかは自分で判断するんですよ。ともかくも使える制度は使っておくのが吉です。

 

福利厚生が充実している

大企業の福利厚生って無駄に厚いんですよ。

 

例えば

・会社のお金を使って人間ドックを受けられる
・社宅完備或いは家賃補助が多額出る
・2年も3年も病欠やら育休を取っても辞めずに済む
・保険制度が充実している

 

といった感じで、活用しようと思えばめちゃくちゃ有利な制度のオンパレードです。

ただ、こういった厚遇すぎる手当てはだんだん廃止の方向に向かっている会社も多いようですけどね・・・。

 

うちの会社もどんどん改悪していってます泣

ただ、それでも中小企業の福利厚生制度と比べれば圧倒的に有利なのは間違いないです。

 

世間体が良い、社会的信用がある

大企業に勤めていると信用されやすい、ということはありますね。

なんででしょうね、これは。大企業に勤めているという事は、それなりの「人格」を持っている、と判断されているからかもしれません。

 

ローンというのは好きではありませんが、お金を借りる時に借りやすい、というのもあります。いわゆる社会的信用がある状態、といって良いでしょう。

実際、家を買う際には余裕で多額の金額を借用できました。まぁ多額であれば有るほど後が怖いですが・・・。

 

大企業勤めは社会的な信用を得やすいと言え、それは生活の中で活用できる場面が多々あるものです。

ただ、だからと言って信用を盾に悪さしたり、他人に対して傲慢になってはいけませんよ・・・。

 

仕事が合わなければ異動願いを出せる

大企業は多種多様な組織、人材を抱えていますから、仕事が合わない、人が合わない、と言う場合は取りあえずであっても異動願いを出す事が可能です。

 

人事ですから、もちろんそう簡単に聞き入れられるわけではないですが、状態が深刻であれば優先して考えてもらう事は出来るでしょう。

使えない人材であればクビを切ればいい、とはいかないのが大企業です。大企業の組合って強いですから、社員が一方的にクビを切られるような事はまずありえません。

 

ということで、幅広い仕事が用意されてる大企業であれば、今の仕事がダメダメでも他の場所に行ったら輝ける、なんていう可能性はあるのです。

 

実際私も嫌な人間とほんの1年くらい我慢して一緒に働いて、その後異動してからは数年間全く会っていない、って人がいたりします。

大企業は働く場ロケーションも多様なので、もうずーっと会っていないような人が沢山いますね。

 

逆に中小企業の場合は事務所や組織が限られていますから、異動しようにも出来ない、常に同じ面々と顔を合わせる、という状況になりがちです。

仕事の不向きや人間関係から逃げられないのは中小企業のデメリットといえるでしょう。

 

大企業コンプレックスに陥る事がない

第一志望を落ちて不本意ながら中小企業に就職した場合、

あの大企業に入れてたら人生違ったのになぁ

 

といったコンプレックスに似た後悔を一生引きずっていく事になる人も居ます。

過ぎてしまったものは仕方ない!と頭では理解していても、心の奥底ではコンプレックスが渦巻いている、そんな人も多いでしょう。

いわゆる大企業コンプレックスです。

 

逆に大企業に入ってしまうと、下請けとなる中小企業の社員を見下している風な人も居ますね。これについは何だかなーとは思いますね。

大企業で働いているからってお前が偉いわけじゃないんだよ!と言いたいです。

というかむしろ下請けの起業が無ければ大企業なんて回っていかないんだから、感謝こそすれ、見下す理由などないはずなんですけどね。

 

無自覚にそんな態度を取ってしまう人もいるので、私はそうならないように意識的に注意をしています。

 

大企業で働くデメリット

では大企業で働くデメリットとはなんでしょう。

大企業って大きすぎるんで、その図体の大きさから来る悪い面の影響を結構受けちゃうんですよね・・・。

自分の仕事が何の役に立っているのか分かりにくい

大企業の場合、組織も仕事も細分化されていて、あなたはこの業務、あなたはあの業務といった感じで決められている場合が多いです。

訳の分からない仕事を受け持つはめになった人は、

快晴さんぽ
快晴さんぽ

この業務、何の役にたつんだ・・・?

 

という、もやもやした疑問と共に働いている場合もあるでしょう。

私がまさにそれなんですけどね。管理のための管理みたいな業務とか、稼働が掛かる割に業績には全く寄与しない業務とか、そんなのばっかりです。

 

これは私の持論なんですが、

「やるべき業務ではなく、やってはいけない業務をまず明確にしよう」

という思いがいつもあります。

 

やらなくちゃいけない業務なんてのは、絶対に誰かが気付いてやる事になるんです。そこはもう置いておいて、やってはいけない業務、例えば上記のような無意味な仕事をすっぱり止めてしまえば良いんです。

「今までやってきたから」
「仕事が無くなる人がいるから」
「決まりだから」

そんな理由の業務は本当にやる意味があるんでしょうか。要らない業務をすっぱり止めて、本当に必要な事に時間を割きたいものです。

 

その会社でしか役に立たない仕事が多い

仕事が細分化されていてその会社独自の仕様や決まりで運用されている業務は、外の世界では無価値な場合が多いです。

まぁその会社で一生働き続けるなら意味があるかもしれませんが、一般化出来ない仕事ばかりやってたらガラパゴス化しちゃいます。

 

また、会社独自の資格とか訳わからないものを取らされる場合もあるので要注意です。

そんなガラパゴス資格を取るために貴重な時間を費やして勉強しなくちゃいけないわけですからね。

そんな時間があったら国家資格とか、公的に認められた資格をとった方が良いんじゃ・・・、といつも思いながら社内資格合格者の名前を冷ややかに眺めています。。

 

遠隔地転勤がある

これは本当にきつい。何の意味があるのか、といつも思います。

大企業ともなると全国に支社や支店があるので全国転勤がありますし、さらには海外支社を持っていれば海外転勤も有り得ますね。

 

地方と東京本社を行き来する人も多いです。2~3年周期で異動してますから、落ち着いて生活出来ないんじゃないかと思いますよ。

せっかく家を建てたのにその家に住めない、せっかく子供が生まれたのに一緒に遊べない、転勤ってほんとデメリットの大きい制度です。

 

その地域で働きたい人がその地域で働くことが本来一番いいはずなんですけどね。

都市圏の本社や支社に仕事が集まっているわけですから、量・質ともに仕事が集まる場所で働くことを基本とし、地方は地方で人材を採用してその土地に根差して働いてもらうのが社員全員ハッピーではないかと・・・。

 

まぁ新たな役職への昇格タイミングで新たな土地に飛ばすのは有りかな、と。メンタルタフネスを見るという点でも意味はあると思います。

偉くなる人は北極でも南極でもどこでも飛んで会社に忠誠を示してください・・・。

 

スピード感がない

大企業は本当に意思決定スピードが遅い!!

これはガチです。

稟議を通すのに一体何人の人を通す事になるのやら。もたもたしている間にスピード感のある企業に美味しい所を持っていかれて終わりです。

 

個人がいくら有能でも、そのスピード感の無さに潰されて結局能力を活かしきれない、そんな場面を何度も見てきました。もったいない。

 

ボトムアップの意見は全然通らないのにトップダウン案件はもの凄いスピードでやったりしますから尚タチが悪いんですよね。私利を肥やすような案件は無視できないもんですかね・・・。

もうこれは企業構造上仕方ない事なのかもしれません。

 

「チャレンジ!」を掲げても機能していない

人事部とか育成の担当がよく「チャレンジしろ!」とか言って若手社員を煽ってますけど、無意味どころか害悪なんですよね。。。

というか、煽る相手が違うんですよ。

 

大企業の場合、意思決定層が何層にも分かれているので、若手が奇抜なアイディアを提案しても自分が失敗の原因になりたくないがために課長やら部長は「無難な落としどころ」に持って行きたがるんですもの。

 

で若手がせっかく提案したアイディアは、どこにでもあるような詰まらない内容に丸められちゃって結局大した成果も上がらず終わってしまうのです。

 

若手にチャレンジしろとか言ってないで、経営層とか部長陣に対して「チャレンジしろ!」って言ってほしいですね。

 

まずは上役がチャレンジ精神を持ってくれないと、若手の提案なんて通らないんですから。

あ、もちろん上役のチャレンジは上役がちゃんと実業務やるんですよ。わけの分からんチャレンジ案件を一般社員に丸投げしてはいけません。

 

会議に人が集まり過ぎ

会議の招集リストがひどいです。参加人数が多すぎるんです。

で、集まった人の半分以上は話も聞かずメール打ったりうたた寝したり、違う事をやってる・・・。

聞く気ないなら参加しないで自席で仕事してろよ!!といつも思いますが、これが大企業の日常風景なんです。

 

大勢で集まって説明聞かないと意思決定も出来ないのかよと、腹立たしい思いもします。

個人で責任を取りたくないんですね。取りあえず大勢集まって決定した事なら、みんなの責任という事で重荷が分散されますから。

 

で、その決定が失敗に終わったとしても、責任の所在もなく、誰も責任を取らない・・・これが大企業です。

 

無意味な会議が多すぎる

「○○戦略会議」、「△△定例会議」、「××検討会議」・・・ダラダラと時間かけて開催している会議の多い事多い事。

 

15分で終わるような内容を1時間とか2時間かけてやるのもザラです。

説明もダラダラ、議論もダラダラ、話も冗長でダラダラ・・・。何回同じこと繰り返してるんだろってくらいダラダラやってます。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

痴ほうかよ

 

会議を始める前に何を決めるのかを明確にしておいて、さっさと意思決定して業務に戻りましょうよ。無駄な会議止めましょう。

 

似たような考えを持つ人ばかり集まる

これは大企業では特に見られる光景ですが、一つのコミュニティに集まる人って大体同じような考えを持つ人ばっかりなんですよね。

とある男性
とある男性

大企業とか公務員なら安定を求める人が集まるだろうな

ということで大企業には大企業カラーを持った人が入社してくることになります。

というか、入社する時はそれぞれ個性があったのかもしれませんが、働くうちにその会社に染まると言いますか、その会社の人間ぽくなってしまう、そして周りには似たような考え方の人が溢れている・・・、そんな事になります。

 

この状態だと多様性から発生する面白いアイディアはなかなか生まれないでしょう。そんなこんなで大企業って面白みのない詰まらないサービスばっかり繰り出してくるじゃないですか笑

 

部長レベルはおろか、経営層ですら「自分の代で失敗は出来ない!」とかいう考えで、冒険しない人も多いですしね。

 

うちの会社は「尖った人材を採用する!」とか言い出して学力とか関係なく大学時代のピーキーなエピソードを持つ社員を多めに採用した年があったんですが、結局使い物にならなかったりすぐ辞めちゃったりして、結局いつもの採用方針に戻していました。

 

そもそも学生の”盛った”エピソードなんて全く信ぴょう性ないんですよ。そんなの信じてる時点でうちの会社の人事力を疑いますわ・・・。

そして普通の採用方針に戻した結果として、また同じような無難な人材が入社してくるわけです・・・。

 

意識が低くなりがちで成長しない

会社がつぶれる可能性が低いため危機感を持ちにくく、意識しないと成長曲線が緩やかになってしまい、だれていく可能性があります。

そうなると外の世界では通用しない人間へまっしぐらです。

 

まぁどんなコミュニティでも同じと言えば同じですが、大企業に勤めている場合は切羽詰まって自分を追い込む場面が少ないですから、一部の人間を除いてダレて適当に働く人が多くなってしまうのです。

 

大企業の場合、極論働かなくても給料がもらえて首も切られませんから、元々その気質のある人はさらに意識が低くなりがちです・・・。

 

どんなに頑張っても給料が激増することはない

企業としての給与体系が決まっているので、幾らの給料をもらえるのかは年齢とか役職とかで大体分かってしまいます。それは大きく変動することはまずありません。

大きな業績を上げたからボーナス10倍チャンス!なんて事は基本的にはないのです。

 

日本でも成果主義を取り入れる会社が増えてきましたが、あんまり機能してないよな、というのが実感です。

業績を上げれば上げるほど給与が増えるのが成果主義の本質のはずですが、結局は見せかけだけの成果主義、人件費を削るための成果主義に成り下がっている感じしか受けません。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

そもそも評価する側が成果なんて全然見てないもんな。結局は社内政治とテキトーな好き嫌いで決まる事が多い。

 

いくら業績を上げたって給料が上がらないのなら、テキトーに働いてお茶濁しとこ、って人が増えるのは当たり前ですよね。

人の2倍の業績を上げても給料は1.05倍にしかならないなら、そんなのアホらしいですから。

 

仕事をしない人間がいる

自分がどんなに手を抜こうが大企業がつぶれる可能性はかなり低いですし、サボりながら働いても給料はしっかりもらえるので「仕事をしない」「サボる」、なんていう人も大勢います。

 

「上から降ってきた仕事を下に丸投げするだけ」
「上司に振られた仕事を無視して実行しない」
「外回りに出てずーっと休んでる」
「デスクでネットサーフィンばかりしている」

こんな人たまーにいますよね。

 

地方も本社も色々と見てきた感覚では、地方の支店系の組織にそういうサボリーマンが多いイメージです。

仕事しなくてもクビになるどころか給料がきちんと出る大企業、サボる社員にとってみれば天国なのかもしれませんが、普通に働く人にとってはデメリットでしかないですね。

 

だって自分が働いて達成した利益がそういうサボリーマンの人件費の原資になっているわけですから・・・。

調整&調整

大企業の業務は上流工程にある場合が多く、関連組織との調整、外部企業との調整などなど、調整に次ぐ調整でパイプ役としてしか仕事してない、なんてことも多いです。

 

そんな業務ばかりで資料作成や口だけはうまくなっていきますが、技術力はさっぱり身につかない、なんてことも往々にしてあります。

快晴さんぽ
快晴さんぽ

まさに俺だな・・・

 

普段の業務からして、例えば装置の細かい仕様確認とか実際の設定、物理的なシステムの構築そのものに携わったりということがまずないので、なかなかそういう詳細な技術部分のノウハウが身に付きにくいのです。

 

技術を磨くことが好きでそういう仕事をしたい場合は、大企業で働くことについて熟考した方が良いと思います。

 

就職・転職に役立つサービス

ということで、大企業で働くことのメリット・デメリットを見てきました。

今の働き方に不満を持っていて大企業に就職したい人・中小企業に就職したい人、あるいは大企業にメリットを感じてステップアップしたい人、大企業に嫌気がさして転職したい人、いずれもこれからの人生を決める大事な局面を迎えるのであれば、転職エージェントや市場価値分析サイトへの登録は必須です。

自分だけでやろうとしても限界がありますからね・・・。

 

私も暇なときはエージェントサービス、転職求人サイト、はたまた市場価値分析サイトを眺めて外の世界を見るようにしています

普段の生活を淡々と送るだけだと、刺激も少なく成長の起点になるような出来事もなかなかなかったりしますからね・・・。

 

今の会社の中にいるだけでは分からない業界の雰囲気が見えますので、いろいろなサービスに登録してのぞいてみるだけでも価値観が広がる事は間違いないです。

 

非公開求人が多い「DODA転職支援エージェント」

転職者満足度No.1をうたうエージェントサービス、それが「DODAの転職エージェント」です。

このサービスではあなたのキャリアやスキルを客観的に分析して、強み・弱みを整理してくれます。

またその整理結果を元に、自分では思いもよらなかった業種、違う職種に出会うことも少なくないです。

自分の意識の外に自分に合った仕事がある、そんなこともありますからね。非公開求人の多さも特徴です。

 

南関東特化の転職支援サービス「type転職エージェント」

対象は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県在住の方になっていて、関東周辺の濃い求人を紹介してくれるのが「type転職エージェント」です。

 

年収交渉はお任せだったり、条件や入社日の交渉などは不要だったりと、至れり尽くせりのエージェントサービスを期待できます。

 

未経験から技術で稼げるプロ人材へ「TECH::EXPERT」

未経験からの転職成功率97%を誇る転職支援サービスです。

教育力に重点を置いていて、「誰もがエンジニアになれる場所」を標榜しています。

 

通常の転職サイトは人材紹介がメインで教育はオマケ的扱いになっているので、結局は経歴が華々しい人や面接のうまい人が転職を成功させる傾向にあります。

 

しかし「TECH::EXPERT」は教育が最も大事であるとして人材を育て、エンジニアとして働くための力を身に付けるまでとことん付き合てくれるのが特徴です。

 

フリーター、既卒、第二新卒の求人「ハタラクティブ」

ハタラクティブ」は若年層のフリーターや既卒・第二新卒に特化した就職、転職支援サービスです。

 

日本では一度「新卒就職」というレールを外れると思い通りに就職できないなどの弊害がまかり通っていますが、そこでもがき苦しんでいる若者を救って行こうという興味深いサービスになっています。

 

完全に未経験でも正社員として就職できる優良求人をメインに取り扱っていて、フリーターや既卒だからと言って遠慮する必要なく就活・転職活動を進める事が出来ます。

 

「今はフリーターだけど正社員で働きたいな・・・」

という方は登録必須のサービスと言えるでしょう。

 

精神障害がある方の就職と定着を支援する「ニューロワークス」

このストレス社会ですから、精神障害のある方は年々増えていると言われています。

そして精神障害のある方は就職しても短期間で離職してしまう可能性が非常に高くなっています

そりゃぁ精神障害を持った人が、精神障害に理解のない人ばっかりの組織で働いてもなかなかキツイですよね・・・。

 

ニューロワークス」は精神障害のある方を対象に就職支援、定着支援を行っているサービスです。

就職がゴールではなく、就職後も安定して働き続けるためのプログラムを展開しています。

 

例えば「ストレスケアのマインドフルネス」「集中力や注意力を鍛える脳トレ」「コミュニケーションスキルの向上」「脳と身体の健康に良い生活習慣を身に付けるプログラム」といった、通常の就職・転職支援サービスではまず見ない取り組みが満載です。

 

精神障害を抱えていて働くことに不安を感じている人はぜひ登録して中をのぞいてみて下さい。

 

新卒就活エージェント「キャリアチケット」

新卒者向けの就活エージェントなら「キャリアチケット」です。

受かるための「ES」「GD」「面接」のノウハウを教えてもらう事で、内定率1.2倍を目指せるプログラムとなっています。

 

企業の選び方が分からない(ブラック企業には入りたくない)、自己分析方法やESの書き方が分からない、面接やGDに全く自信がない、そもそも内定がとれない、といった学生・就活浪人者にうってつけのエージェントサービスです。

 

面接が苦手だった自分の大学生時代に、こんなサービスがあったらな・・・と思えるサービスです。

 

同じ大学出身のOB/OG訪問サイト「ビズリーチ・キャンパス」

私が学生時代にもっと積極的にやっておけばよかったな、と思うのがOB/OG訪問です。

私の出身大学自体、学生の就活に対してそれほど積極的に支援してくれるような大学ではなかったということもあり、行きたい企業のOB/OGとのパイプをなかなか作れなかったんですよね。

 

行きたい会社の働き方や会社の内情を知りたいのであれば、そこで働く先輩に話を聞くのが最短です。

しかも同じ大学の先輩なら自分が働くイメージをしやすいですから、積極的にやっておきたかったなー、と思うのです。

ビズリーチ・キャンパス」は行きたい会社にいる同じ大学出身のOB/OGを見つける事が出来るサービスです。

1万人以上のOB/OGが登録されていて自分の大学出身の先輩をスムーズに見つける事が出来ます。

 

憧れの会社で働いているオナ大の先輩に話を聞いて自分の働き方をイメージできるよう積極的に活用してみてください。

その経験はESの作成や面接での受け答えに如実に効果をもたらすはずです。

 

学生の頃にこんなサービスがあったらな、と思えるサービスの一つです。

 

自分の市場価値が分かる「MIIDAS」

同じようなキャリアを持つ人材の転職実績データから、あなたの市場価値を見出す「MIIDAS」が面白い!

あなたが比較したい人材像と自分の年収を赤裸々に比較することが出来ます。

俺の年収低いじゃないか・・・

 

なんていう情報が一目で分かってしまいます・・・。

それはそれで衝撃ではありますが。。

そしてその衝撃的な情報を元に、どんな職に付くのが良いのかが明らかになります。

 

あまりに無茶な要望(例えば事務仕事で残業無し、土日祝日休み、年収1500万円)を出しても良い求人が見つかるわけないですよね。

結局は自分のやりたい仕事と年収に折り合いを付ける事が必要になりますから、自分の市場価値分析はその落としどころの確認に一役買ってくれるのです。

 

あなたの市場価値を明らかにする「MIIDAS」に登録して質問に答えてみて下さい。

 

会社の内情が丸わかり「キャリコネ」

同業他社の年収や企業内情といった口コミを見る事の出来るサービスが「キャリコネ」です。

転職した後にその会社の本当の給与事情や内情を知っても遅いですよね。事前にその情報を得てしまおうというズルい(笑)サービスです。

 

「会社の評判」「年収」「残業時間」「サビ残・休日出勤有無」「人間関係」「社内恋愛事情」まで様々な情報が暴露されていますので、転職を今すぐにとは考えていない人でも登録して中をのぞいてみるとかなり面白いと思いますよ。

 

まとめ

東芝やSHARP、などなど大企業も事業を切り離しまくったり身売りしたりする時代です。大企業だからと言って安泰とは言い切れません。

 

それでも中小企業に比べれば安定度が段違いであるのも事実。

同時にスピード感がないといったデメリットもありますから、自分が働くときに会社に何を求めるのか何を実現したくて働くのかをよく考えて就職・転職できるといいですね。

 

入ってから「こんなはずでは・・・」となる可能性をできる限り減らして、いい社畜人生を送りましょう!

快晴さんぽ
快晴さんぽ

社畜の代表である快晴さんぽとの約束だ!

 

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