はぁ、この仕事つまんないなぁ
仕事行く気力もない・・・
仕事のやる気が出ない!!
そんな感じで仕事のやる気が出ない時ってありますよね。
1日や2日でやる気が戻ってくれば良いんですが、なかなか戻ってこずに長期間やる気を失った状態のまま、という事もあったりします。
自分は半年とか続くこともあるな・・・
まぁやる気が出るのを気長に待つ、というのも一つの手ですが、仕事が立て込んでいたり大事な局面だったりすると、そう悠長な事も言ってられませんね。
ここでは、やる気が出ない原因となるモノ、及びその対処をご紹介しつつ、更には気持ちをシフトしていく方法についてもご紹介したいと思います。
仕事にやる気が出ない原因と対処
仕事にやる気が出ない原因は人によって様々です。
とは言え、多くの方は下記のような「やる気減少理由」を抱えているのではないでしょうか。
あなたに当てはまる原因はあるでしょうか・・・?
仕事にやりがいが感じられない
合ってない仕事をやらされてる、と言ってもいいかもしれません。
仕事に対してやりがいを感じていなければ身が入らないというのも頷けます。
自営業の方は別としても、サラリーマンであれば好きな仕事を選べるわけではありません。
時にはつまらない仕事、全くやりがいを感じられない仕事をアサインされる事もあるでしょう。
自分はやりたいと思った仕事に就けた試しがない・・・
「この仕事向いてないなぁ」とか「退屈な仕事だ・・・」とか「何でこんな無駄な仕事やらにゃぁならんのだ」なんて思う事もしばしばです。
そんで仕事が手に付かずにいつまでも業務が進まない事もしばしば。
対処法としては、「頭」が仕事の実行を邪魔をしているのだから、体で強制的に始めてしまう事です。
いや、体に命令出すのも頭じゃん・・・
というご指摘はごもっとも。
とは言え、頭のいいなりになっていてはいつまでも始まりません。もう無意識に機械的に始めてみるのです。
無意識に仕事のファイルを開く、無意識にキーマンに話しかける、無意識にキーボードを叩き始める。
どうしても乗り気がしない場合でも、そんな感じでとにかく始めてみることです。
始めてみれば「あれ意外とスムーズに行くじゃん」と思える仕事も結構あるもんです。
人間関係がつらい
あの人苦手・・・
上司が嫌味ばかり言ってくる・・・
そんなつらい人間関係を抱えて職場で奮闘している人もいるでしょう。
極論を言えば「嫌な人にはなるべく近づかない」が正解です。
仕事上関わらない事には業務が進まない、なんて場合も多いですが、嫌な仕事を押し付けられるという事であれば、「もう断ってしまえ!」という判断も必要ですよ。
なんでもかんでも押し付けても大丈夫な人間だと思われては損です。
そして「嫌われたって良いじゃないか」と思えるかが大事。そう思えるようになってからが人生の始まり、と言ってもいいくらいです。
誰にでも好かれようと自分を押し殺すから人間関係に悩みが生じてしまう、という部分が大いにあります。
人間関係がつらいと思うのであれば、何が嫌なのかをはっきり言ってみる事で現状を変える事が出来るかもしれません。
そして他人の振る舞いによって自分の心を削ってしまうのをなるべく回避していきましょう。
疲れている
残業続きで寝不足、食事がとれていない、体力が落ちている、そんな感じで体や頭が疲れている場合、仕事にやる気なんて出るわけないですね。
疲れはQoLを下げてしまう元凶です。
慢性的な疲れは放っておいてもなかなか去ってはくれません。
積極的に「疲れ」を退治していく意識を持ってみませんか?
下記の記事をぜひ参考にしてみて下さい。
大きなストレスを感じている
人間関係の悪さや責任の重さによって大きなストレスを感じる人も多いでしょう。
ストレスが心と体を蝕んだ結果、仕事にやる気を失ったとしても不思議ではありません。
自分もストレスによって「うつ状態」に陥ってしまって、仕事が手に付かなかった時期がある。
人生一度切りです。体を壊しては元も子もないです。
ストレスで限界だという場合は、思い切って会社を休んだって良いじゃない?という事を声を大にして言いたい。
抱えているストレスに対して何とか対処したい!という事であれば、下記の記事を参考にしてください。
評価されない
自分はこんなに頑張ってるのに何で評価されないんだろう
自分よりも仕事の出来ないあいつがなんで先に昇格するんだ・・・
会社と言う組織の中ではよく見る光景であると共に、当事者にとっては何とも納得感のない話です。
とは言え評価というのは人間が下すモノである以上、常に客観的かつ正しい結果を導き出せるかと言えばそうではありません。
それはあなたも分かっているはずです。
今の会社で更に頑張るか、外の世界に飛び出してみるか、なんて検討も慎重に行ってみて下さい。
外の世界を見てみるだけでも何か得るものがあるかもしれません。
もう頑張らない、というのも選択肢の一つとしてあるしな・・・
能力が足りない
今アサインされている仕事をこなすだけの能力がない、と感じている場合もやる気の喪失に繋がるでしょう。
能力が足りないなら仕事をこなす中で伸ばしていけば良い、なんて上司や同僚は言うかも知れませんが「そう簡単に言ってくれるな」とも思ってしまいますよね。
とは言え取り組まなければ前には進みません。
いつも私が考えている事の一つに「失敗したっていいじゃない!」という事です。
失敗は怖い体験ではありますが、懸命に取り組んだ結果としての失敗であれば、何かしら得るものがあり、前に進むための糧になるはずなんです。
能力が足りないと嘆いている間に、何か一つでもやっつけてみましょうよ。そして失敗しても前に進むための材料にして下さい。
あと、適材適所で詳しい奴に仕事を振るって手もある・・・!
給料が安い
給料が安い、或いは将来の昇給もあまり見込めない、という場合は外の世界に飛び出してみる、という選択肢もアリです。
上役に給料の上乗せを直談判できるような会社ならやってみても良いのですが、給与体系がガッチガチに固まっちゃってる会社の場合、そうも行かないでしょうから厳しいですね。
そんな場合は副業で給与を補う、という手段もアリですよ。特に最近はネットだけで完結できる在宅副業サービスなんかも増えているので、まさに始め時ではあります。
月1万円だけでも増えれば生活が少しは変わる
仕事が立て込んでいる
なんでこんな忙しくてキツい思いして仕事してんだろ・・・
忙しくて忙しくて仕事に対するモチベーションが失われてしまう、あるあるです。
ちょっとした工夫として、今はやる気や時間がなくても、ちらっとでも書類・ファイルに目を通しておく、という事を習慣づけてみて下さい。
潜在意識の活用が可能になります。
どういう事かと言うと、ちらっと見て概要だけでも頭に入れておけば、別の仕事をしている間や休んでいる間にも脳が潜在的に働いてくれるため、実際に着手した時にはすでに構想が完成している、なんてことが実際に起こるんです。
まぁそこまで万事うまく行けば万々歳ですけど、少なくとも目を通しておくことで心構えくらいはできるってもんです。
自分は忙しくても、ちらっとでも事前に目を通すようにしているぞ。すると時間が経過した後に意外と考えがまとまってる事が多い。
気持ちをシフトしてみよう
仕事にやる気が出ない時、考え方一つでやる気を戻ってこさせる方法も無いわけではないです。
この後ご紹介する内容はやる気を戻す方法としても使えますが、最初からやる気が無くならないように予防的に実践する方法としても使えます。
もちろん、合う・合わないがありますが、ピン!と来た内容があれば実践してみて下さい。
仕事を「パーソナル」にする
仕事を「パーソナル」にすることで、やる気が出て、ひいては生産性が上がります。
パーソナルにするってのはどういう事かというと、サービスを提供する相手を、顔のある個人として認識することです。
今の自分の仕事が誰の役に立っているのかも分からないような仕事ではやる気も削がれるってもんです。
そんな時は無理やりにでもこの仕事の価値を受け取る人を思い浮かべるのです。
お客さんでも良いですし、自分の仕事を必要とする同僚でも良いですし、家族や友人といった思い浮かべやすい人でもいいでしょう。
具体的な個人を想定することで、自分の仕事に責任を持てるようになります。
こんな研究結果があります。
・放射線技師が見るCTスキャンに無味乾燥なレントゲンだけでなく、個人の顔を合わせて載せたところ、疾患の発見率が高まった。
・大学への寄付を募るコールセンター従業員に「集めた寄付金によって支援を受けている奨学生の体験談」を読んでもらった所、集める金額が大幅に増えた。
誰かを想う事でやる気を出す事が可能になるわけです。
くだらない仕事なんてない事を理解する
「この仕事くだらないなぁ」
「あーぁ、つまらん仕事」
そんな感情と共にやる気を失う人は多いです。
しかしそこで「くだらない仕事なんてない」という事を自分自身に刷り込むことが出来たらどうでしょう。
そもそも「くだらない」と思うような仕事にこそビジネスチャンスがあると思いません?
時間が掛かりすぎる、何の役に立っているのか分からない、そういう一見価値が低そうな仕事こそ、価値を高めるために努力する価値があると思えるかどうか。
「仕事」をくだらないものにするかどうかは、あなたの姿勢次第です。「仕事がつまらない」と言い続ける人は、おのずとつまらない人生になっていくだけです。
自分が大きく共感するのがユーグレナというバイオベンチャーを出雲充さんの言葉「この世に、くだらないものなんて、ない。」です。
ミドリムシという、普通の人からすると「取るに足らない」「つまらない」生物を、世界を救うほどの商品に育て上げた人の言葉です。
栄養素たっぷりのドリンクや食べ物、バイオ燃料を作り出せるミドリムシ。最近ユーグレナの商品よく見かけるわ。
くだらない仕事なんてない、と思って身を入れれば、チャンスが巡ってきますよ
「自分が誰に手を貸せるか」を考えて実践
「誰が自分に手を貸してくれるか」を自問するのではなくて、「自分が誰に手を貸せるか」を考えると、物事はうまく回り始めます。
というのも、人は先に何かを提供されると、お返しに何かをしなければという義務感を抱くものだからです。
「返報性の原理」だな
レストランで勘定書をテーブルに置く前にウェイターがキャンディーを置くと、客がチップを払おうという気になる、なんて実験があるくらいです。
何が言いたいかと言うと、やる気が出ない時は人の助けになるような事をしてみよう、という事です。
自分のための仕事には乗り気がしなくても、人のためになると思えば結構身が入りませんか?
そして人に手を貸しておけば、いつか自分に返ってくるわけですよ。
「情けは人のためならず」ってね
当事者意識を持つ
どんな仕事も「自分の事」として捉える事が出来れば、やる気の減退も最小限で留められます。
当事者意識を持てない仕事は、どこか他人事、やる気が起きないのも当然です。
当事者意識を持つには少しハードルの高い仕事を積極的に引き受ける事です。
「自分が何とかやっつけてやる!」と思える絶妙な難度の仕事を受け持つことで当事者意識は培われるでしょう。
おのずと実力が上がって結果も付いてくることになりますよ。
まとめ
ということで、仕事にやる気が出ない原因とその対処法、そして「気持ちの有り方」を意識してみよう、という事について書き殴ってみました。
まぁ、やる気が出ない時なんてそう珍しい事じゃない、なんとか乗り切って行こうや!くらいの気持ちで良いような気もしています。
と言うのもあまりに無理し過ぎてやる気を強制的に出させたとしても、それがストレスになって一歩間違うと逆効果、なんて事もありますからね。
とは言え「今やらないとまずいんだ!」という場合は無理やりにでもやる気を出して何とかこなすしかありません。
人間、やらねばならぬ時がある
その仕事が終わったら、一旦自分を労ってあげて下さいな。
やる気が出ないのも人間、やる気を出せるのも人間。バランスとって生きて行こうよ!
やる気があふれて、止まらない。―究極のモチベーションをあやつる36の習慣
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