最近疲れが取れないなー
眼精疲労と肩こりがつらい・・・
いやー、「日本人総疲労社会」と誰が言ったか言わぬか知らないですが、みんな疲れてますねー!!
いや、ほんと通勤電車とかでサラリーマンの顔見てても「生きてる?」ってレベルでみんな疲れてます。
とは言えですね、漫然と生きてて疲れた疲れた言ってても何にも前に進まないと思うわけです。
「疲れが抜けないんだよねー」と言う人は疲労がたまらない努力してます?
ぺらっぺらの寝床で寝てて「腰が痛いんだよね~」とか言ってたら、もうそれは滑稽滑稽こけこっこーですよ。
おい・・・
結局疲れがどこから来るかと言えば「人間が使う道具」由来のモノが多いんですよ。
いわゆる「ヒューマンインターフェース」って奴です。人間が長時間触ったり見たり聞いたりするモノ、ですね。
ヒューマンインターフェース(HI)とは,広義には,人と,機械や道具など人工物とのかかわりのことであるが,最近では,もっぱら,コンピューターとのかかわりを意味するようになっている。
世界大百科事典から引用しました。ヒューマンインターフェースは、人とコンピュータの関わり、その接続点を意味することが多いですが、ここでは広く「人」と「道具」の関わりと捉えてみたいと思います。
自分も昔は道具なんて何だっていいだろ、安物で十分!と思ってたタイプでした。
高いマットレス?高い靴?バッカじゃねーの?
って思ってました。もうね、当時の自分をぶん殴って目を覚まさせてやりたい気分♪
結局そんな考えで安物を使い続けてたら腰とか肩とか痛めちゃいまして・・・。疲れも抜けなかったし・・・。
そんなこんなでここでは「人間が長時間使う道具についてもって考えた方が良いよ」って事を伝えていきたいと思います。
ヒューマンインターフェースに気をつかえ!
安物でいいのは人間の五感に直接関係ないところで使うものだけと考えて下さい。
例えばパソコン周りで言えばLANケーブルとか、スピーカーケーブルとかですね。つまり人が直接使うわけではなく、主に機械と機械を繋ぐ系の道具です。
そういったものは規格と機能と耐久性さえ満たしていればそれで十分なわけです。(あまりに安いモノは不良品が混じっていたりするので注意が必要ですが)
いやまぁお金のある人は1本30万円のスピーカーケーブルとかを存分に使ってもらえればいいですし、そこを否定するわけでは無いんですけど経済力に限りのある我々一般市民は、まずお金を掛けるべきは「ヒューマンインターフェース」つまり「人間が直接的に長時間使う道具」だと思うんです。
経験として言うのですがヒューマンインターフェースに気をつかわないと、ジリジリと体が蝕まれていく事になります。
人間の事を考えていない安物の道具を使い続けると、人間の体って壊れて行くんですよ。
以前の私がまさにそれで、椅子だったり机だったり枕だったり、変なモノを使い続けたらいつの間にか体がおかしくなってました・・・。
人間の体に合っていない物を長時間使って体のあちこちを痛めたり疲れが抜けなくなったり、ということが実際に起こるんですよね。
「安物買いの銭失い」さらには「安物買いの体壊し」を身を持って体験したのです・・・。
具体的にヒューマンインターフェースについて考えてみた
人が長時間直接的に使うもの、つまり「ヒューマンインターフェース」って色々とありますけど、自分がこれは特に大事なんじゃないの?と思う物について経験に基づいて考えてみました。
疲れが抜けない、体のあちこちが痛い、って人は参考にしてみて下さい。どうでもいいんじゃね?と思うような事が実は大事だったりするんです。
椅子
腰や背中が痛い、という人はまずは普段座っている椅子を疑ってみて下さい。
下手したら数時間椅子に座りっぱなし、ということも有り得ますから下手な椅子使ってると体を痛めたまま治らなくなりますよ・・・。
私はずっと安物の椅子を使っていたんですが、腰やら肩やらが痛くなってしまってました。。
パソコンを触るのが楽しくてついつい椅子に座りっぱなし、って事が多かったんですね。
で、ある日
もしや椅子のせいか?椅子が安物だから体が痛いのか!?
と思い立ち、おもむろに椅子について調べてみると、
「椅子には金を掛けろ!」
という声が出てくるわ出てくるわ。
で実際に虎ノ門の「WORKAHOLIC」って所までいって座り試してみて、気付いたらポチってました。ちょっとお高い椅子「エルゴヒューマンFit」ってやつを。
↓我が家のエルゴヒューマンFit
これ良いですよ。確実に買って正解でした。すっぽりと体を包み込んでくれて、伸びをする時も自然と背もたれが追従してくれますからね。調整もレバー一本で簡単ですし。
おかげで腰や肩の痛み・疲労はかなり軽減されました。
まぁ椅子に座る以上、完全に痛くなくなったという事にはなりませんが、多少なりとも体に合った椅子に変えて体の調子が上向いたのだから儲けものです。
数万円の出費をケチって将来さらなる腰痛や疲労に悩まされるよりは今変えておいて心底良かったと思えます。
↓次の記事で「エルゴヒューマンFit」を紹介してます。
机
机なんてあまり意識した事がないかもしれませんが、仕事中とかブログ執筆中とか、あなたが腕をずーっと置いている場所、それ机でしょ?
机がガタガタしてたら体や腕に変な力入って疲れちゃいますし、何より角が直角で尖ってる安物机使ってたらどんどん腕が痛めつけられちゃうんですよ・・・。
↓こんな感じで角が尖った机は痛い。跡が付いて30分くらい消えないやつね。
安い机はなんで安いかと言えば、板を貼り合わせただけの、角が尖ったペラペラ合板状態、そして無加工、これが一番コストが掛からんからです。
角を丸くしようと思えばそれなりの材料使って機械なり手作業なりで角を削ぎ落す加工しなくちゃなりませんから、それだけコストが上乗せされるわけです。
↓こんな感じで角がちゃんと曲線加工されていれば腕は痛くなりにくいし跡もつかない。
人間の体の事を考えればこのひと手間は必須!そう必須なんですよ!なのに安さに目がくらんで安物机使っちゃいがちなんですよね・・・。体に申し訳が立たない!!
グラつき・ガタつきが無く、腕を置く場所がしっかり曲線加工されている机としておススメなのがGarageの「fantoni MH」です。
↓我が家で実際に設置している「fantoni MH」です。
この机を購入するまで2か月ほど調べまくりましたからね。ニトリだとかIKEAだとか行って、色々な机を試してみたりもしました。
結局しっくり来るのがなかったので、作りの説明と角の加工、そしてネット上の評判を見て「fantoni MH」に決めたのですが、間違いなかったですわ。
↓腕を置く場所は曲線加工されてます。
あと木の質感は感じるのですが、簡単に傷がついたり、ささくれだったりしない加工がされてて、信頼感ハンパないです。
↓もう一枚。曲線加工分かるかな?
↓ケーブル整理記事の中でGarageの「fantoni MH」を少し紹介しています。
ベッド・マットレス
ベッドについても昔一人暮らしをしていた時は折り畳みベッドに簡素なペラペラマットレスを敷いただけの寝床で寝ていたんですが、まぁ起きた時の疲労感が苦痛でたまらない!!泣
うっすいマットレスと敷布団だけじゃ体は休まらないね・・・
結局ベッドの中でも大事なのがマットレスなんですよ。数時間寝ている間、体を支え続けてくれる部分なわけですから。
仮暮らしの一人暮らしだから折り畳みベッドなのは仕方ないとして、もうちょい厚手のしっかりしたマットレスを使っておくべきだったんです。
体圧分散とか細かい事はよく分かりませんが、それなりの値段のマットレスには体を支えるスプリングとか反発材ががしっかり入ってて頭・肩・腰を無理なく支えてくれるから疲労が取れる、とまぁそういうことです。
こまけーことは置いといてそういう事なんです。
それを面倒くさいだのお金がかかるだので、おざなりにしてたんですね・・・。
それで疲れが取れないだの疲労がたまるだの、などと抜かしてたんだからバカでしたね。冒頭の滑稽こけこっこーなのは私なんです、はい・・・。
で、今はシモンズ(Simmons)のセミダブルのマットレス使ってます。適度な硬さ、反発力、申し分なしです。
↓うちの寝室にあるセミダブルのシモンズマットレス
それなりの手間が掛けられてるマットレスであればどれでも問題ないとは思います。
ニトリでも「Nスリープ」っていうお値段以上なマットレス売ってますので、実際に行って試してみるのも良いと思いますよ。
分厚いマットレスを置く場所がないという事であれば、薄くて耐圧分散に優れたマットレスを買ってみるのも手です。
枕
枕も相当大事です。経験者は語りますよ・・・。
やっぱり以前は安物の枕を10年とかいった単位で使ってたんです。しかも同じヤツをずっと・・・。
汚いなぁ。くさそうだし・・・
そう、安物でありずっと使っていたから形もおかしくなって汚くて臭い、そんな枕をずっと使ってました。。
正直肩の痛みの半分はその枕から来てたんじゃないか、ってくらい枕に無頓着でしたね。反省しきり。
枕は頭や首、肩に合わせたものを使うべきなんです。実際私も枕を変えてから、朝起きぬけの疲労感が多少なりとも改善しましたから。
靴
足がむくんで疲れが取れない・・・って人は靴を見直してみるといいかも、です。
私も社会人の端くれ、社畜の装備である革靴を履いて毎日長い時間かけて通勤してるんですが、昔は安物の靴履いてたんですね・・・。
足の形に合ってないし、靴底もペラペラだし、作りも甘いしで、足が疲れるわすぐ壊れるわで良いとこなしでしたね。
で、くたびれ果てちゃって、ちゃんとした革靴履かないともうダメだなと悟って、いろいろ物色の旅に出かけたわけです。
2か月くらいかけてデパートとか靴専門店とか色々見て回りましたね。それなりの出費は覚悟していましたが、やはり納得したモノを買いたいですからね。
そして新宿伊勢丹のメンズ館地下の革靴売り場で出会ったのがスペインの革靴「マグナーニ」でした。
↓実際に所有するマグナーニの靴
マグナーニはボロネーゼ製法という足を包み込む作り方をしているので、足の疲労軽減には持ってこいなのに加え、デザインと色合いがカッコえぇんですよ・・・マジで・・・。もう一目ぼれでしたからね。
マグナーニの靴は色気があるんだよ。大人の男を演出。
デザインに魅入られたのは確かですが、ちゃんとボロネーゼ製法についても調べてから買いましたからね。
実際足にフィットしてるんで、疲れにくいのは確かです。疲れ知らずでカッコよく決めたい男性全員におすすめの靴です、マグナーニ。
↓この記事でマグナーニについて詳しく解説してます!
パソコンのディスプレイ
職場で長時間見続けるもの、それはかわいいあの子の顔・・・、ではなくてパソコンのディスプレイです。
最低でも1日5時間とか6時間、下手したら10時間とか見てる日もあるんじゃないかな・・・
もうですね、世の会社の社内パソコン調達部隊の人たちに一言いいたいのはですね、クソみたいな品質の液晶ディスプレイ調達すんな!ってことですよ。
最近のセパレート型のディスプレイはどれ買っても大丈夫なほど大分マシになりましたが、ノートPCの液晶って未だに「正気か?」レベルの低品質なヤツがありますからね。
視野角が狭いわ、発色がおかしいわ、フリッカーレスじゃないわ・・・っていうノートPCが。。
目をつぶす気か!
まさにうちの会社です。うちの会社はクソ液晶搭載ノートPCばっかり調達してきます。
金あるくせにヒューマンインターフェースに金出すのケチってんじゃねーよ!!って声を大にしていいたい。実際ちょっと言ってます笑
結局昔ながらのTN方式の液晶を積んでるから目つぶし液晶になってしまうんです。で、会社の調達部隊としては安いからという理由でTN液晶搭載PCを調達してくるわけです。そう、安いんですよ、TN液晶は。
安いから良いってわけじゃないのよ。脊髄反射みたいに最安品買ってんじゃないよ。
社員の健康を害しても何にも良い事ない、っていうか業績が落ちる方向にしか働かないんだから、人間が長時間見続けるディスプレイは高品質なの買おうよ・・・、と思いますわ。
理解ある人、目の健康を害したくない人は、せめて自宅ではIPS方式でフリッカーレス(※)の液晶を搭載したディスプレイ、ノートPCを使ってくださいね。
※チカチカしない液晶。安物の場合、実感できずともチカチカしていて目を潰しに来る
もし今低品質な製品を使っているなら、会社で使うディスプレイ・ノートPCについても声を挙げてみると何か変わるかもしれません。
ASUSのノートPC良いですよ。液晶品質も高いです。正直国産のPCはいくら品質良くても値段高くて買えないっす!ASUSだと同スペックの国産PCに比べて半額以下とかで買えるんじゃないでしょうかね。
ASUSのノートPCの液晶ってIPSとはうたってないのが多いんですが、視野角広いし発色も良いし、IPSにしか見えないんですよね・・・。ともかくコスパ抜群です。
セパレート型ならPhilipsのディスプレイがおすすめです。IPSでフリッカーレス、それでいて安価なので誰でも満足できるでしょう。
パソコンのマウス
DE〇LとかH〇とかN〇Cとかのメーカー付属のマウス使ってませんか?形が左右対称でボタン数も限りなく少ない奴。
それ、手・腕が疲れる原因になっている、かもです。
だって人間の手が左右対称でないのだから、左右対称のマウス使うなんておかしいでしょ?
ちゃんと人間の手の形に合わせたマウスを使うべきなんです。
それなのに、また会社ときたら付属のマウスしか使っちゃダメ♪とかわけの分からない事をおっしゃるわけです・・・。
そんなに社員を疲れさせたいのかな?バカなのかな?
って、思ってしまって仕方ないです。
多分USBストレージとか刺してウィルス蔓延とかいうのを心配してるのかもしれないですが、マウスのUSBレシーバーはストレージじゃないから気にするだけ無駄なんですよ。ほんと勘弁して下さいって感じです。
あと、左クリック・右クリックくらいしか機能のないマウスって作業効率上がんないです。30%くらい作業効率落ちるんじゃないかな、ってレベル。
まずマウス側面の「戻る」「進む」ボタンは必須です。ブラウザ、エクスプローラーとか使う時に戻る・進むボタンが無いと話にならんぜよ・・・。
作業効率が上がらないどころか、いちいちブラウザの戻る・進むをクリックしにマウスを動かしてたら疲れるしイライラするしで、マウス投げつけたくなりますね。
ということで自分が愛用しているのがロジクールのマウス「M705t」です。もうマウスはこれしか使ってないですね。
マラソンマウスという異名を授けられている通り、電池持ちも抜群です。
↓M705t。戻る・進むボタンあり。
さらに自分は「コピー」「ペースト」もホイールボタンの右スクロール・左スクロールボタンに割り当ててます。
M705tのホイールボタンって右左にチルトするんですが、元々ブラウザ上で右スクロールさせたり左スクロールさせたりってのを想定してるみたいです。
でもそんなの使わねー!ってことで、割り当て変えてコピペできるようにして使ってます。
正直「Ctrl+C」「Ctrl+V」とか使ってらんないレベルで便利ですよ。
コピー&ペーストの効率上がりまくりよ
↓こんな感じでコピペやってます。超絶便利。
マウスの左右チルトボタンを使ったコピペのやり方はこちら↓
パソコンのキーボード
マウスと同様、劣悪なキーボードを使っていては体を壊していくだけです。
会社に支給された低品質のキーボードやノートPCのペラペラしたキーボードを使い続けていて手が疲れてしまった、という経験はありませんか?
自分が使いやすいと思うキーボードを使う事が大事です。
↓快晴さんぽがメインで使っている「ロジクールK800t」。
↓自宅で使用している複数のキーボードを紹介した記事です。ご参考に。
まとめ
いかがでしたでしょうか。人間が直接長時間使う道具「ヒューマンインターフェース」の大切さを書き殴ってみました。
道具なんて安物で良いよ!
って考えていた人も、もし少しでも体の疲れや痛みを軽減したいのであれば自分が使っている物を見直してみると良いと思います。
ただ、ブランドバッグとか品質に見合わないほどの高価なモノってあるじゃないですか。あぁいうのを買った方が良い、と言っているわけではないです。
ブランド料だけで製品価格の8割とか行っちゃってるモノじゃなくて、無名ブランドであってもちゃんと作られてて質実剛健なモノを選びたいところです。
もちろん安くて良いモノが買えればそれがベストなんでしょうけど、安物買いの銭失いにならないよう注意が必要です。
高いものが良い、というわけではなく人間の体の事を考えて作ったら値段が高くなった、という製品を選べれば良いんじゃないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。もし少しでも役に立ちそうだと思われたら、ソーシャルメディアでの共有をお願いします。
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